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南ス部隊が日報破棄~7月の戦闘時の現地の記録を消す+かつて海自も同じ手を使ってた

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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】

クリスマスなのに、トンデモない自衛隊の隠蔽工作の話を・・・。

 陸上自衛隊がPKO派遣されている南スーダンでは、7月に首都ジュバで政府軍と非政府勢力の間で大規模な戦闘が起きて、数百万人が死亡したと言われている。(・・)

<自衛隊の宿営地の近くでも砲弾が飛び交っていたとのこと。また、各国軍の宿営地に、政府軍の攻撃を受けた非政府勢力が逃げ込んで来たとの報道もある。>

 そこで、当時の情況を知るために、ジャーナリストのが、防衛省に今年7月の日報(日々の出来事を記録したもの)の情報公開を行なったところ、何と「当時の日報は、廃棄したのでない」という通知が来たとのこと。 (゚Д゚)

 はあ~~~っ? 今年7月と言えば、まだ6ヶ月もたっていないのに。 (~_~;)
 普通、公務に関する文書は3年とか5年とか保存期間が決まっているはずなのに。<学級日誌だって、少なくとも1年はとっておくと。いや、5年ぐらいは残しておくかも。>
 なのに、「随時発生し、短期に目的を終えるものなどは廃棄できる」「上官には報告しており、使用目的を終えた」って、理解、納得できます~?(@@)

* * * * *

 mewは、このニュースを見て、ふと思い出したことがあった。(・o・)

 それは、03~7年(小泉・安倍・福田政権)の頃のこと。
 米ブッシュ政権は、01年NY911事件をきっかけに「テロとの戦い」を掲げて、アフガン、イラクへの攻撃を順次実行。日本もそれに追随するような形で、インド洋への海自艦船の派遣、イラクへの陸自、空自派遣を行なったのであるが。(-"-)

 現民進党の江田憲司氏が、戦闘に参加する艦船への給油を禁じられている海自の補給艦が、03年に、イラク攻撃に参加する米軍の艦船に燃料補給していたことを指摘。<詳しい話は後述。>

 そこで、その補給鑑が問題とされた期間、どこを航行して何を行なっていたかを調べるために、防衛省に、その当時の航海日誌を情報公開するように求めたところ、「廃棄したので、公開できない」と言って来たため、大問題になったのだ。(**)

<07年10月『福田首相も公明党もキレた参院論戦!+海自が航海日誌を破棄』『海自の誤報告隠蔽&航海日誌破棄+防衛省の関連企業との癒着+菊花賞』>

* * * * *

 多くの省庁は、情報公開を求めると、都合の悪いところを全部黒塗りにして来るのだけど。(1ページ真っ黒のノリ弁を何枚も出して来るところが多い。)
 
 でも、書類自体を破棄して、存在をないものにしちゃうというのは、民主主義国家の役人として、絶対にやってはならないことだし。トンデモ性質が悪いやり方だし。
 よ~っぽど不都合なこと(問題が大きいこと、違法なことが行なわれているのではないかと疑われてもいたし方ないことだろう。(-"-)

<てか、菅直人氏が厚生大臣を務めてた時のエイズ問題もそうだったけど。「破棄した」「紛失して見つからない」とか言って、実は、どこかに資料が隠してある可能性が大きい気がするです。>
 
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『南スーダン陸自部隊の日報が廃棄 PKO記録、事後検証困難

 南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に参加している陸上自衛隊部隊が作成した、日々の活動状況を記録した日報が廃棄されていたことが24日、防衛省への取材で分かった。7月に現地で大規模衝突が発生した際の記録もなく、事後検証が困難になる恐れがある。

 同省幹部によると、南スーダンPKOは現在11次隊が活動しているが、過去の派遣隊すべての日報が残っていないという。PKO関連文書の保存期間基準は3年間と内規で定められているが、「随時発生し、短期に目的を終えるもの」などは廃棄できる。

 防衛省統合幕僚監部の担当者は「上官には報告しており、使用目的を終えた」と説明。(共同通信16年12月24日)』

『PKO部隊の日報廃棄 南スーダン7月の武力衝突 防衛省「目的終えた」

2016年12月24日 07時02分


 アフリカの南スーダン国連平和維持活動(PKO)に参加する陸上自衛隊部隊が、首都ジュバで七月に大規模な武力衝突が発生した際の状況を記録した日報が、廃棄されていたことが分かった。陸自の文書管理規則が定める三年間の保存期間に満たない。治安が悪化する同国でのPKOは派遣要件を満たしていないと疑問視する声が強いが、日報の廃棄でさらに批判が高まる可能性がある。
 南スーダンPKOは半年ごとに部隊が交代しており、七月に活動していたのは十次隊。ジャーナリストの布施祐仁(ゆうじん)氏が情報公開法に基づき、同月七~十二日の日報を九月末、防衛省に開示請求したところ、今月二日付で「既に廃棄しており、保有していなかった」とする通知を受けた。
 同省によると、陸自の文書管理規則では、PKO関連文書の保存期間の基準は三年間。一方で「随時発生し、短期に目的を終えるもの」や「一年以上の保存を要しないもの」は、例外的に一年未満で廃棄できる。
 同省統合幕僚監部の担当者は、廃棄の理由について「上官に報告した時点で、使用目的を終えた」と説明。これ以外の日報も、紙や電子データを含め、同様に廃棄しているという。
 陸自は、日報に基づき、後続部隊ヘの教訓をまとめた「教訓要報」を作成しており、当時の現地状況もこの中である程度記載される。しかし、原本に当たる日報が廃棄されてしまえば、治安の実態や自衛隊の行動について国民が正確に把握することが難しくなる。
 布施さんは「これが許されるなら、あらゆる報告文書はすぐに廃棄されてしまう。国民の検証のために公文書を保管する意識が欠如している」と批判する。

