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日本がアブナイ!

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昭恵夫人、真珠湾を訪問。首相は慎重&高江も電撃訪問、辺野古工事で夫とけんか

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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】

 安倍首相がリオでマリオに扮していた((・o・)aze~n)というサプライズ・ニュースを知る前に、mewをビックラさせたのは、このニュースだった。

 何とハワイに訪問中の安倍首相夫人の昭恵さんが、真珠湾攻撃の現場に赴き、犠牲者に祈りを捧げていたことを、自らのFBで報告していたというのである。 (゚Д゚)
 
 米国では以前から、安倍首相に真珠湾を訪問するようにと要望が出ていたのだが。特に今春、オバマ大統領が広島に訪問する計画が明るみになってから、その返礼として年内にも真珠湾に来るべきだという声が高まっている様子。
 しかし、超保守派の安倍首相は、先の大戦(真珠湾攻撃含む)を正当化していることから、(超保守仲間たちの手前もあって?)、真珠湾訪問には慎重な姿勢を示しているとのこと。今回の昭恵さんの訪問は、それも意識したものではないかと察する。

 実は、昭恵さんは今月7日、沖縄県の高江を突然、(首相には許可を得ずに?)訪ねて、FBで報告したばかり。(@@)
 高江では、米軍のヘリパッド工事を巡って、反対派住民と機動隊との間で激しい衝突が繰り広げられているのであるが、昭恵夫人は、そのことを知り、現場を見に来たとのこと。^^;(詳しくは後述)

 ちなみに、昭恵さんは、辺野古の海の上に滑走路を作って、珊瑚を破壊することにも反対の立場で、そのことで首相とけんかしたことがあるという。(++)(こちらも後述)

【尚、先に言っておくなら、mewは、安倍昭恵さんと公明党の言動に共感することが少なくないし。(いいものはいいと言っておきたいし。)その言動が、一般ピ~プルが政治的、社会的な問題の所在を知ったり、そのことを考えたりするきっかけになるといいな~と願う部分もあるのだが。
 ただ、昭恵さんも公明党も、結局は安倍首相や自民党を支持して、選挙でも支援しちゃうのだから、その点では信頼していないし。彼らを賛美する気はないので、その辺りは理解しておいて欲しい。(・・)】

* * * * *
 
『安倍首相夫人の安倍昭恵さんが8月22日(日本時間)、Facebookでアメリカ・ハワイの真珠湾を訪れたと明かした。昭恵さんは「真珠湾のアリゾナ記念館にて、お花と祈りを捧げました。」とコメントし、旧日本軍の真珠湾への爆撃で沈没し、乗組員の多くが死亡した戦艦アリゾナの追悼施設で、祈りを捧げている自身の写真などを投稿している。

 また、広島で2歳で被爆し、10年後に亡くなった佐々木禎子さんの「折り鶴」の展示を訪問した様子も映っていた。

 この訪問の目的について、22日の記者会見で菅義偉官房長官は、昭恵さんが自ら主催する日米国際海洋環境シンポジウムに出席するためと説明し、「私的なものであり、政府としてのコメントは控える」と話し、また安倍晋三首相の訪問予定は「まったくない」とした。時事ドットコムニュースなどが報じた。

2 016年は12月7日(日本時間8日)で真珠湾攻撃から75年となる節目の年にあたるが、5月に行われたアメリカのオバマ大統領との日米首脳会談後の共同記者会見でも、安倍首相は真珠湾を訪れる予定について「現在計画はない」としていた。
 
 毎日新聞はこの理由について、以下のように解説していた。

 首相を支持してきた保守層の間には、第二次世界大戦の戦犯を裁いた極東国際軍事裁判(東京裁判)に疑念を持つ人が少なくない。首相が真珠湾を訪問すれば、日本が開戦に踏み切った経緯に再び焦点が当たる。歴史論争が再燃する恐れがあり、慎重論の背景になっている。

 一方で、ワシントン・ポストではオバマ大統領の広島訪問を報じる記事の中で「ホワイトハウスは安倍首相の真珠湾訪問を歓迎するだろう」と報じ、さらに「安倍首相が(75年の追悼セレモニーに)来なければ驚きだ」とする米政府高官の発言も報じていた。(Huffington Post 16年8月22日)』

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 昭恵さんのFBには、この現代ビジネスの記事へのリンクが貼られていた。

