安倍、過去答弁に矛盾も1月20日論に固執。側近は記憶曖昧。幕引きはさせない。
2017年 07月 26日
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朝からPCがご機嫌斜めで、思うように字が打てず。(キーボードと本体がスムーズに連動していないのら。)記事の編集もうまくできず。 (ノ_-。)
というわけで、とりあえず、集めた記事を並べる形になりますが、ご容赦を。
昨日25日には、参院予算委員会で、安倍首相を招いて閉会中審査が開かれたのだが・・・。
安倍首相は、前日に続き、自分が加計学園が獣医学部新設を計画していたことを初めて知ったのは、「今年1月20日だった」と主張。(@@)
これまでの国会の答弁、質問主意書への答弁書の内容を全て上書きする)ひっくり返す)ような答弁を繰り返したため、野党からは総攻撃をくらうことに。(ーー゛)
また、衆参の予算委員会を通じて、安倍首相の側近は「記録にない」「記憶にない」を連発し、きちんと答えようとしないことも、野党や国民をイラ立たせた。(-"-)
<まあ、一番イラ立ったのは、誰も指名してないのに、何度も答弁席までしゃしゃり出て来る山本地方創生大臣の言動だったのだけど。ウザかった~。これで留任したら、まじムカつく。(`´)>
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『安倍首相が謝罪「加計問題」追及に1日で発言修正
安倍晋三首相は25日の参院予算委員会閉会中審査で、友人の加計孝太郎氏が理事長を務める加計学園の獣医学部計画を把握した時期を「今年1月20日」とした24日の答弁と、通常国会での答弁の違いを指摘され、謝罪に追い込まれた。「質問が急だった」「混乱していた」などと言い訳し、過去の答弁の方を修正した。加計氏からの「供応接待疑惑」から、距離を置くためとの見方もある。一方、加計氏が昨年、特区関連の閣僚を訪れ、学部新設に触れていたことが判明した。
学園の獣医学部設置計画を把握した時期を巡り、首相の答弁が大混乱に陥った。首相は24日の衆院予算委員会で、把握したのは、国家戦略特区への申請が認められた今年1月20日と主張。首相と加計氏の近さもあって、野党は「あり得ない」と指摘したが、首相は、「1・20」と主張した。
一夜明けて、事態は一転した。野党は、首相が先月の参院決算委員会などで「特区に、今治市とともに申請を出した段階で承知した」と述べていたと暴露。学園が特区に応募したのは1月10日で、首相の「自己矛盾」が表面化した。
民進党の蓮舫代表の指摘に、首相は「(当時は)急な質問だったので、混乱した」と責任転嫁。蓮舫氏に「急に質問はしていない。通告もしてある」と論破されると、「整理が不十分なまま答えた。混同があった。おわびをしなければならない」と、謝罪した。
首相は、かつての答弁で「(申請を)知り得る立場にいた」とも述べているが、「実際には全く認識していなかった」とまで主張。かつての答弁の「いいかげんさ」を認めてまで、24日に述べた「1・20」が正しいとの立場を貫いた。
蓮舫氏に「間違いと認めればいいだけじゃないですか」とたしなめられても、首相は認めなかった。加計氏とは昨年だけで7回、ゴルフや食事をしている。24日の質疑では「私がごちそうすることも、先方が(費用を)持つこともある」と述べた。政界関係者は「利益関係者からの供応接待を禁じた『大臣規範』に抵触する恐れを、懸念したのではないか」と指摘する。
1月20日に最終的に決まるまで、加計氏と「やましい関係」はなかったと示したかったとの見立てだ。しかし共産党の小池晃議員は「首相は、今までの答弁を全部ひっくり返した。審議をやり直しだ」と指摘。野党は追及を続ける構えだ。
首相は決定まで知らなかったというが、一方で、加計氏が昨年8~9月、山本有二農相、山本幸三地方創生担当相、松野博一文科相を訪問したことが判明。うち2人は、加計氏が獣医学部計画に言及したと認めた。「加計さんは大臣に会いながら、総理に(計画を)伝えていない。これを国民が信じるか」と小池氏。そう指摘された首相は、「(加計氏とは)陳情を受け、応える関係ではない。地位を利用して何かを成し遂げたことはない」と訴えたが、自らの言葉がさらに疑念を深めた。【中山知子】(日刊スポーツ17年7月26日)』
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『首相従来答弁「上書き」矛盾突かれ 閉会中審査
