米への感謝が薄いと中谷+「人を撃つのが好き」という国防長官候補のトランプ人事
2016年 11月 22日
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今朝6時前、福島沖を震源とするM7.8(最大深度5弱)の地震が発生。(東京でも緊急地震警報が鳴って、震度3ながら、少し長めにグラグラと揺れた。)
地震直後に、すぐに福島沿岸に「津波警報」が発令された上、津波の高さが「3m」と予想されていたため、地元の方々はもちろん、当時、報道を見ていた方々にも緊張感が走ったのではないかと察する。(@@) <アナウンサーが繰り返し「東日本大震災を思い出して下さい。命を守るために、すぐに逃げてください」と警告していたのが印象的だった。>
幸いに、地震でも津波でも大きな被害は出なかったようなのだが。<被害にあわれた方にはお見舞い申し上げます>津波は仙台港で1m40を観測。近隣では、車が何台か波にさらわれたり、船が転覆したりする損害が出たという。また多賀城市内では、川が逆流する光景も見られた。(・・)
また、福島第一、第二原発でも、1mの津波を観測。第二原発の3号機で、地震後に燃料プールの冷却
装置が自動停止したとの報道が出た時には、ギョッとさせられた。(@@)
東電によれば「地震により皆様にご心配をおかけして申し訳ありません。(3号機の使用済み燃料)プールの中の水位が地震によって変動して、そこについている冷却用のポンプが止まっている」とのこと。(JNN22日)ちゃんと対応ができてるのか、懸念してしまうところが。<今、東北の原発はみんな稼動していないのだけど。燃料プールとかの問題もあるのよね~。(ーー)>
今回は、さほどの害はなかったものの、ともかく油断大敵。いまや日本全国、どこに大地震が起きるかわからない状況なのだし。<なのに原発を次々と再稼動しようとしている安倍政権。(-"-)>島国で海岸線に囲まれていて、大津波が来る可能性がある地域も多いのだから。
それぞれに、事前にしっかりと震災に備えて、もし震災が起きたら冷静にきちんと対応できるようにいたしましょうね!o(^-^)o <ちなみにmewの仕事場では、期限が切れそうなクラッカーと乾パンを買い換えた。そこで旧缶を開けて食べたら、おいしかったので「ふだんから、おやつとして買おう」と言われた。(*_*;>
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さて、地震や津波もコワイのだが・・・。
mewが、昨日、ネットを見ていて、マジに「コワイ、コワイ」と思ってしまったニュースはこれ。<もうコワイを通り越して、「イタイ」と言っていい人かも?>
自民党+αの保守派には、いわゆる親米派が多くて。中には、米国べったり、米国のポチなどと呼ばれる人も。それを超えて、もはや米国を信奉、崇拝しているのかと思うぐらいの人もが少なからずいるのだが。<時に、米国教にとりつかれてるor洗脳されてるのでは、と思える人もいるぐらいで。(~_~;)>
その親米派のひとりである自民党の中谷元氏が、何とこんな発言をしたという。 (゚Д゚)
『<自民・中谷氏>米国の存在に「日本国民、感謝の念は希薄」
◇言論NPOの会合で
衆院憲法審査会の与党筆頭幹事を務める自民党の中谷元(げん)前防衛相は21日、言論NPOの会合で、トランプ次期米大統領が大統領選中に在日米軍駐留経費の負担増を主張した背景について「日本国民は米国の存在にどれだけ関心を持っているのか。感謝の念は非常に希薄だ。そういうことがトランプ氏に伝わり、米国が日本を守るならもっと感謝しろ、カネを出せという発言につながる」との見方を示した。
そのうえで中谷氏は日本が世界の安全保障により自覚的に関与すべきだと指摘。「憲法に国の安全保障をしっかり規定しなければならない。自衛隊のさまざまな規定を書かなければならない」と述べた。9条改正には直接言及しなかった。【中田卓二】(毎日新聞 16年11月21日)』
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要は、日本国民は、もっと安保軍事において米国の存在にもっと関心や感謝の念を抱くべきだと。<さらに言えば、米国様に守っていただいていることを感謝すべきだとってことかな?>
そうしないから、トランプ氏に、米軍の日本駐留に関して「感謝しろ、カネを出せ」と言われてしまうんだってことでしょ。(>_<)
<こういう人って、トランプ政権の米国さまでも、従っちゃうのしらん?あとで書くけど、トランプ政権の閣僚はとんでもない顔ぶれになりそうなのに。(~_~;)>
