松山千春、歌で自民応援。すっかり与党派+室井佑月、TVのだらしなさに怒る
2016年 07月 09日
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【東京の有権者の皆様へ。mewがずっと応援している民進党の小川敏夫氏(3期)が、ピンチに陥っているようです。小川氏は裁判官、検察官、弁護士の法曹三役を務め、政権時は法務大臣を担ったこともあるリベラル派。もしHP(コチラ)を見ていいなと思ったら、投票をよろしくです。m(__)m
そして、野党共闘がうまく行って、安倍自民党の暴走を抑えられるように、できるだけ野党候補に投票してくださいませ。m(__)m】
まずは、衆院補選に続き、ち~さまこと松山千春氏の情報を・・・。
歌手の松山千春氏は、鈴木宗男氏&新党大地のサポーターとして活躍。近年はコンサートなどでTPP、安保法に反対するメッセージも出していたのであるが。<特に北海道は、保守派支持の人でもTPPに反対している人が多いしね。(・・)>
ところが、鈴木宗男氏が自分と娘の選挙が有利になるようにと考え、昨年末から安倍首相と手を組むことに。<娘は民主党の比例代表で衆院選に当選していたのだけど、離党。次の衆院選で自民党から出るらしい。^^;>
で、これまで安倍政権の批判を続けて来た松山氏はどうするのかと見ていたら、今年4月、北海道5区の衆院補選で、自民党候補の応援に登場。
『松山千春、安保もTPPも反対で、苦しい自民応援+今度は伸晃発言がマイクに』『松山千春、妻が学会&安保肯定の応援演説+新党大地の基礎票』>
そして、ついに今回の参院選でも、わざわざ長野まで行って自民党候補の応援を行なった上、何曲かのフレーズを歌うサービスまで行なったという。(@@)
長野は自民党候補が苦戦しているため、最後の手段として、何とか応援に来て欲しいと関係者に頼まれたのではないかと思うのだが。
松山氏が歌うと、聴衆や票が大きく増えるとのこと。でも、産経新聞までもが「自身のヒット曲の一節を披露するという公職選挙法上、勇み足気味の“サービス”をして聴衆を盛り上げた」と懸念しているように、こういうところで歌うのはいかがなものかと思うし。
また、いまや独裁体制にはいっている安倍首相&自民党の応援をする松山千春氏に、がっかりしているファンも結構いるのではないかと察する。_(。。)_
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『参院選・長野 「杉尾さんは“号泣県議”のところから出馬を」松山千春さん、自民候補応援演説
歌手の松山千春さんが7日、参院選長野選挙区(改選数1)の自民党現職、若林健太氏(52)の応援のため長野県入りした。長野市の長野駅前でマイクを握った松山さんは、ユーモアを交えて熱弁。演説の最後には、自身のヒット曲の一節を披露するという公職選挙法上、勇み足気味の“サービス”をして聴衆を盛り上げた。
演説で松山さんは「気温23度の北海道からやって参りました」と切り出し「これだけ大きな面積を持った(長野)県からなぜ議員が1人減らされるのか。こんな選挙制度を続けていたら大都会の国会議員だけになってしまう」と選挙制度を批判した。
「上がってしまった女性には頑張って子供を産んでいただいて(人口を増やし)、また議席を2にするくらいの元気をもってもらいたい」と持論を展開し、「私は最高裁判所長に言いたい。1票の重みをあなたは人の頭数だけで決めている。山があり、川があり、畑があり、牛や馬がいる。この大きな行政区域は何票になるんですか」と長野選挙区の定数増加の必要性を説いた。
また、若林氏とデットヒートを繰り広げる民進党新人の杉尾秀哉氏(58)について「大都会の方じゃないですか。長野をいじめないでください。長野のことは長野で決める」と強調。杉尾氏の出身地、兵庫県を名指しした上で「みなさん、昨日はテレビを見ましたか。あの元兵庫県議の野々村(竜太郎)君。杉尾さん、あなたの故郷から立候補するべきだ」と続けた。
約10分間の演説の最後には、おもむろに遊説カーの上でヒット曲の「大空と大地の中で」「長い夜」の一節をアカペラで披露した。
