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日本がアブナイ!

平和で平穏で楽しい生活が一番!・・・脱アベ・スガ、反超保守&新自由主義。左右問わず、mew基準で、政治や競馬、スポーツなどについて。写真はトロットスター・・・↓PC画面のリンク1~5は無効

文科省が、前川の授業に批判めいた表現の問い合わせメール。国の教育介入は、コワイ暗黒社会の始まり



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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】                   

【平昌パラ・先日取り上げたスノボの成田緑夢が、バンクドスラローム男子下肢障害で圧巻の滑りを見せて、金メダルをゲットした。(*^^)v祝 いつも明るく、ポジティブな姿勢には、本当にアタマが下がる思い。本人はよく障碍のある人や負傷や引退に悩むアスリートの励みになればと語っているのだけど。ぐれダラの健常者mewの励みになってくれているです。有難う。m(__)m

 昨日は、兄の童夢くんが、松岡修造と熱血応援してたのだけど。<何か若い時とめっちゃ印象が変わってた~。 (・o・)>「童夢→どうむ」はすぐに読めたのだが、当初、「緑夢」は読めず。緑(ぐりーん)の夢で「ぐりむ」と読むと知った時は、チョット衝撃的だったです。(@@)】

* * * * *

 さて・・・いよいよ日本も本当にアブナイ国に、というかマジに「コワイ、コワイ」と震えて来そうな恐ろしい国になって来た。_(。。)_

 以前から書いているように、安倍首相&仲間たちは、戦前志向で国家主義的な超保守思想の持ち主で、国家による教育介入もいとわない傾向にあるのだけど。<学習要領で、政府の歴史認識を記すように決めたり。愛国教育の強化をしたりとか。>とんでもない事実が発覚したのだ。(>_<)

 文科省の前事務次官、前川喜平氏が先月、愛知県名古屋市の市立中学校で総合学習の時間に授業(講演)を行なったのであるが。(不登校や夜間中学校などをテーマ)これを知った文科省が、今月、学校を所管する教育委員会宛てに内容を問いただすメールを送っていたとのこと。

 しかも、そのメールの質問が、15項目にわたって、問題のある前川氏に授業を行なわせたことを批判するような感じの詰問調のものだった上、講演の記録や録音の提出を要請して来たというのである。(゚Д゚)

<たとえば、前川氏が天下り問題で辞任、出会い系バーの店を利用していたことを指摘して、「「道徳教育が行われる学校にこうした背景のある氏をどのような判断で授業を依頼したのか」ときいて来るとかね。(-_-;)>

* * * * *

 もしかして、政治に関心のある人の多くは、これが官邸のあの人の仕業(orあの人を忖度しての仕業?)ではと察しがつけているかも知れない。(@@)
 
 前川氏は、昨年、文科次官(文科省TOP)を天下りあっせん問題で引責辞任辞任。その後、アベ友の加計学園の認可の件が問題になった際に記者会見を行なって、安倍首相の周辺から圧力があったことを証言したことで、世間の注目を浴びたのだが。それが、安倍首相周辺の怒りを買ったと見られていたからだ。(~_~;)

<ちなみに、この会見の前も、読売新聞だけが何故か急に、前川氏が出会い系バーに行っていたという(スクープ?)記事を掲載するなど、前川氏の信用性を貶めようとすることがあって。それも官邸の仕業かと言われていたのだが。
 今回のメールも、前川氏を講師に招いた学校を非難すると共に、今後、他の学校が前川氏を呼ばないようにけん制する意図もあったように思うし。前川氏への嫌がらせ的な意味合いや前川潰しの意図もあったのではと邪推している。(・・)>

* * * * *

 いずれにせよ、国が中学の授業の個別の中身や講師などのことを細かく調査したり、介入したりするのは、もちろん異例なことだし。これは各中学の教育への監視、抑圧にもつながることであって。まさに戦前に逆戻りするようなアブナイ、コワイことだし。
 
 立民党の辻元清美氏が、財務省の改ざん事件などと合わせて「すべて事実なら暗黒政治ではないか」と語っていたのだが。mewもマジでそう思う!(**)

『辻元清美・立憲民主党国会対策委員長(発言録)

 文部科学省が前川喜平・前事務次官の中学校で行った授業の内容やテープなどを出すよう教育委員会を通じて要請した。前川前次官は加計学園の問題で勇気ある発言をしたが、(政府は)1回政府に背くようなことをしたら、本人が知らない間に発言の内容までチェックする。教育現場への政治介入にとどまらず、非常に重大な問題だ。

