逆ギレした二階のマスコミ批判に、与野党から大批判~二階幹事長の更迭を求む
2017年 04月 28日
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【バルセロナOP、錦織欠場でラッキールーザーとして出場した杉田祐一(91位)は、2回戦で第9シードのガスケを破り、3回戦で第7シードのカレノ(20位)にストレート勝ちして、500の大会で何とベスト8入り。(・・)
先月はBNPパリバOPで、ラッキールーザー西岡が1000の大会でベスト16まで進出したし。(足の具合はどうかな~?) 男子テニスもどんどん盛り上がって来た感じが。(@@)
あとはエース錦織が、全仏に向けて、しっかり調整できるかどうかだ。o(^-^)o】
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25日、自民党の今村復興大臣が二階派のパーティーで、「(震災被害が)あっちの方、東北でよかった」と発言し、大臣を更迭されたのであるが・・・。
親分の二階幹事長は、今村氏がこの一言の問題発言で、大臣辞任に追い込まれたことが納得できない様子。(~_~;)
26日に都内の講演で、「政治家の話をマスコミがきっちり記録し、その中で1行、悪いところがあったら、けしからん、すぐに首を取れと(報じる)」「そんな人は(会場から)排除して入れないようにしなければだめだ」と、マスコミ批判を展開したのである。(゚Д゚)
mewは、このような発言は、メディア・報道の自由への圧力につながるものだと思う!(-"-)
メディアというのは、政治権力を監視して、政治の状況や政治家の言動(その問題点含む)などを主権者である国民に伝えるのが最大の使命なわけで。(だから、憲法が表現の自由を認め、解釈上も報道の自由が重視されている。)
民主主義の国の政治家、ましてや政権与党の実質TOPである幹事長がこのような発言を行なうことは、容認できない。(`´)
この二階氏の発言については、既に野党からだけでなく、与党内からも批判の声が出ているのであるが。mewは、メディア関係者も、この発言についえきっちりと批判して、撤回、謝罪、辞職を求めるべきだと思うし。
(まあ、安倍官邸もホンネでは、都合の悪いことを報じるメディアは排除したいのかも知れないけど?)、mewは、安倍首相(党総裁)は、二階氏に幹事長を辞職させるべきだと考える。(**)
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【機会があれば、改めて書きたいが。今、自民党内では派閥間の争いが激化中。そんな中、4500人も集めた二階派の晴れ舞台のパーティーで、安倍首相が、今村大臣が問題発言をした後すぐに、首相自身が不適切発言として謝罪して引導を渡して、面目を潰されたことはかなり不快に思っていたのではないかと察する。
<「昨日の会で『内閣総理大臣・安倍晋三先生』がわざわざお越しになって、おわびを言ってくれる。聞いている方は何があったか分からない。いきなり、そういうことで大騒ぎです」とか言ってたし~ね。>
首相には不満を言えない分、その怒りやウップンがマスコミにむいてしまったところもあるかも知れない^のだけど。だからと言って、決して許せる発言ではないだろう!(-"-)>
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『26日の二階俊博・自民党幹事長の講演要旨〉
政治家が何か話したらマスコミが記録取って、一行悪い所があったらすぐ首を取れという。なんちゅうことですか。そんな人は排除して入れないようにしなきゃダメだ。(今村氏の発言は)人の頭をたたいて血を出したという話じゃない。言葉の誤解の場合は、いちいち首を取るまで張り切らなくても良いんじゃないか。
ちょっと間違えたら明日やり玉に挙がって、次の日首だ。こんなアホな政治ありますか。何でもかんでもやり玉に挙げるやり方は、あまり利口ではない。(朝日新聞17年4月26日)』
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『<二階氏>「1行悪いと、すぐに首を取れと」メディア批判
◇都内で講演 今村前復興相の失言報道めぐり
自民党の二階俊博幹事長は26日、東京都内で講演し、今村雅弘前復興相の東日本大震災に関する失言を報じたメディアの姿勢を批判した。
二階氏は「政治家の話をマスコミがきっちり記録し、その中で1行、悪いところがあったら、けしからん、すぐに首を取れと(報じる)」と批判し、そんな人は(会場から)排除して入れないようにしなければだめだ」と続けた。
