鳥越が都知事選出馬へ。野党共闘可能か。自民は分裂選挙。小池支援すると処分?
2016年 07月 12日
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【民進党の比例、mewは藤末健三氏、白真勲氏、大河原雅子氏の3人に何とか当選して欲しいと思ってて。mew個人は藤末氏に入れたのだけど。藤末氏と白氏は最後の最後に当選決定。(*^^)v
残念ながら大河原氏は落選しちゃったのだけど。<小野次郎氏が落選したのはビツクリ。>とりあえず、応援している&能力のある議員が当選できたのはよかったです。】
【速報】民進党はジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)を、都知事選に擁立することを決定。鳥越氏は今日にも、出馬表明の会見を行なう予定だという。(・o・)
少し前から鳥越氏の名まえが出ていて、mew周辺でも、もし同氏が立てば、野党4党も市民連合も支持できるのではないかと言っていたのだけど。
ただ、鳥越氏は大腸がん4期で、肺や肝臓に転移していて、4回も手術をしている身。抗がん剤、漢方薬の効果もあって、その後は良好みたいなのだけど。もう76だし、その辺りが心配なところ。
ただ、本人は、今回の参院選の雰囲気や結果を見て、このままじゃ日本がアブナイと危機感を覚え、出馬の決意をしたとのこと。
もし本人が健康面でも自信があって、その気になっているのであれば、mewは全面支援するです。o(^-^)o
<鳥越氏が出馬することになれば、民進都連が擁立する予定だった古賀茂明氏もおりることにOKしているとのこと。宇都宮健児氏がどうするかは不明。(~_~;)>
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昨日、石田純一氏が出馬断念の会見をしたのだが・・・。騒がせただけだとか、根回しが悪いとか冷たい批判が多いのだけど。
実は、彼も、参院選の様子を見て、これではマズイと思い、都知事選出馬を思い立ったとのこと。自分じゃなくてもいいから、野党統一候補の流れを作りたいと考えていたようだ。(・・)
石田氏はもともと国会前での安保法案反対のデモに参加していて。どちらかと言うと、国政のことに関心がある感じなので、都知事選はどうなのかな~と思っていたのだけど。
mew&周辺は、もしこれで(メディアが取り上げて)ひとりでも多くの国民が、今の政治のあり方に疑問を抱いてくれれば、それでもいいのかなと思っていた。(++)
内田裕也氏も、こんな風に思っていたようだ。(@@)
『内田裕也「やけくそでさ、石田でまとまるのもあり」
内田裕也は、各党の支援候補者が定まらない都知事選に「情熱が先だろ」とほえた
東京都知事選(14日告示、31日投開票)は、8日に会見した俳優石田純一(62)の出馬意欲宣言もあり、候補者乱立の様相だ。
ロックンローラー内田裕也(76)が8日、各党の支持候補が定まらない都知事選にぶち切れた。俳優石田純一の条件付き出馬表明について「石田の会見も、野党4党の支持が得られるなら出馬って聞いてずっこけたよ」と、率直な感想を漏らした。
一方で、「野党も支持がまとまらないなら、やけくそでさ、石田純一でまとまるのもありじゃねえか」と指摘。91年の都知事選に立候補し、5万4654票を獲得し5位につけた都知事選の先輩だ。「俺も出た時はなめられたね。同じショービジネスの世界から出馬しようってのは面白い。お飾りでもいいじゃねえか。いい副知事つけて、一緒に選挙活動すればいいんだよ。俺も91年に罵声罵倒を経験したから、応援したい気持ちになるね」と話した。
兄を学徒出陣に取られた内田は、ロックンローラーになってからも、戦争はやっちゃいけないと平和を訴えてきた。歌手として政治にもの申す芸能人がほとんどいない中で、政治的発言も繰り返し、91年には都知事選にも出馬。民主党政権時代には事業仕分けを毎回傍聴。今回の舛添要一前都知事の公私混同問題では都議会も傍聴した。若者を始めとした国民の政治参加を訴え、ロックンローラーとして政治に関わり続けてきた。