◆黒塗りより深刻

 日報廃棄の問題からあらためて浮かび上がるのは、活動継続への疑念が強い南スーダンでのPKOについて、国民に正確な情報を届けて理解を得ようという意識が、安倍政権に依然として薄いことだ。
 ジュバで最初の大規模衝突が起きた、二〇一三年十二月に派遣されていたPKO五次隊の「教訓要報」には、隊員らが防弾チョッキと鉄帽を着用したり、撤退経路を偵察したりという対応が記されている。
 これを作成する材料となった日報が存在していれば、国民は当時の状況をより詳しく知ることができた。

 まして今回、日報の廃棄が判明した六日間は、陸自の宿営地の隣にあるビルで銃撃戦が起きるなど、一三年に劣らず緊迫していた状況が明らかになっている。日報の廃棄が、検証を難しくした可能性は大きい。
 PKO関連文書の保存期間を原則三年間と定めた、文書管理規則が形骸化している事実も見逃せない。今回のように「上官に報告したから」という理由での廃棄がまかり通れば、組織にとって都合の悪い文書はすべて公開せずに済む「抜け道」になりかねない。

 南スーダンPKOを巡っては、これまでも現地報道を基にした地図を黒塗りにして公表するなど、情報公開に消極的な政府の姿勢が批判されてきた。黒塗りどころか、将来公開される可能性を摘む「廃棄」は、より深刻な問題だ。 (新開浩)(東京新聞16年12月24日)』

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 少し、海自のイラク参戦米軍への給油&07年の航海日誌破棄について書くと・・・。

 小泉政権は、01年の911の直後に、テロ特措法を成立させて、海上自衛隊の補給艦などをインド洋に派遣。オモテ向きは、国連が決めた海上阻止行動(麻薬や違法な資金を運ぶ船を阻止する活動)に従事する米軍などの艦船に対して、洋上補給(給油)を行なうことになっていた。(・・)

 米軍+αは当初、ビン・ラディン&タリバンを制圧するため、アフガンを攻撃していたのであるが。
 当時、日本は、他国と戦闘している艦船(戦闘機に給油する補給艦含む)に給油することは、憲法9条違反になる(戦闘に参加することと同視し得るとみなされる)ため、攻撃参加している艦船には給油できなかったからだ。(**)
<でも、昨年の安保法制で燃料や武器の供与、支援ができることになっちゃったんだよね。(-"-)>

 ところが、あとから実際には、海自が、アフガン攻撃を行なう米軍機に給油する艦船にも燃料補給していたことが判明。
 さらに、現民進党の江田憲司氏が、07年に朝まで生テレビで『インド洋に派遣されている自衛隊による給油の約85%が、イラク戦争に使われている。アメリカ海軍中央司令部&第五艦隊のウェブサイトに書かれている』と告発したのだ。(@@)<この記事も、どこかにあるはずなんだけど。見つかったら、リンクするです。>

 当時の野党が懸命になって調査し、03年の一定時期に、海自の補給艦「ときわ」がイラクに向かう米艦船に給油していたであろうことを突き止めたのだが。
 いざ防衛省に、当時の航海日誌の情報公開を求めたら、保存期間を誤認して、07年に情報公開を求められる直前に細断機(シュレッダー)で破棄、処分したと通知して来やが・・・来たのである。(・o・)

『海上自衛隊補給艦「とわだ」の航泊日誌誤破棄事案について(中間報告)平成19年10月29日
1 事案発覚の経緯
 平成19年8月22日付け行政文書開示請求(平成13年11月から平成19年4月までの間のうち、インド洋派遣期間中における海上自衛隊補給艦「とわだ」(以下「補給艦「とわだ」」という。)の航泊日誌)を受け、当該行政文書を特定したところ、保存すべき航泊日誌の一部(平成15年7月から同年12月分まで)が誤って細断機で細断され、処分されていたことが、平成19年10月4日までに確認された。(防衛省HPより)』
 
* * * * *

 もちろん、安保軍事関連の情報に関しては、全て国民に明らかにできないものがあることは理解している。
 でも、日本は国民が主権の国である以上、重要な方針、憲法や法律に関わるような行為に関しては、きちんと国民に説明して理解を得てからなす必要があるし。国民が求めれば、できる限り情報を明らかにする必要があることは言うまでもあるまい。(・・)

 しかし、自民党政権(特に小泉、安倍政権?)やその下にある政府、防衛省、自衛隊幹部などは、日本が民主主義国家であることを認識せず、完全に国民をナメて動いているところがあるし。
 このように不都合なものの隠蔽が重なると、国民の気づかないうちに、戦争への道に向かうおそれも大きいわけで。野党やメディア、そして私たち国民は、もっとしっかりと政府のやることをウォッチしなければと、改めて思ったmewなのだった。(@@)

p.s.野党もメディアも、お願いだから、マジしっかりしてよ~。クリスマスに祈るmew。(ー人-)

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by mew-run7 | 2016-12-25 13:29 | (再び)安倍政権について