輸入牛肉&ライブドア関係の自殺&小泉逆風について
2006年 01月 21日
背骨ごと)ついているのが発見された。政府は、これを受けて米国の原因解明報告を
受け、安全性が確認できるまで、輸入を全面的に停止することを決めた。
北米産牛肉の輸入再開の危険性に関しては<コチラ>にも書いたが、懸念されて
いたように危険部位のズサンな除去作業や検査によって、輸入再開されて1ヶ月あるか
ないかのうちに、背骨ごと脊柱がついて来るとは・・・。憤りを通り越して、唖然と
させられてしまう。
この件に関しては、More以降に、さらに書きたいと思うが、国民の健康、生命が
危険にさらされる事案だけに、政府の毅然とした適切な対処を求めたい。
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ライブドア社に関わっていたエイチエス証券副社長の野口英昭氏(38)が、18日
に沖縄で死亡し、自殺である可能性が高いという報道があった。彼は国際証券を経て、
00年にライブドア(当時はオンザエッヂ)に入社。同社のマザーズ上場に尽力し、
同社や関連会社の取締役になるが、02年に今の会社に移った。だが、ライブドアの
株式管理やM&Aへのアドバイスや関与は続いていたようで、今回の強制捜査の容疑対象
になっている数社の買収に際しては、中間に介在した投資事業組合の設立、運営に取締
役として関与しており、大きな役割を果たしたと言われている。そのために、彼自身と
エイチエス証券も強制捜索押収を受けていた。
野口氏は強制捜査が終わった17日に、息子に「今から帰る」と電話をしたものの
所在不明になり、18日午後に沖縄のカプセルホテルにて血まみれになっているところ
を発見され、病院で失血死が確認された。当初は、包丁で手首を切っており自殺の可能
性が高いと伝えられたが、その後、遺体の傷は両手首、腕、首の両側、腹部にあること
がわかった。父親は警察から「割腹自殺をはかった」という連絡を受けたというが、
遺書は見つかっていない。また、彼は発見されたカプセルホテルは一泊2800円の
一畳たらずのスペースしかないもので、そこに偽名でチェックインしていたという。
一部マスコミやブログ等で疑義が呈されているが、私もこの件は、簡単に事件に関与
したことを苦にしての自殺と断定するのは望ましくないと思う。きちんと解剖で彼の傷の
状態を調べたり、沖縄&このホテルに来るまでの過程を調べたりすべきであろう。仮に
自殺であったとしても、きちんとその背景や動機の解明をすべきだと考える。
逆に、もしこの件をなあなあに済ませたとしたなら、何か裏があると思った方がいい
かも知れない。検察はおそらくそこまで表に出さないとは思うが、前稿でもチラッと書い
たように、色々と「ヤバイ」こともあったようだからである。
野口氏の死亡の話をきいた堀江氏は、「え? マジかよ、何で」と絶句し、「分から
ないんだよ、おれ。彼とは長い付き合いだけどおれ、もう、ちょっと限界。勘弁して。
だれももう、死なないでほしい。」と憔悴しきった声で語っていた。
「だれももう、死なないでほしい」という表現が、やけに気になった私であった。
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小泉内閣に逆風が吹き始めている。先日書いた靖国参拝包囲網も件もそうだが・・・。
冒頭の牛肉輸入再開は、昨秋、小泉首相がブッシュ大統領来日のお土産として、半ば
強引に決めたものである。もともと一般国民の大半は輸入再開に懸念を示しており、今回
