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辺野古に土砂を強行投入~玉城知事が国民に、安倍の民意無視の暴挙を見て支援して欲しいと要望


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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】  


 昨日14日の朝11時頃だっただろうか。TVからニュース速報の音がしたので、ふと見やると「辺野古の海に土砂投入を開始」という文字が目にはいった。(・・)

 安倍内閣はついに辺野古の美ら海(ちゅらうみ)に土砂を強行投入してしまったのである。(ーー゛)

 先に書くなら、これは沖縄の玉城知事も訴えていたことなのだが・・・。

 どうか多くの国民に、TVのニュース映像を通じて、様々なサンゴが生息し、ジュゴンが食事に来ていた辺野古の美しく青い海に、ダンプカーが土砂を流し込む光景を、しっかり見ておいて欲しい。
 そして、『このような国の在り方をしっかりと目に焼き付け、心に留めていただき、法治国家そして民主主義国家としてあるまじき行為を繰り返す国に対し、共に声を上げ、共に行勤していただきたい。(玉城知事)』

 安倍内閣や自民党が、長年にわたって沖縄の民意に配慮せず、基地負担を押し付けていることも大きな問題なのであるが。これを沖縄だけの問題だと思ってスル~していてはなるまい。(・・)

 最近、しつこく書いているように、いまや全国各地で、米軍や自衛隊が新たな基地の建設やアブナイ武器(航空機、レーダーなど含む)の配備を進めようとしているし。戦闘機やヘリコプターが様々な訓練をする地域も拡大しているため、全国の誰もが危険な目にあったり、騒音や振動に悩まされたりするおそれがあるからだ。(**)

* * * * *

 玉木知事は政府が14日から土砂投入を計画していることを知り、13日にわざわざ沖縄から上京。菅官房長官や岩屋防衛省などに会って、土砂投入を中止するように要請したのだが、2人ともその声に耳を貸そうとはしなかった。(-"-)

 沖縄では今年9月に県知事選が行なわれ、「辺野古移設反対」を堂々と訴えた玉城デニー氏が自民系候補を破って当選したばかり。さらに来年2月には、辺野古移設の是非を問う県民投票が行なわれることも決まっている。

 それゆえ、「国は、せめて県民投票の結果を見てから、対応を決めるべきではないか」という声も出ているのだけど、安倍内閣は沖縄県の民意を完全に考慮せず。それどころか、下手に県民投票が行なわれて国側に不利な結果が出る前に、土砂投入を開始して、「もう抵抗しても仕方ない」とあきあめらせようとしているのである。(`´)

* * * * *

『始まった土砂の投入。沖縄県は猛反発している。抗議の声が一段と高まる中、ついに、土砂が辺野古の青い海へと投入されていった。

沖縄の「美ら海」に次々と投入される土砂。政府は14日、アメリカ軍普天間基地の移設先である名護市辺野古沿岸の埋め立て区域に、土砂の投入を始めた。

今回、投入作業が始まった区域は、面積およそ6.3ha。埋め立て区域全体のおよそ4%にあたり、必要な土砂の量は10トンダンプで22万台分にのぼる。

埋め立て予定地近くの米軍キャンプシュワブのゲート前では、工事に反対する市民が怒りの声を上げた。抗議する市民は、「わたしたちのこの気持ちを、どうして日本政府はわかってくれないのか」と話した。

そして、抗議する人の中には、移設阻止を掲げ政府と対峙(たいじ)した、翁長前知事の妻・樹子さんの姿もあった。翁長前知事の妻・樹子さんは、「NO! という意思を示し続けて、こんなに軽く扱われる民意を何だと言いたい」と話した。(FNN18年12月14日)』

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 玉城知事は、この土砂投入を受けて、下記のようなコメントを発表した。

<コメント全文は*1に。・・・省略した前半部分には、今回の国の行為に違法性があること、法的判断が出ていない争点もあることなどが記されている。>

 安倍内閣の暴挙について、「数々の違法な行為を行い、法をねじ曲げ、民意をないがしろにし、県の頭越しに工事を進めることは、法治国家そして国民に主権があるとする民主主義国家において決してあってはならない」ことで。「法をねじ曲げてでも国策を強行するやり方は、地方自治を破壊する行為」だと糾弾。

 そして、「工事を強行すればするほど県民の怒りはますます燃え上がる」と。「私は多くの県民の負託を受けた知事として、ぶれることなく、辺野古新基地建設に反対するという民意に添い、その思いに応えたい」という強い意志を示している。(**)
 
* * * * *

『私は、昨日、菅官房長官及び岩屋防衛大臣と面談し、行政指導文書の内容を説明するとともに、違法な土砂投入を行うことは決して容認できないことを伝え、改めて土砂投入の中止を強く要求しました。それにもかかわらず、国が、このような県の要求を一顧だにすることなく土砂投入を強行したことに対し、激しい憤りを禁じ得ません。

