【サッカーアジア杯・・・日本はイランとの準決勝を3-0で勝利。決勝進出を果たした。(~~)
ランキングで言えば、50位の日本に対して、イランは26位と今大会の出場国で最上位で、決して簡単ではない相手だったのだけど。日本の選手たちは緊張感をもって&懸命に試合に臨んでいる感じがあった。
前半はお互いにチャンスをものにできずに、0-0で終わったのだが。後半11分、南野が倒されたと思ったら、何かインプレーだったようで、起き上がってパスした球を大迫が頭でゴール!<正直、LIVEでは一瞬、何があったのか、ちゃんとついていけてなかった。^^;>次に、後半29分に相手がライ内でハンドをとられ(VAR使用)、大迫がPKを決め2点めをゲット。最後は、試合終了間際のアディショナルタイムに原口がダメ押しの3点めを決めた。(・・)
守備陣も、ちょっとアブナイ場面はあったけど、そこそこ頑張っていたし。何よりGK権田が、いいセーブを連発し、しっかり守ってくれたのが頼もしかった。
先日、日本代表GKとして長年活躍した川口能活が引退した際、ついつい04年アジア杯での、まさに「神」「守護神」と呼ぶにふさわしいヨルダンとのPK戦+αのセービングの光景を思い出してしまっていたのだけど。やっぱ、それなりのレベルの大会で優勝するには、GKのスーパープレーが必要だと思うし。是非、権田も決勝で「あの時、彼がいてくれたから」というプレーを見せて欲しいと願っている。もちろん、攻撃陣にも点をとってもらわないとですね!o(^-^)o】
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昨日28日から、通常国会が始まった。会期は6月26日までの150日間の予定だ。(・・)
<参院議員の任期が7月28日に満了するため、もし順調に行けば、参院選は7月4日公示―21日投開票で実施される見込み。政府は、スムーズに国会を進めるため、提出法案の数を過去最低に近い58本にしぼったとか。^^;>
昨日は、安倍首相の施政方針演説をはじめ、麻生財務大臣、河野外務大臣、茂木敏充経済再生担当大臣の演説が行なわれたのだが。安倍首相は過去最長の40分にわたる長い演説を行なったものの、通り一遍に全般的な政策に触れただけで、これぞとアピール点もなく、実につまらない内容だった。
たぶん、安倍首相の支持者にとっても、つまらないものだったに違いない。(~_~;)
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安倍首相が本当にやりたいことは、昔からずっと悲願にして来た「憲法改正」「北方領土返還」「拉致問題解決」しか残っていないのだけど。<おまけで東京五輪の開会式出席かな?>
でも、憲法改正は思うように進んでいない上、首相として改憲に関する発言するのは控えるように言われているし。北方領土も、もう4島の返還はムリになっている上、2島の返還もビミョ~な状況にあるし。北朝鮮との外交はすっかりカヤの外に置かれぱなしで、本格的な拉致問題の交渉や首脳会談を行なえる可能性は今のところほとんどないし。
何かまさに「レームダック化」しつつあるような感じがする。_(。。)_
<尚、通常ならとりあえずアジア外交の中で重要なものとして語っておく韓国との外交に関して、敢えて触れなかったようで。(国名を1回出しただけ。)超保守ウヨ勢力は、安倍首相の意地が示されていたと喜んでいる人もいる様子。韓国も敏感に反応していたらしい。(~_~;)>
ある意味で、安倍氏らしさが見えたのは、わざわざ明治天皇の「しきしまの 大和心のをゝしさは ことある時ぞ あらはれにける」という歌を引用したこと。
これは、明治天皇が日露開戦の時、「いざという時には国民が雄雄しく頑張ってくれる」という戦意高揚のために詠んだ歌だそうで。<超保守ウヨの中では、よく使われるものらしい。>本人もそれがわかっていて、意図的に引用したと思われるが。共産党から批判があったようだ。(>_<)
また、厚労省の不正統計問題についても、とりあえずおわびして、徹底した検証を行うと言ったものの、これもさらっと触れただけで。与野党から、問題に対する責任感や本気で調査、解決する姿勢がないと批判を受けるのは必至だろう。(・・)
『勤労統計不正調査を陳謝 安倍首相施政方針演説
安倍首相は、28日に召集された通常国会で、施政方針演説を行い、勤労統計の不正調査問題について陳謝した。
安倍首相は、毎月勤労統計の不正調査について「勤労統計について、長年にわたり、不適切な調査が行われてきたことは、セーフティーネットへの信頼を損なうものであり、国民の皆さまにおわび申し上げます」と陳謝し、再発防止への決意を示した。
また安倍首相は演説の中で、「平成のその先の時代」という言葉を7回使って、社会保障改革などに取り組む姿勢を強調し、10月に予定される消費税率の引き上げに理解を求めた。
安倍首相「急速に進む少子高齢化、激動する国際情勢。平成の、その先の時代に向かって、日本の明日を、皆さん、ともに、切り開いていこうではありませんか」
一方、憲法改正については、「大きな歴史の転換点にあって、この国の未来をしっかりと示していく。国会の憲法審査会の場において、各党の議論が深められることを期待する」と述べた。(FNN19年1月28日)』
『選挙イヤーの今年、いよいよ始まった通常国会。本会議の終了後、自民党の岸田政調会長は今回の演説を「バランスが良い」と歓迎。
