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日本がアブナイ!

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政府が日当5万で地元民を雇い、反対派を警備。安倍のえげつない辺野古推進&反対派潰し


 これは30日、2本めの記事です。

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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】                   

 
 2月4日に投開票を迎える沖縄県の名護市長選では、各陣営ともかなり力がはいっている様子。
自民党は、三原じゅん子氏や小泉進二郎氏などを選挙応援として派遣し、若い世代の票獲得を狙っているという。 (・・) <金・土曜日には閣僚級が乗り込むかも。>

 今回の大きな争点は「辺野古移設」と「地域振興策」。地元では、辺野古移設に反対の住民が多いものの、地域経済が低迷していることから、自民党のバラまき振興政策に期待を寄せる人も増えているようだ。(~_~;) <名護市民の平均収入は192万円で、なかなか増えないため、市民も困っている。>
 
『朝日新聞社と琉球朝日放送が28、29の両日に実施した沖縄県名護市長選(2月4日投開票)の情勢調査では、基地問題などについての世論も聞いた。それによると、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)を名護市辺野古に移設することに「反対」は63%で、「賛成」の20%を大きく上回った。辺野古では昨年4月から工事が本格化しているが、市民の反対は依然根強い。(中略)

 こんどの市長選で投票先を決めるとき、何を最も重視するかを四つの選択肢から一つ選んでもらうと、「普天間飛行場の移設問題」が41%、「地域振興策」39%でほぼ並び、「経歴や実績」8%、「支援する政党や団体」5%が続いた。4年前の調査の同じ質問で最も多かったのは「移設問題」56%、次いで「地域振興策」23%で、今回、地域振興を重視する人が増えている。
 「移設問題」と答えた人の大半が稲嶺氏を、「地域振興策」と答えた人の大半が渡具知氏を支持すると回答した。(朝日新聞18年1月30日)』

* * * * *

 いや~、それにしても、この辺野古移設に関する安倍首相&官邸、自民党のやり方のえげつない!(**)

 09年に民主党政権に変わる際、鳩山代表(当時)が普天間基地の移設先に関して「最低でも県外」と主張したのをきっかけに、沖縄全体が「辺野古移設に反対」の意思を表明することに。当時の仲井真県知事も、自民党の国会・地方議員も、み~んな「辺野古移設反対」を公約に掲げて選挙に勝っており、まさに「オール沖縄」で移設反対運動が起きていた感じがあったのだ。 (・・)

 ところが、12年末に自民党が政権を奪還。安倍首相が、13年初めに米国を訪問した際に、手土産として「辺野古移設工事の推進」をお約束してから、状況がガラ~ッと変わった。
 安倍官邸&自民党は、まるでブルド~ザ~で強引に上から土地を踏み固めて行くがごとく、札束&腕づくで、関係者を翻意させて行ったのである。_(。。)_

 安倍官邸は、沖縄の自民党議員全員に、辺野古移設賛成に回るように指示。会見で涙ながらに反対撤回を表明するものもいた。また当時の仲井真知事を1年かけて、多額の交付金+αで説得(脅迫、洗脳?)し、こちらも翻意させることに成功。^^;

 また、辺野古の漁業組合のTOPも説得し、高額で漁業権を譲渡させることに。辺野古の海で魚がとれなくなった猟師たちに、後述するように、日当数万円で海上警備の仕事を回して、大人しく賛成派でいてもらうのだ。(゚Д゚)

 そして、今でも翁長県知事、稲嶺名護市長、多くの県民、市民が反対しているにもかかわらず、いわば実力行使で、辺野古移設工事に着手して、どんどん進めようとしている。

「移設には反対だけど、ここまで工事が進んだら、もう移設は止められない」
「それならば、早くに賛成派に回って、将来のために自分たtの地域や産業に振興費をもらった方がいい」

 実際、工事が進むのを見て、反対派だった住民の中から、諦めに近い声が増えているという。 (ノ_-。)