 国は、一刻も早く工事を進めて既成事実を積み重ね、県民をあきらめさせようと躍起になっていますが、このような行為は、逆に沖縄県民の強い反発を招き、工事を強行すればするほど県民の怒りはますます燃え上がるということを認識するべきであります。

 数々の違法な行為を行い、法をねじ曲げ、民意をないがしろにし、県の頭越しに工事を進めることは、法治国家そして国民に主権があるとする民主主義国家において決してあってはならないことであります。

 国が、地方の声を無視し、法をねじ曲げてでも国策を強行するやり方は、地方自治を破壊する行為であり、本県のみならず、他の国民にも降りかかってくるものと危惧しております。

 沖縄県民、そして全国民の皆様には,このような国の在り方をしっかりと目に焼き付け、心に留めていただき、法治国家そして民主主義国家としてあるまじき行為を繰り返す国に対し、共に声を上げ、共に行勤していただきたいと思います。現時点ではまだ埋立工事全体の一部がなされているにすぎず、また、工事の権限のない者によって違法に投入された土砂は、当然に原状回復されなければなりません。

 県としては、国地方係争処理委員会への審査申出など、執行停止の効力を止めることに全力をあげているところであり、今回土砂を投入したとしても、今後、軟弱地盤等への対応が必要であり、辺野古新基地の完成は見通せないものであります。

 普天間飛行場の5年以内運用停止を含む危険性の除去は喫緊の課題であり、県としては、今後13年以上にも及ぶ固定化は認められません。今後も引き続き、同飛行場の一日も早い閉鎖・返還・県外・国外移設及び運用停止を含む危険性の除去を政府に対し、強く求めてまいります。

 私は、多くの県民の負託を受けた知事として、ぶれることなく、辺野古新基地建設に反対するという民意に添い、その思いに応えたいと思いますので、県民・国民の皆様からも一層の御支援、御協力をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

 平成30年12月14日 沖縄県知事 玉城デニー (沖縄タイムス18年12月14日)』

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 また中央の野党各党も、この安倍内閣の暴挙に対して、厳しく批判するコメントを出している。

『辺野古土砂投入 「政権の強硬姿勢出た」 野党、一斉に反発


 14日に米軍普天間飛行場移設に伴う沖縄県名護市辺野古沿岸部への土砂投入が始まり、野党各党は一斉に反発した。与党は政府を後押ししつつ、沖縄県民の理解を得る努力も求めた。

 「安倍政権には沖縄への情も、(県知事選で示された)直近の民意への謙虚さのかけらもない。直ちに中止すべきだ」。土砂投入開始直後の午前11時15分、立憲民主党の福山哲郎幹事長は国会内に集まった記者団を前に語気を強めた。来年2月に予定される、移設への賛否を問う県民投票にも触れ「なぜ結果を見ようともしないのか。政権の強硬的な姿勢が表れた」と不満を示した。

 国民民主党の玉木雄一郎代表も千葉県八千代市で記者団の取材に応じ「まさに『銃剣とブルドーザー』の再来だ」と批判。「県民の反米感情が強くなれば日米安保に悪影響を及ぼす可能性もある。政府と県民に埋めがたい亀裂が生じかねない」と懸念を示した。

 共産党はJR新宿駅前で抗議の街頭演説を実施。小池晃書記局長が「辺野古移設を認めないのが知事選での県民の総意。(安倍晋三首相は)日本の首相なら県民の声に応えて仕事すべきだ」と訴えた。(毎日新聞18年12月14日)』

* * * * *

 しかし、安倍官邸&自民党は、県知事や県民、野党の批判などを全くケアする気はない様子。(-"-)
 菅官房長官は、XXの一つ覚えみたいに「辺野古が唯一の解決策」だと主張するばかり。<沖縄県民より日米同盟が大切なのよね。>しかも、岩屋防衛大臣に至っては、2022年に実現すると言っていた普天間基地の返還が延期されるとの見方を示したという。(・o・)
 
『菅官房長官は会見で、「わが国を取り巻く安全保障環境が、いっそう厳しさを増す中にあって、日米同盟の抑止力の維持と普天間飛行場の危険除去、これをあわせ考えたときに、辺野古移設が唯一の解決策であるというふうに思います」と述べたうえで、「玉城知事としても、固定化は絶対に避けなければならないはずだ」と沖縄県側の理解を求めた。

 また、岩屋防衛相は、「普天間飛行場の1日も早い全面返還を成し遂げるため、工事を進めていく」と強調し、「沖縄も皆さまのご理解、ご協力を得られるように粘り強く取り組んでいきたい」と述べた。
 また、岩屋防衛相は、早ければ2022年度、普天間基地を返還するという日米両政府の合意について、「目標の達成は難しい」との認識を示した。(FNN18年12月14日)』