主要政党の支持をめぐって候補者が定まらない状況を「どこが推すとかじゃなくて、情熱が先だろ。ちょっとおかしいんじゃないの。泡沫(ほうまつ)と言われながら共和党の候補にまでなったアメリカのトランプに笑われるよ」とバッサリ。内田自身の出馬について問うと「いつでも覚悟はできてるよ。ロックンロール」と意味深な発言で締めくくった。【清水優】(日刊スポーツ16年7月9日)』
ただ、石田純一氏には、できればこれからも(裸足のままでいいから・笑)安保法案や改憲に反対する姿勢を色々な場で示して欲しいと思っているmewなのだった。(・・)
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他方、自民党の方は分裂選挙になることが決まった。(@@)
先に言えば、安倍自民党としては、東京五輪を控えていることもあり、安倍官邸や実質的に五輪開催を支配している森喜朗元首相、自民党の意向を受け入れて、着々と仕事をしてくれる官僚みたいな人を知事にしたかったようで。かつて安倍一次&福田内閣で総務大臣を務めていた増田寛也氏を擁立することに決めたのだけど。
本当は、小池氏が早くから都知事出馬を表明していたものの、小池氏は以前から安倍首相&仲間たちや森喜朗元首相に嫌われているため、官邸がいい顔をせず。
自民党内のおエラ方に了承を得ず、根回しをしなかったことも問題となって(たぶん、根回しに行ったら、ダメって言われちゃうから行かなかったのよね)、あっさりカットされてしまったのである。^^;
しかし、小池氏はおりないとのことで、自民党は分裂選挙をせざるを得なくなったのだった。(@@)
『都知事選 自民、17年ぶりの分裂 増田氏推薦を正式決定
舛添要一前東京都知事の辞職に伴う都知事選(14日告示、31日投開票)をめぐり、自民党都連は11日、幹部会合を開き、元総務相の増田寛也氏(64)の推薦を正式に決定した。同党の支援なしに出馬する小池百合子元防衛相(63)は公約を発表。同党は平成11年以来、17年ぶりの分裂選挙に突入する。
増田氏は都庁で開いた出馬会見で「都政は停滞と混乱を招いている。経験を十分に発揮し、都政を引っ張る覚悟だ」と述べた。公約には子育て支援や高齢者対策、2020年東京五輪・パラリンピックの成功などを挙げ、「東京と地方がともに繁栄する共生社会を実現する」とした。
増田氏は公明党都本部(代表・高木陽介幹事長代理)にも推薦願を提出。高木氏は「協議したい」と述べ、支援を検討するとした。増田氏は都内の大半の市区町村長からの支持も取り付けており、他党にも幅広く支援を求める考え。
一方、小池氏は都庁での記者会見で「組織対個人の戦いだ。都民による都民のための都政を実現する」と違いを強調し、「都知事の給与半減」「都職員の残業ゼロ」などの公約を掲げた。(産経新聞16年7月11日)』
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『東京都知事選 石原自民都連会長「小池百合子氏はわがままだ」
自民党東京都連会長の石原伸晃経済再生担当相は11日午前、党本部で開いた都連会合で、都連執行部に無断で東京都知事選(14日告示、31日投開票)への出馬を表明した小池百合子元防衛相について「わがままだなとは思ったが推薦依頼があったので、このような席に出てきて都政にかける意気込みをぜひ聞かせていただきたく思っていた。(小池氏に)連絡しているが、出席には至っていないのは残念だ」と述べた。
萩生田光一官房副長官は、小池氏が参院選の投票締め切り直後の10日午後8時過ぎに都連を訪れ、推薦依頼を取り下げる文書を提出した件にふれ「参院選のさなかにこれだけ世間を騒がせ、党に迷惑をかけておきながら、執行部の留守中に紙一枚で取り下げというのは、あまりにも公党を侮辱する姿勢ではないか。そのような憤りも感じる」と批判した。
都連はこの日の会合で、前岩手県知事で元総務相の増田寛也氏(64)の擁立を正式に決めた。(産経新聞16年7月11日)』
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小池百合子氏は、とりあえず今も自民党の党員であって。同氏を応援したいという自民党の議員もいるようだが。下手に応援すると除名されるおそれがあるらしい。(・o・)