 決裁文書は書き換える。答弁は虚偽。そしてそれを告発した元官僚などの言動はチェックする。すべて事実なら暗黒政治ではないですか。国民はこれで納得するのか。(16日、国会内で記者団に)(朝日新聞18年3月16日)』

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 先に16日に公表されたメールの中身を少し紹介しておこう。(毎日新聞16日の記事より抜粋) mewは、これを見て、ギョ~ッとさせられたです。(゚Д゚)

『前川氏は文科事務次官という立場にいたが、天下り問題により辞職し、停職相当とされた経緯があります。報道などにより在任中にいわゆる出会い系バーの店を利用したことなどが公になっています。道徳教育が行われる学校の場に、また教育課程に位置づけられた授業において、どのような判断で依頼されたのか。』(3月1日の文科省からのメール)

『前川氏は本人自らの非違行為を理由として停職相当とされたが、校長はこの事実をご認識されていたのでしょうか。道徳教育を行う学校において授業を行ったことについて、改めて校長の見解をご教示ください。』(3月6日の文科省からのメール)

(録音データは本人の許可が必要だと断ったのに対して)『全て公開で開催されたものと理解しており、録画記録を外部に提出することについて本人の許可が必要とされる理由をご教示ください。「まとめたもの」はご提供いただけないでしょうか。』(同上)

* * * * *

『前川前次官の講演、録音データ提供求める 文部科学省

 名古屋市立の中学校で2月、文部科学省前事務次官の前川喜平氏が授業の一環で講演したことをめぐり、文科省が市教委に対し、前川氏を呼んだ狙いや講演の内容を問い合わせ、録音データの提供を求めていたことが15日、わかった。文科省が個別の学校の授業内容について調べるのは異例。

 前川氏は文科省の組織的な天下りの問題に関与したとして、昨年1月に辞任し、その後は学校法人「加計学園」の獣医学部新設などをめぐって「行政がゆがめられた」と発言している。文科省教育課程課によると、総合的な学習の時間の授業で講演したことを報道で知り、前川氏が辞任したことや「出会い系バー」の利用が報道されたことを伝えたうえで、経緯や講演内容を尋ね、録音の提供を求めるメールを市教委に送った。市教委から講演内容は伝えられたが、録音の提供はなかったという。

 教育課程課は電話で市教委に、前川氏を学校教育の授業に呼ぶことは「慎重な検討が必要だったのではないか」とも伝えたという。市教委に問い合わせることは文科省の初等中等教育局で判断しており、林芳正文科相ら政務三役は関わっていないとしている。

 前川氏の講演を聞いた40代の女性によると、中学生やその保護者らが参加していた。幼少時代の話や科学技術で変わる社会について論じ、夜間中学校でのボランティアのエピソードなどを交え、「文科省時代にできなかったことに取り組んでいる」と話したという。女性は「政治的な話題や加計学園の話も一切出なかった。とても和やかな雰囲気だった」と話した。

 文科省は学習指導要領など、全国共通の教育基準を作っているが、個別の学校の授業内容について調査をするのは異例だ。文科省の淵上孝・教育課程課長は「前川氏が天下り問題で国家公務員法違反と認定されたことなどについて、(学校や市教委が)どこまで十分にわかっていたかを確認しようとした。法的に、調査に問題があるとは思っていない」と話している。(根岸拓朗、日高奈緒)

〈流通経済大社会学部の小松郁夫教授(教育行政学)の話〉 夜間中学に携わる人が自らの経験を話すことは、文科省が定めた学習指導要領の「総合的な学習の時間」の狙いに照らして問題どころか、ふさわしい。指導要領で決められた教科の履修漏れなどの場合に文科省が是正指導をすることはありうるが、今回は一回の授業が対象であり、根拠がわからない。文科省が各時間の授業の調査をするようになれば、学校現場は萎縮するだろう。(朝日新聞18年3月14日)』

『前川氏を講師に招いた授業は全校生徒と地域住民らを対象に実施。同校の校長が3年ほど前に前川氏と知り合い、「説明が分かりやすい」などの理由で講演を依頼した。同氏は自身の子供時代に不登校になったことや最近の夜間学校での活動経験などについて話し、政治的な見解を述べる場面はなかったという。

