【東京で開催されているテニス男子・楽天OPのダブルスで、主催者推薦で出場した日本のマクラクラン勉、内山靖崇組が、第2シードのマレー(英)ソアレス(ブラジル)組に6―4、7―6で勝ち、ツアー初優勝を果たした。(*^^)v祝 <相手は、あのマレーの兄。四大大会のダブルスでも活躍している人。>
マクラクラン勉(母親が日本人)は、ニュージーランドの選手だったのだが。ダブルスの能力を見込まれて、6月に日本に登録を変更。先月、デビス杯ワールドグループ入れ替え戦で、内山と組みダブルスで代表デビュー。この時はイマイチだったのだけど。3大会めになる今回は、2人の息があって来た&思い切ったプレーが次々いい結果につながったようで、準々決勝で第1シードを撃破。そのまま勢いに乗って優勝まで駆け抜けた感じだ。(・・)
日本選手は最近ダブルスであまり活躍できていないので(上位の選手はほとんど出ないし)、彼らには今後、是非、世界のツアーでも頑張って欲しい。o(^-^)o】
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6日に希望の党、7日に立憲民主党が衆院選の公約を発表した。(・・)
mewは、投票する政党や候補者を選ぶ時、特に「憲法9条改悪に反対であること」「集団的自衛権行使に反対であること」「自由主義前提も、新自由主義的な政策はとらないこと」を重視しているのだが。
この2つの党の公約を見比べて、改めて「あ~、立憲民主党ができてくれて、よかった~」と心から思ったです。<ウルフルズの「バンザーイ、キミに会えてよかった~♪」って感じ。o(^-^)o>
希望の党の公約は重要な点でほとんど合わないであろうことはわかっていたのだが。mewが何より呆れたのは、この期に及んで「ユリノミクス」とかふざけた表現を持ち出して来たことだ。(ーー)
それにしても、民進党から希望の党の公認を受けた人(受けざるを得なかった人)の中には、このような公約とは考えが合わない人がいるのは少なくないと思われ・・・。
色々と事情はあるとは察するものの、党内で何の議論もなく、代表&周辺が独断で決めた公約にそのまま従って選挙を戦うことに何の疑問もとまどいも覚えないのか、きいてみたくなるmewなのだ。(~_~;)
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民主党は現段階では60人チョットしか擁立が決まっていないし。選挙の結果がどうなるかはわからないけど。
ただ、政党や議員というのは、様々な国民の意思を国政に反映するために存在するわけで。選挙の時に、公約はもちろん、街頭演説や党首討論会などで、自分の考えと同じことを主張してくれる政党が存在することは本当に有難い&嬉しいことであって。<逆に存在しないと、ぐれそうになって、日本をあきらめそうになる?(-_-;)>
先日も、枝野氏が私とほぼ同じ考えを語っているのを見て、チョット感動してしまったりして。そして辻元氏が言うように、いつかこのろうそくの火を大きく育てて、たいまつにできるようにと本気で思ったです。(・・)
『大阪市のJR京橋駅での街頭演説では数百人の人だかりができ、枝野コールが起きた。枝野氏は「歴代自民党政権がつくってきた集団的自衛権は行使しないという解釈を、何の論理的整合性もなく海外で戦争できるようにした。こんな安保法制をつくっておいて憲法の議論ができるわけない」と批判した。その上で「国会で数を持っているから何をやってもいいんだと勘違いをしている人たち、国会議員の数合わせの政治にノーを突きつけましょう」と訴えた。
枝野氏と並んだ辻元清美前衆院議員は「1本のろうそくのように、枝野さんが火をともしてくれた。この火を大きなたいまつにし、日本の政治を変える歩みに加わってほしい」と呼びかけた。(朝日新聞17年10月7日)』
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また民主党が公約を発表した際の会見で、長妻代表代行が「」と語ったこと、福山幹事長が「右でも左でもなく、ど真ん中を前に進む」と訴えたことも、強い共感を覚えると共に、と~っても嬉しく思えた。(・・)
『立憲民主党が7日午後、選挙公約を発表しました。憲法改正論議は進めるとしつつ、「安保法制を前提とした憲法9条の改悪とは徹底的に闘う」としています。
立憲民主党・長妻代表代行:「日本社会は危機のなかにある。分断と排除の政治が行われ、立憲主義が壊されている。政治は政治家のためでも政党のためでもなく、国民のためにあるものです」
立憲民主党・福山幹事長:「日本の政治で言えば、ど真ん中のところで前に進んでいく。我々の思いを強く表せて頂きました。安保法制を前提とした憲法9条の改悪とは徹底的に闘います」
