衆院選の投票日まで、あと1日。(@@)
立憲民主党は、相変わらず順調のようで。うまく行けば、50議席を超える可能性もあるらしい。(・o・)
しかし、自民党も相変わらず堅調ということで、う~ん。_(_^_)_
<もう選挙が終わったら、あそこのことやあの人のことをめちゃめちゃに批判しまくっちゃうからね。もしかしたら日本を壊しかけてるかも知れないあの人たちのことを。(`´)>
難しいとこだけど。ともかく自民党の当選者をひとりでも少なくすべきだと思っているmewとしては、もし民共社が出馬していない小選挙区では、自民党以外の候補者(元民進党平和リベ系とか)に投票して欲しいと言うしかないかな~。^^;tsurai
安倍首相は、マイナス要因を抱えて、20~30議席減(最悪で50議席減)を覚悟して解散総選挙に踏み切ったというのに・・・。
もし前回の衆院選よりも自民党の当選者が多かったから、安倍首相&仲間たちや自民党の議員たちは、本当に図に乗って、国民をナメ切っちゃいますもの。(ーー)
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枝野代表の演説をきいていると、「民主主義とは」「立憲主義とは」とまるで、高校や大学の時に読んだ「政経」や「政治学」、「憲法」などの教科書に書いてあるようなことを熱弁しているので。あまりにも、言ってることがまっとう過ぎて、ちょっと気恥ずかしくなっちゃうところもあるのだけど。^^; <もうチョット簡単でわかりやすい言葉を使うとベターかも知れないけど。>mewの言いたいことをそのまま言ってくれる政治家いると、やっぱ「うふふ」って嬉しくなる感じ。^m^
でも、枝野代表が主張していることは、「そうそう、これこそmewの言いたいことだったのよ~」ということばかりで。今まで、選挙の演説をきいていて、こんなに溜飲が下がることはなかったと思う。(・・)sukkiri
特に枝野氏がこの選挙で強調しているのは、「上からではなく、下からの政治」こそが真の民主主義なのだということだ。(**)
民主主義国家では、「主権者である国民あってこその国家」になるはずなのだけど。安倍首相&仲間たちのような国家主義者は、「国民より国家が先にありき」。
また、国政運営においても、国民の声などほとんどきかず。(テレビCMで「あなたの声をきかせてください」だなんて、そらぞらしい。^^;
「私が主導して」「トップダウンで」と、上から目線で判断して、上からの指示でコトを運びたがる。しかも、国会では形だけの議論しかせず、数の力で強引に全てを決めて行くのである。(-_-;)
それゆえ、彼らは「立憲主義」=「憲法は、国家をコントロールするものだ」という概念を認めようとせず。逆に、「憲法で、国民をコントロールする」ことまで考えているのである。(>_<)
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『すがすがしい表情の枝野代表は、冒頭、立憲主義の重要性を強調。気迫を込めてこう言った。
「数を持っているから勝手に決めていいという上からの民主主義ではなく、草の根の民主主義。強いものをより強くし、いずれあなたのところにしたたり落ちるという上からの経済政策ではなく、暮らしを押し上げて経済を良くする。右か左かではなく、上からか、草の根からかが本当の対立軸だ」(日刊ゲンダイ17年10月3日)』
『枝野氏は演説で「権力があれば何をしてもいい。そんな傲慢(ごうまん)な政治がまかり通っていいのか」と、安倍首相の政治手法を批判した上で、「民主主義は、最後は多数決だ。しかし、国民に最大限納得してもらう努力をしない民主主義は、民主主義ではない」と訴えた。(日刊スポーツ17年10月14日)』
他方、安倍首相はと言えば、本当は「憲法改正」とりわけ「9条改正」をメインの争点にしたいのだけど。国民に警戒感を抱かせるのはまずいし、公明党にも配慮して、ほとんどスル~。^^;都合の悪いモリカケ問題も、もちろんスル~。
しかも、安倍自民党の今回のウリは「人づくり改革」「教育無償化」なのだけど。その基本となる考え方は、民主党政権が「コンクリートから人へ」&「授業料無償化」で行なっていたもので、いわば「パクり」なのである。(ーー゛)
<自民党は、さんざん民主党政権を批判。「社会主義的だ」「社会で子供を育てるなんて、ポルポト政権みたいだ」とまで言っていたのに・・・。^^;>
ただし、バラまきで成り立っている自民党の場合は、「コンクリートも人も」なのだけど。どっちもやろうとすると、国の財政がきつくなっちゃうわけで。<安倍政権の場合は、そこに「軍備強化も」が加わるので、尚更。>
当初の公約はどこへやらで、おそらく安倍政権の間、国の借金は減ることはないだろう。^^;
ともかく選挙で勝ったら、こっちのもので。とっとと憲法改正の準備を始めると共に、国民に反対の多い(but財界や維新に指示されている)カジノ関連の法案や労働系の法案を早く通しちゃおうとか考えているに違いないのだ。^^;
『「不都合な真実」説明不足=モリ・カケ、改憲素通り―安倍首相【17衆院選】 (2)
衆院選の投開票が22日に迫る中、安倍晋三首相(自民党総裁)が演説で、森友・加計学園をめぐる問題や、国論を二分しかねない憲法改正、痛みを強いる労働政策の見直しなどへの言及を避けている。選挙戦への影響を考慮してあえて触れない戦術のようだが、野党は批判している。
「国内総生産(GDP)は50兆円増えた。株価は21年ぶりの高値になった。海外からの観光客は2400万人に増えた」。首相は17日の秋田県能代市での街頭演説で、政権の「実績」をいくつも挙げてみせた。