『舛添要一東京都知事の辞職に伴う都知事選(14日告示、31日投開票)を前に、自民党の推薦を得ないまま出馬を表明した小池百合子元防衛相=衆院東京10区。その地盤である豊島区では“分裂選挙”の様相に自民党区議らが揺れている。都議会自民党などは増田寛也元岩手県知事の擁立を目指しており、仮に党本部が増田氏擁立を決めた場合、方針に反して小池氏を応援すれば、除名処分は免れないためだ。「小池氏と心中する」「先行き不安」。候補者選定をめぐり、それぞれの思いが交錯する。
■強気を裏打ちする存在
「個人的には小池百合子と心中してもいいと思っている」
小池氏が平成5年7月に初当選したときから応援してきたという豊島区のあるベテラン区議はそう語る。自民党豊島区議団の中ではベテランを中心に、ほかにも「都連と対立してでも小池氏を支援する」との声が出ているという。党が別の候補を推薦しても出馬すると明言した小池氏の強気は、地元区議のこうした熱烈な支持に裏打ちされているようだ。
都連への根回しのないまま6月29日に出馬を表明した小池氏も、これまでの政治活動を裏で支えてきた地元区議には“仁義”を切った。出馬表明2日前の27日、小池氏は豊島区の自民区議団を突然集め、「年齢的にもラストチャンスなんです」などと強い口調で固い決意を伝え、区議団の支援を求めたという。
翌28日夕、豊島区議会は定例会期中だったが、区議団13人で対応を協議した。若手から自民党との関係悪化を不安視する声もあがったが、ベテランを中心に数人から小池氏支持の声が次々と出たため、最終的には13人全員が小池氏への出馬要請文に自署したという。
■深入りしない判断
ただ、地元も一枚岩ではない。要請文に区選出の自民都議の名前はないからだ。離反してでも小池氏を推せば党の除名処分は避けられず、「来年は都議選があるため、深入りしない方がいい」(自民区議)との判断があったという。
都議だけでなく、1、2期目の若い区議には自民党籍を失うことへの恐れがあるという。区議団の河原弘明幹事長は「小池氏を応援したいが、党の動きを見守っている状況。できれば小池氏で党全体が一本化できればいいが…」と複雑な胸中を語る。
背景には、小池氏に対する党関係者の厳しい視線がある。豊島区外の自民都議からは「都知事選で実際に動くのはわれわれ地方議員。一方的に出馬表明した小池氏を気持ちよく応援できない」「今まで党を割って選挙に出て保守系候補が全滅した例もある。なぜ過去から学ばないのか」などの声があがっている。
都議会自民党は3日、増田氏への出馬要請を決め、東京23区でつくる特別区長会も4日には“総意”として増田氏に出馬要請した。「仕方ないことだが、状況はより厳しくなった」。区議団に動揺が広がった。
■不安は大きいが…
自民党が増田氏擁立を決め、小池氏との分裂選挙に突入した場合、区議団全員が小池氏支持に回れば豊島区議会から自民議員がゼロになる可能性もある。この最悪の事態は避けなければならないとの認識で区議団は概ね一致しており、全員が小池氏支援に回らなくても済む「振り上げた拳の下ろし所」も検討されている。
ただ、区議団は4日午後に対応を協議したが、結論は出なかった。党が増田氏擁立を決定しても小池氏が本当に出馬するのか確信が持てないという事情もある。区議団は近日中に小池氏本人と面会し、意思確認を改めて求めるとみられる。
一方、自民都連は4日に開いた一部地方議員を集めた会合の場で、参院選へ向けて「一致団結」するよう強調した。参加した豊島区議は小池氏周辺の分裂の動きに対する「けん制」と受け取ったという。
党と敵対して選挙を戦うことへの不安は大きい。ベテランの里中郁男自民区議は「今まで豊島区だけだったのが62市区町村で選挙するなんて気が遠くなるような作業だ」と語る。
ただ、里中氏はこうも言った。
「それでも都知事という大きなチャンスが小池氏の目の前にあるのも事実だ」
豊島区議らは小池氏支持に光明を見出せるのか。』
まあ、たぶん、安倍自民党は、区議や都議にも増田氏の支持をすることを要請(=命令)する文書を出して。もし小池氏を支援する議員がいたら、何らかの処分をする可能性が大きいと思うのだけど。
野党候補を応援しているmewとしては、この分裂選挙はおいしいわけで。小池氏にも是非、頑張って欲しいと、最後まで粘って、ツッパリ続けて欲しいと応援しているmewなのだった。(@@)
THANKS