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 mewが、「やっぱね~」と思ったのは、このことだ。(**)

 政府は2015年から辺野古に直接補助金を支給。辺野古の漁民を雇い入れて、反対派の監視のめ漁船を「警戒船」として提供させ、日当を1日約5万円払っていると。そして、漁民の多くが生活費を稼ぐため、交代で政府の仕事を請け負っていると言うのだ。(@@)

 よくネトウヨやネトウヨ・レベルの超保守系政治家・識者などが、「沖縄の基地反対派は、1日何万円か日当を出して、活動家を集めている」とアチコチで書き(or言い)まくっているのであるが。
 それこそ、作家の百田尚樹氏は、昨年11月に名護市で行なわれた講演会で、こんな話をしていたようなのだけど。

『「抗議活動では日当が1日何万円と払われている。全国から沖縄に来る交通費、宿泊費を考えると、とてつもない額になる。カンパだけじゃ無理。では資金源はどこか。本当の中核は。はっきり言います。中国の工作員です。なかなか証拠はみえないが、中国からカネが流れている。なぜか。日本と米軍を分断したい。いつか尖閣を奪う時に米軍の動きを止める」

 基地建設反対運動に中国から人と資金が流れていると断言したが、講演後、根拠を尋ねる本紙記者の取材には「ない。それを調べろと僕は言っている。そうとしか思えないというニュアンス」と話した。(沖縄タイムス17年11月22日)』

<MX「ニュース女子」も、BPOから日当などの報道は根拠がないと指摘されていたよね。>

 でも、警備員の方は、本当に、日本の政府が地元の漁師に日当を出して雇っているのである。_(。。)_

* * * * *

『「辺野古は変わったさ」。子どもを抱いて漁港を散歩していた古波蔵謙さん(50)は27日、米軍キャンプ・シュワブ内にある辺野古崎を見つめながらこうつぶやいた。視線の先ではエメラルドグリーンの海へ突き出るような形で陸地が造成され、クレーンなどの重機がうごめいている。昨年4月に始まった普天間代替施設の護岸建設工事だ。

 辺野古は沖縄本島東海岸に位置する人口約2000人の小さな集落だ。市役所や商店が密集する西海岸とは「山原(やんばる)」の森で隔てられ、経済的にも立ち遅れてきた。ベトナム戦争当時、米兵相手の飲食店でにぎわった時期もあったが、それも長続きはしなかった。

 そんな辺野古に移設話が持ち上がったのは1997年ごろ。以来、住民は容認派と反対派に分断され、憎しみをぶつけ合ってきた。

 ◇日当5万円

 政府はこの間、あの手この手で反対派を懐柔。さまざまな名目で振興予算が投下され、辺野古周辺には国立高専やマルチメディア館、公民館などのハコモノが次々と建設された。市が米軍再編交付金の受け取りを拒否すると、政府は2015年から辺野古に直接補助金を支給。住民の一人は「今も反対しているのは10世帯ぐらいしかない」と話す。

 海上で護岸の建設工事が始まった今、政府は辺野古の漁民を雇い入れ、カヌーや船で繰り出してくる反対派の監視に当たらせている。漁船を「警戒船」として提供する船長の場合、日当はガソリン代込みで1日約5万円。漁民の多くが生活費を稼ぐため、交代で政府の仕事を請け負っている。

 川上将吾さん(36)もそんな船長の一人だ。97年当時、まだ高校生だった川上さんの親類の男性が移設問題で板挟みとなり自殺未遂に及んだ。「辺野古は20年以上、翻弄(ほんろう)され続けてきた。子どもを同じ目に遭わせたくない。もう前に進めた方がいい」ときっぱりと語る。(時事通信18年1月29日)』

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 昨年、書いたようにも思うのだが。実は、昨年、何と会計検査院が、辺野古の警備費用が過大であると指摘しているのである。 (・・)

