ヒ素は大丈夫?安倍小学校、ゴミの埋め戻し発覚+大阪府、森友に合わせて認可基準緩和か
2017年 03月 01日
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この記事では、安倍小学校の話を・・・。(関連記事・『橋下、政治介入を指摘&松井、不認可を示唆。ゴミ埋め戻し証言。財務省は書類廃棄?』『安倍、安保を応援。超保守幼稚園のアブナイ宣誓+超保守・日本第一党のアブナイ公約』
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最初に・・・mewは、あの小学校用地のゴミだらけの土の映像を見て、すごく心配になっていることがある。それは、生活ゴミはともかく、先に問題になっていたヒ素などは、ちゃんと除去されたのかどうかということだ。(**)
先月、『超保守小学校、ヒ素が地下に埋蔵か?~財務局が資金リスク覚悟&国交省6千万、建築補助』という記事にも書いたのだが。
あの豊中市の用地からは、もともと「鉛及びその化合物・砒素及びその化合物」が検出されていて、13年には「土壌汚染対策法に基づく要措置区域」に指定されていたとのこと。
それで、森友学園が土壌の汚染物質などを除去して、その費用1億3176万円を16年4月に大阪航空局から受け取ったということなのだが・・・。<生活ゴミによる8億円引き購入は、そのあとのこと。>
何だか籠池理事長の無責任ぶりや、地面から異臭がしたなんていう工事関係者の発言などを見ていると、ちゃんと汚染土を除去したのかどうか、疑わしく思えてくるところが・・・。^^;
しかも、生活ゴミの除去同様、大阪航空局も豊中市も、汚染土を除去したことを確認していないかも知れず。そうだとすれば、あの土地の鉛やヒ素なども全ては除去されず、他の土やゴミも埋め戻しされたりして、まだ残っているかも知れないわけで。それが心配なのである(-_-;)
『大阪府豊中市の国有地を、学校法人「森友学園」(大阪市)が小学校建設用地として評価額より大幅に安い価格で取得していた問題で、用地のごみ撤去工事に関わった京都府の処理業者の男性が26日、共同通信の取材に、掘り出されたごみ交じりの土砂を半分程度埋め戻したと認めた。「現場では汚染土と呼ばれ、刺激臭がひどかった。この上で子どもたちが遊ぶのはどうなのかと思った」と語った。(共同通信17年2月26日)』
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森友学園は、その後、地下にさらに大量の生活ゴミがあると言い出したため、近畿財務局が、それを確かめもせず鵜呑みにし、9億5600万円と鑑定された国有地を、ごみ撤去費用8億1900万円などを差し引いた上で、1億3400万円で売却することに・・・。
でも、森友学園は、用地に埋まっていたゴミを一部しか除去せず。あとは土地の空いたところに放置していたり、他の土と一緒に埋め戻ししたりしていたというのである。(・o・)
『森友学園 「ごみ埋めた」業者証言
「森友学園」に売却された国有地で建設が進む「瑞穂の国記念小学院」(左手前)=大阪府豊中市で2017年2月24日午後3時16分、本社ヘリから森園道子撮影
森友学園の小学校用地として売却された大阪府豊中市の国有地を巡る問題で、地下のごみ処理に関わったという関西地方の土木業の男性が24日、毎日新聞の取材に応じた。建設用地には生活ごみなどが混じった土が山積みになっていたといい、男性は「敷地内に穴を掘り、その土を埋めた」と証言した。
男性は昨年11月、知り合いの業者に紹介され、建設現場に出入りするようになった。校舎は既に建ちつつあり、敷地南側に約2000立方メートルの土が山積みで、空になったしょうゆやマヨネーズの容器、靴、衣類などが混じっていた。発注元の業者からの指示で、周囲の地面を2~3メートル掘っては土を埋める作業を繰り返したという。
ごみが混じった土はアンモニアのような強い異臭を放ち、昼食などはのどを通らなかったという。男性は「子供が遊ぶ場所で問題だと思った」と語った。
