巨泉が「安倍の野望は恐ろしい」「野党に投票を」と遺言。反権力の重要性も説く。

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 マルチタレントとして大活躍した大橋巨泉氏(82)は、セミリタイア後、ここ3年、次々と体中に転移、再発するガンと闘い続けていたのだが。
 今年の春に重篤化し、今は集中治療室に入院中であるとのこと。モルヒネなどを使った治療を行なっているようなので、いわゆる終末治療&緩和ケアが行なわれているのではないかと察する。(ノ_-。)

 詳しくは後述するが、巨泉氏は反権力的な面が強い人で。『巨泉自身は、早稲田大学の元新聞記者の講師が戦時中に軍部を批判できず戦争を止められなかったことを謝罪したと話した上で「この世の中で分かんない奴が巨泉は左だというが左じゃないんだよ。俺は社会党政権の時には社会党を批判したし。とにかく体制ってのは権力持ってるから、それに対してジャーナリストが反体制的な発言をするのは当たり前なんだよ、どこの国でも」と語っている。』(wikipediaより)
 また、平和憲法を重視していて『「九条の会」傘下の「マスコミ九条の会」呼びかけ人を務めて』いたりもした。(同上)

 2001年には、当時の菅幹事長に誘われて、民主党から参院選に比例代表で出馬し、トップ当選したのだが。鳩山代表らと考えが合わず。わずか半年で議員辞職をすることになった。<巨泉氏は、民主党の保守化を憂い、「民主党にセンターレフト(中道左派)の党としての性格を鮮明にせよ」と鳩山氏に迫ったものの、鳩山から「民主党のコンセンサスではない」と却下されたたりしたのよね。>
 
 そんな巨泉氏ゆえ、超保守タカ派の安倍政権のアブナさ、恐ろしさに対する危惧感が強いようで。連載を続けていた「週刊現代」のコラムを、今週で終えることになったのだが。その最終回の原稿『遺言』に「このままでは死んでも死にきれない」「最後の遺言として一つだけは書いておきたい。安倍晋三の野望は恐ろしいものです。選挙民をナメている安倍晋三に一泡吹かせて下さい。7月の参院選挙、野党に投票して下さい。最後のお願いです」と記したという。(**)

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『大橋巨泉「週刊現代」コラム最終回「安倍晋三に一泡吹かせたい。野党に投票を」

毒舌とウイットでならしたマルチタレントの大橋巨泉(82)がいま集中治療室に入っている。20年以上続けてきた週刊現代のコラムを7月9日号で最終回とし、最後の『遺言』は「野党に投票してください」だった。

コラム「今週の遺言」最終回は、「何時まで生きられるかわからない。休載のお詫びとこれまでのお礼、そしてボクの病状を記します」というリードで、「ボクは今ベッドの上で、女房の寿々子と弟の哲也と3人で、この原稿を作っている」と書いている。

「3月20日を過ぎる頃から体力の落ち込みが激しく、原稿を書く気力が失せて休載を余儀なくされた」「弟の車で家を出たのだが、突然ボクの意識は飛んだ」「途中の病院に緊急入院の形で担ぎ込まれたという。たった5日で意識も薄れ、歩行もままならぬ体になったのだから恐ろしい事だ」「たまに車椅子で外に出れば、直ぐに高熱を出す始末」

入院時の体重は45キロ前後。「『ゴルフができない、ワインも飲めない、原稿も書けないのなら生きていても意味がない』と言ったら、弟に『今の日本の法律では安楽死は認められていない』と言われた。嗚呼!」

「彼は恐ろしい野望を抱き、選挙民をナメている」
司会の夏目三久が「どうご覧になりますか」

巨泉さんらしい

龍崎孝(流通経済大教授)「このコラムの最後に、今の政治状況についてお書きになっています。その内容については読んでいただくしかないんですけれども、ギリギリの状況になっても批判の目を失わずに、さらに発信を続けていられる。われわれも学んでいかないと」と言ったが、肝心の内容には触れなかった。夏目は「巨泉さんらしい結びになってます」といったが、これでは何のことかわからない。

巨泉はこう言っている。「最後の遺言として一つだけは書いておきたい。安倍晋三の野望は恐ろしいものです。選挙民をナメている安倍晋三に一泡吹かせて下さい。7月の参院選挙、野党に投票して下さい。最後のお願いです」

ネットではすでに拡散しているのだが、テレビでは触れるわけにはいかなかったか。「読んでいただくしかない」とはね。(J-CASTニュース16年6月28日)』

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『「がん闘病」大橋巨泉 週刊誌コラム無念の最終回

 がんとの闘いを続けているタレントで元国会議員の大橋巨泉(82)が、休載していた週刊現代のコラムを27日発売号で最終回とすることを明らかにした。体力が戻らず、意識不明に陥ったこともあり、「何時まで生きられるかわからない」と深刻な病状を告白した。

