鳥越へのネガキャン続く~街頭演説の回数比較、小池の「病み上がり」発言
2016年 07月 26日
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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】
【相模原市の「津久井やまゆり園」で元職員が、重度の障害者を刃物で殺傷(19人死亡、26人重軽傷)する事件が起きて、大きなショックを受けている。なくなられた方のご冥福を祈るとともに、負傷された方々が1日も早く回復されることを、また被害者本人や家族、関係者に精神的な後遺症が残らないようにと願うばかりだ。そして、どうかこのような事件や病んだ思想のよからぬ影響が他に伝播しないようにとも切に願っている。】
これは、先週メモ書きしたまま、アップし損ねていた記事なのだけど。折角、メモを作ってあったので、今日2本めの記事として。
鳥越俊太郎氏にとってイメージダウン、マイナス要因になりつつあること、ジワジワとネガ・キャンの効いてきたように思われること、それは毎回のように「街頭演説の回数が少ない」と報じるTVや新聞記事の影響だ。(・・)
mewも何回か「何で鳥越さんは、演説の回数が少ないの?」「やっぱ体調に問題があるの?」などときかれたことがあるのだが。
ニュース・ワイド・ショーの中には、主要3候補が「今日は何箇所で演説した」「告示後、何箇所で演説した」ことを紹介した後、コメンテーターなどが、あえて鳥越氏の回数の少なさを取り上げることが多いのが(暗に体調や健康、年齢のことを臭わす人もいるのが)実情だ。(-"-)
<それこそ青島幸男氏なんて、選挙期間中は法定された選挙公報と政見放送以外の選挙運動を一切行なわないと宣言して、街頭演説なんて一回も行なわずに当選したこともあったのにね~。^_^;
あと確か青島氏も悪性リンパ腫の治療をして、その後、都知事選に当選したんだよね。(・・)>
鳥越氏としては、小池氏や増田氏と違って、初めての選挙戦である上、長丁場ゆえ、自分のペースを守って選挙活動を行ないたかったのだろうけど。
かなりイメージダウンになっていることから、最後の週は街頭演説を増やす予定だという。(~_~;)
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また、これは1週間前の話になってしまうのだけど・・・。
都知事選の選挙活動中、小池百合子氏が、鳥越俊太郎氏が「病み上がり」であることを持ち出したことがあった。
小池氏が街頭演説中に「この人なら勝てると言っても、政策も何も無い人、病み上がりの人 をただただ連れてくれば良いというものではないんです」と語ったのである。 (゚Д゚)
mewは、この演説のニュースをきいた時、鳥越氏が批判、反論する前に、さすがにメディア&コメンテーター、評論家(もどき)がこの小池氏の発言に関しては何か言うのではないかと思ったのだけど。この発言を紹介するメディア自体、あまり多くなかった様子。(~_~;)
そこで鳥越氏が、フジTV系「バイキング」に3候補が出演した際に、この件を小池氏に問いただしたのであるが。
mewは、その小池氏の対応の仕方にも呆れてしまうところがあったのだ。(・o・)
というのも、小池氏は、まず「記憶にない」と否定。もし言ってたら失礼だったと謝罪しかけたのだけど。
鳥越氏が小池発言の問題点を指摘し続けたのに対して、「これが選挙なんですよ、坂上さん」「そこの部分しかご質問はないんですか」と開き直る姿勢を示し・・・。
番組出演後には、(発言の記憶はなかったはずなのに?)「あまり覚えてない。そういう思いで言ったのではなく、それでも元気にやってらっしゃるということを強調したかった」と釈明したとのこと。(@@)
<さすがは「政界渡り鳥」or「政界サバイバー」。こうやって、色々と発言を変えて言っては、生き延びて来たんだな~と関心しちゃったりもして。(>_<)>
この「バイキング」での2人のやりとりを、ここにアップしておこう。<こういう時は頼りになる産経新聞の詳報記事です。(++)>
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『病み上がり、がんサバイバーへの偏見だ」 テレビ生討論で鳥越俊太郎氏が小池百合子氏に抗議
(前略)バイキングでの鳥越氏と小池氏のやりとりは次の通り。
鳥越氏「小池さんにこれは一つ、どうしてもちゃんと聞かなきゃいけないんですけど、小池さんは街頭演説の中で、えー、病み上がりの人を連れてきてどうするんだというようなことを言われましたか?」
