小池、核武装論否定も証拠あり!ウソつき&超保守タカ派の都知事でいいのか
2016年 07月 30日
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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】
東京都知事選の投開票日まであと1日。どうやら、小池百合子氏がかなり優勢な状況にあるらしい。(~_~;)
何分にも彼女は、安倍首相と同じ日本会議に属しているバリバリの超保守タカ派ゆえ、もともと自民党推薦の増田寛也氏よりも保守派、タカ派、ネトウヨなどからの支持が多いし。
また、mew周辺でもその傾向が見えるのだが、小池氏に初の女性都知事になって欲しいと期待している女性がさらに増えているという。(-"-)
先週『小池は超保守タカ派&安倍と同じ日本会議の改憲派。女性ならOKではない。』という記事にも書いたのだが。
小池氏は、米大統領候補で言えば、政治思想的には、民主党のヒラリーC氏ではなくて、共和党のタカ派・トランプ氏に近いタイプなのである。(>_<)
しかし、小池氏を支持する女性の多くは、彼女が女性であることや自民党都連と対立していることにに目を奪われてか、彼女が超保守タカ派・改憲派であることに気づいていないようで。そこに危うさを感じてしまうmewなのである。_(。。)_
<小池氏の考え方を知っていて&共感して投票するなら仕方ないけど。本当は平和志向なのに、小池氏の考え方を知らずに投票するほどアブナイ&哀しいことはない。(ノ_-。)>
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昨日、フジTV系の「みんなのニュース」に都知事選に出馬している鳥越俊太郎、小池百合子、増田寛也氏の3候補が出演したのだが。その中で、鳥越氏と小池氏が、小池氏の核武装発言についてやり合った。(@@)
小池氏は先日、街頭演説で鳥越氏のことを念頭に「この人なら勝てると言っても、政策も何も無い人、病み上がりの人 をただただ連れてくれば良いというものではないんです」と語ったことを指摘された時も、すぐに「記憶にない」と言い返して、しらばっくれようとしたのであるが。(~_~;) (『鳥越へのネガキャン続く~街頭演説の回数比較、小池の「病み上がり」発言』)
<映像に残っているにもかかわらず、それを示された後も「あまり覚えてない。そういう思いで言ったのではなく、それでも元気にやってらっしゃるということを強調したかった」などと弁明したのには、マジで呆れたです_(。。)_>
今回の核武装発言に関しても、小池氏は雑誌に自分の発言が載っているにもかかわらず、鳥越氏が捏造していると主張。鳥越氏に「私は現物を持ってますよ」とやり込められることになった。(・・)
『29日、主要3候補がそろって「みんなのニュース」に生出演し、最後の直接対決に臨んだ。・・・ライバル候補に直接質問する時間に、小池氏に非核都市宣言をするかとただした鳥越氏。
鳥越 俊太郎氏「小池さんは、前の雑誌で核武装の選択肢もあり得ると言い切っておられますが、核武装論者である小池さんに、非核都市宣言ができるかどうか?」
小池 百合子氏「核武装論者と言い切られましたけど、これこそねつ造でございます」
鳥越氏「実際に本に書いてありますよ」
小池氏は「日本語を読めるなら、よく読んでいただきたい」
鳥越氏「いや、わたし現物を持っていますよ。非核都市宣言を小池さんはしないということです」
小池氏「いたしません。明確に、それは申し上げます」(FNN16年7月29日)』
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『「小池さんは、かなり前の雑誌で、『軍事上、外交上の判断において、核武装の選択肢は十分にあり得る』という風に言っておられますが、私は知事になったら早速すぐにやりたいのは『非核都市宣言』をやりたい。核武装論者である小池さんに『非核都市宣言』というのは果たしてできるのか」
と質問すると、小池氏は
「私が『核武装論者』と言い切られましたけれども、これこそ捏造」
などと反発した。
その後は
「でも実際に本に書いてある」(鳥越氏)「いやいやいや、私は『選択肢として、これは冷徹な国際政治の中において』...」(小池氏)