 コラムによると「今週の遺言」と題した連載は今回で344回。1994年に執筆を始めた「内遊外歓」を合わせると930回を数える。中咽頭がんなどを患っている巨泉は治療のため、4月9日号を最後に休載。復活した今回、無念の終了告知となった。

 巨泉とがんの闘いは10年ほど前にさかのぼる。2001年の参院選で民主党から出馬し当選するも、半年で辞職。政界を離れると海外に長期滞在し、一時帰国するとテレビ出演などメディアに登場。05年に胃がんが判明し、手術を受けた。

 13年に中咽頭がん、14年にリンパ腫と病魔に襲われ、昨年5月には肺がんの摘出手術。これを乗り越えて6月放送のテレビ番組で元気な姿を見せて、「4度目のがん手術から復帰」と話題を呼んだ。

 最終回のコラムで巨泉は、ベッドの上で夫人と弟の力を借りて原稿作成に取り組んだと報告。がん細胞は「静か」だが休載当時から体力と気力の衰えが著しく、一時入院から退院後の4月上旬に容体が急変し、意識を失って救命措置を受ける事態になったという。

 60年代後半から「11PM」、70年代に始まった「クイズダービー」、80年代の「世界まるごとHOWマッチ」など数々の人気テレビ番組の司会で人気を呼び、テレビの申し子のような存在だった巨泉。ジャズや競馬にも造詣が深く、政治の世界にも足を踏み入れた。

「このままでは死んでも死にきれない」と書いた巨泉は、最後の遺言として「安倍晋三の野望は恐ろしいものです」。参院選で野党に投票するよう読者に呼びかけた。(東京スポーツ16年6月27日)』

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 大橋巨泉氏(82)は、早大時代にジャズに傾倒し、音楽評論家としてスタート。その後、放送作家を経てテレビの画面に進出。司会者、マルチタレントとして活躍を続けた人だ。
 特に前田武彦と組んだ日本テレビ「巨泉×前武ゲバゲバ90分!」は当時のバラエティ番組としては秀逸なものだったし。「11PM」や他の番組を通じてマージャン、競馬、ボーリング、ゴルフなどにも才能を発揮。「クイズダービー」「世界まるごとHOWマッチ」など視聴率の高い番組を何本も手がけていた。<個人的には「巨泉のこんなモノいらない」って番組が好きだったな。(・・)>

 しかし、90年3月に56歳になったのを契機に、仕事はほとんど辞めて「セミ・リタイア」生活を送ると宣言。テレビは「ギミア・ぶれいく」だけ。あとはエッセイなどの文筆業をしたり、カナダなどにお土産店を開くなどしながら、日本、カナダ、ニュージーランドとオーストラリアに家を持ち、季節によって移り住む生活を送っていた。(確か、日本の家は東京と熱海にあったんだよね。)

 mewは小さな頃から巨泉氏を見ていて、「何でもこなせるスゴイおじさん」だと。そして、仕事をやるだけやったら、あとはセミリタイアして海外をあちこち回るという生活もいいな~と。あんな風になりたいな~と憧れの存在でもあった。<巨泉人形が立ってるカナダのお土産店に行っちゃったりして~。^^;ちなみにmewは、まずセミリタイアしたら、全国のJRA、地方競馬場を巡りながら、グルメ温泉旅打ちツアーをすることを夢見ているです。"^_^">

 巨泉氏とゲバゲバでコンビを組んでいた前田武彦氏は、テレビで「共産党バンザイ」と言ったため、干されることになっちゃったのだけど。(~_~;)<同じ昭和9年会で仲良くしていた愛川欣也氏も、最期まで平和主義・反原発などを唱えて、TV・ネット番組をやっていたし。>
 巨泉氏もアンチ自民党で。『2001年に、当時民主党幹事長・菅直人が出馬を依頼。これを受け、最大野党民主党から第19回参議院議員選挙の比例代表候補として立候補し、党内第1位で当選』した。(この選挙は、小泉フィーバーで自民党が圧勝した時だった)。

 しかし『当選後すぐにアメリカ同時多発テロ事件が起き、これをきっかけに安全保障問題をめぐっての当時民主党代表・鳩山由紀夫ら当時の党執行部との考えの違いが鮮明になる。