安倍晋三首相は25日の参院予算委員会の閉会中審査で、学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部新設計画を知った時期を「今年1月20日」だったと主張した。過去の答弁では時期の表現が誤っていたとして「おわびして訂正したい」と釈明したが、2年前から知っていたかのように繰り返した答弁との矛盾を「上書き」する姿勢に、野党は「虚偽答弁だ」と猛反発。政権が批判の収束を狙った審議は逆に新たな疑念を生んだ。【光田宗義】
首相は25日の予算委で、24日の「1・20」答弁について説明。愛媛県今治市が獣医学部を新設する国家戦略特区の申請を2年前から知っていた、とする一方、事業者が加計学園とは「承知していなかった」と述べた。学園への便宜や政府内の指示も否定した。
しかし民進党の蓮舫代表や共産党の小池晃書記局長は、過去の答弁や4月28日に閣議決定された政府答弁書と「時期が食い違っている」と追及。例えば首相は6月5日、「(学園が)今治市とともに申請した段階で承知した」と答弁。文字通りに受け止めれば、これは今治市が特区申請した2015年6月を意味する。
また今年6月16日には、「(小泉政権が創設した)構造改革特区に申請していたことは承知していた。当然、(安倍政権で始まった)国家戦略特区に申請すれば、私の知り得るところとなる」と答弁している。
だが首相は25日の予算委で「構造改革特区と国家戦略特区があり、多少混乱していた。整理が不十分なまま答えた」と釈明。構造改革特区は「今治市と加計学園」が申請していたが、制度の変わった国家戦略特区は「今治市」だけで、首相が旧制度時代の記憶と混同したというわけだ。
さらに首相は「事業者が誰かは説明を受けていなかった」と強調。1月10日に学園が応募した時も「国家戦略特区諮問会議にかかっていないため」知らず、同20日の諮問会議の直前に初めて説明されたとした。しかし過去に異なる答弁が多数あった可能性があり、諮問会議で検討が加速した昨年は、首相と学園の加計孝太郎理事長がゴルフや会食を重ねているだけに、野党は「あまりにも不自然だ」と強く反発した。(時事通信17年7月25日)』
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『安倍首相、過去の答弁を陳謝し修正=加計把握の時期、野党「虚偽」-参院閉会中審査
安倍晋三首相は25日の参院予算委員会の閉会中審査で、国家戦略特区を活用した学校法人「加計学園」の獣医学部新設計画について、今年1月20日に初めて知ったと改めて表明した。野党は通常国会での答弁と矛盾すると指摘。首相は「少し混乱して答弁したのは事実だ。おわびして訂正したい」と陳謝し、過去の答弁を修正した。野党側は疑惑解明へ説明が不十分として、さらなる国会審議を求めた。
首相は通常国会で新設計画について「特区に申請した段階で当然知り得た」(5月9日、参院予算委)、「特区の申請を(愛媛県)今治市とともに出された段階で承知した」(6月5日、参院決算委員会)などと答弁していた。今治市は2015年6月に国家戦略特区での学部新設を提案。加計学園は今年1月10日に事業者募集に応募した。
これを踏まえ、共産党の小池晃書記局長は「1月20日まで知らなかったというのは、全く信じられない。明らかな虚偽答弁だ」と追及。首相は「厳正さを欠いた。申請を今治市とともに決定する(同日の)段階で、私は特区諮問会議の議長として加計学園の計画を了承した」と弁明した。
山本有二農林水産相、松野博一文部科学相、山本幸三地方創生担当相は昨年8~9月に、同学園の加計孝太郎理事長とそれぞれ面会したことを明らかにした。松野氏を除く2閣僚は学部新設が話題に上ったことを認めた。
小池氏は加計氏と閣僚の面会について「何で次々と大臣に会えるのか。関係大臣には学部新設を伝え、首相だけには伝えなかったのか」と迫った。これに対し、首相は「(加計氏とは)昔からの友人だが、陳情を受ける、応える、ということは一切ない関係だ」と重ねて強調した。(毎日新聞17年7月25日)』(加計、3閣僚訪問の記事*1に)
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『<加計問題>首相「混同して」 閣僚、元秘書官「記憶が…」
