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日本がアブナイ!

平和で平穏で楽しい生活が一番!・・・脱アベ・スガ、反超保守&新自由主義。左右問わず、mew基準で、政治や競馬、スポーツなどについて。写真はトロットスター・・・↓PC画面のリンク1~5は無効

カジノ法案は維新へのXマス・ギフト。万博もセット、改憲とバーター+強行採決の次は採決省略?

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 今週14日で、秋の臨時国会(延長分)が終わるのだけど。安倍自民党としては、その14日までに何が何でもカジノ法案を参院可決(=法案成立)させる気でいる様子。(~_~;)

 ただ、衆院ではほとんどの委員会の委員長が(理事も)自民党議員なので、自分たちの好きなように、職権で強引に審議を進めたり、採決を行なったりできるのだけど。
 今、カジノ法案を扱っている参院の内閣委員会が、委員長が民進党の難波奨二氏なので、自民党の思うように委員会の日程を決められないため、かなりいら立っているという。(@@)

 そうしたら、何と、今度は「強行採決」ではなく「採決省略」するかもという記事が出ていて、「え~、そんなのありなの~?」とビツクリ。 (゚Д゚)
 もし委員長が採決を行なわなければ、委員会の採決はすっ飛ばして、参院本会議で中間報告を行い、そのまま本会議で議決をしちゃおうというのである。^^;<そんな方法があるとは知らなんだ。


『<カジノ法案>自民、参院委採決を省略へ 民進応じない場合

 参院自民党は、「統合型リゾート(IR)整備推進法案」(カジノ法案)を14日までの国会会期内に成立させるため、参院内閣委員会で難波奨二委員長(民進党)が13日の採決に応じない場合、委員会採決を省略して本会議に持ち込む「中間報告」を行う調整に入った。

 参院内閣委は12日、カジノ法案に関する参考人質疑を行う。その後、自民党は13日の委員会採決を目指しているが、与野党の合意はできていない。民進党の蓮舫代表は9日、「カジノ法案は一度廃案にして出し直すべきだ」と記者団に語り、カジノ法案に反対する考えを重ねて示した。

 自民党は、難波氏が委員会採決を認めなければ、13日か14日の参院本会議で中間報告を行い、採決に踏み切る構えだ。内閣委員長を自民党に差し替えて採決する案もあるが、強引に成立させるイメージがより鮮明になる可能性があるため、多数意見にはなっていない。【飼手勇介】(毎日新聞16年12月10日)』

<これじゃあ、何のために委員会制度(採決含む)が設けられているのかわからず。まさに議会制民主主義を破壊、冒涜するような行為なので、さすがに安倍官邸&自民党も、そこまでの暴挙はなさないと思いたいのだけど。(-_-;)>

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 しかも、カジノ法案に最も意欲的な維新の会の松井代表が、カジノ法案の早期成立をかなりせっついているようだ。<もしかして、昔の橋下くんみたいに民進や朝日の悪口を吼えてたら人気が出ると勘違いしているのかしらん?_(。。)_>

『日本維新の会の松井一郎代表(大阪府知事)は2日午前、カジノを中心とする統合型リゾート施設(IR)整備推進法案をめぐり、民進党が審議入りに反対している国会情勢について「民進党が『なぜ急ぐのか』とバカなことをいっているが、法案は3年前に提出されている。3年間、何してたんや」と述べた。国会内で記者団に語った。
 さらに「(審議入りに反対なのは)政治的に僕に対する民進党の嫌がらせだ。彼らは国民の方を全く見ず、日本のことも考えず、党利党略、個人的な好き嫌いで物事を考える。まあ、バカな政党だと思う」と批判した。

 松井氏は、IR法案をめぐる朝日新聞、毎日新聞の報道ぶりに関しても「朝日、毎日のネガティブキャンペーンにもう本当に参っている。『IR=依存症が増える』。何のエビデンス(証拠)をもっていってんのかね」と指摘。「シンガポールではIRができ、依存症対策をしたことで依存症患者は減っている。でたらめなことがどんどん伝わることは非常に問題だ」と主張した。(産経新聞16年12月2日)』 