『賢者者の知恵 安倍昭恵・首相夫人が単身パールハーバーを慰霊訪問した理由
2016年08月22日(月) 現代ビジネス編集部

75年目という節目に

「ハワイには何度も来たことがありますが、パールハーバーを訪れたことはありませんでした。この一年、戦後70年ということで、先の戦争について考える機会が増えるなか、どうしても一度は訪問したいという気持ちが強くなりました。実際にこの目で彼の地を見て、亡くなった方への祈りを捧げたいと思ったのです」

ハワイの中心部・ワイキキから車を30分ほど走らせたところに位置する「U.S.Sアリゾナ記念館」。真珠湾攻撃によって亡くなった人々の追悼のため海上に建てられたこの施設に、日本時間8月22日早朝、犠牲者に向かって祈りをささげる安倍昭恵・首相夫人(54)の姿があった。「現代ビジネス」編集部は昭恵夫人の訪問に同行し、話を聞いた。

「ここで2400名もの人命が失われたんですね…。記念館に展示された様々な資料を見て、改めて『パールハーバー』がアメリカの人々にとってどのような意味を持つのかを知り、胸を痛めました」(昭恵夫人)

1941年12月7日午前7時55分(日本時間12月8日午前3時25分)、日本海軍の連合艦隊機動部隊が真珠湾を強襲。2時間にわたる攻撃によって、戦艦を含む12隻の船が沈没・座礁、164の航空機が破壊され、民間人49名を含む約2400名が亡くなった。

太平洋戦争の「最初の戦いの舞台」となった真珠湾。アメリカでは、宣戦布告がなされぬまま攻撃が実行されたことへの憎しみと、多くの人命を一瞬で失った悲しみを込めて、12月7日は「day of infamy(汚辱の日)」と呼ばれている。「リメンバー・パール・ハーバー」の言葉とともに、いまでも第二次世界大戦の忌々しい記憶としてこの日のことが語り継がれているのは、周知のとおりだ。

過去、アメリカは日本政府に対して「日米の和解をさらに進めるためにも、日本国首相の真珠湾訪問を歓迎する」と何度も呼びかけてきた。が、日本政府がこれに応えることはなかった。国内で「奇襲ではない」「訪問をすれば謝罪は必至。なぜ謝罪をする必要があるのか」という声があり、そうした意見に配慮したため、と言われている。

その空気が大きく変わったのは、今年5月。オバマ大統領が、現職の大統領として初めて被爆地・広島を訪問、17分間にわたるスピーチで平和の尊さを訴えたことで、「アメリカが過去に向き合ったのだから、安倍首相も真珠湾を訪問して、過去に向き合うべきだ」との意見が、外部からのみならず政権内部からも聞こえてくるようになった。

真珠湾攻撃から75年という節目に当たる今年、日本の首相がはじめて真珠湾を訪問するかもしれない――。そんな気運が高まる中、安倍昭恵夫人がアリゾナ記念館を訪問したのだ。

これまでの平和に感謝し、これからの平和を祈る

『現代ビジネス』の取材に、昭恵夫人がその思いを語る。

「オバマ大統領が広島に訪問したことで、被爆地ヒロシマのこと、そしてあの戦争のことを改めて考える機会を持った方も多いはずです。パールハーバーについて、様々な議論や見方があるのは知っていますが、憎しみや怒りを超えて、次の世代にこの記憶を語り継いでいかなければならないと思っています。

犠牲者を悼むとともに、これまでの平和に感謝し、これからの平和を築いていくために、祈りを捧げました」

今回の真珠湾訪問は、公式なものではなく、あくまで私的なものであるという。これが首相の訪問を後押しするかといえば、それはわからない。しかしながらどのような形であれ、昭恵夫人が和解と平和を願う気持ちをもち、歴史的な一歩を踏んだことに変わりはない。

昭恵夫人がこの地を訪れたのは、午前7時55分。まさに、真珠湾攻撃が実施されたのと同じ時間だ。折しも同日、ブラジルでは安倍首相がリオ五輪の閉会式に出席し、世界に向けて東京五輪のPRを行う。昭恵夫人の祈りは、世界に届くだろうか。』

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 最初にも書いたように、昭恵さんは、今月7日、ヘリパッド建設で衝突が起きている沖縄県の高江も訪れている。(**)