「いや『選択肢として十分にありうる』ということでしょう」(鳥越氏)
「いや、言ってませーん!日本語を読めるのであれば、よく読んでいただきたいと思いますし、そもそも私は都政を語るにおいて、鳥越さんのお考えについては敬意を表しますけれども、この点(非核都市宣言)については私にはその考えはまったくない」(小池氏)
といった具合に応酬が続いた。
鳥越氏が念頭に置いているとみられるのが、論壇誌「Voice(ボイス)」03年3月号に「日本有事3つのシナリオ」と題して掲載された鼎談(ていだん)。その中で小池氏は、北朝鮮の核の脅威について議論する中で、
「軍事上、外交上の判断において、核武装の選択肢は十分ありうるのですが、それを明言した国会議員は、西村真吾氏だけです。わずかでも核武装のニュアンスが漂うような発言をしただけで、安部晋三官房副長官も言論封殺に遭ってしまった。このあたりで、現実的議論ができるような国会にしないといけません」
と述べている。この鼎談記事は、小池氏の公式ウェブサイトにも掲載されている。(J-CASTニュース16年7月29日)』
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この小池氏の核武装発言や保守的な思想については、リテラが先週の記事で、詳しく取り上げていたので、それもアップしておきたい。
『小池百合子が日本会議会長らと「東京に核ミサイル配備」をぶちあげていた! 小池は「東京のトランプ」になる? リテラ 編集部 2016.07.23
昨日、本サイトは東京都知事候補の小池百合子氏の本質が“極右ヘイト政治家”であることを、多くの実例を交えて紹介した。だが、彼女の“危険性”はヘイトスピーチを放置し、歴史修正主義を邁進しているだけにとどまらない。
小池氏が知事なったら、東京に核ミサイルを配備されるかもしれない──。どう考えても悪い冗談としか思えないが、これは小池氏自身が過去に語っていたことだ。小池氏は極右のお仲間と一緒に、なんと、“東京に核ミサイルを配備しよう”と得意げに計画していたのである。
2003年、保守論壇誌「Voice」(PHP研究所)3月号所収の田久保忠衛、西岡力両氏との鼎談記事でのことだ。田久保氏といえば現在、日本最大の極右カルト団体「日本会議」の会長を務めるタカ派言論人。また西岡氏は「北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会」(救う会)の会長であり“対北強硬路線”“反北朝鮮”の世論と日本の軍事力増強を扇動する右派論客だ。
タイトルは「日本有事 三つのシナリオ」。内容は小池氏、西岡氏、田久保氏の3名がそれぞれ議題を提示して討論するという企画なのだが、くだんの“東京核ミサイル配備”は田久保氏の「日米同盟か、核武装か」なる問題提起から始まり、北朝鮮の核保有と日米安保がメインテーマになっている。
そして、このなかで堂々と「東京に核ミサイルを」なる小見出しまでつけて、西岡氏が「アメリカがほんとうに利己主義的になれば、彼らはアメリカまで届くテポドンだけはストップさせるが、日本を狙うノドンは放置するでしょう」とぶつと、これに応じた小池氏はこう言い放つのだ。
「軍事上、外交上の判断において、核武装の選択肢は十分ありうるのですが、それを明言した国会議員は、西村真悟氏だけです。わずかでも核武装のニュアンスが漂うような発言をしただけで、安部晋三官房副長官も言論封殺に遭ってしまった。このあたりで、現実的議論ができるような国会にしないといけません」
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つまり小池氏は、“日本の核兵器保有を国会で現実的に議論せよ”と声高に主張しているのである。しかも、この小池氏の発言の直後には、田久保氏がこう続けている。
「西村真悟氏が『日本は核をもて』といって批判されたのは、地球は平たいと思っている社会で『地球は丸い』と主張したからです。しかし、そのうちに誰が正しかったかが明らかになる」
さらにこの田久保氏の弁を継ぐかかちで、今度は西岡氏がこんな雄叫びをあげるのだ。
