久々に加計学園の問題、加計ー安倍面会に関する話を・・・。<ヘビ女mewはしつこいのだ!>
先月、愛媛県が参議院に「加計理事長が安倍首相が15年2月25日に面会して、獣医学部新設に関する資料を示した」という趣旨の記載がある文書を提出した。(・・)
しかし、これに対して、安倍首相は加計理事長との面会を否定。そして、何と加計学園の方は、「当時の担当者が実際にはなかった面会を引き合いに出し、県と(今治)市に誤った情報を与えてしまったように思う」とコメント。
さらに、事務局長本人が愛媛県などを訪れ、「記憶にないが、自分しか言う人がいない。その場の雰囲気で、ふと思ったことを言ったかも知れない」と説明し、謝罪を行なった。(-"-)
その後、参議院が加計学園に質問書を送付したところ、面会を否定する内容の回答があったが。根拠となる資料の添付はなく、資料を破棄した可能性を示唆しているいう。(~_~;)
『加計、面会否定根拠示さず 参院委回答「資料破棄の可能性」
学校法人「加計(かけ)学園」は七日、二〇一五年二月二十五日に安倍晋三首相と加計孝太郎理事長の面会はなかったと発表した根拠となる資料について「破棄している可能性もあるが確認中」との回答を、参院予算委員会に提出した。
学園は「三年も前の事案」とし、関係書類を既に破棄した可能性に言及しつつ「現在、提出することができる資料がないか確認中」と説明。提出するかどうか明言しなかった。
「面会はなかった」とするコメントを先月二十六日に出す際、加計氏の指示はあったかとの問いには答えなかった。「この日の面会は否定しているが会食したか」との質問には「会食の事実もない」と否定した。
参院予算委の野党筆頭理事の川合孝典氏(国民民主党)は取材に「加計問題は一年以上前に浮上しており、関係書類を確認していないことはあり得ない」と批判した。参院予算委は先月二十九日付で学園に、面会がなかったことの証拠となる資料の提出を依頼していた。 (山口哲人)(東京新聞18年6月8日)』
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率直なところ、国民の大半は、この加計学園の事務局長の奇妙な「加計面会は、私の作り話だった」とかいうウソ告白を本当だと信じてはいないのではいかと思うのだが・・・。
そんな中、今週、新たにこんな情報が出た。
愛媛県の文書に記されていた、安倍ー加計面会時に示したとされる資料が、文科省から出て来たというのである。(・o・)
『獣医学部の「照会資料」、文科省に存在 愛媛文書と合致
加計学園による獣医学部新設をめぐり、愛媛県が国会に出した文書に記載されている資料が、文部科学省に残っていることが分かった。県の文書では、この資料は加計学園の理事長と安倍晋三首相が2015年2月に面会した際、学園側が提供した資料の一部だとされる。学園と首相はいずれも面会を否定しているが、県の文書と合う事実がまた判明した形だ。
文科省で見つかったのは、県文書に登場するのと同じタイトルの「新しい教育戦略」という資料。野党議員らの要求を受けて調べたところ、獣医学部を担当する専門教育課に紙で保存されていたという。文科省は資料を愛媛県から入手したとしているが、県は「県が提供したかわからない」としている。
資料には「獣医学教育空白地域『四国』に新しい獣医学部を創設」と書かれたうえで、「人獣共通感染症(略)等に対処でき、国際調和に貢献する」「ライフサイエンス分野で活躍」「(動物感染症の発生に)四国の特性を知った危機管理」などと記されている。今春開学した加計学園の獣医学部の教育内容と重なっており、学園の意図が反映されているとみられる。<朝日新聞18年6月12日)』
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となると、やっぱ、加計理事長は、事前に安倍首相と面会して、獣医学部について説明していた可能性が大きいのではないか・・・という疑いが強くなって来るわけだけど。
リテラがこの件について書いているので、アップするです。
『やっぱり安倍と加計の「会ってない」は嘘だった! 面談時に加計学園が提供した資料が文科省で発見
安倍首相と加計学園が「嘘」をついていることは、これではっきりした。2015年2月25日に「獣医大学いいね」と安倍首相が加計孝太郎理事長に述べたとされる面談時に学園側が提供したという資料が、文科省から見つかったのだ。しかも、この資料をもとにおこなった専門家への意見照会が、愛媛県新文書に書かれていた通りに実施されていたことを文科省が認めたのである。
問題となっているのは、2015年3月15日に今治市と加計学園側がおこなった協議の内容を記した文書の記述。このなかには「文部科学省の動向について」という項目があり、そこには加計学園側の報告として、こう書かれていた。
〈(学園)文科省から獣医学教育の改善・充実に関する調査研究協力者会議委員に対する意見照会を実施しているもよう。
2/25に学園理事長と総理との面会時の学園提供資料のうち、「新しい教育戦略」(別紙p.5-6)に記載の目指すべき大学の姿に関する部分を抜粋したアンケート形式の資料を示して、短期間での回答を求めている。アンケート結果は、柳瀬首相秘書官との面会時に、学園に対し、情報提供されるものと推測。