 当ブログで、なかなかこの件についてじっくり書くことができず。残念に思っているのだが・・・。
 政府(=安倍内閣)は、参院選が終わった(&自民党候補が負けた?)途端、住民の反対+αのため、しばらく中断していた米軍ヘリパッドの工事を強引に再開することに。
 住民たちは、複数のヘリパッドの位置や工事の仕方、オスプレイ多用などで危険性や騒音、環境破壊が進むとして、現行計画による工事の中止を主張し、座り込みを行なっているのだが。これに対して、政府は全国から機動隊員を送り込み、強制的に排除しようとしたため、負傷者が何人も出るような衝突が日々、繰り広げられているのである。(-"-)

* * * * *

 昭恵さんは7日のFBに、このように記していた。

『沖縄の高江に行ってきた。オスプレイのヘリパッド建設を巡り揉めている場所。参院戦後に三宅洋平さんに会い、高江のことを初めて知った。標的の村という映画を観た。高江の人に東京で話も聞いた。
 でも何が起きているのか、自分の目で確かめたい。そんな思いで高江に行った。
私が行けば混乱を招くだろうし、洋平さんが責められることにもなるだろう。悩みながら、まわりの誰にも言わずに行った。夫にも言わずに。
 私が行ったからどうなるものでもないし、ネット上ではかなり非難もされている。
批判は覚悟の上。対立、分離した世の中を愛と調和の世界にしていくための私なりの第一歩・・・』

<何と夫である安倍首相にも、事前に言わずに行ったとのこと。(・o・) 「SPも数人一緒でしたから官邸は知っています」とのコメントに、自分でわざわざ「残念ながら警護対象ではないのですよ~。自由に行動させてもらってます。日本はそれだけ安全な国ということでしょう」と反論していたです。(・・)>

* * * * *

『安倍晋三首相の夫人、昭恵さんが6日午後7時ごろ、沖縄県東村高江の米軍ヘリパッド建設予定地につながるN1裏テントを訪れた。社会活動家の三宅洋平氏ら数人と一緒に、突然の訪問だった。高江に来た理由について「映画『標的の村』を見て、実際何が起きているか自分の目で現場を確かめたいと思った」と沖縄タイムスの取材に答えた。

 昭恵さんはこの日、東京から沖縄入り。以前、高江の住民と話す機会もあったといい、「住民はただ普通に暮らしたいだけ。誰もが普通に暮らす権利はあると思う。(政府は)きちんと彼らの思いをくみ取って(ヘリパッド建設を)説明するべきだったと思う」と述べた。政府が進める工事強行については「こちらから話すのは控えたい」と明言を避けた。
 訪問の真意を測りかねた市民らが昭恵さんを取り囲む場面も。一部で「個人的な理由で来たにせよ納得いかない」との声も飛んだ。約10分の滞在だった。(北部報道部・城間陽介)(沖縄タイムス16年8月7日)』

 また、沖縄タイムスには、こんな記事も載っていた。

『安倍晋三首相の夫人、昭恵さんが名護市辺野古の新基地建設に伴う海域の埋め立てに反対の意見を持っていることが分かった。発売中の「週刊現代」(6月13日号)のインタビューで「本心を言うと、辺野古の飛行場も海の上には造らないでほしい」と答えた。一方で、辺野古新基地建設の賛否については触れていない。
 インタビューは5月20日に同誌の橋本隆記者が取材。橋本氏は「純粋に、サンゴ礁を壊してほしくないとの思い。サンゴ礁を傷つけない方法はないのか、という発言もあった」と沖縄タイムスに答えた。(中略)

 インタビューでは結婚前、石垣島の新空港建設に関し「飛行場を造るとサンゴ礁が破壊されてしまう」と首相とけんかしたことも告白。続けて、辺野古の海に対する思いを明かした。
 昭恵さんは「主人と全く意見の違う人、政権批判をする人とも会う。その意見を主人に伝えることで主人との橋渡し役をしたい」と家庭内野党の立場で「ただ反対するのではなく『こういう意見も取り入れて下さい』と言いたい」とも述べている。(石川亮太)(沖縄タイムス16年6月3日)』

 この際、家庭内だけでなく、外部でも野党として言動してくれればいいのにと、マジで思ってしまうmewなのだった。(@@)

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by mew-run7 | 2016-08-23 07:23 | (再び)安倍政権について

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