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ここで米軍駐留についてアレコレ書く気はないけど。mewは、米国が、戦後70年も立つのに、日本、とりわけ沖縄に駐留している理由の半分以上は、米国の防衛、安保戦略&自分たちの利益のためだと思っているんだけど・・・。
もしかして、中谷くんは、国民が「米軍さま、日本国民を守ってくださって、有難うございます」とアタマを下げて感謝すべきだと思っているのだろうか?(・o・)
中谷元氏は防衛大卒で陸自出身で、衆院議員になってから防衛長官、防衛大臣に就任。(イメージ的にはシビリアン・コントロールに限りなく抵触してるっぽい感じ。実際はしていないけど。) それこそ、あの集団的自衛権を認めた安保法制を作った時に、防衛大臣として国会で答弁していたのだけど。あまりに答弁がひどかったため、何度も紛糾して審議がストップしたほど。(~_~;)
今は、衆院憲法審査会の与党筆頭幹事を務めているのだが。上の発言を見ていても、ともかく9条改正をしたくてたまらないようで。ますます自民党主導の改憲には応じられないという思いを強くしたmewなのだった。(**)
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もう一つ。これはトランプ氏に関して、「コワイ、コワイ」(こちらもイタイ?)と思ったニュースを。
先日、『閣僚も差別主義のトランプ政権~独仏首脳が憂慮する中、安倍はトランプ信用で野田呆れる』という記事をアップ。
トランプ氏が、超保守タカ派で差別主義のスタッフを、トランプ政権の閣僚として発表したという話を書いたのだけど・・・。
その後も、とんでもない人たちの名が閣僚候補として挙がっていて、mewは「ゾゾ~ッ」としっぱなしなのである。_(。。)_
とりわけ「人を撃つのが好き」「戦争が好き」と公言し。「狂犬」と呼ばれている元中央軍司令官・マティス氏を国防長官の候補としてツイッターに名を記したというニュースには唖然。 (゚Д゚)
『トランプ氏 国防長官に「狂犬」を検討
アメリカのトランプ次期大統領は自身のツイッターで、元アメリカ中央軍司令官で「狂犬」との異名を持つジェームズ・マティス氏を国防長官に検討している事を明らかにした。
この週末、自身の所有するゴルフ場に滞在し残りの人事を検討しているトランプ氏。19日には、元中央軍司令官で、かつて「人を撃つのは楽しい」と述べ物議を醸した事から「狂犬」との異名を持つマティス氏と会談。ツイッターで、国防長官に検討している事を明らかにした上で、「非常に感心した」と高く評価した。(NNN16年11月21日)』
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『【AFP=時事】米次期大統領として新政権の閣僚人事を進めるドナルド・トランプ(Donald Trump)氏は20日、次期国防長官候補として前日に会談したジェームズ・マティス(James Mattis)元海兵隊大将(66)を「大将の中の大将だ」と褒め称えた。
トランプ氏は短文投稿サイト、ツイッター(Twitter)で「昨日会った次期国防長官候補のジェームズ・"マッド・ドッグ(狂犬)"・マティス大将には大変感銘を受けた。大将の中の真の大将だ!」と述べた。一方のマティス氏も19日の会談後、トランプ氏は「本物だ」と述べた。
マティス元海兵隊大将は、2010~2013年まで米中央軍(US Central Command)の司令官を務め、米軍のイラク撤退やアフガニスタンへの増派を指揮した。個性の強い司令官で、読書家としても知られ、かつて「礼儀正しく、プロフェッショナルたれ。ただし出会った相手は、全員殺すつもりで」と発言したこともある。
トランプ次期米大統領は20日も、自らが所有するニュージャージー(New Jersey)州のゴルフ場で他の閣僚候補数人と会談した。だが、米政権の主要閣僚に関するこれまでのトランプ氏の選択は、市民的権利の観点から、民主党その他の方面から非難を浴びている。
トランプ氏は、司法長官に超保守派のジェフ・セッションズ(Jeff Sessions)上院議員(69)、中央情報局(CIA)長官にタカ派のマイク・ポンペオ(Mike Pompeo)下院議員(52)、大統領補佐官(国家安全保障問題担当)にマイケル・フリン(Michael Flynn)元陸軍中将(57)を指名。さらに超保守派の運動勢力「オルタナ右翼」のイデオローグとされるスティーブ・バノン(Steve Bannon)氏(62)を首席戦略官・上級顧問に起用し、さらに批判を招いている。【翻訳編集】 AFPBB News(AFP=時事 16年11月21日)』
