自民議員が蓮舫をデマ批判、小池にも「女はダメ」&森も小池嫌い~政界は時代遅れ
2016年 06月 18日
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TVでは、早くも都知事選の候補者の話が盛り上がっている様子。<その前に参院選があるっちゅうのに。(`´)>
そして、一部メディアでは、民進党の蓮舫氏vs.自民党の小池百合子氏の「女の戦い」になるのではという観測が出ているようだ。(@@)
先日、周辺の人たとちとポスト舛添の話をしていた時のこと。
「私は次の知事に蓮舫さんになって欲しいのだけど。蓮舫さんって中国かどこかとのハーフでしょ?そういうのが問題にされることはないのかしら?」
「中国から帰化とかいうと、自民党とかウヨがうるさいんじゃないの?そういうことでいじめらて、足を引っ張られると困るわね。」
「東京でも初の女性知事が生まれて欲しいけど。今でも、やっぱり女性じゃダメだっていう人は多いのかな?」
ちなみに蓮舫氏の本名は、村田蓮舫。台湾人の父親と日本人の母親とのハーフで、夫も日本人。きっちり日本国籍を有している日本人だ。(・・)
<東京出身。幼稚園から大学まで青山学院。大学は法学部卒。95~97年まで北京大学漢語中心に留学していた。>
mewは、東京都が2020年東京五輪を控えて、ますますグローバル化して行くことを考えると、その点でも蓮舫氏が都知事になるのはいいかもなと思う部分があるのだが・・・。
<実は、その点では、語学堪能、外国人への対応の仕方がわかっている舛添くんもよかったんだけどね。^^;>
案の定、ネトウヨの間では、蓮舫批判&排除運動が始まっているとのこと。(@@)
そして、何が哀しい&嘆かわしいって、自民党の国会議員までが、早速、そのようなネットで見たオタ・デマ話に乗っかって、蓮舫批判を行なってしまうことだ。(ーー)
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『<自民・菅原氏>「帰化悔しくて泣いた人」蓮舫氏念頭に発言
自民党の菅原一秀前副財務相が17日、東京都知事選を巡る党会合で、民進党の蓮舫代表代行を念頭に「自分が日本人に帰化したことが悔しくて悲しくて三日三晩泣いた、と自らブログに書いている。人気があるからといって選ぶような都民はいないと思うが、選挙はえてしてそういうものだ」と発言した。出席者が明らかにした。蓮舫氏の事務所は「まったくのデマで捏造(ねつぞう)」と否定。「SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で拡散されているが、出所不明の書き込みを国会議員が真剣に受け取って発言し、驚きを覚えている」とのコメントを出した。
菅原氏は会合後、毎日新聞の取材に「ネットに記事があったので紹介した。知事になってはいけないというのは真意ではない」と述べ、蓮舫氏のブログではないと訂正した。蓮舫氏は台湾人の父と日本人の母の間に生まれ、日本国籍を取得した。(毎日新聞16年6月17日)』
『「蓮舫氏は帰化し泣いた」自民・菅原氏発言、後から訂正
自民党の菅原一秀衆院議員は17日、東京都知事選をめぐる党会合で、民進党の蓮舫代表代行について、「五輪に反対で、『日本人に帰化をしたことが悔しくて悲しくて泣いた』と自らのブログに書いている。そのような方を選ぶ都民はいない」と発言した。
菅原氏は朝日新聞の取材に対し、「蓮舫氏のブログではなく、ネットで流れていた情報だった」と訂正したうえで、「五輪に後ろ向きな人が知事になれば困るので、自民党が候補を出すべきだとの趣旨。帰化した人が知事になってはならないという趣旨ではない」と説明。蓮舫氏は取材に「(帰化して泣いたというのは)SNSで拡散されているデマだ。国会議員がこのレベルの書き込みを真剣に受け取って発言するとは驚きだ。五輪・パラリンピックについては成功を期待している」とコメントした。(朝日新聞16年6月17日)』
<ちなみに菅原一秀氏は、日本会議所属。今年、国会で「保育園に落ちた、日本死ね」ブログに関して取り上げられた時に「匿名だよ、匿名」などとヤジを飛ばし問題視されることに。また、経済産業副大臣時代に、「政治経済事情視察」として国会を休み、当時の愛人とハワイ旅行に出かけていたことが週刊文春にて報じられた。(その中身は*1に)>
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また、蓮舫氏のライバルとして、自民党のマダム・スシこと小池百合子氏の名が挙がっていて、本人も意欲がありそうな感じなのだが・・・。
でも、自民党の都議の中に「オンナはダメだ」という声が出ているせいか、それとも森喜朗氏に嫌われているせいか、かなり慎重に構えている。(・・)
『2人とも、辞意を表明した舛添要一知事(67)の後任候補として名前が挙がっているが、小池氏は「万年候補者ですから」と微笑。「毎回、さめて見てるの。いつも(候補と)言われるけど、『マスコミ辞令』ですね。今回? 分かりません。でも、マスコミ辞令になると(出馬は)ダメになるんですよ」と話した。