《小池氏は苦笑しながら質問を聞く》
小池氏「言ってないですね。記憶にないですね」
鳥越氏「ここにちゃんと証拠があるんですけど」
小池氏「そうなんですか」
鳥越氏「これは日テレの『every.』の、日テレの夕方のニュースの中でちゃんとテロップが入っています」
《テロップの映ったテレビ画面を紙に印刷したものをテレビカメラに向けて見せる》
小池氏「でも今、お元気になられてるじゃないですか」
鳥越氏「いやだからこういうことをおっしゃったかどうか聞きたいんですよ」
小池氏「いやいや。記憶にないですよ」
鳥越氏「いや、まあしかし実際に出てますから」
小池氏「それは失礼しました」
鳥越氏「『病み上がりの人をただ連れてくればいいというものではないんです』と。これはね、がんサバイバーに対するね。大変な差別ですよ。偏見ですよ」
小池氏「もし言っていたのであれば、失礼なことを申し上げて恐縮だと思います」
鳥越氏「それですまされるんですか。これは僕個人に対する問題じゃないんですよ」
小池氏「わかりました」
鳥越氏「がんサバイバーはね。何十万、何百万といるんですよ。東京都だって。家族もいますよ。そういう人たちに1回がんになったらあなたはもう何もできないんだ、というふうに決めつけるのはね」
小池氏「いや。そこまで言ってないですよ。それを決めつけてるのは鳥越さんでしょう。むしろ」
鳥越氏「いやいや。あなたじゃないですか。病み上がりを連れてくるのはどうだと」
小池氏「やりとりは山ほどありますけど」
鳥越氏「病み上がりというレッテルはってるじゃないですか」
《お互い言葉をかぶせ合い、言い合いになる》 (下につづく)
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小池氏「これが選挙なんですよ。坂上さん」
《ここで唐突に司会の坂上忍さんに話をふる》
坂上さん「いや、急に僕にふられましたね…」
《坂上さんはやや当惑気味に答える》
鳥越氏「病み上がりというね。人に対するレッテルをね。レッテルをはって差別をする、つまりがんサバイバーは何もできないというようなイメージを与えるという」
小池氏「そういうことまで広げて言っておりません。大変お気遣いをしているわけです。鳥越さんに対して。これから長い、これからありますから」
鳥越氏「いやでも聞いた人はそう思うじゃないですか。がんを1回やったらもう何もできないんだ、と」
小池氏「逆に言えばそこの部分しかご質問はないんですか?」
鳥越氏「これ見たら思いますよ」
《持参した紙を手で振り、カメラに映るように見せる》
小池氏「そこしかないんですか?」
鳥越氏「僕は別にいいんですが、一般のがんサバイバーがどう思っているか、僕は非常に…気をつけてください」
小池氏「これからもがん検診も含めて、なんかあの、保険会社のコマーシャルじゃないですけども、でも是非徹底してやっていただきたいと思います」(産経新聞16年7月19日)』
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『各社の世論調査では鳥越氏と小池氏がトップを競う展開。告示後、初めて有力3候補が地上波の番組に生出演した。鳥越氏は放送後、険しい表情で「浮動票の取り込み?そんなんじゃない。心の底から、腹の底から怒りを覚えた」と強調。小池氏は「行き過ぎた発言になっていた。元気でやってらっしゃることを言いたかった」と釈明した。
これまでの5日間で、小池氏は約30カ所で街頭演説。鳥越氏は8カ所と直接、有権者に訴える機会は少なかったが、この日の約30分のテレビ出演では多くの有権者にアピール。小池氏の“失言”は、視聴者によってSNSにも拡散された。
鳥越氏陣営は「作戦じゃない。本当に怒っていて我慢できなかったようだ。ただ、より多くの人に鳥越の考えを伝えられたのはよかった」。怒りの抗議は結果的に“省エネ”の選挙活動となり、抜群の効果を上げた形となった。(スポニチ16年7月20日)』
この記事も、小池氏の発言を問題視しているような感じではあるのだけど。でも、こういうとこでも、やっぱ、鳥越氏の街頭演説の回数の少なさに関して取り上げてたりして・・・。
何かこういうのがボディブローみたいにきいて来て、支持がダウンしているかも知れないのだけど。勝負はゴングが鳴るまではわからないわけで。あと5日、あきらめずに逆転のパンチ(都民へのアピールね)を決めて欲しいと願っているmewなのだった。(@@)
<最近の一般都民は小池発言をきいても「あれぐらいの発言は、たいしたことない」って思っちゃうのかしらね~。(-_-;)>
THANKS