2016年 09月 14日
石原のせいでだまされた都民(豊洲盛り土)+内閣劣化・防災政務官が被災地視察でおんぶ
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今朝、mewはこのニュースを見て、お笑いしてしまった。(・o・)
だって十何年も間、東京でイバリッチ大王のように君臨して来たあの石原慎太郎元都知事が、豊洲の盛り土問題についてTVで都職員に「だまされた」と発言したっていうんだもの。(~_~;)
まあ、確かに東京都の16万人もいる職人のうち、いわゆる役人クラスは、省庁の官僚に準じる能力のある人もいて。昔から、通常の行政に関しては、たいていのことは自分たちだけで決めて、仕切っているようなのだけど。(特に報告が義務付けられていないものも多いらしい。)
ただ、何で東京都の職員が、知事や都民をナメて、好き勝手やるようになっちゃったかって。mewは、石原知事にもかなり責任があると思っているのだ。(ーー)
だって石原知事は、都政政の大部分のことには関心がなくて。自分の興味があること&仲間に頼まれて取り組んでいること以外は、全部、副知事や部下に丸投げして放置していたのだし。
都議会のない期間は、ほとんど都庁にも来ず。(週に1~3回とか、1日数時間だけとか。たぶん書類のハンコ押しのため。報告もあっただろうけど、ほとんどは副知事、スタッフ任せだったからきいてないかも。>
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豊洲市場の建設用地では07年の環境調査で、環境基準を大きく上回るベンゼンなどの化学物質が検出されていたため、その対策を講じるために有識者による「専門家会議」が開かれて。08年7月、敷地全体での土壌入れ替えや盛り土による対策を都に提言したのだけど。
都はその後、土壌汚染対策の具体的な方法を検討するために有識者による「技術会議」を設置。08年11月には、建物の下に盛り土を敷かずに、地下空間を作る設計にすることを決めており、都側からは、市場施設の地下に駐車場を設けるという案までなされていたというのである。(・o・)
さすがに駐車場案は却下されたようなのだが。都側はあくまでも、建物の地下には盛り土は行なわずに、地下空間をキープする案を変えようとせず。11年、設計業者に地下空間を作ることを前提に設計図作成を依頼したという。^^;
これもず~っと石原慎太郎氏が都知事を務めていた(99年~12年)の間のことだ!(**)
結局、石原氏がTOPとしていい加減にたてたから、その結果、都民がだまされて、大事な税金を無駄遣いされたんだよ!<`ヘ´>
ただ、石原氏が東京五輪の計画も含めて、まだ疑惑や問題があることを示唆したのは、実に興味深いことだと思う。(@@)
<それいしても、知事選挙中には、厚化粧の年増、ウソつきとかかさんざん批判していた小池新知事に、原因究明を求めるなんて。何で軽いやつなんだ。(~_~;)>、
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『豊洲盛り土問題 石原慎太郎元都知事「だまされた」
豊洲市場の建物下に盛り土がなかった問題に絡み、石原慎太郎元都知事は13日のBSフジ番組で現職時に担当者から報告を受けていなかったとし、「だまされた。現場の人間しか分からないことだ」と述べた。
石原氏は「手を抜いて、していない仕事をしたことにし、予算措置をした。都の役人は腐敗している」と批判。その上で「問題の根は深い。東京五輪でもいろんな問題が出てくるかもしれない」と話し、五輪関連の開発でも疑惑がある可能性を示唆した。
今回の問題を受け、小池百合子都知事が経緯の究明と綱紀粛正を進める考えを示しているが、石原氏は「徹底してやってもらいたい」とエールを送った。
石原氏は7月の都知事選で自民党推薦候補を支援し、小池氏を「大年増の厚化粧」などと批判していた。(産経新聞16年9月14日)』
『石原氏は「(盛り土が行われていないと聞いた?)聞いていません。これは、僕はだまされた。結局、していない仕事をしたことにして、予算出した。そのお金は、どこに行った。都の役人は、腐敗している」と述べた。
石原氏は、都知事だった2001年に、築地市場の豊洲への移転を決め、在任中の2008年に、東京都が独断で、豊洲市場の主要な建物の地盤で「盛り土」を行わないことを決めていた。
石原氏は、都の対応を厳しく批判したうえで、検証チームの設置など、小池知事が進める取り組みについて、「徹底してやるべきで、やってもらいたい」と述べた。(FNN16年9月14日)』