「私が九四年から主張してきたのは、『北朝鮮が核開発を続けているあいだは、日本は核武装ではなく、非核三原則における『核持ち込ませず』を凍結せよ』です。つまり、アメリカに核を持ち込んでもらうほうがいい。日本がアメリカの核の傘に入ることを望むのであれば、核ミサイルを東京にもってきてもらうのがベストです」
東京に核ミサイルを──。いったい、この人たちは何を言っているのだろう。お決まりの“核抑止力”を北朝鮮に見せびらかすために東京タワーの真横にでも核ミサイル発射施設をおっ建てるべきだとでも考えているのだろうか?そんなもの、国防でも外交の上でも、都民の生活を考えても、完全にデメリットしかないトンデモだ。
ところが、小池氏は“東京核ミサイル配備”の与太話をなだめるどころか、記事の最後で「ところでこの座談会、北朝鮮側に読ませたくないですね(笑)。手の内が分かってしまうので」などと嬉しげに賛意を示している。しかもこの鼎談がよほど気に入ったのか、自分のホームページにテキストを全文転載し、現在でも閲覧できるように無料公開までしているのだ。
もともと小池氏は一貫して日本の軍備増強を声高に主張し、核武装構想についても2003年の衆院選前に毎日新聞が行ったアンケートで「国際情勢によっては検討すべき」と回答しているが、しかし、東京に核ミサイルを配備する計画までこんな嬉しげに語り合っていたとは……。さすがにまともな神経をしているとは思えないが、こんな人物がいま実際に東京都知事選に立候補しているのだから笑えない。
なお、こうした小池氏の核武装推進の姿勢はやはり政界でも問題視されたようで、防衛相時代の2007年8月には、民主党(当時)の辻元清美衆院議員が小池氏の「日本の核武装についての認識」に関して質問主意書を政府に提出。その後から、小池氏は核武装推進を口にしなくなり、「私は総合的に判断して日本の核武装はありえないと思います」(「アサヒ芸能」09年7月16日号/徳間書店、田母神俊雄氏との対談で)などと述べている。
小池氏の言うことがコロコロかわるのは昔からだが、つまるところこの人は、その時々の風向きをみてウケそうなことをドンと打ち出し、後で都合が悪くなったら節操なく前言を翻す、そういう政治家なのである。
前述の“東京に核ミサイルを配備する”なるトンデモ論も、たぶんそういうことなのだろう。政治的信念などつゆほどもないまま、極右論客と当時の空気に乗っかって勢いで「核武装論議をタブーにするな」と派手にぶちあげただけ。だから、防衛大臣になってヤバイとなったら、すぐに引っ込めてしまう。
また、ここ最近は、民族差別や反日攻撃を強め、都知事選でも「韓国人学校への都有地貸与を白紙化する」と公言しているが、これも流行りのネット右翼や極右層に媚びを売っているだけであり、何かバックボーンがあるわけでもない。
しかし、だからといって、小池氏に「危険性がない」かといえば、そんなことはない。逆だ。権力志向の塊である小池氏はそれこそ、自分の支持が広がり、権力獲得に繋がるなら、なんでもやる。世間の空気に簡単に乗っかって、さらにそれをエスカレートさせるような扇情的な政策を打ち出す。こういう人間こそが、戦争を引き起こすのは、過去の事例を見ても明らかだろう。
ちなみに、アメリカではドナルド・トランプ氏がまさにそういった扇情的なポピュリズムの手法で大統領一歩手前まで駆け上がっているが、そんなトランプ氏を小池氏はこのように論じている。
「トランプに関しては、読めないことが多い。もし大統領に当選したら、どのような行動を取るのか。どの人種的・宗教的マイノリティーや外国に対して、最も侮蔑的に振る舞うのか」
「アメリカの共和党員は、そしてアメリカ国民全体はよく理解すべきだ。トランプ流の大衆扇動劇場と化した大統領戦は、世界の安定を、ことによると平和をも脅かしかねない(「ニューズウィーク日本版」16年7月5日号/CCCメディアハウス)
警告ごもっともである。有権者はぜひ、この論評をそのまま小池氏にお返ししてあげようではないか。(編集部)』
どうか小池氏にうまく「自民党と戦う女性騎士・ジャンヌダルク」のようなイメージを抱かされ、扇情的なポピュリズムに乗せられて、あとから「こんなはずじゃなかった、こんな人だとは思わなかった」と後悔することがないようにと願うばかりのmewなのだった。(@@)
THANKS