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日本がアブナイ!

平和で平穏で楽しい生活が一番!・・・脱アベ・スガ、反超保守&新自由主義。左右問わず、mew基準で、政治や競馬、スポーツなどについて。写真はトロットスター・・・↓PC画面のリンク1~5は無効

共産、安倍を「国辱」と批判。プーチンの北方領土発言への苦しい説明に、石破が「無理」と即断



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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】  


【全米テニスに優勝した大坂なおみちゃんについて、色々と書こうと思っていたのだけど。何かメディアで恐ろしいほどのなおみフィーバーが起きたのを見てで、手が止まってしまったmew。 _(__)_17日からの東京の立川で開催される東レ・パンパシが、心ないメディアや観客に引っかき回されることなく、いい形で盛り上がるといいな~と。そして、なおみちゃん姉妹&日本の選手にがいいプレーができるようにと願っている。o(^-^)o

 でもって、男子は日本代表が昨日から大阪で行なわれているデビス杯のプレーオフで、ボスニア・ヘルツェゴビナと対戦中。今回、錦織圭が他の大会に出場する都合でデ杯はパスしたのだけど。最近、どんどん強くなっている男子代表は、昨日のシングルスで、まず72位ダニエル太郎(25)が200位台のブルキッチ(28)に3-0のストレート勝ち。第2試合でも(負傷欠場があったため170位の)西岡良仁(22)が79位のバシッチ(27)にストレートで勝って、初日に2勝を挙げた。若手が少しずつ強くたくましくなって、嬉しい限り。(^^)】

* * * * *

 さて、昨日14日には、自民党総裁選の2人の候補者が、日本記者クラブ主催の討論会に出席した。記者クラブの討論会は、候補者同士や記者が、かなり厳しい質問やツッコミをするので、いつも楽しみにしている。(・・)

 正直なところ、まだ1/3ぐらいしか見ていないのだが。今回はロシアのプーチン大統領の北方領土に関する爆弾発言の問題に関する話を・・・。
 mewは、この会見で安倍首相がどのように言い訳・・・もとい、説明するのか、とても興味深く思っていたのだ。(@@)


 安倍首相は、憲法改正と並ぶ悲願である北方領土の返還を目指し、4島の返還合意を前提にした日ロ平和条約を締結するため、12年末に第二次政権が始まってから22回もプーチン大統領に会って、親交を深めて来た。(++)
 
 今週も、総裁選の最中ながら、11~14日までロシアのウラジオストクにGO!プーチン大統領と会談を行なったり、ロシア主催の国際会議に出ていたりしていたのだが。
 安倍首相は、何とか北方領土返還の協議を進めたいものの、プーチン大統領は(安倍首相からできるだけお金を引き出そうと考えてか)経済協力のことばかり言って、11日の会談でもなかなか領土返還の話にならなかった。^^;

 しかも、プーチン大統領が13日の討論中、いきなりカメラなどもはいっている公の場で、(領土返還の)前提なしの平和条約の締結」を提案。安倍首相はあまりの驚き(orショック)のためか、無言のまま苦笑いするだけで、言葉一つ返せず。(゚Д゚)

 この発言や首相の対応には、野党だけでなく、総裁選で戦っている石破氏からも批判の声が。しかも、共産党の志位委員長からは「国辱」という激しい非難の言葉まで浴びせられることになった。(>_<)

 まずは石破氏の発言から。<あまりにも本当のことを言い過ぎてて、コワイほど。^^;>

『■自民党の石破茂元幹事長(発言録) ロシアにどんなに経済協力をしても、(大統領の)プーチンさんは領土を返さない、はっきりそう言っている。前からはっきりそう言っている。経済協力をすれば領土はやがて返ってくるだろう、そんなことを言ってはいけない。

 領土というのは国家主権をかけた争いなのであり、政府は安易な妥協をするはずはない。だけど、プーチンさんにそういうことを言わせて、そしてみんなの前でそういうことを言われて、本当にそれでいいか。我々はもっと、この領土問題に国家の威信をかけて全力で向かっていかねばならない。
(朝日新聞18年9月13日)』


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 野党からも次々と批判の声が出ている。(-"-)

『野党、ロ大統領提案に反発=安倍首相対応は「国辱」

 北方領土交渉をめぐりロシアのプーチン大統領が前提条件なしの日ロ平和条約締結を提案したことについて、野党各党は13日、「冷や水を浴びせられた」(立憲民主党の長妻昭代表代行)などと一斉に反発した。
 
 長妻氏は国会内で記者団に「首脳会談で出なかった非常に重要な提案が、突如として出された真意をただす必要がある」と指摘。早急に予算委員会を開いて日ロ交渉の現状を説明するよう、政府・与党に求めていく考えを示した。

 国民民主党の玉木雄一郎代表は「日ソ共同宣言以降の合意を全てほごにするちゃぶ台返しだ」と不快感を表明。提案を受けた際の安倍晋三首相の対応を「反論も何もせずに薄ら笑いを浮かべていた。外交上の大きな失態だ」と批判した。

 共産党の志位和夫委員長も記者会見で「(無条件の平和条約締結は)領土要求を放棄し、国を切り売りすることになる」と反発。「それを目の前で言われて反論も異論も言わないのは外交的大失態、国辱外交だ。こんな内閣に外交をやる資格はない」と述べた。(時事通信18年9月13日)』