 毎日新聞が入手した受注社の見積書では「海上警備要員」の日割単価が3万9000~9万円と記載されていたそうだが。その中には、地元漁師への日当も(警備会社のピンハネ分も?)含まれている可能性が大きい。(-"-)
 
『辺野古 「警備費過大」検査院指摘 防衛省83億円で発注
 防衛省沖縄防衛局が発注した沖縄県名護市辺野古沖の海上警備業務に過大積算があると会計検査院が指摘したことが、関係者への取材で分かった。2015、16年度の契約4件の予定価格は計約83億円で、すべて東京都渋谷区の警備会社が受注。米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の移設反対派に対する警備の「特殊性」を口実として、人件費などが過大に見積もられていた。

 辺野古沖では、移設反対の市民らがカヌーなどに乗って抗議活動を続けており、同局は埋め立て工事を安全に進めるため海上警備を発注している。受注社は子会社に業務を一部委託しながら現在も海上警備を行っている。

 各契約の一般競争入札は15年7月を皮切りに、16年3月と10月、17年1月に実施。受注社は1件目で予定価格24億790万円に対し23億9481万円で落札するなど、落札率は約98~約99%で推移し、100%に近い。

 同局は当初の入札の前、3社に見積書を依頼したが、2社が辞退し、受注社だけが提出した。国土交通省が定める沖縄県内の警備員の日割基礎単価(15年度)は7500~1万100円だが、毎日新聞が入手した受注社の見積書では「海上警備要員」の日割単価が3万9000~9万円と記載されていた。

 予定価格は通常、警備員の賃金単価に人数や時間を乗じるなどして積算される。だが、関係者によると、15年度の契約を中心に調べたところ、同局の積算単価は非常に高額な設定がされていた。検査院が独自に標準的な単価で積算し直すと、予定価格より数億円低くできたという。
 防衛省は「検査の過程のため現時点で答えられない」としている。【島田信幸、松浦吉剛】(毎日新聞18年10月28日)

* * * * *

 もちろん、辺野古移設に反対して、今でも戦っている地元住民もたくさんいる。(**)

『変わらず、反対し続ける人もいる。松田藤子さん(77)。8年前、「新しい基地は造らせない」という現市長の訴えに共鳴し、初めて選挙を支援した。この日も、ビラの準備や、街頭アピールに加わった。

 金武(きん)町など「基地の門前町」で育った。基地マネーにわきネオン輝く街が、寂れていく様子を見てきた。「基地とともに繁栄し続けられるというのは、幻想だよ」

 沖縄戦で父を亡くした。戦後の生活は厳しかった。まき拾い、水くみ、家畜の世話。畑の行き帰り、単語帳を手に勉強し、小学校教員になった。「苦労してここまで生き延びた。なのに、今もまだ米軍に苦しめられている。許せない」

 移設計画が浮上し、20年あまり。反対でも、政府からの補償金を拒めなかった人も見てきた。自宅前からは、護岸工事が始まった大浦湾に浮かぶ作業船が見える。移設は止められないのかと思ってしまうこともあるが、反対をやめるわけにはいかないと思っている。

 「絶対に止めたい。ただもし、造られてしまうことがあるとしても、黙ってしまえば、基地を認めたことになる。認めてしまえば、米軍も政府も、今よりももっとやりたい放題になる」(朝日新聞18年1月29日)』

* * * * *

 この女性の「黙ってしまえば、基地を認めたことになる。認めてしまえば、米軍も政府も、今よりももっとやりたい放題になる」という言葉が、胸にぐ~っと来た。 (ノ_-。)

 最近は、ぐれダラ、あきらめモードになることが多いのだけど。こんな小さなブログでも、ともかく「黙っちゃいけない」のだと。そして、安倍政権には、沖縄の諸問題も含め、安保軍事や改憲に関して「絶対にやりたい放題にさせちゃいけない」と改めて思ったmewなのだった。(@@)

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by mew-run7 | 2018-01-30 14:11 | (再び)安倍政権について

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