ただ、今回だけでなくこれまでにも候補として何度も名前が挙がっているだけに「出馬は高いハードルではないのでは?」と聞かれると「党内、党外、周りからはいろいろ言われますが、決めるのは官邸であったり都連のコアな部分。最終的には、自民党の幹事長ですから」と回答。出馬するかどうかについては明言せず、煙に巻いた。反対に、長妻氏は「私は、国政一本でやるということなので。それ(出馬)は全くないですね」。あっさりと否定した。(スポーツ報知16年6月16日)』
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安倍首相は、女性活躍社会がどうのとさんざんアピールしているのだが。いざとなると、やっぱ「女性はダメだ」となってしまうのだ。
そう言えば、2年前に自民党の都議が野党の女性議員が少子化問題について語っていたところ、「お前が結婚しろ!」「産めないのか?」と野次を飛ばして大問題になったことがあるのだけど。
あの時、自民党の都議団が何とかセクハラ野次の議員を守ろうと懸命になっていたのを見ると、男尊女卑っぽい人が少なからずいるのかも知れない。(~_~;)
『自民都連の「女はダメだ」と「インチキ世論調査」 - 「ポスト舛添」東京都知事候補者選びの舞台裏
「ポスト舛添に女性はダメだ」の理由
政治資金などをめぐる問題で、ついに辞任した東京都の舛添要一知事。民進党など野党は参院選をにらみ、舛添氏を都知事選で支援して当選させた自民、公明両党への批判を強めている。自民党は反省の姿は見せつつも次期都知事選の候補者選定作業に着手しているが、その舞台裏は前代未聞の醜い駆け引きが行われている。
「本当に慚愧の念に堪えないし、都民の皆様方に申し訳ないという気持ちでいっぱいだ」
自民党東京都連会長の石原伸晃経済再生担当相は6月15日、舛添氏の辞任を受けて険しい顔を見せた。前回知事選の候補者選定は、当時人気が高かった舛添氏の擁立を石原氏ら都連最高幹部が主導。他の候補者を推す声もあったものの、都連執行部が世論調査の結果などを踏まえて決定した。
健全な企業であれば、自らの失敗ではなくてもミスがあればトップが引責辞任する。だが「石原都連会長には引責の『い』の字もない」(都議会関係者)との声が漏れる。実際、SNS上には「まったく反省がない」「石原氏はなぜ責任をとらないのか」などの書き込みが目立つ。
自民党都連の対応が奇妙なのは、それだけではない。都連は次期都知事選の候補者選定を始めているが、早くも都連最高幹部の1人は「ポスト舛添に女性はダメだ。女性なんて、あのヒラリー・クリントンでも負けるんだから」と周辺に漏らしている。自民党内には小池百合子元防衛相や丸川珠代環境相、片山さつき元経済産業政務官を推す声が出ており、女性蔑視とも受け取られかねない発言は女性候補擁立の可能性を早急に消しさることを狙ったものとされる。
ブラックボックスのまま候補者が決まる!?
自民党は今後、候補者選定の過程で世論調査を実施するが「この調査のやり方にも色々ある」(党関係者)という。それは、例えば調査で「誰が次期都知事に良いですか」と問う女性候補者の名前を増やし、それぞれの支持を拡散させる方法があるとされる。仮に小池、丸川、片山各氏ら女性候補5人の名をあげて調査し、男性候補は石原氏1人だけにすれば石原氏に集中することになる。その結果、世論の支持が高い人物からポスト舛添を選ぶという口実となる。
首相官邸サイドはこうした裏事情を把握しており、党関係者は「女性でも良いのではないか。イジメにすら見えてきてしまう」との声も聞こえてくる。(PRESIDENT Online2016年06月16日)』
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もう一つが、2020東京五輪開催のドン・組織委員会会長の森喜朗元首相との関係だ。(@@)
実は森氏は、同氏の五輪への思いを汲み、東京都の負担増を認めてくれた舛添知事を評価していて。舛添氏の辞任を残念に思っているのである。^^;
<「大会を招致したのはあくまで東京都で、確実な準備を進める責任は東京都が担っている」って言うけど。石原元知事に五輪招致を促して、メインで招致活動をやって来たのは、森くんと仲間たちでしょ~?(-"-)>
『東京都の舛添要一知事(67)が辞職したことを受け、2020年東京五輪パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長(78)は16日、「非常に残念。都議会の判断は厳粛に受け止めるが、(舛添氏の気持ちを)理解してもらえなかったのは残念だ」と話した。
15日夜、舛添氏は森会長に電話で「五輪準備に関わったことは大変大きな財産になった。ご恩は一生忘れない。これまでの努力が無駄にならないよう一生懸命見守っていきたい」と伝えたという。後任の都知事について森会長は「五輪を迎えると世界に約束したことを確認してやって頂きたい」とコメントした。(スポーツ報知16年6月16日)』