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さらには、このブログにも登場したことがあるかも知れないmewの天敵(?)、超ネオコン・タカ派の元国連大使・ボルトン氏や彼の側近などの名が挙がっていると知り(あの顔の写真も見ちゃって)、卒倒するかと思ったです。_(_^_)_
<昨日、日本のTVや新聞でも扱ってたから、本当になる可能性が高いかも。>
『トランプ、ブッシュ政権のイラク戦争支持派を政権幹部に起用か
11月14日、トランプ次期米大統領が2003年のイラク戦争を支持していた当時のブッシュ政権幹部のうち複数名を国家安全保障に関わる政権の要職に起用する方向で検討していることが、共和党関係者の話で明らかになった。
トランプ次期米大統領が2003年のイラク戦争を支持していた当時のブッシュ政権幹部のうち複数名を国家安全保障に関わる政権の要職に起用する方向で検討していることが、共和党関係者の話で明らかになった。
起用される可能性があるのは、ネオコン(新保守主義派)として知られるジョン・ボルトン元国連大使とウールジー元中央情報局(CIA)長官。
トランプ氏はこれまで、イラク戦争には一貫して反対していたと発言している。
関係者によると、ボルトン氏は外交を担う国務長官への起用が検討されているという。報道によると、ウールジー氏は国家情報長官候補となっている。
また、ボルトン氏の一番の側近でCIAの元職員、フレデリック・フレイツ氏の政権入りも検討されている。
イラク戦争で軍務に就いた経験のある関係者は、イラク戦争を支持した要人はイラクでの過激派組織「イスラム国」(IS)掃討作戦で部隊の増派に傾く可能性があると指摘した。
米情報機関の近東部門トップを05年まで5年間務めたポール・ピラー氏は、トランプ氏は外交の経験がほとんどなく、外交政策についての発言も一貫性がないため、政権の上級職の人事が極めて重要だと語った。
ボルトン氏とウールジー氏はコメントの要請に応じなかった。
ボルトン氏が国務長官に指名された場合、上院で承認されるかどうかは不透明だ。2005年に上院の民主党議員らは1人の共和党議員とともに、ボルトン氏の国連大使指名承認を阻止したことがある。ただ、当時のブッシュ大統領は米議会閉会中に大統領の権限で同氏を国連大使に就任させた。
フレイツ氏は電話で、トランプ氏による政権移行に関わっていることを確認したが、それ以上のコメントは避けた。(NEWSWEEK JAPAN16年11月15日)』
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関心のある方は、wikiなどで、ボルトン氏のことを見ていただきたいのだが。彼は、ブッシュ・パパ政権の時に国務次官補、ブッシュ・ボン政権の時にて国務次官(軍備管理・国際安全保障担当)を務めていて。あまりに言いたい放題の強硬路線をとっていたため、イランの外務省から「無作法で非外交的」、北朝鮮からボルトンを「人間のクズ」(human scum)と激しく批判されていたほど。
05年からは国連大使になったのだが。「国連などというものはない。あるのは国際社会だけで、それは唯一のスーパーパワーたるアメリカ合衆国によって率いられる」「国連本部ビルの最上層10階分(事務総長執務室など幹部の部屋がある)がなくなったとしても何ら困る事はない」とか言ってしまう人なのである。(-_-;)
オバマ大統領は、(米国基準では?)平和主義者のハト派だったので、この8年間は、世界的に見れば、国同士での大きな戦闘が起きることもなく、やや平穏な時間が流れていたのだが・・・。<もちろん、シリアやアフリカ諸国の内戦、ISとの戦闘、ロシアのクリミア進出などなど戦闘が絶えることはないのだけど。(ノ_-。)>
もしトランプ政権が始まったら、果たして世界はどうなってしまうのか?しかも、もし安倍自民党政権が続いたら(中谷氏のような米国崇拝者もいるし)、日本は米国の攻撃的な姿勢、戦闘行為にどこまで付き合うことになるのか・・・。もう、コワイ、アブナイという言葉しか浮かんで来ないのだけど。
そろそろ、日本の国民も、このまま安倍政権に日本を託しておくとアブナイぞということを認識して欲しいな~と、切に願っているmewなのだった。(@@)
THANKS