なお、委員からの評判はおおむね良いとの情報を得ている。〉
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つまり、2月25日におこなわれた安倍首相と加計理事長の面談時に、加計学園理事長は安倍首相に「新しい教育戦略」という資料を提供し、その資料をもとに文科省は〈短期間〉で意見照会を実施している、と加計学園は今治市に報告していたのである。
そして今回、文科省から、この「新しい教育戦略」と同じタイトルの資料が見つかったとして公表。その資料は「獣医学教育空白地域「四国」に新しい獣医学部を創設」「6つのコンセプトを掲げ、わが国そしてアジアをリードする新しい獣医学部を目指します」と大きく打ち出されている。まさに、「加計学園ありき」の資料だ。
「安倍・加計面談なかった」はウソ!愛媛県新文書の内容はすべて事実と符合
さらに、文科省は愛媛県新文書に書かれていたのと同じように、この資料をもとに「獣医学教育の改善・充実に関する調査研究協力者会議」の委員に対して意見照会のメールを3月9~11日ごろに送信。委員からは1?2日のうちに返答があったという(しんぶん赤旗6月10日付)。
愛媛県新文書に書かれたのとまったく同じように、加計理事長が安倍首相との面談時に提供した資料と同じものが文科省から見つかり、その上、やはり愛媛県新文書に書かれてとおり、文科省は「獣医学教育の改善・充実に関する調査研究協力者会議」の委員に意見照会を1?2日という〈短期間〉で実施していた──。ようするに、愛媛県新文書に記載された内容は事実とぴったり符号するのだ。
ご存じのとおり、加計学園の渡邉良人事務局長は、2月25日の安倍首相と加計理事長の面談を「ふと思ったことをそのときに言った」として「嘘」だった言い張っているが、この言い分こそが完全な「嘘」であることが、今回はっきりした。このように2月25日を起点に物事が進行している事実を踏まえれば、「面談はなかった」という安倍首相と加計学園の言い分こそが「嘘」なのだ。
実際、愛媛県新文書には、2月25日の面談結果を受けた動きがいくつも出てきて、それがすべて事実と合うかたちになっている。現に、柳瀬唯夫首相秘書官と加計側の協議については、〈2/25の学園理事長と総理との面会を受け、同秘書官から資料提出の指示あり〉〈3/24(火)で最終調整中〉と書かれているが、これも記載どおりに実施。さらに、〈安倍総理と加計学園理事長が先日会食した際に、獣医師養成系大学の設置について地元の動きが鈍いとの話が出たとのことであり、同学園としては柳瀬首相秘書官に4月2日午後3時から説明したい〉との記載もあるが、この協議も記載どおりにおこなわれている。2月25日の安倍首相・加計理事長の面談こそが、官邸主導で関係省庁が「加計ありき」で動き出す「号令」となったのは間違いないのだ。
事実、文科省の意見照会に答えた委員は、〈文科省専門教育課の担当者から「加計学園が愛媛県今治市でやろうとしている獣医学部の計画について意見をうかがいたい」と依頼され、約一時間の聞き取りに応じた〉と証言している(東京新聞6月2日付)。この段階から、「加計学園の獣医学部新設のためのアンケート」を文科省はおこなっていたのだ。
文科省から報告を受けていた加計、官邸が有識者への意見照会をやらせた可能性も
そして、今回新たに判明したのは、加計学園側が文科省の動きをタイムラグもなく把握していた、という事実だろう。前述したように、加計学園が文科省の意見照会が短期間で実施されていることを今治市に報告していたのは、2015年3月15日。一方、文科省がこの意見照会をおこなったのは、3月9?11日ごろだ。しかも、15日の時点で加計側はすでに〈委員からの評判はおおむね良いとの情報を得ている〉と述べ、〈アンケート結果は、柳瀬首相秘書官との面会時に、学園に対し、情報提供される〉とまで言っているのだ。
ようするに、加計側は意見照会の進捗について逐一報告を受けていただけではなく、委員への意見照会自体が官邸の指示で実施されていた可能性があるのだ。
昨日おこなわれた会見で林芳正文科相は、加計理事長が安倍首相に提供したとされるこの「新しい教育戦略」という資料について、「県から提供を受けたと考えられる」などと述べたが、なぜそう「考えられる」のか、その根拠は示していない。一方、愛媛県は「資料が残っておらず、県から出したかはわからない。誰がつくったかもわからない」と朝日新聞の取材に答えている。林文科相は安倍首相と加計理事長の2月25日の面談事実を認めるわけにはいかないため、「愛媛県から提供された」と言うしかなく、苦し紛れの嘘をついているのだろう。
何度も言うように、安倍首相と加計理事長が2月25日に面談をおこなったことは、もはや言い逃れができない事実だ。新たな嘘がどんどん更新されていくという「安倍ウソ劇場」に、慣らされてはいけない。(編集部) (リテラ18年6月13日)』
安倍首相らは、もうこの話は幕引きしたいのだろうが。何とかこのウソだけでも暴けないものかと、材料を探し回っているmewなのだった。(@@)
THANKS