『2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長は15日、東京都の舛添要一知事の辞職表明についてコメントを発表し、「大会を招致したのはあくまで東京都で、確実な準備を進める責任は東京都が担っている。どなたが知事になられても、この点は十分に認識いただきたいと思う」と指摘した。
次の知事の大会開催に対する姿勢、スタンスが今後の準備状況を大きく左右するとみられている。森会長は、知事には主体的に取り組む責任があると強調し、後任の候補にくぎを刺した形だ。
森会長は、会場計画の見直しによるコスト削減や国、都、組織委の役割分担見直しなどの面で「舛添知事はさまざまな功績を残した」と評価。その上で「開催都市の知事がこのタイミングで代わることは極めて残念。新しい知事としっかり連携を図り、準備を着実に進めていく」と述べた。(時事通信16年6月16日)』
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でもって、森元首相は小池百合子氏が大嫌いなんだそうだ。(・o・)
『ある自民党幹部は「次の都知事はまさに『五輪の顔』。豊富な経験と安定力は不可欠だが、世界に発信していける人物が必要だ」と条件をあげる。党都連関係者が最有力候補にあげるのは小池百合子元防衛相だ。小池氏は環境相、防衛相などの閣僚経験があり、党三役の総務会長も務めた重量級。舛添氏が当選した前回の都知事選でも石原慎太郎元都知事らが擁立を打診し、自民党が模索した経緯がある。
党都連幹部は「キャリアと発信力は申し分ない。あとは本人がその気になってくれれば」と語る。ただ、別の都連関係者が気にするのは森喜朗元首相の存在だ。五輪組織委員会トップを務める森氏は「小池氏のことが大嫌い」(党幹部)で有名。小池氏の閣僚就任や党総裁選出馬でことごとく対立した経緯があり、「陰に陽に小池氏擁立にも難色を示すのは間違いない」(党幹部)とみられている。
森氏は、舛添氏の問題でも「(舛添氏は)都をよくまとめていて、仕事がしやすい」といち早く援護射撃し、SNS上には「小池氏を出馬させない妨害」「森氏が反対なら逆に応援したくなる」などと書き込まれた。女性の活躍推進を掲げる安倍晋三首相は、森氏の意向をいかに受け取るのかが注目されている。(プレジデント16年6月17日)』
ちなみに森氏は東国原英男氏も嫌いで。11年に石原慎太郎氏が知事を辞めて国政進出しようとしたところ、「今、キミが辞めたら、東国原が知事に当選してしまう」と石原氏に知事を続けるように説得したというのは有名な話だ。(・・)
そんなこんなで、政界の話を見ていると、わがTOKYO-CITYも、まだまだ時代遅れで、真のグローバル化には程遠いような感じがしてしまうmewなのだった。(@@)
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“保育園ヤジ議員"菅原一秀議員が国会休んで愛人とハワイ旅行
はてなブックマークに追加2016.03.30 16:02「週刊文春」編集部
2016年4月7日号
脱原発を訴えたこともある菅原氏
「保育園落ちた」ブログ問題の国会質疑で「匿名だよ、匿名」とヤジを飛ばした自民党の菅原一秀衆院議員(54)が、経済産業副大臣時代に、「政治経済事情視察」として国会を休み、当時の愛人とハワイ旅行に出かけていたことが「週刊文春」の取材でわかった。
菅原氏は経産副大臣だった2013年4月27日から5月1日にかけて、「政治経済事情視察」として衆院議院運営委員会に請暇願を提出し、ハワイに旅行していた。
バツイチで独身の菅原氏は、結婚を前提としない形で男女関係にあった27歳(当時)のA子さんと、ハワイで合流していたという。
「バレないように飛行機は別々で、現地で落ち合いました。連日ゴルフ三昧で、4泊6日で四ラウンドもしていた。副大臣なのに、自由に旅行して大丈夫なのかと心配する女性に、『嘘を申請したから大丈夫』と語っていたそうです」(A子さんの知人)
本会議中に何度もやりとり
当時、経産省は、普段通り平日は業務があり、また大臣は海外に長期出張中だった。菅原氏は小誌の取材に対し、ハワイに行ったことは認めたが、「オフの時間もありましたが、現地の実業家などと日本とハワイ間における経済交流や観光などについて意見交換しております」として、A子さんとゴルフ三昧だったことは否定。A子さんとの交際やハワイ旅行については明確な回答は避け、「本人が公衆の前に出てくれば冷静に判明できます。(略)出てきて下さい。そのA子さん」と回答した。
A子さんは、小誌の取材に次のように回答した。
「ハワイでは連日早朝からゴルフをして、寝る前までほとんど一緒でした。ハワイにいることがバレたくないからと、ゴルフが終わって晩ごはんに出かけるまで、人に会わないよう部屋にこもっていて、意見交換の時間なんてありませんでした」
さらに、菅原氏はA子さんに対して、モラハラ発言を連発していたとの証言もあり、自民党待機児童問題等緊急対策特命チームの筆頭幹事を務める菅原氏の資質を問う声が上がりそうだ。