* * * * * 

 しかも、安倍首相が帰国後、このプーチン氏の発言に関して行なった「プーチン氏の平和条約締結に対する意欲の表れだと捉えている」との認識を示したとのこと。(・o・)
 この説明は、あまりにも苦し過ぎる・・・というが、石破氏も言っているように、解釈としてムリがあるだろう。(~_~;)

『安倍晋三首相は13日、ロシアのプーチン大統領が前提条件なしで日ロ平和条約を締結するよう呼び掛けたことについて、「プーチン氏の平和条約締結への意欲の表れだと捉えている」と述べた。公明党の山口那津男代表が官邸で首相と会談後、記者団に明らかにした。(時事通信18年9月13日)』

『自民党の石破茂元幹事長は14日夜、ロシアのプーチン大統領が前提条件なしの日ロ平和条約締結を提案したことをめぐり、安倍晋三首相が「平和条約が必要との意欲が示された」と説明していることについて、「かなり無理がある」と述べた。千葉市内で記者団の質問に答えた。

 石破氏は「領土問題と平和条約は一体だ。国益や国家主権を考えれば当たり前だ」と述べ、北方領土問題を棚上げにした条約締結は受け入れられないとの考えを強調。「(プーチン)大統領は計算し尽くして、ああいう発言をした」とも指摘した。(毎日新聞18年9月14日)』

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 そして、昨日14日の日本記者クラブの会見では、何と(安倍首相が敵視、嫌悪している)朝日新聞の記者がこの件について「日本政府の考え方をプーチンさんは理解していなかったのか。22回お会いになって共通認識すらなかったのかと驚いた」と質問。

 これに対して、安倍首相は早速、「あなたとは結構違う考え方持っている専門家が多いんですよ」と記者の考えを否定。<「あなたとは」という言い方に、もう敵意があったりして。^^;)で、結局、何が言いたいかわからない反論(説明?)を長々と行ない始めたのである。(~_~;)

『首相「結構、専門家は違う考え方を持っている人が多いんですよ。日露関係をずっとやってこられた方はずっと見てきて、私もですね、日露交渉を始めるにあたって、1955年に松本(俊一元全権)さんが(旧ソ連のヤコブ・)マリク(元全権)と交渉を始めますね。その後、ずっと会談記録、秘密交渉の部門についても読んできた。これはほとんど表に出てきていません。その上でずっと会談を行ってきました」

 「さまざまなことを話しています。そこでプーチン大統領が述べたことを、さまざまな言葉からサインを受け取らなければならないんだろうと思います。一つはとにかく平和条約ちゃんとやろうと言ったことは事実です。もちろん日本の立場は領土問題を解決をして平和条約を締結する。これはもうその立場ですし、それについては、あの発言の前も後もちゃんと私は述べていますし、プーチン大統領からの反応もあります。でもそれは今、私申し上げることはできません。交渉の最中ですから」

 「私は、プーチン大統領の平和条約を結んでいくという真摯(しんし)な決意を、長門会談の後の記者会見で表明しています。つまり平和条約が必要だということについての意欲は示されたのは間違いないんだろうと思います。そこで申し上げることができるのは、今年の11月、12月の首脳会談、これは重要な首脳会談になっていくと思っています」(産経新聞18年9月14日)』

* * * * *

 まずは、安倍氏と同じ意見の専門家がたくさんいるなら、その人たちに、TVやネットなどのオープンなメディアを通じて、今回のプーチン発言の意味をわかりやすく解説するように伝えて欲しい。<保守系メディアも「揺さぶりだ」「意図不明」みたいなことしか書いてないのでは?^^;>

 確かに、プーチン大統領は、平和条約締結を重視する意思を示したと言えるだろう。でも、日本にとって何より重要なのは、プーチン大統領&現ロシア政府が北方4島の返還をする意思があるのか、返還合意に向けて、本気で協議するつもりがあるのか否かということなのである。(**)

 もちろん、これまでロシア(ソ連時代含む)と行なって来た交渉の中身も大事であるのだが。そもそも過去および現在の交渉の中身を明かせないと言われてしまったら、国民は「なるほど~」と納得しようがあるまい。(-"-) 
<安倍首相と、国会その他の場で、外交について議論をすることは困難なのだ。肝心なこと(&都合が悪いこと?)は、「外交上、明かせない」と話を拒否するので、国民への説明や議論にならないのである。

 それに、どうやら日本側も含めて、過去に言ったことと食い違っている部分もあるようだし。(ロシアはそこら辺をついて来ているらしい。)それこそ何十年前の協議で「ああ言った、こう言った」「そうは、言ってない」とかやり出したら、永遠に話はまとまらないだろう。(~_~;)

* * * * *

 ちなみに『プーチン露大統領が12日、安倍晋三首相に年内の日露平和条約締結を提案したことについて、プーチン氏は「今、思いついたことだ」とした一方で、「ジョークではない」と説明した。イタル・タス通信などが伝えた』とのこと。(-_-;) (産経9.12)

 また『プーチン大統領の腹心、トルトネフ副首相が「プーチン大統領の提案は非常に明快で率直だ。日本側の決断を待つ」と述べた』という。(ANN9.13)』

 この件は、安倍外交の問題、欠陥を浮き彫りにする可能性があるし。国や国民の利益にも大きく影響するものであるだけに、与野党問わず、しっかりと追及する必要があるのではないかと思うmewなのだった。(@@)

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by mew-run7 | 2018-09-15 05:25 | (再び)安倍政権について

by mew-run7