 名古屋市の河村たかし市長は16日、報道陣に「ちょっとやり過ぎだと思う。『国の言うことを聞け』ということでしょう」と同省の対応を批判した。前川氏を講演に呼んだ市教委や学校の判断について「社会問題をいろいろな立場から意見を聞くのはいいこと」と指摘する一方、「教育委員会も(文科省に)ちょっとは反発して、対応を一回議論してもらわんといかん」と述べた。【三上剛輝】(毎日新聞18年3月17日)』

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 この件については、文科省の職員からも驚きの声が出ている様子。また、林文科大臣は、この件は知らなかったようなのだが。「問い合わせは法令上、適切だった」としつつも、担当の職員に口頭注意を行なったという。^^;
 
『「奥の手」やり過ぎ 文科省職員に驚き

 文部科学省が前川喜平・前事務次官の授業内容や録音データの提出を名古屋市教育委員会に求めたことについて、省内には驚きや戸惑いの声が広がっている。

 ある中堅職員は「授業に文科省が口出しするのは、めったに使わない『奥の手』。学習指導要領に沿っていないなどの理由ならともかく、講師の人となりが気に入らないから調査するのはやり過ぎだ」と声を潜める。別の中堅職員は「これが当たり前になると、教育行政がおかしくなる」と話した。

 前川氏は昨年1月、天下りあっせん問題で引責辞任後、学校法人「加計(かけ)学園」問題について「行政がゆがめられた」と官邸や内閣府を批判。事務方のトップだった前川氏を快く思っていない職員も少なくない。

 別の幹部は「政府を支えていた一人なのに、今は政府批判ばかり。データの提出を求めたのはどうかと思うが、何を話したのか確認したかっただけではないか」と推測した。

 一方、林芳正文科相は16日の閣議後記者会見で、文科省がデータなどの提出を市教委に求めたことについて「誤解を招きかねない面があった」として、担当の初等中等教育局長を口頭で注意したことを明らかにした。その上で「(市教委への)問い合わせは法令上、適切だった」と述べ、問題はなかったとの見解を示した。【伊澤拓也】(毎日新聞18年3月16日)』

* * * * *

『「教育現場に国家権力が介入してはならないのは基本中の基本だ」「政治家の関与はあったのか」
 野党6党が16日に国会内に文科省職員を呼んで行った合同ヒアリングでは、批判が相次いだ。職員は調査の理由について「天下り問題などで国家公務員法違反に問われて停職相当とされた方(前川氏)が義務教育の中学校で教壇に立ったため」と語った。「初等中等教育局長までの判断で(市教委に)質問し、その後政務三役(大臣、副大臣、政務官)に報告した」と説明した。

 昨年、前川氏は加計学園問題に関連して「公正、公平であるべき行政のあり方がゆがめられた」と発言し、政権批判を展開。希望の党の柚木道義氏は「発言があったからこそ報告を要求したのではないか」と恣意(しい)的な調査が行われた可能性を指摘。同党の山井和則氏が「今後前川氏を呼ぶなということか」とただすと、担当職員は「申し上げたような経緯(停職相当)のある方が授業をされ、事実を確認する必要があった。今後どうするかは仮定の話で差し控える」と述べるにとどめた。(中略)

 野党は一斉に反発した。立憲民主党の辻元清美国対委員長は国会内で記者団に「文書は書き換え、それを告発した元官僚の言動はチェックする。まるで暗黒政治だ」と語って批判。元小学校教諭の那谷屋正義・民進党参院国対委員長は「安倍内閣そのものの姿勢が顕著に表れた。なぜ文科省が検閲しないといけないのか」と指摘した。希望の党の玉木雄一郎代表も党会合で「教育現場に萎縮効果を与える。民主主義の価値が安倍政権でどんどん壊されていっている」と語り、民進党の小川敏夫参院議員会長は党会合で「まさに安倍政権が国民を管理する方向に向いていることを裏付ける事実だ」と述べた。

 与党も批判し、公明党の井上義久幹事長は会見で「私は非常に違和感を感じている。教育内容に影響を与え、疑問を持たれる行為は慎むべきだ。国が個別の教育内容に干渉してはならない」と話した。【樋口淳也、真野敏幸】(毎日新聞18年3月16日)』

 野党やメディアは、この(安倍内閣下での)文科省の行為がいかにアブナイ、コワイものなのか、しっかりと国民に伝えて欲しいと思うし。そして、これ以上、暗黒政治が進まないように、改めて安倍政権を早く終わらせなければと強く思ったmewなのである。(**)

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by mew-run7 | 2018-03-17 06:09 | (再び)安倍政権について

by mew-run7