自民党・岸田政調会長:「経済・社会保障・農業・観光・国土強靭(きょうじん)化、さらには外交・憲法にも触れられていました。大変、幅広い課題に対してバランスよく触れられていた」
一方、石破元幹事長はこんな言葉でチクリ。
自民党・石破元幹事長:「随分、トーンが落ちたなと思いました。非常に素っ気ないというのか、あっさりしたというのか、そういう表現であったなというのは非常に印象に残りました」
そして、野党からは…。
立憲民主党・枝野代表:「何か箇条書きを朗読されていたというような印象」
国民民主党・玉木代表:「生活保護受給世帯が増えてるところに全く言及せずに都合の良いところだけをつまみ食いして話をするというのは、まさに安倍さんの良いとこ取り、不都合な真実には目を背ける、そういうことが色濃く出た演説ではなかったかなと思います」
共産党・志位委員長:「一億総活躍社会・全世代型社会保障、戦後外交の総決算などですね。使い古されたボロボロになった政策スローガンの羅列で全く新味がない」
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『立憲民主党・枝野代表「間違った統計の結果、経済統計に影響を与えているわけですが、それについての言及も全くなかった。完全にこの問題から逃げている内容だった」
一方、野党側は、不正な統計調査の結果、アベノミクスの成果に偽りがあったのではないかなどとして政府の責任を厳しく追及していく方針。(NNN19年1月28日)』
『「戦意高揚に使われた」 志位氏、首相の明治天皇の歌引用に抗議
共産党の志位和夫委員長は28日、安倍晋三首相が施政方針演説で引用した明治天皇の歌について「日露戦争の最中詠んだ戦意高揚のために使われた歌。平和主義に真っ向から反する。強く抗議したい」と批判した。国会内で記者団に語った。
引用した歌は「しきしまの 大和心のをゝしさは ことある時ぞ あらはれにける」。西村康稔官房副長官は記者会見で「困難の時に日本人が一致結束して乗り越えてきたことをうたったもの」と説明。志位氏の指摘に対しては「全くそういう意図はない」と反論した。【川辺和将】(毎日新聞19年1月28日)』
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『首相の施政方針「外交と安保、えらい少なかった」小沢氏
小沢一郎・自由党代表(発言録)
今日の施政方針は、外交と安保がえらい少なかったよな。これだけ外国へ行っているのに外交についてはロシアが3行かそのへんだ。自分の安全保障の理念や考え方も表れていなかった。わいわい言っている憲法も、最後の数行だからね。相当やはり言うことがなくなってしまっているんじゃないかな。全般的に抽象的なきれいごとを並べていたが、施政方針としてはちょっと程度が悪いと思う。(国会内で記者団に)(朝日新聞19年1月29日)』
『韓国メディア「無視戦略」と報道 施政方針演説で日韓関係言及なし
【ソウル共同】安倍晋三首相が施政方針演説で韓国との2国間関係に言及しなかったことについて、主要韓国メディアは一斉に「意図的な無視戦略」(京郷新聞)などと報じた。批判的な論調が目立ったが、韓国側を刺激することを避けたのではないかとの分析も出た。
安倍首相は2012年の再就任以降、表現の変化はあったものの、施政方針演説では毎回韓国との協力関係について触れてきた。
聯合ニュースはこの日の演説で「中東やアフリカにも言及したのに最も近い韓国には触れなかった」と指摘した。(共同通信19年1月28日)』
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尚、27日に投開票された山梨知事選は、残念ながら自公が推薦した長崎幸太郎氏が当選。立国推薦の現職の後藤斎氏は落選してしまった。_(。。)_
<長崎幸太郎 198,047、後藤斎 166,666、米長晴信 17,198、花田仁 16,467。投票率は57.93%(前回41.85%)> 関連記事*1
山梨では自民党の分裂選挙が続いていたため、今回、久々に自民が統一候補を立てたことに、支持者はもちろん、県民も少し安堵した様子。しかも、毎日のように閣僚級、党幹部級の応援議員が来て、中央とのパイプや様々な利益をアピールしたことも、プラスに働いたようだ。^^;
他方、後藤氏は前回は自公も相乗りで当選したこともあり、今回も野党色はオモテに出さず、保守票を取り込む作戦に出たのだが。mewから見ると、それがマイナスに働いた可能性がある。
折角、投票率が上がって無党派層が多く投票に来たのに、出口調査によれば、その半分以上は長崎氏に投票したとのこと。野党系のよさを活かすことができなかったように思える。
<知人は「選挙中に国民党と小沢自由党の合流話、立民党との参院会派の人数争いがあったことも、よくなかったかも」と言っていたのだが。確かに多少影響したかも知れない。(-_-)>
ここで野党系が勝てれば、安倍官邸&自民党、特に長崎氏の擁立をゴリ押しした二階幹事長に、大きなダメージを与えることができたんだけどな~。(~_~;)
野党側も国会で頑張ると共に、各地域の状況を見極めながら、次の大型地方選では、しっかりと存在感を示して欲しいと願っているmewなのだった。(@@)
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