小池の政治資金の問題&都議選に出る元・秘書の裏金関与疑惑はスル~のままか
2016年 07月 25日
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東京都知事選・・・先週末の選挙情勢の調査によると、小池百合子氏が一歩リード。増田寛也氏がこれを追い、鳥越俊太郎氏は3番手に落ちてしまったらしい。(~_~;)
おそらくは先週、週刊誌に出た女性スキャンダルや、TV、ネットで有名人(ヒガシとか橋下などが)が次々と鳥越批判を展開し始めたことが影響しているのではないかと思うが・・・。<選挙戦のやり方にも問題がある感じもするけど。^^;>
他方、小池氏に関しては、いくつかの新聞や雑誌で、政治資金の使い道について疑惑が呈されているのだが。あれだけ「政治資金の使い方&公私混同」で舛添バッシングに走ったワイドショーは、この件を取り上げないまま投票日を迎えるつもりなのだろうか?(・・)
『小池百合子氏の政治資金 使い道はあの“号泣県議”ソックリ
身体検査は真っ黒」(自民党関係者)という評判も納得だ。都知事候補の小池百合子元防衛相(64)が代表を務める「自由民主党東京都第十選挙区支部」。カネの使い方は非常識だった。
日刊ゲンダイは都選管に情報公開請求し、同支部の収支報告書に添付された領収書の写し(2012年~14年分)を入手。14年分をチェックしただけでも不可解な領収書が山のようにある。数万円単位の支出なのに、宛名もただし書きも「空白」の領収書がザラだ(資料1)。
「宛名の空白が目立った舛添前都知事の提出した領収書と一緒。使い道がサッパリ分からず、政治資金の透明性を確保する規正法の趣旨に反します」(政治資金オンブズマン共同代表で神戸学院大教授の上脇博之氏)
■ポータブルDVDも公私混同の疑い
おかしな買い物もある。14年9月22日、「ヨドバシカメラ」発行の領収書の「お買上明細」には「Amika AMDPーF1000CK」との記載がある(資料2)。調べたところ、ポータブルDVDプレーヤーの商品コードだった。
事務所の備品なら据え置き型が定番だし、DVDは今どきノートPCで視聴できる。他の領収書を確認すると、同年5月27日に「ビックカメラ」で12万4200円を払い、富士通「FMV」1台を購入済みだ。
小池事務所に利用状況を聞くと、「自動車で移動中に制作した動画を確認するなどしている」と回答した。小池氏本人が“旅のお供”に使うケースもあるのなら、舛添氏と同じ公私混同だ。
■1年間で切手5000枚購入
さらに重大な疑惑が見つかった。同支部は「郵送」名目で年間5000枚以上の切手を購入し、事務所費に計上した。一日で82円切手を1000枚(資料3)買ったこともあるが、購入日は10月末から11月末の1カ月に集中。特に11月18、19、28日の3日間で計1914枚もの52円切手を買い求めた。
同年12月2日公示の総選挙に向け、解散風が吹き荒れた時期と重なるとはいえ、選挙準備にこれほど大量の切手がいるのか。小池事務所は「通常の事務所業務に用いている」と回答したが、「料金別納郵便」を利用すれば大量の切手を貼る手間をはぶける。さらに同一区内の大量郵送は「区内特別郵便」を使えば割安となり、同支部もこの年に5回、別納に加え、このサービスを利用していた。
わざわざ大量の切手を買うとはクビをかしげるほかない。そのうえ、ベラボーな枚数の切手購入費の原資は政党交付金、つまり国民の税金で賄われていた。
「税金が原資の『政務活動費』で切手を大量購入し、換金の可能性が問題視された兵庫の“号泣県議”のケースと酷似しています。小池氏は説明責任を果たすべきです」(上脇博之氏)
折しも詐欺罪に問われた号泣県議は21日、有罪が確定したばかり。小池氏も前任者の二の舞いは御免だろう。キッパリ説明できなければ、都知事としての資質を疑うしかない。(日刊ゲンダイ16年7月23日)』
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ちなみに、東京都では都知事選と同時に都議選の補選も行なわれるのだが。何と小池氏の元秘書が、新宿区の選挙区から立候補するとのこと。(・o・)
新宿の選挙区からは、自民党の候補者も出馬するので、ここでも「小池vs.自民」の闘いが繰り広げられることになりそうなのだが。
この小池氏の元秘書(&会社役員)というのが「???」で。何と小池氏の事務所の裏金作りに関与しているのではないかという疑いまで呈されているのだ。(-_-;)
『7・31都知事選 都議補選も火花 ■小池氏 新宿区に刺客投入
