【あの東北大震災&福島原発事故から7年。mewは少し懸念していることがある。若い人たちは新しい人や物事と出会いながら、未来に向けて進んで行くエネルギーがあると思うのだが。<そのエネルギーを是非、復興のために活かして欲しいと思う。> 歳を重ねられた方々の中に「嘆き」の声が、どんどん増えているときいたことだ。
長い間、住み慣れた家や地域が破壊され、結局、元の生活に戻れず。長い間、同じ地域で苦楽を共にして来た近所の人たちや親族とも離れてしまい、昔のように生き生きとした生活が送れず。過去を振り返っては「もう戻れないのか」「何であんな津波が」と嘆き、日ごろの生活の楽しみや希望を失いつつある人が増えているというのである。
震災の復興には、色々な側面があると思うのだけど。インフラや産業の整備や経済的な助成だけでなく、どうか被災した高齢者の方々が少しでも希望や楽しみを持って生活できるような環境作りのことも考えて欲しいと思うmewなのだった。 (・・)】
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7日に、近畿財務局の職員A(ノンキャリらしい)が、神戸市内の自宅で自殺していたことが判明した。(-"-)<ご冥福をお祈りしたい。>
この職員は、森友学園への国有地売却の対応に当たっていた部署に在籍していたとのこと。森友学園側との交渉に同席したり、交渉に関わる書類づくりを行なうこともあったとの話もある。
昨年2月に国会で森友学園の問題が出てから、その対応に追われて大変だった様子。体調や精神的な不調により、昨年11月から一時休職していたのだが。財務省や検察の調査には協力。
今月7日、検察の任意聴取を受けて、帰宅した後、首を吊って自殺した可能性が大きいという。遺書も見つかっているようだ。_(_^_)_
そして、この遺書について、9日からネットなどで、様々な情報が出ることに。<ネットで出ていた情報としては、「遺書には、改ざんの真相が記されている」「『XXにやらされた』などの実名も出ている」、「文書の原本(写し?)もある」「財務省が家族に遺書のことを口外しないように言った」など・・・。>
その一部は、早くから野党の流れていたようで。9日の財務省に対する合同ヒアリングでも、そのことに関する質問が出ていた。 (・・) <財務省の役人は何も答えなかったけど。>
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これらの情報がどこまで本当なのか、mewは知る由もないのだが・・・。
昨日から、財務省が12日に国会に調査報告をする際に、文書の改ざんがあったことを認めるほことに決めたという報道が複数のメディアから出ているのだけど。
もし遺書に改ざんの事実が記されているとしたら、それが財務省に事実を認めさせることにつながった&佐川理財局長が早期辞任を決めた大きな要因になっている可能性が大きいし。
もし改ざんすることになった経緯や特定人物の名なども載っていた場合には、そこに関わった者の責任を問われる可能性が大きいだろう。(-"-)
<ちなみに、財務省が決裁文書で削除した「経緯」の項目の中には、政治家の名が出ていたという情報も出ていたです。 (・o・)>
『自民党国対関係者はこう話す。
「森友問題に関係していた近畿財務局職員が自殺したという話で朝から野党が騒いで大混乱だ。森友絡みで昨年秋から仕事は休職していたようだ。えらいことになったな」
財務省関係者も動揺を隠せなかった。
「Aさんの休職は昨年の秋くらいからです。(昨年2月に)森友問題が発覚してからは、ずっと帰宅が深夜で、朝も早くから役所に来ていました。休職前もつらそうな顔で歩いていたので『大変ですね』と声をかけると、小声で『ええ』と返事が返ってきただけでした。正月明けに新年のあいさつで顔を出したそうですが……。大阪地検特捜部から事情を聞かれていたようで、その確認の意味もあって役所に来たようです」
Aさんは、今月2日に朝日新聞の報道で公文書"改ざん"疑惑が浮上した後、再び職場に顔を出したという。その時、「かなり体調がよくなってきました」と関係各所にあいさつしたが、2時間程度で帰ったという。
「朝日新聞の記事のように、もしウチ(近畿財務局)が改ざんに関わっていたなら、当然、国有財産管理官の部下であるAさんの名前は思い浮かびます。長期間休んでいることもあって、役所内では『隠蔽のようなことをやらされて、病気になってしまったのか』と噂話になっていました。自殺の連絡は昨夜、役所にあったそうです」(同)
