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日本がアブナイ!

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反省なき安倍、深い反省で不戦を強く願う天皇~その思いが詰まった言葉の数々

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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】


 昨日8月15日、政府主催の全国戦没者追悼式が日本武道館で開かれた。(・・)

 正午に黙祷を行なった後、今上天皇陛下は「おことば」の中で、昨年と同じく「深い反省」という言葉を使い、「戦争の惨禍が再び繰り返されないことを切に願う」と述べたのだが・・・。

 安倍首相は何と4連連続で、式辞において、アジア諸国への加害や反省には触れようとしなかった。(-"-)

* * * * *

 総理大臣の式辞では、歴代首相は、戦争の加害責任に触れた上で「反省」という言葉を用いて、2度と戦争をしないことを誓って来たのであるが・・・。<安倍っちも07年8月の時には、そうしていたんだけどね。^^;>

 しかし、安倍首相&超保守仲間は、もともと先の大戦におけるアジア進出は、侵略ではなくて、アジアを欧米列強の白人の支配から守るための正当なものだったと主張。アジアへの加害責任はないし、反省も謝罪も必要もないと考えていることから、ず~っとこの歴代首相の言葉に不満を抱いていたのである。(~_~;)

 そこで、安倍首相は12年に政権を奪還後、13年の式典以降は敢えて式辞で「アジアへの加害責任」や「反省」には触れず。
 さらに昨年、戦後70年を迎えての談話の中で「あの戦争には何ら関わりのない、私たちの子や孫、そしてその先の世代の子どもたちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはならない」と、婉曲的ながらも、今後、戦争への「反省」や「謝罪の意」を示すことを拒んだのだった。(ーー)

 他方、今上天皇は、<安倍首相がそのような(反省の足りない?)70年談話を出したのを意識してのことなのか>、昨年から式典の「お言葉」に「深い反省」という言葉を用いるようになったのだ。(・o・)

 そのウラには反省や責任を感じることができない日本政府TOPを情けなく、嘆かわしく思う気持ちと、せめて自分が(しょ~もないTOPの代わりに)アジアの被害者にある種の責任や配慮を示したいという気持ちがあるのではないかと察する。(ノ_-。)

 そして後半には、今年の天皇の「おことば」と、過去の「おことば」や発言に関する記事をアップしたいと思う。(++) <首相の式辞も*1にアップしておく。>

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『戦没者追悼式、首相が不戦の決意 加害と反省には触れず

 戦後71年の終戦の日となった15日、政府主催の全国戦没者追悼式が日本武道館(東京都千代田区)で開かれ、天皇、皇后両陛下が臨席して約310万人の戦没者を悼んだ。安倍晋三首相は昨年に続き不戦の決意を強調したが、アジア諸国への加害と反省には4年連続で触れなかった。

 追悼式には全国から約5300人の遺族らも参列した。安倍首相は式辞で「皆様の尊い犠牲の上に、私たちが享受する平和と繁栄があることを片時たりとも忘れない」と哀悼の意を表明。さらに海外に残された約113万柱の戦没者遺骨を念頭に「おひとりでも多くの方々が、ふるさとに戻っていただけるよう、全力を尽くす」と誓った。

 歴代の首相が踏襲してきたアジア諸国への「加害」と、それに対する「深い反省」や「哀悼の意」については、第2次安倍政権の発足以来、式辞の中で触れていない。安倍首相は昨年に続いて「戦争の惨禍を決して繰り返さない」との表現で不戦の決意を示した。

 正午の黙祷(もくとう)に続き、天皇陛下は「おことば」で昨年と同様に「深い反省」という表現を選び、「戦争の惨禍が再び繰り返されないこと」を切に願うと述べた。(朝日新聞16年8月15日)』 

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『<終戦記念日>天皇陛下おことば(全文)…戦没者追悼式

 本日、「戦没者を追悼し平和を祈念する日」に当たり、全国戦没者追悼式に臨み、さきの大戦において、かけがえのない命を失った数多くの人々とその遺族を思い、深い悲しみを新たにいたします。

 終戦以来既に71年、国民のたゆみない努力により、今日の我が国の平和と繁栄が築き上げられましたが、苦難に満ちた往時をしのぶとき、感慨は今なお尽きることがありません。

 ここに過去を顧み、深い反省とともに、今後、戦争の惨禍が再び繰り返されないことを切に願い、全国民と共に、戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対し、心から追悼の意を表し、世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります。(毎日新聞16年8月15日)』

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【終戦記念日】戦争の記憶を伝える天皇陛下の「おことば」 歴史とどう向き合うか

8月15日(月)【石戸諭 / BuzzFeed Japan】

戦後71年目の8月15日。全国戦没者追悼式に天皇陛下が出席した。天皇陛下は、戦争犠牲者への慰霊に力を入れてきた。戦争に関する「おことば」では、戦争を記憶することや、平和への思いを発信している。今年、そして過去の「おことば」をまとめた。

☆ 戦後71年の「おことば」

「国民のたゆみない努力により、今日の我が国の平和と繁栄が築き上げられましたが、苦難に満ちた往時をしのぶとき、感慨は今なお尽きることがありません。
ここに過去を顧み、深い反省とともに、今後、戦争の惨禍が再び繰り返されないことを切に願い、全国民と共に、戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対し、心から追悼の意を表し、世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります」

戦後70年の「おことば」で、初めて述べられた「深い反省」という表現。今年も使われている。

安倍首相は歴代内閣が踏襲してきた「深い反省」「哀悼の意」などの表現を使わなかった。第二次安倍政権の発足以降、これは一貫している。

☆ 戦後70年には

天皇陛下の「おことば」に戻る。戦後70年の節目の式典では、「戦争による荒廃からの復興、発展に向け払われた国民のたゆみない努力と、平和の存続を切望する国民の意識に支えられ、我が国は今日の平和と繁栄を築いてきました」という表現を使っている。これが例年にない特徴だった。

