小池vs.森、五輪施設の費用削減でバトル。国民の利益より五輪の森、築地跡地の計画にも言及


 これは9月29日、2本めの記事です。

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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】


 東京都の小池百合子知事が設けた都政改革本部は、専門家による調査チームに、東京五輪(パラリンピック含む)に要する費用を試算をさせたところ、今のままでは、当初7千億円の予定だった費用が3兆円以上かかる見込みであることが判明。 (゚Д゚)
 小池知事は、調査チームの提言を受けて、多額の費用がかかる3つの競技の会場の建設を中止することを含め、費用削減のための具体策を検討。また、五輪組織委に都が指導監督を行う「監理団体」の指定に応じるよう要請した。(・・)

<建設中止の候補になっているボート・カヌー会場「海の森水上競技場」の予算は、当初の69億円から491億円に。バレーボール会場の「有明アリーナ」の予算も176億円から404億円に増大。しかも、競技会場の落札価格が99%とか、完成談合が疑われるものもある。(-"-)>

 ところが、この小池知事の施策に、もともと犬猿の仲である五輪組織委の森喜朗委員長らが異論を唱えることに。森氏は築地市場の跡地利用などにも言及しているのだが。両者の間でバトルが始まりそうな感じだ。(@@)

 しかも、これらのの計画、利権には、森元首相や石原元都知事、政府や自民党都連などなど政官財が絡んでいると思われ・・・。 果たして小池知事がどこまで彼らとやり合えるのか、注目が集まっている。(**)

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『2020年東京五輪・パラリンピックの開催費用などを検証する都の調査チームが29日開催の都政改革本部で報告する「第1次調査報告書」の全容が28日、判明した。膨張する開催費については、3兆円を超す可能性があるとする独自の試算を行い、大会組織委員会が見込む5千億円程度の収入では、競技施設の建設はまかなえないと判断。都や国などが原則、負担すべきだと提言している。

 組織委が整備する予定の仮設競技場などの整備総額については、当初見込みの3倍超にあたる約2800億円になると指摘。組織委が負担するのは「非現実的」とし、分担のルールを早急に検討すべきだと提言する。一方、公費負担が増大するため「組織委は司令塔になりにくい」と結論づけ、経費総額に上限を設けた上で、都や国が予算を一元管理すべきだとした。(中略)

 対策としては、大会後に解体する仮設競技場や仮設インフラなどを組織委が整備することになっていた大会招致時のルールを変更。組織委の負担は大会運営費と競技場に設置するテントやプレハブなどの整備費に限定し、都有地に設置する仮設競技場の費用は都が、国有地なら国が負担すべきだとする案を例示した。また、都以外の自治体に整備する施設については、国が補助する方向で検討すべきだとする案も示す。(産経新聞16年9月28日)』

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『小池知事は28日の所信表明後、報道陣に「(大会開催費が)3兆円もかかるという話もあったが、そんなにかけるわけにはいかない」と削減に向けた意気込みを語り、宮城県の長沼ボート場などの代替地の提案が盛り込まれる見通しとなったことには「たくさんある選択肢の一つ」としながらも、「(東京大会は)もともとは復興五輪というところから始まっているはず」と前向きに応じた。

 調査チームの報告書によると、整備費が当初の321億円から683億円に膨らんだ水泳会場「オリンピック・アクアティクスセンター」について大会時2万席の座席数が過剰と指摘。近隣の東京辰巳国際水泳場を改修、増築することも検討すべきだと提言する。

 だが、同水泳場の客席数は最大でもIOCが求める基準の1万2千席より大幅に少ない5千席。都によると、基準を満たすには隣接する運河の上に客席を建設するしかなく、都幹部は「埋め立てや水上に柱を立てることが、時間的な制約や安全性確保の観点から果たして現実的なのか」と疑問を呈する。

 ボート・カヌー会場「海の森水上競技場」は平成31年3月の完成に向け、周辺の海底を整える工事が進んでいる。当初の69億円から491億円に膨れ上がっており、報告書は長沼ボート場などへの会場変更を模索する必要性も訴えている。ただ、同年夏には会場で大規模なテスト大会を行わなければならず、会場変更するにも地元自治体との調整も必要で、「不確定要素が多い」(都幹部)。