 アメリカ同時多発テロ事件を非難する国会決議には、「アメリカを支持する」との文言を理由に民主党でただ1人反対。また、インド洋への自衛隊派遣に伴う事後承認にも反対するなど、短期間でいわゆる「造反」を連発した。また、8月6日の民主党両院総会では、巨泉は鳩山に「社会主義インターナショナルに加盟しセンターレフト(中道左派)の党としての性格を鮮明にせよ」と迫ったが、鳩山から「民主党のコンセンサスではない」と却下されている。こうした党との意見の違いによりわずか6か月で辞職』した。(-"-)(wikipediaより)
 
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『これに伴い、ツルネン・マルテイが繰り上げ当選した。辞職の弁では「日本の民主党がこれほどまでに反民主的な集団とは思わなかった」と述べた。辞職会見の時には、旧社会党系の民主党議員や社会民主党の女性議員が「巨泉さん辞めないでください!」と辞職する巨泉を止めようと説得する場面があった(この時は、福島瑞穂や辻元清美などの議員もいた)。この時巨泉は「僕は辞めると言ってはいないんです。辞めたのです」と説得する女性議員に向かって述べた。比例代表で当選した議員がその党の路線への不満を理由に辞職することについて各方面から批判された。当時官房長官の福田康夫は会見で「職場放棄だ」と批判した[注 6]。

 後に巨泉が語ったところによると、中村敦夫らが結成したみどりの会議への移籍を一時真剣に考えたという(みどりの会議は選挙時に存在しなかったため、比例選出の議員でも移籍は可能だった)。また、当時党内で巨泉と意見が近く、鳩山らの執行部とも度々対立していた横路孝弘・赤松広隆・生方幸夫ら横路グループがもしも離党、新党結成へと踏み切っていたなら共に参加しただろうとも述べている。

 議員辞職後は、民主党を強く批判するスタンスを取っていたが、その後再び民主党に歩み寄る姿勢を見せ、民主党政権の誕生を望んでいるような発言もしていた時期もあった(後に民主党は政権を握ることになった)。
 ただし、一方で民主党が保守に寄り過ぎているという認識は同じで、民主党が自民党化することに警鐘を鳴らしている。そのため、2009年第45回衆議院議員総選挙では、民主党の“勝ち過ぎ”を警戒し、社会主義的な理念を持つ政党が一定の影響力を持つことが必要として、比例区では社民党か日本共産党に投票するよう勧めている。』(同上)

<巨泉氏が中村敦夫氏や横路、生方、赤松氏らと新党を作って、民主党などの中道左派を引っ張り込んだら、面白かった&また新しい流れができたかも。(・・)>

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 結局、そこで政治家としての活動はやめてしまったのであるが。日本の保守化、タカ派化をかなり憂いていたようで。特に安倍首相&仲間たちの、国家主義的な戦前志向の思想に基づく、国づくり、改憲論などはかなり警戒していた様子。
 それが「安倍政権の野望は恐ろしい」「選挙民をナメている安倍晋三に一泡吹かせて下さい」「野党に投票して下さい」という言葉につながったのではないかと思われる。(++)

 巨泉氏は原稿だけでなく、テレビでも、かなりきわどい感じで権力批判(特に自民党批判)をすることがあったのだが。
 最初にも書いたように、『巨泉自身は、早稲田大学の元新聞記者の講師が戦時中に軍部を批判できず戦争を止められなかったことを謝罪したと話した上で「この世の中で分かんない奴が巨泉は左だというが左じゃないんだよ。俺は社会党政権の時には社会党を批判したし。とにかく体制ってのは権力持ってるから、それに対してジャーナリストが反体制的な発言をするのは当たり前なんだよ、どこの国でも」と語って』いたとのこと。(同上)

 いつも書いていることだが。メディア、ジャーナリストというのは、権力を監視して、その問題点を主権者である国民に伝えて、民主主義に貢献することが最大の使命であって。それゆえに「表現の自由」から派生して「取材の自由」「報道の自由」なども認められているわけで。
 権力に簡単に支配され、権力を忖度して報道内容を自制するようなメディア、ジャーナリストなんて、特別な自由権を与える価値もないし。もはや存在価値がないものなのである。(-"-)

 巨泉氏は、今、意識はあるものの、かなり弱っている様子。ともかくおいしいものが好きな人だったので、お酒はムリでも、せめて少しでも好みのおいしいものが味わえればいいな~と。そして少しでも回復して、体が楽になってくれるといいな~と願っているのだけど。
 何よりも7月10日の参院選の投開票日に、安倍政権の恐ろしさを憂慮し、遺言として野党への投票を呼びかけている巨泉氏を、がっかりさせたくないな~と切に願っているmewなのだった。(-人ー)

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by mew-run7 | 2016-06-29 03:26 | 民主主義、選挙