Aさんの上司である統括国有財産管理官は、国有地売買の価格交渉を担う責任者とされる。2016年5月に行われた森友学園側との交渉の場では、「われわれの見込んでいる金額よりも、(撤去費が)少なくても、われわれは何も言わない」と述べていたことが、音声データにも残されていた。これは、国会で「価格交渉はしたことはない」と答弁した同省の佐川宣寿・前財務省理財局長(現国税庁長官)の説明と真っ向から対立するもので、野党から繰り返し追及を受けていた。(Aera dot.18年3月9日)』
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『佐川長官を辞任に追い込んだ 森友担当職員「遺書」の中身
(前略)■遺族は財務省に怒り心頭
気になるのは、佐川氏を辞任に追い込んだ職員が残した遺書のような書き置きである。その中身を巡っては情報が交錯している。上司の実名を挙げて「やらされた」と改ざんへの関与をにおわす文言があるとの情報もあれば、森友問題関連の書類が添えられてあったとの情報もあるが、遺族が公開しない限り、“藪の中”だ。
9日の財務省への野党合同ヒアリングで、民進党の杉尾秀哉参院議員は「遺書には書き換えに触れられている部分があるとの情報もある」と詰め寄り、「遺書について近畿財務局から、ご家族に口外しないで欲しいという話があったそうだが」と畳み掛けたが、「職員個人のことでもあり、コメントは差し控えさせていただきたい」(富山一成・理財局次長)と、ゼロ回答。ただ、慎重な口ぶりからは財務省が、遺書の内容について、神経を尖らせている様子が伝わってきた。
「遺書を読んだ遺族は、かなり怒りを募らせているらしい。遺書には森友問題のシワ寄せが、全て自分に及んでいるという組織への恨みが書かれているのかもしれません。いくら財務省が口封じをしても、憤慨する遺族がメディアの取材に応じる可能性もあります」(捜査事情通)(日刊ゲンダイ18年3月9日)』
『近畿財務局で、森友学園への国有地売却を担当していた男性職員が3月、兵庫・神戸市内の自宅で、首をつって亡くなっていたことがわかった。
自殺とみられている。
関係者によると、この職員は、森友学園問題が発覚してから、およそ半年後の2017年の秋から体調を崩し、休んでいたが、2018年に入り、復帰の準備を進めていたという。
森友問題が発覚してから、1年余り。ついに、死者を出す事態にまで発展。
民進党の杉尾秀哉議員「この方は、遺書を残していたらしいのですが、その情報は把握しているか?」
財務省の富山一成理財局次長「今、申し上げたように、わたしからコメントは差し控えさせていただきます」
杉尾議員「その遺書について、近畿財務局からご家族に、口外しないでほしいという話があったそうだが、そんなことするんですか? 財務省は」
富山一成理財局次長「繰り返しになります。コメントは差し控えさせていただきます」
杉尾議員「その遺書の中には、書き換えのことについて触れているくだりがあるという、そういう話もあります。何らか情報があるんだったら、おっしゃった方がいいと思います。いかがですか?」
富山一成理財局次長「恐縮です。コメントを控えたいと思います」
菅官房長官は、「詳細については、ご遺族との関係もあり、お答えは差し控えたいと思う。(一連の森友問題と死因との因果関係は?)承知しておりません」と述べた。(FNN18年3月9日)』
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また昨日は、NHKがわざわざ「財務省から要請があれば、検察が資料を返却することも検討する」おいうニュースを出していた。^^;
『「財務省から要請あれば資料返却も検討」検察幹部
「森友学園」への国有地売却に関する文書が書き換えられた疑いがあると報じられた問題で、麻生副総理兼財務大臣は9日夜、書き換えの有無を明らかにするため「捜査当局にも協力を要請しなければいけない」という考えを示しました。これについて複数の検察幹部は「要請があれば、捜査に支障の無い範囲で提出された資料を返却することも検討する」としています。(NHK18年3月10日)』
日刊ゲンダイの記事に書いてあるように、もし財務局の職員や遺族が、政治家や財務省の上司たちに怒っているのだとしたら、どうか本人の思いをはらすためにも、また国民や民主主義確保のためにも、是非、その真相が書いてある遺書を公表していただきたい。m(__)m
そして、もちろん大阪地検も真相解明のために、是非、協力して欲しいと願っているmewなのだった。(@@)
THANKS