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明仁天皇、平和を希求した日々とおことば。不肖の安倍に代わり「深い反省」+各党の談話



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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】  

8月15日、平成では最後となる全国戦没者追悼式典が行なわれた。(・・)

 またまた今年もこの話から始まって、恐縮なのだが・・・。

 1993年に細川護煕首相が始めたのをきっかけに、日本の首相は悼式の式辞に、ずっと先の大戦の加害者として、何らかの反省や謝罪の言葉も織り込んでおり来たし。安倍首相も07年の式辞ではそうしていたのだ。
 しかし、安倍首相は第二次政権にはいって、13年の式辞から反省と謝罪の言葉をカットすることに。既に6年連続で、これらの言葉を用いていない。(-"-) <首相式辞は*1に>

 安倍氏や超保守仲間は、あの戦争は正当なものであって、日本には反省も謝罪も必要ないと。いつまでもそんなことを言ってはいられないと考えているからだ。(ーー)

『式典は正午前に始まり、安倍首相が式辞で「今日の平和と繁栄が、戦没者の皆さまの尊い犠牲の上に築かれた」と追悼。その上で、「戦争の惨禍を二度と繰り返さない。歴史と謙虚に向き合い、どのような世にあっても、この決然たる誓いを貫く」と強調した。歴代首相が踏襲してきたアジア諸国への「損害と苦痛」「深い反省」には6年連続で触れなかった。(時事通信18年8月15日)』

* * * * *

 2度とあのような惨禍を起こしてはならないと強く思っている明仁天皇は、安倍首相の式辞から反省の言葉がまでが消えたことを気にしたに違いない。
 何と戦後70年を迎えた2015年から、おことばの中で「深い反省」という言葉を用いるようになったのである。(**)

 さらに、今年はおそらく明仁天応が述べられる最後のおことばとなる予定なのだが。新たに「戦後の長きにわたる平和な歳月に思いを致しつつ」という一文も加え、平和を守って行くことの大切さを強調したのであった。(++)

『天皇陛下のお言葉=終戦記念日

 本日、「戦没者を追悼し平和を祈念する日」に当たり、全国戦没者追悼式に臨み、さきの大戦において、かけがえのない命を失った数多くの人々とその遺族を思い、深い悲しみを新たにいたします。
 終戦以来既に73年、国民のたゆみない努力により、今日の我が国の平和と繁栄が築き上げられましたが、苦難に満ちた往時をしのぶとき、感慨は今なお尽きることがありません。
 戦後の長きにわたる平和な歳月に思いを致しつつ、ここに過去を顧み、深い反省とともに、今後、戦争の惨禍が再び繰り返されぬことを切に願い、全国民と共に、戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対し、心から追悼の意を表し、世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります。』

『天皇陛下は在位中最後の全国戦没者追悼式でも、「深い反省」との表現を「お言葉」に盛り込まれた。元側近は「戦争に至った歴史に学び、反省すべき点は反省し、日本が決して同じ道を歩まぬようにとの思いを、きちんと言っておきたいとのお気持ちがあるのだろう」と説明。来年の退位を控え、戦時中に少年時代を過ごした陛下の平和への思いが強く表れたお言葉と言える。

 お言葉は陛下が自ら執筆。「深い反省」の表現は戦後70年の節目を迎えた2015年から使っている。今年は新たに「戦後の長きにわたる平和な歳月に思いを致しつつ」との文言が加わり、さらに「平和」を強調する内容となった。(時事通信18年8月15日)』

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『84歳の陛下は小学校の終わりごろまで戦争のない時を知らずに育った。終戦後に疎開先の栃木・奥日光から帰京。その時見た焼け野原になった東京の光景が原体験になっているとみられ、80歳の記者会見(13年12月)では最も印象に残っている出来事を「先の戦争」と明言した。