 176億円から404億円に増大したバレーボール会場「有明アリーナ」(江東区)も、都外施設への移転や施設規模の縮小などの見直しが必要とされるが、都によると、選手村から通える範囲で、競技会場として使用可能な大きな体育館が不足しているという。(産経新聞16年9月28日)』

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 しかし、案の定、森委員長はこのような提言に納得が行かない様子。「本当に都が見直しをするなら大変なことになる」とけん制とも圧力ともとれるような発言を行なった。^^;

『3施設の見直し論議について、大会組織委員会の森喜朗会長は29日、「小池(百合子)都知事の賢明な判断を待ちたい。本当に都が見直しをするなら大変なことになる」と牽制(けんせい)した。文部科学省内で開かれた東京五輪パラリンピック調整会議終了後に記者団に答えた。

 森氏は競技会場について競技団体などと約2年間調整し、国際オリンピック委員会(IOC)の承認を得たと説明。「それぞれの施設には作る理由がある」と正当化した。一部会場の宮城県内への移転の可能性については「選手村から遠すぎるし、東京都が作るのか」と不快感を示した。

 また組織委側はこの日、都から拠出された57億円を返還する方針を示した。都から要請されている監理団体化については、森氏は「組織委は内閣府の認可を受けた公益財団法人であり、都の下部組織ではない。(監理団体化は)ありえない」と述べた。(産経新聞16年9月29日)』

『2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長は29日、東京都の都政改革本部調査チームによる3会場の計画見直し案について、「知事の判断を待ち、考えを伺ってからわれわれの考えを言う。都は本当にやるのか。それでもやるというなら大変なことだ」とけん制した。

 都の調整チームの案は、新規に整備するボートとカヌー、水泳、バレーボールの恒久施設を経費削減のため既存施設に変更するというもの。森会長は「会場はそれなりの理由があって決まった。日本側からひっくり返すことは極めて難しい。(変更には)競技団体の了解がまず必要で、国際オリンピック委員会(IOC)は競技団体が了解しない限り受け入れてくれない」と話した。

 ボートとカヌーの会場案として宮城県登米市にある既存施設が挙げられている点について、森会長は「選手村から離れており、分村で作るとなれば経費も大変かかる」と指摘した。(時事通信16年9月29日)』

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 また安倍首相の超側近(&時に代弁者)である萩生田光一官房副長官も、小池知事の方針に「五輪が陳腐化する」と懸念、不満を示した。(-_-)

『萩生田光一官房副長官は29日午前の記者会見で、2020年東京五輪・パラリンピックの競技会場3施設の整備計画を抜本的に見直すべきだとする東京都の調査チームの提案について「目先の施設だけでなくトータルで考えていかないと問題の解決にはならないのではないか。現実的な線でさまざまな提案をしてもらいたい」と見直しに否定的な見解を示した。

 小池百合子都知事は経費圧縮に意欲を示しており、会場計画が再び変更される可能性もある。これに対し萩生田氏は「IOC(国際オリンピック委員会)や競技団体が何度も現地調査をした上で了解し、最終的な提案をした。もし場所や規格を変えるということになると、また協議をゼロから積み上げていかなければならない」と述べた。(産経新聞16年9月29日)』

『萩生田光一官房副長官は28日午前の記者会見で、東京都が2020年東京五輪・パラリンピック大会組織委員会に対し、都が指導監督を行う「監理団体」の指定に応じるよう要請していることについて「新しい知事が新しい視点で見直しをするのは大いに結構だが、せっかくオールジャパンで盛り上げてきた五輪・パラリンピックが陳腐化してしまう心配がある」と述べ、監理団体化に否定的な見解を示した。

 萩生田氏は組織委について「東京だけがやるべきことではなくて、全国の皆さんから協力をいただくということでつくった組織」と指摘。その上で、組織委は公益法人で収支や事業内容は誰でも閲覧可能だとして「透明性がないという批判は当たらない。政治的なやりとりではなく現実的に対応してもらいたい」と述べた。(産経新聞16年9月28日)』