大阪府の松井一郎知事は24日、調査権限のある豊中市に事実確認を求める考えを示した。府は学園に確認したが「工事で出たごみを埋め戻すなんてあり得ない」と否定したという。豊中市は「掘り起こして調査する予定はないが、速やかに業者に処理状況を確認したい」としている。(後略)【藤顕一郎、津久井達、青木純】(毎日新聞17年2月24日)』
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この埋め戻しの情報を得て、豊中市は廃棄物処理法に基づき現地調査を始めた。建設業者は「仮置きした」と説明し、埋め戻しを否定したという。(~_~;)
『売却国有地、豊中市が調査=ごみ埋め戻し疑い-大阪
大阪府豊中市の国有地が学校法人「森友学園」(大阪市)に格安で売却された問題で、豊中市は27日、国有地の地中から掘り出されたごみが埋め戻された疑いがあるとして、廃棄物処理法に基づき現地調査を始めた。
市によると、国有地では小学校の建設工事が行われているが、ごみを含む大量の土が敷地内に置かれていることを確認。建設業者は「仮置きした」と説明し、埋め戻しを否定したという。
このため市は当面の措置として、廃棄物の保管場所であることを表示する掲示板を設置するよう、業者を指導。引き続き詳しく調査する方針だ。
ごみを含む土に関し、学園も27日までにホームページ上で「仮置きしていた」と説明。近く搬出、処分するとした工程表を掲載した。(時事通信17年2月27日)』
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『豊中市は、掘り起こされたゴミなどが適正に処理されているか、調査をすることを決め、27日、工事業者から聞き取りや現地の状況確認を行ったということです。
豊中市によりますと、建設工事の現場には、産業廃棄物のまじった土砂が積み上げられた一角がありましたが、産業廃棄物を保管する場合に必要な掲示板が確認できなかったため、市は早急に設置するよう指導したということです。
記者会見した豊中市の担当者は、「ゴミの埋め戻しが行われたかどうかは、現時点ではまだ分からないが、廃棄物の保管基準が満たされていない部分もあり、引き続き、聞き取りなどの調査を行いたい」と話しています。
一方、理事長は、ゴミを埋め戻したと指摘する声が出ていることについて、NHKの取材に対し、「工事で出た土を盛り土にしただけで、ゴミの埋め戻しというのはまったくの事実誤認だ」と説明しています。
さらに、学校法人の弁護士が、27日、小学校の建設現場でNHKの取材に応じ、「敷地の一部に、深さ2メートルから3メートルの穴を掘って、その上にゴミを仮置きしていることを埋め戻しと勘違いされたのではないか。工事終わった段階ですべて取り出して適切に処分することを検討している」と述べました。(NHK17年2月27日)』
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どうやら森友学園は、あくまでもゴミが混じった土は、埋め戻しではなく、地下に仮に置いておいただけで。あとから除去するつもりだったと説明した様子。
そこで、28日になって、あわてて土を掘り起こして、ゴミを分別して外に運び出そうとしたのだが。急にそんな作業を行なってもうまくコトが進むはずもなく、(昨日はとりあえず?)途中で断念したという。(~_~;)
『28日朝、「森友学園」の小学校建設現場を民進党の議員が視察に訪れました。
「ごみを埋めたまま運動場として使おうとしていたとしか思えない」(民進党 辻元清美衆院議員)
「運動場の下に廃棄物が埋まっているわけですよね。4月から子どもが学ぶ場にふさわしいのか」(民進党 山井和則衆院議員)
この現場で土砂の搬出作業を依頼された下請け業者は、JNNの取材に「掘り出されたごみを小学校のグラウンド部分に埋め戻した」と証言していました。
「掘った穴に汚染土を埋め戻す作業をした。小学校のグラウンドになる部分に汚染土が埋まっているのがどうしてもひっかかる部分があった」(土砂搬出の下請け業者)
森友学園側は、あくまで「掘り起こされた土の一部をグラウンドの地下に仮置きしているだけ」と説明しています。