 戦後生まれが国民の8割を超える時代を迎え、「先の戦争のことを十分に知り、考えを深めていくことが日本の将来にとって極めて大切」(15年12月の会見)と歴史に学ぶ重要性を重ねて訴えた。「心配なのは、次第に過去の歴史が忘れられていくのではないかということ」(09年11月の会見)と戦争の記憶の風化を強く懸念。国内外の激戦地に赴き、戦没者を慰霊することを「生涯を懸けた務め」(別の元側近)としてきた。(時事通信18年8月15日)』

『「決して忘れてはならない」=「慰霊の旅」海外へも―両陛下、平和に強い思い

 天皇陛下は記者会見で、太平洋戦争の戦没者について「今日の日本がその人々の犠牲の上に築かれていることを決して忘れてはならない」(2006年)と述べ、戦争の惨禍を記憶し、語り継ぐ重要性を繰り返し強調されてきた。

 節目の年には皇后さまとともに、海外の激戦地にも「慰霊の旅」に出るなど、平和への強い思いを行動に移している。

 両陛下の幼少期は、日本が戦争に突き進んだ歴史とほぼ重なる。天皇陛下が3歳の時に日中戦争の発端となる盧溝橋事件が勃発。11歳で終戦を迎え、疎開先の栃木県日光市から戻った際には焼け野原となった東京を見て大きな衝撃を受けた。即位後10年の会見(1999年)では「私は戦争の無い時を知らないで育ちました」と振り返っている。

 こうした「原体験」もあり、皇太子時代には「どうしても記憶しなければならないこと」として、沖縄戦終結の日、広島、長崎の原爆の日、終戦記念日の四つの日を挙げた。その日には犠牲者に思いをはせ、黙とうを欠かさず行ってきた。

 終戦50年となる95年には、慰霊のため皇后さまとともに長崎、広島、沖縄、東京を相次いで訪問。05年には慰霊目的での初の海外訪問となるサイパン、15年にはパラオも訪れ、慰霊碑に深々と頭を下げた。

 慰霊だけでなく、戦争で苦労した人々への配慮も忘れない。旧満州に開拓団として渡り、戦後引き揚げた人たちの入植地となった長野県軽井沢町の開拓地は、皇太子時代から家族を連れてたびたび訪問。「入植はご苦労多かったでしょう」(15年8月)などとねぎらいの言葉を掛けた。

 こうした思いは、次世代の皇族にも引き継がれている。皇太子ご一家は毎年、終戦記念日など四つの日には黙とうをささげ、長女愛子さまは中学校の卒業文集で広島の原爆ドーム訪問を機に平和への願いを強くした経緯をつづった。秋篠宮ご夫妻も、長男悠仁さまを連れて沖縄などを訪れている。(時事通信18年8月15日)』

* * * * *

 来年の追悼式から、新天皇がおことばを述べることになるわけだが。現皇太子も皇太子妃も、平和への思いは強いように思える。

 どうか明仁天皇の思いを継いで、遺族や国民の心にしみるおことばを述べて欲しいと願っている。(・・) 

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 あと各政党が終戦記念日に出した談話、メッセージの要旨も記しておこう。

『終戦の日、各党が談話を発表

 与野党各党は15日の終戦の日にあわせて談話を発表した。

 自民党 唯一の戦争被爆国として被爆の実相を語り継ぐとともに、歴史に謙虚に向き合い、恒久平和の実現に全力を尽くす。日米同盟を基軸とする抑止力の向上を図り、積極的平和主義に基づいた平和外交努力を着実に積み重ねていくことが何よりも大切だ。

 立憲民主党 安倍政権により、戦後、日本人が育てあげ、守り続けてきた「立憲主義」と「平和主義」が脅かされようとしている。国際協調と専守防衛を貫き、国連などの多国間協調の枠組みに基づき国際社会の平和と繁栄に貢献する。

 国民民主党 「立憲主義」「平和主義」「民主主義」を守り、非核三原則を堅持しつつ「近くは現実的に、遠くは抑制的に、人道支援は積極的に」との考え方に基づき、日本が二度と戦禍に巻き込まれることがないよう、あらゆる努力を払う。

 公明党 不幸な歴史を見つめ直し、二度とこのような悲劇を繰り返さないことを誓い、心を新たにして、世界から平和国家として信頼されるよう、憲法の平和主義を堅持していく。