 沖縄の公明党支持者(創価学会員)の多くは、辺野古移設に反対の立場であるため、公明党も苦しい感じが。
『公明党の石田祝稔政調会長は「地元の理解を得られるよう最大の努力を政府にお願いしたい」と語った。(毎日新聞18年12月14日)』

* * * * * 

 実は、辺野古の海底の地盤が想定していたよりも軟らかいことが判明。そのため、予定していた工事の計画が大幅にに延びて(下手すると10年以上?)、費用も10倍近くに増えるという試算が出ているのだ。<後日、取り上げる予定。>
 そうなれば、国民や県民に多大な負担がかかるし。普天間基地はなかなか閉鎖されず、危険性は除去できないわけで、辺野古の新基地建設強行は、デメリットが重なってしまうおそれがある。(-"-)
 
 そのようなことを考えると尚更、安倍内閣は辺野古移設にこだわるべきではないと思うし。いつも書いているように、どうか全国の国民が一緒になって、安倍内閣や自民党にプレッシャーをかけてくれればと願っているmewなのだった。(@@)

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辺野古土砂投入:デニー知事のコメント全文「地方自治を破壊する行為」
12/14(金) 12:40配信 沖縄タイムス

 本日、普天間飛行場代替施設建設事業に係る名護市辺野古の工事現場に職員を派遣したところ、土砂投入作業が行われたことを確認しました。沖縄県が去る8月31日に行った埋立承認取消しに対して沖縄防衛局が、行政不服審査制度を悪用し、自らを「固有の資格」ではなく私人と同様の立場であるとして、審査請求及び執行停止申立てを行ったことは違法であり、これを受けて国土交通大臣が行った執行停止決定もまた、違法で無効であります。

 県は、このような違法な執行停止決定の取消しを求めて去る11月29日に国地方係争処理委員会に審査を申し出ておりますが、同委員会での審査は済んでおらず、現時点において何ら、本件執行停止決定に係る法的な判断は示されておりません。

 また、県は、去る12月12日に、沖縄防衛局に対して行政指導文書を発出し、違法無効な本件執行停止決定を根拠として埋立工事を行うことは許されないこと等から、エ事を進めることは断固として容認できず、ましてや土砂を投入することは絶対に許されないとして、直ちに工事を中止するよう強く求めたところであります。

 私は、昨日、菅官房長官及び岩屋防衛大臣と面談し、行政指導文書の内容を説明するとともに、違法な土砂投入を行うことは決して容認できないことを伝え、改めて土砂投入の中止を強く要求しました。それにもかかわらず、国が、このような県の要求を一顧だにすることなく土砂投入を強行したことに対し、激しい憤りを禁じ得ません。

 国は、一刻も早く工事を進めて既成事実を積み重ね、県民をあきらめさせようと躍起になっていますが、このような行為は、逆に沖縄県民の強い反発を招き、工事を強行すればするほど県民の怒りはますます燃え上がるということを認識するべきであります。

 数々の違法な行為を行い、法をねじ曲げ、民意をないがしろにし、県の頭越しに工事を進めることは、法治国家そして国民に主権があるとする民主主義国家において決してあって
はならないことであります。

 国が、地方の声を無視し、法をねじ曲げてでも国策を強行するやり方は、地方自治を破壊する行為であり、本県のみならず、他の国民にも降りかかってくるものと危惧しております。

 沖縄県民、そして全国民の皆様には,このような国の在り方をしっかりと目に焼き付け、心に留めていただき、法治国家そして民主主義国家としてあるまじき行為を繰り返す国に
対し、共に声を上げ、共に行勤していただきたいと思います。現時点ではまだ埋立工事全体の一部がなされているにすぎず、また、工事の権限のない者によって違法に投入された土
砂は、当然に原状回復されなければなりません。

 県としては、国地方係争処理委員会への審査申出など、執行停止の効力を止めることに全力をあげているところであり、今回土砂を投入したとしても、今後、軟弱地盤等への対応が必要であり、辺野古新基地の完成は見通せないものであります。

 普天間飛行場の5年以内運用停止を含む危険性の除去は喫緊の課題であり、県としては、今後13年以上にも及ぶ固定化は認められません。今後も引き続き、同飛行場の一日も早い
閉鎖・返還・県外・国外移設及び運用停止を含む危険性の除去を政府に対し、強く求めてまいります。

 私は、多くの県民の負託を受けた知事として、ぶれることなく、辺野古新基地建設に反対するという民意に添い、その思いに応えたいと思いますので、県民·国民の皆様からも一層の御支援、御協力をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

 平成30年12月14日 沖縄県知事 玉城デニー

by mew-run7 | 2018-12-15 06:36 | (再び)安倍政権について

by mew-run7