「果てしない大空と広い大地のその中で…」と歌い出すやいなや、「拍手がない。選挙の時は心を一つにしてくださいよ」と聴衆に手拍子を促した。
すると、歓声と拍手が湧き起こり、「恋にゆれる心ひとつお前だけを抱きしめていたい…」と「長い夜」の一節を歌唱して場を盛り上げた。
警察関係者によると、芸能人が選挙応援の際に自らの芸を披露した場合、有権者に対する利益供与とみなされ、公職選挙法119条の5「後援団体に関する寄付などの禁止」の規定に抵触する可能性があるという。歌手なら歌を歌った場合がそのケースに該当するとみられるという。(産経新聞16年7月7日)』
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そして、mew同様、TVが安倍政権の意向を忖度して、参院選の党首討論や関連報道を行なわないことに怒っている作家・室井佑月氏の記事を・・・。
『室井佑月「テレビ局は、面倒臭いことは厭なのね」〈週刊朝日〉
dot. 7月7日(木)11時30分配信
作家・室井佑月氏は、参院選前のテレビでの党首討論会について持論を展開する。
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なぜ参議院選挙公示後に、テレビの党首討論会は1回だけしかやらないのか。大事な選挙が行われるというのに。党首たちのやりとりを見て、投票先を決めたいという有権者だっているだろう。……ということを考えていたら、6月24日の朝日新聞デジタルに、
「公示後のテレビ党首討論1回だけ 見えない政見、背景は」
という記事が書かれていた。ズバリ、タイトル通りの内容だ。
じつは、公示前日の「報道ステーション」で開かれた党首討論でも、この話が出た。
司会者が番組の中で、安倍首相に再度の討論会を呼びかけた。
安倍さんは、
「期日前投票が増えた。その前に議論を終えておくべきだ」
と答えた。ほかの党首は乗り気だったけど。
ちなみに、公示後に開かれた討論会は、TBSの「NEWS23」の1回だけ。
べつに公示前もやって、公示後もやればいいじゃん。
新聞の記事には、自民党側が安倍首相の遊説日程などを理由に、出演は公示前後の1週間にしてくれといってきたと書かれていた。
このことを取材したら、
<多くのテレビ局は「番組制作に関わることなのでコメントは差し控える」などと回答>
安倍政権がおっかないから? だが、一部の人はこう答えたらしい。
<ある民放幹部は「参院選や政治状況に視聴者の関心を引きつける要素があまりない」とみる。「党首討論をやっても視聴率がとれないということなら、現場もそれを気にする」>
え? つまり、報道の役目を捨てた?
選挙がはじまると、テレビでは「選挙に行きましょう」という呼びかけだけはする。あれって嘘なの?
選挙に視聴者の関心を引きつける要素があまりないっていうなら、こういうときにこそ視聴者の興味を煽る放送をするべきでしょう。
それに、視聴率うんぬんより、国民に知らせなきゃならないことを知らせるって役目のほうが重要だ。なぜそこを忘れてしまう?
安倍政権への忖度だな。やっぱ、あのことが関係しているのだろうか。記事にはあのことも書いてあった。
<選挙報道をめぐっては、14年の衆院選前、TBSの「NEWS23」に出演した安倍首相が街頭インタビューが偏っているとして、番組中に「おかしい」と批判。その後、自民がNHKや在京民放テレビ5局に、選挙報道の「公平中立」を求める文書を送った。今年2月には、高市早苗総務相が放送法4条の「政治的公平」の規定を根拠に放送局の電波停止を命じる可能性に言及>
結局、テレビ局は、面倒臭いことは厭なのね。
党首討論こそ、毎日4時間スペシャルくらいでやるべきよ。全国を遊説で飛び回るより多くの人に訴えられて、効率もいいだろうに。討論下手のあの方の我儘(わがまま)にしか思えない。
※週刊朝日 2016年7月15日号』 ホント、ホント!o(^-^)o
TVが政治に関わる番組を面倒だと感じて、どんどん作らなくなったら、マジで日本がアブナイと・・・。いや、日本の民主主義も終わりを迎えているのかなとさえ思う今日この頃のmewなのだった。(@@)
THANKS