の問題はマスコミも取り上げるだろうし、さらにナーバスになることだろう。他方、米国
側は、さらなる輸入条件緩和を望んでおり、米国との板ばさみになりそうな感じである。
ライブドア事件も、総選挙で堀江氏を支援し、深い関係を持ってしまった自民党には痛い
問題である。中でも武部幹事長は堀江氏をスカウトし、関わりが深いだけに困ってしまって
いるだろう。<昨日、TVでライブドアの機関誌の表紙に、武部幹事長が描いたホリエモン
の似顔絵が載せられているのを見た。かなり上手く、こんな特技があるのかと思った。>
17日のヒューザー小島社長の証人喚問は、証言拒否続きで中身が乏しいものであった
が、小島社長が安倍氏の後援会にはいっていて、事件の件で安倍氏の政策秘書に会ったこと
や伊藤公介議員との関わりが公になった。そのこともあり、伊藤議員は国会議員の誇りで
ある議員25周年の表彰が延期されることになってしまった。
18日には、自民党の党大会が開かれ、20日には通常国会が始まって小泉首相の所信
表明演説が行なわれたが、様々なニュースの陰に隠れてしまい、TVでの扱いも軽いもの
であった。自民党の党大会会場のバックに大きく掲げられていた「改革加速」の文字や
参加者が手にしたペンライトが揺れる光景が、やけに空しく見えた。
だが、総裁選までまだ8ヶ月もある。次の参院選も来年の話である。あまり早く逆風が
吹いても、肝心な時には立ち直ってしまう自民党ゆえ、ここは国民がしっかりウォッチ
しなければならないと思う。
そして、今年にはいり「食や住居等の安全」をスローガンに掲げることにした民主党に
は、ツッコミどころがたくさんできて、ポイント・アップのチャンスであるが、肝心な
時に一枚岩でなく、党首のアピール性も弱いのが、本当に残念なところである。
< つづきは ↓More をクリック>
20日、米国から同日朝輸入された牛肉に。特定危険部位で除去が義務付けられている
脊柱(せきちゅう)が混入していたことが成田空港での検査で確認されたと発表した。
この違反を受けて政府は、米国から原因について報告があり安全が確認されるまで、輸入
手続きを全面的に停止することを決め、米側に通告した。
この肉は米ニューヨーク市の中小食肉処理施設が出荷したもので、日本向け輸出をする
ための認定を米政府から受け、検査官も常駐していた。しかし、混入していた脊柱は、
骨が肉に付いたままの状態のもの。「専門家が見れば一目瞭然(りょうぜん)で気がつく」
(農林水産省幹部)はずなのになぜ見逃されたかについて、米側の詳しい説明を求める。
農水省と厚労省は、輸入牛肉を港や空港で検査しているが、肉が入った箱を開けて検査
するのは輸入量の平均約1割という。今回の成田空港での検査では、一まとまりで空輸
された41箱のうち3箱(55キロ)から脊髄が見つかった。違反があった肉は積み戻す
か焼却処分するが、12月以降にすでに輸入された米国産牛肉1373トンは、「これ
までの検査で問題は出ていない」として回収しない方針だという。
北米産牛肉の輸入再開の危険性については以前にも書いたが、現地工場での危険部位
の除去の仕方がズサンであることが指摘され、問題視されていた。両省は輸入再開に
向けて12月に査察官を派遣し、工場等の査察を行ないシステムに問題はないとして
輸入解禁に踏み切ったのだが・・・「さすがに日本の査察官が来ている時には、熟練した
者を集めて丁寧に作業するシーンを見せているに決まってるじゃん」ということぐらい
わからないのであろうか?