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話は変わって・・・
東北地方では、8月末の台風10号の豪雨により、甚大な被害が発生。岩手県の岩泉町では氾濫した川の水が高齢者施設を襲うという悲惨な事態も生じて、計15人が死亡。多くの人たちが避難せざるを得ない状況に陥った。(-"-)
そこで、安倍内閣は、自民党の務台俊介内閣府政務官(&復興担当政務官)を政府調査団の団長として1日に岩泉町に派遣したのであるが。長靴を履いていなかった務台氏が水溜りを渡る際、同氏の靴やズボンが濡れるのを懸念した同行者に促されて、おぶってもらったという。
この光景の映像や写真がTV番組やネットなどを通じて全国に広がり、自公幹部も含めアチコチから批判が殺到。務台氏は菅官房長官や防災大臣、復興大臣などから厳重注意を受けることになった。(-_-;)
ちなみにmewは先週、最初にその話をきいた時、「もしかしてその人は、世襲のボンか元官僚なんじゃない?それも、総務省の役人だったりして」「総務省の役人は、(全国の自治体に出向していて)全国の自治体の職員を、自分の好きなように使える家来だと思っているから」と、半分ジョークで言ってたのだけど。
果たして・・・週末に調べてみたら、務台氏は見事に総務(自治)官僚だったことが判明して、満点大笑いだったりして。(@@)
まあ、本人の資質も大きいだろうけど。独裁的になりつつある安倍内閣の「オレさま」ムードも、大きな影響を与えているような感じもする。(ーー)
<しかも、務台氏は消防庁の防災課長を務めていたとのこと。(務台氏をおぶったのは消防署の職員だったりして?)(>_<) しかも、場所も(本来ならおぶったり救出できればよかったのだが)救出困難で死亡者が9人も出た高齢者施設の前だったと言うし。長靴を持参していなかったとしても、(本人もカメラを意識して、映るとマズイみたいなことを言ってみたいだし?)せめて誰かに長靴を借りることぐらい考え付かなかったのかのだろうか?^^;>
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『政務官、被災地の水たまりおんぶされ渡る…謝罪
今村復興相は10日、務台俊介・内閣府政務官兼復興政務官が、台風10号で被災した岩手県岩泉町の被害調査に訪れた際、被災現場の水たまりをおんぶされて渡っていたとし、謝罪した。
視察先の岩泉町で記者団に語った。
務台政務官は1日、政府調査団の団長として被災地入りし、入所者9人が亡くなった認知症グループホーム「楽らん楽らん」などを視察した。務台政務官は防災服を着ていたが長靴を履いておらず、防災服に長靴姿の男性に背負われ水たまりを渡っていた。その姿を映したテレビ番組の映像は、動画や画像でインターネット上にアップされ、「復興の邪魔に行ってるのか」などと批判を集めていた。(読売新聞16年9月11日)』
『今村復興相はこの日、同町を視察に訪れ、伊達勝身町長と会談後、報道陣の質問に答えた。「その話を聞いて『何やってんだ』と叱責(しっせき)した。私からもおわび申し上げる。申し訳ありませんでした」と述べ、頭を下げた。
務台政務官は1日、政府調査団の団長として同町を視察したが、入所者9人が亡くなった高齢者グループホーム「楽(ら)ん楽(ら)ん」では、長靴を履いていなかったため、随行した職員におんぶされて水たまりを渡った。その姿が一部のテレビで報じられ、インターネット上で「みっともない」「何しに来たんだ」などの批判を集めていた。今村復興相によると、務台政務官は「そこまで気が至らなかった」と反省していたという。(朝日新聞16年9月11日)』
『菅義偉官房長官は12日の記者会見で、自民党の務台俊介内閣府政務官が1日に台風10号による岩手県岩泉町の被災地を視察した際、長靴がなかったため内閣府職員に背負われて水たまりを渡ったことについて「被災地の心情への配慮に欠けた不適切なものだ」と述べ、緊張感を持って職務にあたるよう口頭で注意したことを明らかにした。
二階俊博幹事長は記者会見で「評価に値しない」と切り捨て、公明党の山口那津男代表も記者団に「被災地に行くからには長靴を準備するのは当然で、怠りがあったのではないか」と苦言を呈した。
民進党の安住淳国対委員長は12日の与野党国対委員長会談で「国民から批判が出ている」と批判し、公明、共産両党も同調。今後、衆院災害対策特別委員会で務台氏に事情説明を求める方向で調整に入った。(産経新聞16年9月12日)』