東京都知事選(31日投開票)と同日投票される都議補選が22日、都内4選挙区(各欠員1)で告示された。都議会自民党との対決姿勢を強める元防衛相の小池百合子氏(64)はこのうち新宿区に「刺客」として、元秘書で会社役員の森口つかさ氏(34)を擁立。自民党公認の元区議、大門幸恵氏(47)との間で、保守分裂選挙に突入した。
平成17年の郵政解散総選挙では、小池氏自身が小泉純一郎元首相の送り込んだ刺客として、衆院東京10区で分裂選挙を戦った。
小池氏は「抵抗勢力」と位置付ける都議会に、自らの元秘書を送り込むことで、対都議会の橋頭堡(きょうとうほ)とする狙いとみられる。
新宿区には1議席をめぐって4人が立候補した。正午すぎにJR高田馬場駅前で行われた森口氏の第一声に駆けつけた小池氏は、選挙カーに並んで立つと「都議会にも私と心を通じ、同じ方向性を持っているそんな議員を生み出していただきたい」と訴えた。自らと森口氏を「チーム」と呼び、「2人セットでどうぞよろしく」と呼びかけた。
森口氏が無所属での出馬を決めたのは約10日前。選挙ポスターには「小池ゆりこ推薦」と書かれ、スローガンは小池氏と同じ「都民が決める。都民と進める」。イメージカラーは緑で、2人の一体感を強調するデザインだ。
除名覚悟で小池氏を支援する自民党の豊島区議らは「小池さんは自民党員だからまだいいが、森口さんは党員なのだろうか…。なんとも応援しにくい」と複雑な表情だった。(産経新聞16年7月23日)』
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『小池百合子氏「裏金疑惑」 都議補選に出馬“元秘書”の正体
31日投開票の都知事選に出馬している小池百合子元防衛相(64)に新たな「政治とカネ」問題が浮上した。今回はナント! 「裏金づくり」疑惑だ。
日刊ゲンダイは小池氏が代表を務める「自民党東京都第十選挙区支部」の収支報告書に添付された領収書の写し(2012~14年分)を入手。この領収書を精査すると、不可解なカネの流れが判明した。
同支部は12~14年、「M―SMILE」という会社に「調査費」として計210万円を支出していたのだが、この会社は登記簿を調べても記載がなく、実体不明の会社だったからだ。
小池事務所は「現在は『モノヅクリ』という社名に変わっている。選挙の際の世論調査を依頼した」と説明。そこで日刊ゲンダイが改めて「M-SMILE」の代表者に確認すると、代表者の男性は「09年ごろ、個人的に『M―SMILE』という名で世論調査の事業を始めた。12年に、『モノヅクリ』を立ち上げ、オーダースーツの事業をメーンにしている」と説明。つまり、実体のないスーツ会社が、小池氏から多額の政治資金を受け取り、世論調査を請け負っていた――という怪しさを記事にした。
■小池氏、元秘書とも問い合わせにダンマリ
そうしたら、小池陣営が22日、都議補選(31日投開票)で新宿選挙区から擁立した男性の名前を見て驚いた。何を隠そう「M-SMILE」の代表者、森口つかさ氏(34)だったからだ。しかも、肩書は小池氏の「元秘書」だったからビックリ仰天だ。
つまり、小池氏は自分の秘書がつくった“ペーパーカンパニー”に多額の政治資金(調査費)を支払っていたことになる。これほど不自然で、不可解なカネの流れはないだろう。政治資金に詳しい上脇博之・神戸学院大教授もこう言う。
「小池氏の政党支部が(M-SMILE)に調査費を支出した時期に森口氏が秘書を務めていたのなら大問題です。通常、議員のために調査を行うことは秘書としての業務の一環で、調査の対価は給与として支払い済みのはず。それを秘書が経営する(幽霊)会社に調査費用を支払うというのは、あまりにも不自然です。裏金をつくったり、不正な選挙資金を捻出していたと疑われても仕方がありません。そうでないのならば、小池氏は説明責任を果たすべきです」
果たして小池氏と森口氏はどう答えるのか。両者に何度も問い合わせても、ともに一切回答なし。知事が2代続けて辞職に追い込まれた「政治とカネ」問題は、今回の都知事選でも間違いなく重要な争点だ。それなのに小池氏、元秘書ともそろってダンマリでいいはずがない。(日刊ゲンダイ16年7月24日)』
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もしこのまま小池氏が都知事選に当選したら、すぐにでも「政治とカネ」の問題が噴出するかも知れず。
あれだけ舛添バッシングをやって「クリーンな都知事を」と言ってたくせに。(小池氏はグリーンではあるけど?^^;)「何だかな~」とぼやいてしまうmewなのだった。_(。。)_
p.s. あ、それとも安倍自民党&自民都連のドンに従えば、TVなどによるバッシングは押さえてもらえちゃうのかな?(>_<)
THANKS