安倍晋三首相の友人が理事長を務める「加計学園」が愛媛県今治市で獣医学部を新設する計画を巡り、参院に舞台を移した25日の閉会中審査で、政府側の答弁は不自然さを増し、首相が繰り返した「丁寧な説明」のないまま2日間で約10時間の審議が終了した。さまざまな疑問は解消されておらず、野党は説明責任を果たすよう求めている。
「急にご質問があり、混同したところがある」
獣医学部新設の事業者が加計学園だと1月20日まで知らなかった、と突然主張し始めた安倍首相は、過去の自らの答弁との食い違いについて釈明に追われた。これに対し、民進党の蓮舫代表は(1)質問した野党議員は事前に通告している(2)政府が閣議決定した答弁書もある--などと不自然さを指摘。「急な質問ではなかった。もう一度記憶を呼び起こしてください」と迫った。政府高官の一人は「首相にしか分からないが、『正式に』知ったのは1月20日ということなんだろう」と漏らした。
1月まで加計孝太郎理事長から計画の話を聞かなかったと繰り返す首相。野党側は、その信用性を崩す質問を重ねた。共産党の小池晃氏は、松野博一文部科学相、山本有二農相、山本幸三地方創生担当相の3人が昨年8~9月に加計氏と面会したことを確認。松野氏を除く2人は、計画に関しても話を聞いたと述べた。
閣僚の答弁を聞いた首相は、自身については「理事長とは昔からの友人で、陳情を受けることは一切ないという関係でやってきた。大臣と会うように言ったことは全くない」と強調した。だが、閣僚への陳情を重ねていた加計氏が、友人の安倍首相にだけは計画の話を一切しなかったのか--。小池氏は「こんなに次々に大臣に会えるのか」と加計氏の「優遇」ぶりも皮肉り、「これで国民が信じられるか」と批判した。
一方、2015年4月に今治市職員と首相官邸で面会した、と一部で報じられた柳瀬唯夫元首相秘書官。民進党の桜井充氏が「お久しぶり。前にお会いしたのは覚えてますか」と語りかけると、柳瀬氏は「7、8年前、食事を(一緒に)したのはよく覚えています」と笑みさえ浮かべた。
すると桜井氏は「それなら一昨年のことは?」と切り込んだ。柳瀬氏は一転、硬い表情で「記憶をたどる限り、(今治市側と)会っていないと思う」と繰り返した。和泉洋人首相補佐官が「会っていない」と断言したのとは対照的だった。
文科省内で見つかった新たな文書についても、野党側は追及を強めた。昨年11月9日に獣医学部新設の規制緩和が決まる前日、学園の計画に対する懸念が記されたメールが省内で送受信されていたことを示す内容だった。松野氏は「大学の設置認可の事前相談は従来受け入れている」と説明。だが、同省の前川喜平前事務次官は「(当時の)獣医学部は告示で、新設は認めないとなっている。申し出があってもお断りするのが通例」と述べ、規制緩和が「加計ありき」だったことをうかがわせた。
ただ、2日間を通じて政府側は総じて記憶に基づく答弁に終始し、真相解明にはほど遠いまま幕を閉じた。【杉本修作】(毎日新聞17年7月25日)』
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自民党は、自衛隊の日報隠しや日韓同意問題などに関して、閉会中審査を開くことに理解を示しいるようなのだが。
加計問題については新たな事実が出なかったとして、野党が求める閉会中審査や証人喚問は行なう気がないとのこと。(-"-)
こんなに全てがうやむやなまま、幕引きされて逃げられるのは絶対に阻止しなければならないと思うし。どうか野党、メディア、国民で、さらなる追及を行なう機会を作るべく、プレッシャーをかけて行く必要があると思うmewなのだった。(@@)
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『3閣僚、加計理事長の訪問受ける 昨年8~9月
安倍閣の3閣僚が昨年8月から9月にかけて、学校法人「加計学園」の加計孝太郎理事長の訪問を相次いで受けていたことを明らかにした。3閣僚は、共産党の小池晃氏の質問に答えた。
山本有二農水相は昨年8月23日、加計氏の訪問を受けたと答弁。5~10分間会い、官僚は同席しなかったという。山本氏は加計氏から「獣医学部の話はお聞きした」と語った。
山本幸三地方創生相は昨年9月7日に加計氏の訪問を受け、「今治市に獣医学部の提案をして、やっていきたい」と言われたことを紹介。山本氏は「公正、中立にやる。最終的に公募で決める」と伝えたという。
松野博一文科相は昨年9月6日に加計氏の訪問を受けたが、学部新設の話は出なかったという。
質問した小池氏は加計氏の面会について、「なぜ次々と大臣に会えるのか」と疑問を呈した。(朝日新聞17年7月26日)』