戦後の平和が何に起因するものなのか。「平和の存続を切望する国民の意識」を強調した「おことば」になっている。

☆ どうしても記憶しなければならない日

皇太子時代の1981年、日本では「どうしても記憶しなければならない四つの日があるとして、終戦記念日(8月15日)・広島原爆の日(8月6日)・長崎原爆の日(8月9日)・沖縄戦終結の日(6月23日)を挙げていた」(河西秀哉「明仁天皇と戦後日本」より、日付は筆者が補った)

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☆ 戦後50年、慰霊の旅 広島、長崎、沖縄などを訪問

そう考えていたからだろうか。戦後50年の節目の年には、各地を訪問し、こう述べている。「希望に満ちた人生に乗り出そうとしていた若い人々が戦争により、また、厳しい環境の中で病気により亡くなったことを深く哀惜の念に感じます。今日の日本がこのような犠牲の上に築かれたことを心に銘じ、これからの道を進みたいものと思います」(1995年、記者会見にて)

☆ 戦後60年、「慰霊の旅」は海外にも…

戦後60年には太平洋戦争の激戦地の一つ、サイパン島を訪問した。出発にあたり、こんな「おことば」を発表した。

「61年前の今日も、島では壮絶な戦いが続けられていました。食料や水もなく、負傷に対する手当てもない所で戦った人々のことを思うとき、心が痛みます。亡くなった日本人は5万5千人に及び、その中には子供を含む1万2千人の一般の人々がありました。同時に、この戦いにおいて、米軍も3千5百人近くの戦死者を出したこと、また、いたいけな幼児を含む9百人を超える島民が戦闘の犠牲となったことも決して忘れてはならないと思います」

私どもは10年前、終戦50年に当たり先の大戦で特に大きな災禍を受けた東京、広島、長崎、沖縄の慰霊の施設を巡拝し、戦没者をしのび、尽きることのない悲しみと共に過ごしてきた遺族に思いを致しました。また、その前年には小笠原を訪れ、硫黄島において厳しい戦闘の果てに玉砕した人々をしのびました。
この度、海外の地において、改めて、先の大戦によって命を失ったすべての人々を追悼し、遺族の歩んできた苦難の道をしのび、世界の平和を祈りたいと思います。

☆ 戦後70年 パラオ訪問

「終戦の前年には、これらの地域で激しい戦闘が行われ、幾つもの島で日本軍が玉砕しました。この度訪れるペリリュー島もその一つで、この戦いにおいて日本軍は約1万人、米軍は約1700人の戦死者を出しています。太平洋に浮かぶ美しい島々で、このような悲しい歴史があったことを、私どもは決して忘れてはならないと思います」

戦後70年を振り返り、戦争を知らない世代へのメッセージを述べた
この1年を振り返ると、様々な面で先の戦争のことを考えて過ごした1年だったように思います。年々、戦争を知らない世代が増加していきますが、先の戦争のことを十分に知り、考えを深めていくことが日本の将来にとって極めて大切なことと思います。』 (mew注・読みやすくするために、小見出しに☆をつけました。) 

* * * * *

 ちなみに安倍首相は現在、2回めの夏休みをとっている最中。昨日は(仕方なく?)式典出席のために東京に来ていたけど。式典が終わったらとっとと山梨の別荘へGO!(@@)
 夜は、こんな人たちと楽しんでいたです。<4時3分、山梨県鳴沢村の別荘。5時59分、同村の笹川陽平日本財団会長の別荘。笹川会長、森喜朗元首相、塩崎恭久厚生労働相、山本有二農林水産相、加藤勝信1億総活躍担当相、茂木敏充自民党政調会長、日枝久フジテレビ会長らと食事。9時17分、別荘。>

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全国戦没者追悼式式辞

 本日ここに、天皇皇后両陛下の御臨席を仰ぎ、全国戦没者追悼式を挙行するにあたり、政府を代表し、慎んで式辞を申し述べます。

 あの、苛烈を極めた先の大戦において、祖国を思い、家族を案じつつ、戦場に斃れられた御霊、戦禍に遭われ、あるいは戦後、遥かな異郷に亡くなられた御霊、皆様の尊い犠牲の上に、私たちが享受する平和と繁栄があることを、片時たりとも忘れません。衷心より、哀悼の誠を捧げるとともに、改めて、敬意と感謝の念を申し上げます。

 未だ、帰還を果たされていない多くの御遺骨のことも、脳裡から離れることはありません。おひとりでも多くの方々が、ふるさとに戻っていただけるよう、全力を尽くします。
 我が国は、戦後一貫して、戦争を憎み、平和を重んじる国として、孜々として歩んでまいりました。世界をよりよい場とするため、惜しみない支援、平和への取り組みを、積み重ねてまいりました。

 戦争の惨禍を決して繰り返さない。
 これからも、この決然たる誓いを貫き、歴史と謙虚に向き合い、世界の平和と繁栄に貢献し、万人が心豊かに暮らせる世の中の実現に、全力を尽くしてまいります。明日を生きる世代のために、希望に満ちた国の未来を切り拓いてまいります。そのことが、御霊に報いる途であると信じて疑いません。
 終わりに、いま一度、戦没者の御霊に永久の安らぎと、御遺族の皆様には、御多幸を、心よりお祈りし、式辞といたします。

平成二十八年八月十五日
内閣総理大臣 安倍晋三
by mew-run7 | 2016-08-16 08:30

by mew-run7
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