だが、衆院解散を表明した先月25日の記者会見で、「丁寧に説明する」と約束していた森友・加計問題には一切触れずじまい。悲願のはずの改憲も話題にしなかった。首相周辺は「ネガティブなキーワードを言う必要はない」と解説する。
実際、首相の演説内容は、(1)北朝鮮問題(2)少子化・社会保障(3)アベノミクスなどの実績アピール―の3本柱で構成される。森友・加計問題について9日のTBS番組では「こういう場で質問されれば答えるが、街頭演説で説明するのは(控える)」と語り、選挙演説では言及しない姿勢を鮮明にした。
有権者にとっては、投票先を決める判断材料の一部が示されない状況だが、首相が言及しないのは、森友・加計問題や改憲方針だけではない。
自民党は衆院選公約に、ギャンブル依存症への懸念がくすぶるカジノ推進を明記。さらに、選挙後は野党が「残業代ゼロ法案」と批判する「高度プロフェッショナル制度」導入を目指しているが、首相の演説では聞かれない。
野党が警戒するのは、首相がこうした積極的に訴えなかったテーマを選挙後に「ごり押し」する展開だ。2014年の前回衆院選に勝利した首相は、争点化を避けた安全保障関連法の成立に突き進んだからだ。立憲民主党の枝野幸男代表は「首相は勝てば何をやってもいいと勘違いしている」とけん制を強める。(時事通信17年10月17日)』
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そして、何と希望の党では、党の方針に従わず、自分は「憲法9条改悪に反対」だとアピールするような造反候補や離党予告者まで出始めているとのこと。(・o・)
何度も書いているように、本当は平和&リベラル志向の元民進党議員が、いわばだまされる形で希望の党から出馬しているケースが少なくないのだ。^^;
そうであるなら、だまされたと気づいた時点で希望の党からの出馬をやめればよかっただろうとか、投票日が近づいて来てからバタバタするのはみっともないとか批判する人もいるかも知れないけど。<mewもちょっと思ったけど。^^;>
無所属で出るのは、それ相当の選挙資金やスタッフ、自信がないとできないことで。周囲に止められた人もいるときくし。自分の本当の考えとは違う主張をして落選するほど悔しいことはないと思うし。何か必死さが伝わって来るような感じもしたです。(・・)
『衆院選 希望の民進系造反「9条改悪反対」「小池氏ひどい」
衆院選を前に民進党から希望の党に移籍した前職の中に、希望の党の公約と大きく異なる主張を掲げる候補が続々と出始めた。希望の党が容認する「憲法9条改正」などの“踏み絵”を踏んだはずなのに公然と異を唱え、小池百合子代表を批判する声まで上がる。希望の党の失速で焦りを募らせているようだ。
「憲法9条の改悪については明確に反対」。香川1区から希望の党公認で立候補した小川淳也氏は、党の公約に「憲法9条を含め改正議論を進める」と明記されているにもかかわらず、自身のホームページにそう書き込んだ。
小川氏は16日、高松市で行った街頭演説で「小池氏の物言いは『排除』などひどい。私の政治信条は変わらない」と強調。この日は改憲派の前原誠司民進党代表が街頭演説を行う予定だったが、急遽(きゅうきょ)キャンセルした。後援者らを集めた15日の会合では「立憲民主党と無所属、民進党の人たちを巻き込み、野党再結集、再合流へと歩みを進めなければならない」と言い切った。香川1区は立民や共産党が候補を立てておらず、「反自民」票を自身に集約させたいとの思惑がにじむ。(中略)
こうした民進党から希望の党への移籍組による“造反”の動きは小川氏に限ったことでない。九州の前職は「安倍晋三首相のように9条改正を特出しするのはいかがか」と批判し、北関東の前職はフェイスブックに「憲法9条に自衛隊を加える提案にはくみしません」と書き込んだ。(奥原慎平) (産経新聞17年10月17日)』
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『希望・升田氏「自民の補完勢力なら離党」 選挙期間中に異例の発言
衆院選青森県1区の希望の党・升田世喜男候補は18日、青森市で行った街頭演説で、希望が自民党の補完勢力と一部政党から指摘されている点について「補完勢力だと私は全く信じていない。仮に希望の党が自民党の補完勢力だと明確に分かったら、直ちに離党する」と断言した。候補者が選挙期間中に、離党の可能性に言及するのは異例。(Web東奥17年10月19日)』
『福岡5区・希望の党候補が離党? ネットで示唆、選挙期間中には「ない」
(前略)楠田氏がフェイスブックに書き込んだのは17日。前日、希望の党の小池百合子代表が福岡・天神で街頭演説した。天神は福岡2区。楠田氏はその場に駆けつけたが、小池氏と並ぶことはなく、選挙カーの上で演説する小池氏と2区の党公認候補を、タスキ姿で見上げた。
楠田氏はその写真も掲載し「特異な光景だったかもしれません。公認候補が民衆に混じって党の代表の声を聞く状況」と書き込んだ。その上で「排除発言や踏み絵問題で野党を突然バラバラにした結果、多くの候補者が混乱し、最終的に有権者の選択も迷わすことになっている」と指摘。「離党も辞さない覚悟と発言した」と記した。(産経新聞17年10月19日)』
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正直なところ、希望の党を応援する気はさらさらないのだが。ただ、今、一番大切なのは、自民党の議席を少しでも減らすこと。
そして、将来、本当に「憲法9条改悪」や「安倍の強引なトップダウンの政治」に反対してくれそうな人は、ひとりでも多く当選してくれるといいな~と思うmewなのだった。(@@)
THANKS