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『務台俊介内閣府政務官が1日に岩手県岩泉町の豪雨被災地を革靴で視察し、職員に背負われて水たまりを渡った問題で与野党の批判が相次いだ。
衆院比例東北ブロック選出の井上義久・公明党幹事長は12日の政府・与党連絡会議で「信じられない光景だ。言語道断。緊張感を持ってやってほしい」と批判した。菅義偉官房長官は同日の記者会見で、2日付で務台氏に「緊張感を持って職務に当たるように」と指示し、松本純防災担当相からも「被災者の心情への配慮に欠けて不適切だ」と口頭注意したことを明らかにした。
民進党の安住淳国対委員長は与野党国対委員長会談で、自民党の竹下亘国対委員長に「なぜそんな行動を取ったのか。衆院災害対策特別委員会の理事会で説明すべきだ」と務台氏の出席を求めた。
一方、務台氏は12日、首相官邸で記者団に「不適切な対応で大いに反省している。(長靴を)持参しなかったことも反省している。襟を正して頑張りたい」と釈明した。【梅田啓祐】(毎日新聞16年9月12日)』
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水たまりで「おんぶ」の復興政務官 消防庁防災課長の「経歴」に驚き
J-CASTニュース 9月12日(月)
台風の被災現場視察の際、務台俊介・内閣府政務官兼復興政務官(60)が水たまりを随行した秘書官におんぶされて渡っていた問題で、菅義偉官房長官は2016年9月12日の会見で、「配慮に欠けた行為だった」とし、務台氏に「緊張感を持って引き続き職務にあたるよう指示した」ことを明かした。
務台氏は1日、台風10号で被害を受けた岩手県岩泉町へ政府調査団の団長として現地入り。防災服を着ていたが長靴を用意しておらず、水たまりを渡る際、随行秘書官が務台氏をおんぶして渡る姿が、一部のテレビニュースで報じられ、インターネットなどで批判の声が高まっていた。
■菅官房長官「配慮に欠けた行為だった」
務台氏の行為をめぐっては、今村雅弘復興相が9月10日、事実関係を認め当人を叱責したとし、「私からもおわび申し上げる」などと謝罪していた。務台氏本人も、自身の公式サイトの「9月11日」活動報告の欄で、地元・長野県各地の敬老会などの挨拶の際、
「まことに配慮なき行動であり心から反省している。被災地の皆様の気持ちを逆なでしかねないのみならず、地元の皆様にもご心配をおかけしてしまった」
と「お詫び」をしたと明かした。12日にも取材陣に「猛省している」と謝罪の弁を述べた。
菅長官は12日午前の会見で、2日の段階で当人から、松本純・防災担当大臣にこの件で注意をうけた旨報告があり、その際、「緊張感を持って引き続き職務にあたるよう指示した」と述べた。さらに「(被災地入りする際)長靴を用意していくのは当然のこと」「(被災地や被災者に対し)配慮に欠けた行為だったと思う」と続けた。
ツイッターなどでは、務台氏の「おんぶ映像」がテレビで流れた1日以降、
「何しに来たんだよ!呆れる」
「笑止千万」
「復興の邪魔しに行ってるのか」
「みっともない醜態です」
「お足がお汚れになるのが嫌なら来るなよ。何様だ?」
などと批判する声があがっていた。
中には、務台氏の公式サイトでプロフィールを見て「たまげた」という報告もあった。同サイトのトップページの最上部の箇所には、氏の顔写真と「むたい俊介」の名前とともに、「元消防庁防災課長・元ロンドン駐在所長」の経歴が、目立つ形で表示されている。先のツイッターでは
「災害自治のプロフェッショナルなはず...なんだけど」(1日)
と、別の意味での驚きを綴っていた。』
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この件を揚げ足とりだと言う人もいるようなのだが。mewは決して、そうではないと思うのだ。<閣僚や自公与党の幹部から批判が相次いでいることからも、それはわかるだろう。(・・)>
今年は熊本大地震も起きたし。台風などの豪雨による水害も数多く発生しているだけに、政府の防災や復興の対策の重要性を増しているし。特に被災地では、被災者がナーバスになっているだけに、言動には最大限の配慮をすべきであることは言うまでもあるまい。<`ヘ´>
アンチ安倍政権であるとはいえ、同政権が倒れるまでは、被災地の対策やケアは安倍内閣に任さざるを得ないので、何とか迅速かつ的確な対策を講じてくれるように祈るばかりのmewなのだった。(@@)
THANKS