公約では、消費税の10%への引き上げについては「将来的な国民負担を議論することは必要だが、ただちに引き上げることはできない」と延期を主張しています。希望の党が公約に掲げている「原発ゼロ」については、「一日も早く実現する」としています。(ANN17年10月7日)』
<『福山哲郎幹事長は7日の記者会見で「国民との約束という形で衆院選を戦いたい」と強調。「右でも左でもなく、ど真ん中を前に進む」と訴えた。(日経10.7)』>
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ここに、立憲民主党の公約の要旨をアップしておく。(**)
『立憲民主党の衆院選公約の要旨は次の通り。
【税・財政】
将来的な国民負担を議論することは必要だが、直ちに消費税率10%へ引き上げはできない。
所得税・相続税、金融課税をはじめ、再分配機能の強化。
診療報酬・介護報酬の引き上げ。
【教育・子育て】
児童手当・高校等授業料無償化とともに所得制限の廃止。
大学授業料の減免、奨学金の拡充。
【憲法・安全保障】
専守防衛を逸脱し、立憲主義を破壊する、安保法制を前提とした憲法9条の改悪に反対。
領域警備法の制定と憲法の枠内での周辺事態法強化で専守防衛を軸とする現実的な安全保障政策を推進。
【エネルギー戦略】
原発ゼロを一日も早く実現するため「原発ゼロ基本法」を制定。(日本経済新聞17年10月7日)』
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一応、希望の党の公約要旨も載せておこう。_(。。)_ <多いので、行を詰めちゃいました。^^;
『希望の党の衆院選公約の要旨は次の通り。
【税・財政】
金融緩和と財政出動に過度に依存せず、民間活力を引き出す「ユリノミクス」を断行する。
2019年10月に予定されている10%への消費税引き上げは凍結する。
消費増税の代替財源として、約300兆円もの大企業の内部留保への課税を検討する。
ベーシックインカム導入で低所得層の可処分所得を増やす。
20年度までに基礎的財政収支を黒字化する目標は現実的な目標に訂正する。
【成長戦略】
人工知能、ビッグデータ活用の分野で競争力を高めるため、専門人材の育成・獲得をする。
民泊などシェアリングエコノミーの推進、自動運転の実現に向けた規制改革を断行する。
特区等における事業者選定において、選定過程を国民に全て開示する。
【教育・子育て】
「待機児童ゼロ」の法的義務付け。
配偶者控除を廃止し夫婦合算制度へ移行する。
幼児保育・教育の無償化、大学の給付型奨学金を大幅拡充する。
【働き方改革】
正社員雇用を増やした中小企業の社会保険料負担を免除する「正社員化促進法」を制定する。
働き方改革、再就職支援制度の抜本拡充で成長分野へ人材移動を円滑化する。
【憲法】
憲法9条を含む憲法全体の見直しを与野党協議で進める。
自衛隊の存在を憲法に位置付けることについて国民の理解が得られるか見極めた上で判断する。
国民の知る権利、地方自治の分権を明記する。
一院制により、迅速な意思決定を可能とする。
【環境・エネルギー戦略】
新規原発の建設をやめ、40年廃炉原則を徹底し「原発ゼロ」の30年までの実現を目指す。
原発ゼロを憲法に明記することを目指す。
再生可能エネルギーの比率を30%まで向上。省エネを徹底しエコ社会を実現する。
オリンピック・パラリンピック開催国として国際標準の「受動喫煙ゼロ」規制を実施する。
【外交・安保政策】
安保法制をめぐる与野党の不毛な対立から脱し、厳しい安全保障環境に党派をこえて対応する。
緊張の高まる北朝鮮への対応やミサイル防衛などを含め、現行の安全保障法制は憲法にのっとり適切に運用する。
拉致被害者全員の即時帰国に全力で取り組む。
日米同盟を深化させる一方、基地負担軽減など地位協定の見直しを求める。
【地方】
道州制導入を目指し国の権限と財源を移す。
農業関係の補助金を大胆に廃止し、農家への直接払いに一本化する。(日本経済新聞17年10月6日)』
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何だか希望の党は、候補者や支持者の反感を緩和するために、憲法や安保に関する公約内容、表現を当初の予定よりも緩めたような感じが・・・。^^;
<あとここには書いていないけど、小池代表&周辺は、本当は愛国心教育の強化とか外国人参政権阻止とか超保守的な政策をもっと取り入れたいはず。>
ただ国民の多くは細かい政策まではチェックしないと思うし。民主党は「ここぞ」という希望党との違いをしっかりアピールして欲しいと思うmewなのだった。(@@)
THANKS