アメリカは自国の検査官にチェックさせると約束したが、検査官が常駐していたって、
この有様である。向こうは「日本は何を神経質に細かいことを言ってるんだ。バカらしい」
という気持ちで作業や検査をしている人が多いだろうから、おそらく形式を調えるだけで、
そんなに綿密にチェックなどしていないのである。それも、ちょこっと破片がとかいう
レベルではない。背骨を肉につけたままにしてしまうという大雑把なミスをするのである。
しかも、日本人的常識から行けば、工場側もやっと輸出再開できるようになったのだから
最初の何ヶ月とか一年とかは、それなりの緊張感を持って、何かトラブルが生じないように
と丁寧に作業やチェックをするものであろうが。輸入再開して、まだ一ヶ月立つか立たない
かのうちに、このトラブルである。
当然に即刻、既に輸入された牛肉も回収すべきであろう。
簡単に輸入再開することも、許容できない。今回、問題のあった工場以外の肉は大丈夫
などと考えて、すぐに輸入再開をするようでは日本はナメられるし、国民の健康や生命が
危険にさらされたままになる。
たまたま来週には、アメリカからゼーリック国務副長官が来日し、麻生外務大臣と
会談をする予定になっている。ここで米国は、輸入牛肉の月齢の条件を現行の20ヶ月
から30ヶ月に引き上げることを要望して来るのではないかという話もあったが、
話はそれどころではない。
小泉首相も含めて、日本政府がここでどれだけ毅然とした対応ができるか、私たち国民
はしっかりウォッチして、必要ならそれなりの声を上げなければなるまい。
ちなみに、この件で最も大きな懸念を示しているのは、子供を持つ主婦層であり、その
中には小泉首相を支持した例のB層も多いのではないかと思われる。小泉氏が殺されても
構わないという覚悟まで持って臨んだ郵政民営化のための総選挙で、あれだけの支持を
もらったのである。せめてその返礼として、支持者たちを殺さないように然るべき対策を
とって欲しいものである。そして反小泉的な国民にとっても、小泉首相はこれだけはいい
政策をとってくれたと思えるような対応をして欲しいと願っている。
THANKS
コメントがゼロでもトラバが19もあって、やはりこういうのがブログっていうものなのですかねえ。あまり分ってないものだから羨ましさも、少しあり・・^^
あ、でも中身がなければトラバも無いか!?(私は今のままでしばらく行こう^^)
今回の「背骨混入」というか「処理する約束どおりでなかった件」ですが、アメリカから見ている日本って、日本人が思っているのと相当違うのでしょうね。
「背骨を取れ!だってえ~?日本人は何考えているのだろう???」状態がアメリカ人?
まあ食料自給率40%の国にしてしまったので、あまり喧嘩も出来ないと言うのが日本人。でしょうか?
「それにしても馬鹿にしてる!」と思うのだが・・
とりあえず謝っておくが「偉そうにするな!」とアメリカは思っているかも?です。
情け無い国にしてしまったなあ~(泣)
2006年に入ってから雲行きが変わってきましたね。
小泉内閣も退任予定になっているので、求心力が低下して
くるのは否めないと思います。郵政のようなわかりやすい政策も
もうありませんしね。
皇室典範の改正問題は右派層の反発が強いみたいですし、
靖国は自民党内部からも批判が続出している。
憲法や教育基本法は公明党との調整次第、ですが、小泉首相自身は
それほど熱心ではないですね。
本当はニケさんのとこにもTBしたいんですけど。
ネタも怒りも(?)近いものが多いですしね。
今日は、ネタが社会系&一部地域が雪で在宅者が多いためか、何か
いつもの倍ぐらいのアクセスがあってビックリでした。
初めてTBをつけて下さった方も多かったです。
コメントはニケさん等が頼りでございます。(~~)
日本・・・マジにバカにされていますよね~。
mewも情けないですぅ。
でも、早く、しかも向こうが言い訳しにくいぐらいハッキリした形で
ミスがあって、よかったかも知れません。
これで、もう少し主導権をとって交渉しやすくなるといいのですが。
いい加減な解決をしたら、さすがに今度は国民も怒るのでは
ないでしょうか?
それにしても、こんなに早くガタガタと求心力が低下するとは思いませんでした。
小泉氏は、郵政民営化以外は、ほとんど興味がないかも知れませんね。
あと公約で残っているのは、靖国の8月15日の参拝と、憲法改正への
道筋をつけるだけですし。
次の総裁に関しても、あまり周りでごちゃごちゃ言われたら、面倒に
なって、「好きにすれば~」と放ってしまうかも知れません。
本人は、もう少ししたら議員をやめてのんびり好きなことをしたいと
言っていたという話もありますし。
何とかここから民主政が立て直せるといいな~と思うです。
2回連続で「大吉」が出てしまいました!
最近、昔だったらビックニュースになるようなニュースが連発しますね。
中吉だったrunで~す。大吉2回、いいな~。
最近、簡単なタロットの占いもよくやるのです。
今度、紹介しますね。
ほんと大きなニュースが目白押しですね。ワイドショーのスタッフは
分散して起きてくれたらいいのに、と思っていることでしょう。
私もなかなか次の予定のネタに行けなくて、困ってます。(笑)