25日の今村氏の発言を「人の頭をたたいて血を出したという話ではない」と説明。「言葉の誤解はない方がいいが、いちいち首を取るまで張り切らなくてもいいのではないか」とメディアに疑問を呈した。一方で「政治家が失敗したときにマスコミに罪をなすりつけるようなひきょうなことはしてはいけない」とも述べた。(毎日新聞17年4月26日)』
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おまけに、27日には、こんな軽口まで叩いていたという。(・o・)
『二階氏「失言毎日、仕事だから」 批判招きかねない発言
自民党の二階俊博幹事長は27日、中国の武大偉(ウーターウェイ)・朝鮮半島問題特別代表との会談で「今マスコミに困っている」「失言は毎日、仕事だから」と冗談めかして発言した。二階派の今村雅弘氏の暴言による復興相辞任や、今村氏を擁護してマスコミに責任転嫁した自身の発言をめぐり、批判が噴出している最中の「軽口」だけに、さらなる批判を招きかねない。(朝日新聞17年4月27日)』
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そして、今村大臣の発言に対してはもちろんだが。二階氏のマスコミ批判発言にも、野党だけでなく、与党内からも批判の嵐が押し寄せている。(@@)
<あの失言大魔王の麻生太郎氏まで、批判していたのには笑ったけどね。^m^>
『野党は二階氏の報道批判発言に反発している。民進党の安住淳代表代行は記者会見で、「都合の良いところだけ報道させればいいとの意識がある。そこが問題だ」と指摘。
共産党の小池書記局長も記者会見で、「看過できない発言があればそれを報道するのがマスコミの使命であり、民主主義の基本だ。都合のいい情報だけ流してくれということであれば大変問題ではないか」と批判した。(読売新聞17年4月26日)』
『二階氏発言は「言論封殺」=民進幹部
民進党の山井和則国対委員長は27日午前の記者会見で、自民党の二階俊博幹事長が今村雅弘氏の復興相辞任をめぐるメディアの報道姿勢を批判したことについて、「看過できない。都合の悪いメディアは排除すればいいとも取られかねない。言論封殺まがいの発言だ」と批判した。(時事通信17年4月27日)』
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『二階幹事長の「メディア批判」発言、自民党内からも苦言
(前略) 「マスコミが余すところなくきっちりと記録をとって、その中で一行悪いところがあったら『これはけしからん、首を取れ』と。そんな人は初めから排除して入れないようにしなきゃダメ」(自民党 二階俊博幹事長)
この発言に野党側は猛反発です。
「一番反省をしなきゃならない人がマスコミに責任を転嫁して、ああいう発言をする。言語道断ですよ」(共産党 志位和夫委員長)
「巨大与党の幹事長であればそうした言葉をすれば、メディアが忖度するとでも思っておられるとしたら、それは大きな間違いである」(民進党 蓮舫代表)
二階氏の発言に対しては、身内の自民党内からも苦言が呈されました。
「『一部だけ切り取られたんだ』『真意はそうじゃないんだ』と言っても、それは言い訳にしかすぎない」(石破茂 前地方創生相)
「“発言の端々を取り上げてとんでもない”と二階さんが言ってるという話も出ていたけど、“あっち”というひと言が非常に話を東北の人の怒りを買う元になった言葉ですよ」(麻生太郎 副総理兼財務相)
「二階さんの発言は踏み込みすぎだね。内輪の会ならまだしも、公の場で言うことではないよね」(自民党派閥幹部)
一方、今村氏の後任となった吉野復興大臣は、27日国会で、大臣としての所信表明を行いました。
「被災者に寄り添いつつ、復興の司令塔としての機能をしっかり果たしながら、復興をさらに加速化させてまいります」(吉野正芳 復興相)
被災者に寄り添い復興を加速化させると強調した吉野大臣。しかし、公明党の重鎮・漆原氏は被災地福島出身の吉野氏に期待したいとしながらも、このように警鐘を鳴らします。
「特にこの復興大臣については、被災者に寄り添うという言葉をよく皆さん使うが、言葉だけが上滑りしているような、単なる形容詞になっているような気がしてならないんです」(公明党 漆原良夫中央幹事会会長)(TBS17年6月27日)』
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mewは、メディアに携わっている人たちも、この二階氏の発言に対してもっと批判、反発、怒りをあらわしていいと思うし。<国民ももっと言った方がいいかも。>
党内には、二階氏の強引な手法に対する不満がかなり出ていることから、これをきっかけに自民党政権の足元が崩れて行くことにも、大きな期待をしているmewでもあるのだ。(@@)
THANKS