<民進党の中には、(元維新議員を含め)IR法案自体には賛成である人が少なからずいるのだが。 しかし、今回のように、きちんと依存症や治安、マネーロンダリングなどの対策を議論しないまま、わずか6時間しか審議をせずに乱暴に法案を通すことは、議会制民主主義上&IR法案実施の上で問題があることから、今国会では党全体で賛成しないことに決めている。(**)>

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 それにしても、何故、安倍官邸&自民党は、ここまでカジノ法案の成立を急ぐのか?
 その最大の理由の一つは、大阪の松井府知事や橋下前市長(=維新の会の代表、前代表)の要望に応えて、彼らとの関係を強化することにある。(・・)

『【報ステ】“カジノ法案"成立急ぐ理由とは…

 カジノ解禁に道を開くIR=統合型リゾート法案の採決は、8日の参議院の委員会で見送られたが、自民党は、来週には成立させる方針だ。成立を急ぐ背景には、大阪湾に浮かぶ“夢洲”が関係している。ここに大阪府は2025年の万博を誘致し、さらにカジノを作りたいという。

 先月22日、フランス・パリが名乗りを上げた。万博には半年でほかの都市の申請を締め切る規定があるため、大阪府は来年5月22日までに立候補を申請しなければならない。

 大阪府の松井知事は6日、「万博とIR、それぞれで圧倒的な魅力がある。この2つがセットになると10にも100にも化ける」と語り、万博が終わった後にはカジノが残り、それがレガシーとなって成長戦略につながるとしている。万博の立候補には閣議了解が必要だ。年明けの通常国会では、法案が目白押しで、カジノ法案を成立させるチャンスは今しかないという。(ANN16年8月9日)』

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 維新の松井代表はもともと自民党府議だった人だし。安倍首相や多くの閣僚たちと同じ日本会議に属する超保守派&安倍シンパで、安倍氏に維新の党首になって欲しいと頼んだことがあるほど。
 それもあって、現・維新の会は、もはや「よ党」として、他の野党と一線を画す形で活動しており、安保法案やTPP法案など、自公と共に堂々と賛成に回っているし。安倍自民党と共に、憲法改正も推進して行く方針を決めている。(・・)

 他方、今、連立与党を組んでいる公明党は、もともと安倍首相と政治的な思想が合わないし。(カジノ法案にも本当は反対だし。)自民党が提唱する憲法改正案に賛成しない可能性がある。(-_-;)

 そこで安倍官邸としては、維新&松井府知事らの支持を高めるためにも、お互いにいい関係を続けるためにも、何とか大阪万博&カジノ付きIR施設の計画が実現できるように、政府与党として後押ししようとしているのである。(**)
<安倍首相を支持する経済界の期待に応えるため&20年五輪終了後に、経済+αのマインドがしぼむのを防止するためという意図もあるようだ。^^;>

『25年大阪万博、国が立候補検討会を設置

 経済産業省は2日、大阪府が誘致をめざす2025年の国際博覧会(万博)について、国として立候補するかを決める検討会を設置した。大阪府は「人類の健康・長寿への挑戦」を基本構想に掲げており、世耕弘成経産相は同日の記者会見で「基本構想が掲げる理念や輸送計画などを総合的に検証したい」と述べた。

 検討会の座長には経団連の古賀信行副会長(野村証券会長)が就く。京大iPS細胞研究所の山中伸弥教授や吉本興業の大崎洋社長など、関西にゆかりのある委員で構成し、16日に初会合を開く。

 府は大阪市此花区での開催を計画。会場建設費1200億~1300億円、運営費690億~740億円と見込む。25年万博ではパリが立候補を表明。博覧会国際事務局(BIE)のルールでは来年5月22日が立候補の締め切り日。複数の立候補が出た場合、18年11月に投票で開催地を決める。

