連合新会長はプチ保守か?~民進党の野党共闘を阻む共産党嫌い&改憲もOK?
2016年 10月 27日
これは10月27日、3本めの記事です。
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民進党と連合の関係、あり方について書きたいことがたくさんあるのだが・・・。
この記事では、(今後の参考資料として?)昨年から連合の会長になった神津里季生氏のことを取り上げたい。(・・)
連合と言えば、民進党の最大の支援団体になっている労働組合の組織なのであるが・・・。
もともと共産党とは犬猿の仲で。民進党が共産党と連携することに大反対しており、野党共闘を進める上で、大きな障害になっている。
また、連合には、原発再稼動の促進を望んでいる電力会社系の組合もはいっているため、民進党が脱原発を主張することにいい顔をしないなど、政策的にもどんどん民進党とズレが生じているようにも見える。^^;
しかも、昨年、新たに会長に就任した神津里季生氏は、かつての組合の代表に見られたような左派的な理念の持ち主ではなさそうで。何だかややリベラルなプチ保守という感じもあったりして。<野田幹事長とは会うかもね。^^;>
昨日、その連合の神津会長が、自民党の二階幹事長と会ったという。(・o・)
『自民幹事長、連合会長と会談
自民党の二階俊博幹事長は26日夜、東京都内のホテルで連合の神津里季生会長と会談し、政策面で意見交換していくことで一致した。
会談は、先の新潟県知事選などで連合との関係がぎくしゃくしている民進党をけん制する狙いがあるとみられる。
連合は民進党最大の支持団体。同党の蓮舫代表が新潟県知事選で連合支援候補と対立する候補を応援したことから亀裂が生じた。連合は第2次安倍政権発足後の2013年3月、自民党と定期協議開催で一致したことがある。(時事通信16年10月26日)』
『自民・二階氏が連合会長と会談 急接近の思惑とは
自民党の二階幹事長が民進党を牽制(けんせい)です。民進党の最大の支持団体である連合ですが、民進党が進める共産党との連携に不満を持っていました。さらに、先日の衆議院の補欠選挙や新潟県知事選挙を巡る民進党の対応に不満を募らせています。こうしたなか、自民党の二階幹事長が26日夜、連合の会長と会談しました。この急接近の思惑とは。
(政治部・岡香織記者報告)
ぎくしゃくしている民進党と連合の関係を揺さぶることが二階幹事長の狙いです。出席者によりますと、会談では未来の話をしたということです。二階幹事長の周辺は「民進党と連合の関係にくさびを打つことが狙いで、会うだけで意味がある」と話しています。また、会談場所は都内の日本料理店で、ここは注目を集めた小池都知事との会談で使った同じ料理店です。先日の新潟県知事選では、連合は与党の推薦候補を応援しました。ところが、蓮舫代表は反対陣営の応援に駆け付けるなど対応が分かれました。連合幹部は民進党と共産党との連携についても「方向性を明確にしなければ応援は難しい」と突き放しています。民進党の幹部は、今回の会談について「二階さんらしい動きだ」として警戒感を強めています。(ANN16年10月27日)』
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神津会長は、ともかく共産党と連携するのがイヤなようで。産経新聞が8月に行なったインタビューでも、こんなことを言っていた。^^;
『連合の神津里季生会長に、民共連携について聞いた。
--次の衆院選で民進党は共産党と連携すべきか
「今夏の参院選は安全保障問題について共通の考え方があり、野党の中心にある民進党に共産党が乗るという形だった。野党共闘はプラスに働いたところもゼロではないが、マイナス部分も相当あった。そこはしっかり見極めなければならない。ずるずる野党共闘という言葉が独り歩きするのは違う。衆院選は、本当の意味で基本政策の一致がなければ『共闘』という文字にふさわしくない」
--共産党は野党連立政権「国民連合政府」構想を掲げている
「連合は民主的な労働運動を行ってきた組織であり、歴史的な経過もある。共産党が党名と綱領を変えるような本当の変革を考えているなら別だが、共産党と互いに信頼できる間柄にはならない」(産経新聞16年10月27日)』
しかも、憲法改正の議論にも前向きな様子。
『--憲法改正議論や自民党との大連立については
「憲法はしっかりと議論すべきだ。参院選で改憲勢力が発議に必要な3分の2を占めた中で、一切議論しないという方がおかしいだろう。大連立は、条件が整うならばあっていい話だ」(同上)』
<顔で決めちゃいけないんだけど。mewは以前、写真を見た時に「何か保守っぽい顔かも」って思ってたのよね。(~_~;)
(これは最近の写真だけど。こんな感じ・・・ www.sankei.com/politics/photos/160823/plt1608230004-p1.html)URLの最初に、hを足して下さいね。>
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それこそ日刊スポーツの政界地獄耳の筆者は、神津会長は『野党共闘の敵、または本籍自民党安倍派ともいえる「超ド級A級戦犯」』だと指摘して、「連合の役割終わった」と書いていたほどだ。(~_~;)
『政界地獄耳 連合の役割終わった 2016年10月27日 日刊スポーツ
★民進党幹事長・野田佳彦と連合会長・神津里季生といえば野党共闘の敵、または本籍自民党安倍派ともいえる「超ド級A級戦犯」だ。野田は首相時代に自民党との連立政権をもくろみ解散して民主党の同僚議員を壊滅させた過去を持ち、現連合執行部の神津は90年から3年間、連合からの派遣で在タイ日本国大使館に外交官として派遣されている。この頃の大使は安倍側近の1人だった一昨年に他界した岡崎久彦だ。
★もう1人、連合事務局長・逢見直人は連合副会長(UAゼンセン会長)時代の昨年6月、秘密裏に首相公邸で約2時間にわたり首相・安倍晋三と会談、「今後も定期的に意見交換することで一致した」としている。つまり今の連合会長・事務局長は親安倍の労働貴族であるということは間違いない。地に落ちた野党第1党幹事長と連合幹部による野党共闘分断工作は日夜続く。
★社民党幹事長・又市征治は25日、「私も労組出身だが、あまり政党にいろんな注文をつけすぎて政党への介入にならないように」と連合の対応にくぎを刺した。自由党代表・小沢一郎も同日「あくまでも組合は応援団であって政党ではない。いろんな意見を言ったり要請したりするのはいいが支援者だ」とけん制した。野田は今年3月、連合の集会で「一番足を引っ張った(小沢一郎)元代表さえ来なければ、後は全部のみ込む」との考えを示している。
★しかし、民進党内では、もはやこの執行部と連合との心中では選挙に勝てないという不信感をぬぐえない。民主党時代に閣僚経験のある議員は「連合の役割は終わったという現実とともに政界再編につながるだろう。もう民間労組と党執行部系は原発再稼働と憲法改正を目的とした自民党別動隊とか第2自民党と言われても文句は言えまい」。(K)※敬称略』
かなり短めだけど、今回はとりあえず、ここまで。
でもって、政界地獄耳のK氏に、と~っても共感したくなっているmewなのだった。(@@)
THANKS