現場では、建設業者が28日午前、土砂を搬出しようとしましたが、豊中市の職員が現地調査を行った結果、土砂と廃棄物の選別が困難で予想以上に時間がかかることがわかったため、28日の搬出は中止となりました。(TBS17年2月28日)』
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また、森友学園が、2011年夏に私立小学校の設置認可の基準を緩和することを大阪府に要望したところ、12年4月に、府が審査基準を緩和することを決定したとのこと。
その後、小学校の設置認可を申請したのは、森友学園しかないことから、大阪府は同学園のために基準を緩和したのではないかという見方が強い。^^;
『森友学園が要望後、私立小の設置基準緩和 大阪府
鑑定価格より大幅に安く取得した大阪府豊中市の国有地で学校法人「森友学園」(大阪市)が新設予定の小学校について、2011年夏に学園側からの規制緩和の要望を受けた後の12年4月に、府が私立小学校の設置認可の審査基準を緩和していたことがわかった。
大阪府の松井一郎知事は28日、「学園の要望によって緩和したのか」との記者団の質問に対し、「違います。外から私学にどんどん入ってきてもらうためにハードルの高い部分を見直そうとした。学園から要望はあったが、小学校だけではなく高校の設置基準も緩和した」と話した。
府教育庁私学課によると11年夏、学園の籠池泰典理事長から規制緩和の要望を受けたという。12年4月に、府は私立小学校の設置認可の審査基準を見直し、幼稚園しか設置していない学校法人に借入金があっても設置を認める内容に緩和した。
基準緩和後の14年10月、学園側から設置申請が提出された。基準改正後、他にも通信制高校の設置申請が出された例があるが、小学校設置は森友学園からの1件だけという。
また、松井知事は、森友学園が大阪市内で運営する幼稚園の園児たちが、運動会の選手宣誓で「安倍首相がんばれ」などと連呼していたことに触れ、「不適切だと思う。今後、政治とつながっているような誤解を受けない教育をするよう指導する」と話した。
小学校の新設予定地で、学園側が掘り出した産廃土の一部を埋め戻していた疑いがあることについて、松井知事は「子どもたちの健康に悪影響が出るとなれば教育庁として認可できないことになる。豊中市にきちんとチェックしてもらいたい」と話した。(朝日新聞17年2月28日)』
『本当に、森友学園だけの要望で基準を変えたのか。松井一郎知事は2月28日午前、「違います」と否定した。
一連の規制緩和のうちの一つに過ぎない、というのがその理由だ。
当時は橋下徹知事のもと、小学校に限らず、「外から私学にどんどん入ってきてもらうということで、圧倒的にハードルの高い大阪府の基準を見直そう」としていたという。
では、森友学園から要望はあったのか。
2011年9月、籠池理事長が府私学課に直接やってきて、規制緩和を訴えたという。松井知事の説明では、こんな内容だ。
「他府県は借入金があっても参入できるのに、大阪府は参入できない。幼児教育をしている立場として、小学校教育に参入したい。ぜひ、規制緩和してもらいたい」
だが、森友学園だけでなく、「普段から大阪のさまざまな私学からありとあらゆる要望は届いていた」ともしている。(BuzzFeed Japan 17年2月28日)』
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安倍首相は、野党時代に「安倍晋三記念小学校」を作りたいという話があったものの断ったという説明をしていたのだが。それはこの基準緩和を要望した11~12年の頃の話なのだろう。(・・)
そして、この時から5年、おそらく安倍首相夫妻や松井府知事らを含め、様々な政治家や団体関係者などの協力や支援を得ながら、この超保守小学校の土地購入、売却額の交渉、国交省の補助獲得、設置認可の申請などなどをなして来たのではないかと思うmewなのだった。(@@)
<ついに財務省も、売買交渉のため、事前に学園側と会っていたのを認めたしね。^^;安倍首相の大阪行きも含め、どんどん疑惑が深まって行くのだ。^m^>
THANKS