(日本経済新聞16年12月2日)』 <よしもとの社長も加わってるのね。(・・)>
 
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 ところで、安倍&菅氏は、クリスマスイブの24日夜に、松井&橋下氏と会食を行なうとのこと。カジノ法案の早期成立は、きっと維新にとって嬉しいクリスマス・プレゼント(ギフト)になることだろう。(~_~;)
 
<安倍首相は、憲法改正を行なう際に、発信力&注目度の高い橋下徹氏が改正賛成派のリーダー的な存在として、一般国民に強くアピールしてくれることを期待。橋下氏は既に政界は引退し、国会議員にはならないと明言しているものの(橋下くんのことだから、わからないけどね)、国会議員にならずとも、何とか橋下氏とのパイプを維持して、安倍内閣の閣僚or要職として起用するなど政治的に活用できないものかと考えているらしい。^^;>

『安倍晋三首相がクリスマス・イブの24日夕、日本維新の会前代表の橋下徹前大阪市長と、都内で会談する。菅義偉官房長官と、維新の松井一郎代表(大阪府知事)も同席する見通しだ。大阪が有力候補地となっているカジノを中心とする統合型リゾート施設(IR)や、憲法改正などについて意見交換するとみられる。フジテレビが8日午前報じた。

 安倍首相は参院選直後の7月末にも、橋下、松井両氏、維新の馬場伸幸幹事長と都内で会談した。橋下氏は現在も維新の法律政策顧問を務め、党内の憲法改正の議論に参画しており、今も影響力を持つ。
 安倍首相と菅氏は、維新が求める「2025年の国際博覧会(万博)」の大阪誘致にも前向きだ。

 橋下氏は15年12月に政界から引退した。その際、安倍首相は「政治家・橋下徹への期待感はあるんじゃないか」「惜しむ声が多い」と語った。橋下氏の政界復帰の後押しとなるのか。(夕刊フジ16年12月9日)』

* * * * *

『Xマスイブに「隠れ与党の会」

 ★今月24日、首相・安倍晋三、官房長官・菅義偉と日本維新の会代表・松井一郎・大阪府知事と同前代表・橋下徹・前大阪市長が会談するという。この顔ぶれでの会談は今年7月以来。その後、維新は積極的に与党の繰り出す法案に賛成し続け、事実上、民進党など野党各党からは「隠れ与党」とみられており、選挙などで野党が積極的に野党共闘を進める中、維新は外されている。

 ★松井はこの会談を「プライベートの忘年会のようなもの。世間一般の話をする」とけむに巻くが、会談で首相は維新を連立入りさせたい考えを表明するのではないかと政界ではささやかれている。今国会で延長が決まった途端、統合型リゾート(IR)整備推進法案(カジノ法案)が議員立法として提出されたが、同法案は連立与党・公明党に慎重論が多かった。しかし、自民党は維新と申し合わせたように強行採決を進め、公明党はあわてて自主投票で切り抜けた。

 ★政界関係者が言う。「いざというとき、それはつまり憲法改正の発議の時など、公明党がついて来ない場合を想定して連立の組み替え、または組み直しを示唆したのではないか。自民党が維新と近づくと公明党は離反するどころか、一層自民党との結びつきを強めるのではないか」との見方だ。ましてカジノ法案が通れば、大阪への誘致に弾みがつくし、25年開催予定の大阪万博に合わせてカジノをオープンさせたい維新との思惑も合致する。

 ★加えて、次期衆院選で橋下の出馬を首相が促すのではないかとの見方もあるという。ただ、自民党内は維新との距離を感じている議員も少なからずいて、直ちに事態が動くかどうかはわからない。政界は大きく動きを見せるかもしれない。(K)※敬称略 日刊スポーツ16年12月10日)』

 結局、安倍首相というのは、国民の生活がどうなるかとか、議会制民主主義の大切さとか、そんなことよりも、ともかく自分と考えが合う人たちが満足してくれて、自分の目標(戦後体制破壊&憲法改正)に協力してくれればれでいいんだろうな~と、再確認したmewなのだった。(@@)

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by mew-run7 | 2016-12-11 09:59 | (再び)安倍政権について

by mew-run7