 共産党 安倍政権の「戦争する国づくり」を絶対に許さない。改憲を阻止し、安保法制を廃止して立憲主義を取り戻すために、市民と野党の共闘をさらに発展させるべく力を尽くす。

 日本維新の会 民主主義、自由主義、法の支配などの価値観を共有する国々と力を合わせ、朝鮮半島の非核化をはじめとする国際平和の実現に全力を傾注させる。9条の在り方も慎重に検討していく。

 自由党 戦争の惨禍で人々が再び苦しむことのないよう、戦争のない世の中の実現のため、全力を尽くしていくことを終戦の日に固く誓う。

 希望の党 国際社会との緊密な連携を維持するとともに、あらゆる事態に備えて、我が国自身の外交力、防衛力の抜本的強化が求められている。

 社民党 9条改悪と軍事大国化に反対する多くの人々と力を合わせ、安倍政権の改憲発議阻止に全力を挙げる。(日本経済新聞18年8月15日)』

* * * * * 

 自民党は談話の最後に「わが党は、平和と自由を愛する国民政党として、先人が築いた「平和国家日本」を次の世代に引き継ぎ、世界の平和と繁栄に積極的に貢献してまいります」と強調していたのだが。
 今、日本の平和と国民の自由を最も阻害して、どんどんと戦争の準備を進めているのが安倍自民党であることを思うと、よくもこんなことが言えるな~と呆れてしまう。(-"-)

 ちなみに安倍首相は、靖国神社に柴山昌彦総裁特別補佐を送り、自民党総裁として玉ぐし料を奉納。柴山氏はわざわざ、首相から「先人たちの御霊にしっかりとお参りをしてください。参拝に行けず、申し訳ない」という言葉があったことを記者団の前で語ったとのこと。
 あと稲田朋美氏も自民党若手保守派グループ「伝統と創造の会」のメンバーを連れて来ていたようだが。閣僚はひとりも参拝しなかったという。^^;<超党派議連の参拝も50人だったとか。半分に減っちゃっている感じ?>

 そして世界情勢が難しくなっている今、尚更に、首相が国民と一緒に、心から平和を守ろうとする国を改めて作れるといいな~と願っているmewなのだった。(・・) 

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安倍首相の全国戦没者追悼式式辞=終戦記念日

 15日の全国戦没者追悼式での安倍晋三首相の式辞全文は以下の通り。
 天皇皇后両陛下のご臨席を仰ぎ、戦没者のご遺族、各界代表、多数のご列席を得て、全国戦没者追悼式を、ここに挙行致します。
 苛烈を極めた先の大戦において、祖国を思い、家族を案じつつ、戦場に倒れたみ霊、戦禍に遭い、あるいは戦後、遠い異郷の地で亡くなったみ霊、いまその御前にあって、み霊安かれと、心より、お祈り申し上げます。
 今日の平和と繁栄が、戦没者の皆様の尊い犠牲の上に築かれたものであることを、私たちは片時たりとも忘れません。改めて、衷心より、敬意と感謝の念をささげます。
 いまだ帰還を果たしていない多くのご遺骨のことも、脳裏から離れることはありません。一日も早くふるさとに戻られるよう、全力を尽くしてまいります。
 戦後、わが国は、平和を重んじる国として、ただ、ひたすらに歩んでまいりました。世界をより良い場とするため、力を尽くしてまいりました。
 戦争の惨禍を、二度と繰り返さない。歴史と謙虚に向き合い、どのような世にあっても、この決然たる誓いを貫いてまいります。争いの温床となるさまざまな課題に真摯(しんし)に取り組み、万人が心豊かに暮らせる世の中を実現する、そのことに、不断の努力を重ねてまいります。今を生きる世代、あすを生きる世代のために、国の未来を切り開いてまいります。
 終わりに、いま一度、戦没者のみ霊に平安を、ご遺族の皆様にはご多幸を、心よりお祈りし、式辞といたします。(時事通信2018/08/15)
 

by mew-run7 | 2018-08-16 04:48

by mew-run7