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 森氏らは、競技場その他の建設を含め、東京都などのコントロールを受けずに、すべて自分たちの思うようにコトを進めたい。あとから出て来て、いまさらゴチャゴチャ言うなと。<東京都主催の五輪だということを忘れているよね。^^;>
 五輪成功の国の名誉と自分たちの利権のためなら、その費用(=国民の負担)は多くかかっても構わないという考え方をしているのである。(ーー)

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 また森氏らは、早く築地市場を豊洲に移転しないと、その跡地に五輪会場につながる環状2号線を作るのが間に合わないと、プレッシャーをかけて来ているのだが。(『森が小池に道路急げ&五輪施設の入札、予算に問題+豊洲移転派、都自民に献金』)
 今週にはいって、今度は築地市場の跡地には5千台規模の駐車場を建てる計画が決まっていると言い出した。(・o・)

『2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長は26日のBS日テレ番組で、築地市場(東京都中央区)から豊洲市場(江東区)への移転延期問題に絡み、現在の計画では移転後の築地市場跡地を約5千台の大会関係車両の駐車場として想定していると明らかにし「(ほかに収容できる場所は)東京のどこを探してもない」と懸念を表明した。(産経新聞16年9月26日)』

『築地市場跡地のオリンピックでの使い方について、組織委員会の森会長が、5000台規模の駐車場などに使用する計画であることを明らかにした。

 東京五輪組織委員会・森喜朗会長「(築地市場の)跡地を実は駐車場に使う予定なんです。5000台とめられる所がいるんです。そのためにどけというのかと、また変に言われるけど、そうではなくて、当時の東京都の皆さんが決められたこと、それに伴って僕ら計画を進めている」

 森会長は、26日夜のBS日テレの番組『深層NEWS』で、築地市場の跡地を、選手や関係者などが乗る約5000台の車両が駐車し、運転手が休憩や待機をする車両基地にする計画であることを明らかにした。(NNN16年9月27日)』

『森氏は番組で「築地市場跡地から選手村や競技場に七、八分で行ける」と利点を指摘。駐車場活用案に関して「まだあまり知られていないが、市場をどかすという計画で、東京都が決めたこと」と強調した。
 これまで、都心部と競技場の集中する臨海部を結ぶ都道「環状2号」の建設遅れに懸念を表明していたが、「道路よりも心配しているのは駐車場。環状2号は非常に大事だが、なければないで(大会は)やらざるを得ない。駐車場だけはどこでもいいというものじゃない」と言及した。(東京新聞16年9月27日)』

 尚、森氏は、東京都が決めたことだと言っているが。『都に聞いてみると、「築地市場を駐車場にとは言っていない。都有地から検討中で、築地は候補の1つ」という。大会組織委の広報も「あくまで会長の発言。組織委としてはまだ候補地の検討段階です」と説明している』という。(-_-;)(J-CASTニュース16年9月28日)』

【あとこれは小池氏のとのバトルとは関係ないけど。森氏は『大会の暑さ対策として、時計を進めるサマータイムを2時間、導入することや、交通対策として、自転車ロードレースなど道路を長時間使う種目の開催日を休日にする案があり、実現には法整備をする必要があると述べ、準備には時間がないと懸念を示した』とのこと。(NNN9.27)

 mewはそもそも東京で7~8月に五輪開催をすること自体、疑問に思っているのだけど。サマータイム導入をするにしても、2時間もずらしたら、みんなの仕事や生活がどれだけ狂うか想像つかないのだろうか?休日のことも含めて、森氏がいかに五輪中心にしかものが考えられないか(お国のためなら国民や都民は譲歩や我慢しろみたいな感じ?)よ~くわかる話だと思う。(ーー)】

* * * * *

 果たして小池都知事が、森氏らとまともに戦って、どこまで五輪の予算を縮減できるのか・・・。
 結局は、ここから、メディア(特にTV?)や国民、都民がどれだけ小池知事を後押しするかにもかかっているかも知れない。<ただ、大手メディアは五輪で色々な利権と関わっているので、どこまで小池氏をサポートするかビミョ~な部分もあったりして。(~_~;)>

 そして、同時に安倍自民党も、森氏ら同様、国や企業の利益を優先して、国民に対して同じように負担を押し付けていることをにも早く気づいて欲しいmewなのだった。(@@)

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by mew-run7 | 2016-09-29 14:46 | 政治・社会一般 | Trackback(1)