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イメージ戦略に走る安倍自民~国民をバカにした企画ばかり+想田和弘が憂う民主主義の病巣


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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】  

 平成最後の日に、『平成の終わりに~非自民政権誕生で期待したのに、劇場型政治で民主主義が劣化。9条の解釈変更は最悪』という記事を書いたのだけど・・・。

 特に2001年の小泉政権以来、自民党がネットを利用したイメージ選挙に走っていることには、明らかで。それが日本の民主主義を大きく荒廃&後退させることにつながっている。(・・)

 国民は、選挙の際、政治思想や政策などをほとんど重視しなくなっている。何となくいいな~と思う政党や政治家を支持したり、そのような候補に投票したりするのだ。(-"-)

 小泉政権時代から、それをずっと見て来た安倍官邸は、徹底してイメージ重視の方針を貫こうとしている。^^;

 最近で言えば、イベント好きの日本人の心理をうまく利用して、令和ムードをいかに高めるか、いかに自分たちのプラスにつなげるか、用意周到に施策を練った。

 その一つが、朝からメディアが盛り立てた新元号の決定までの経緯&菅官房長官の発表会見、もう一つが今までなかった安倍首相の新元号の説明である。(++)

 これで菅官房長官は「令和おじさん」として有名になり、安倍内閣の支持率は急に上がることになった。(~_~;)

* * * * *

 自民党が始めた、夏の参院選を見据えインターネットなどを活用した新たな広報戦略「#自民党2019」プロジェクトもまさにイメージ戦略である。

 安倍首相をはじめ7人の議員が、FFのデザイナー・天野喜孝さんによって、侍姿によって描かれた屋外広告を製作。<デフォルメし過ぎて、安部首相が全く似てない。他の議員も、誰なのかよくわからない人が多い。https://jimin2019.com/#page03>

 ユーチューブには、ダンサーらさまざまな分野で活躍する10代のパフォーマンスを披露する党公式動画を投稿するという。_(。。)_
<機会があったら、また詳しく書くけど、ガールズ・ファッションの企画もある。・・・国会議員の選挙の広報活動なんだよ。(ーー)>

 また先週、安倍首相はTOKIOとプライベートで食事をし、そ早速その写真をSNSにアップ。自分が福島復興に心をかけていることやアイドルGなどと交流のあるソフトな人間であることをアピールしたかったのではないかと察する。^^;

 どう見ても、国民は完全にバカにされているのである。(**)

 安倍首相は、『チャラいものにしないでくれ』と頼んだそうだが。でも、国民は「チョロイ」と。特にB層的に政策など考えず、イメージを重視する国民は、ちょっとしたイメージ戦略によって簡単に支持を得ることができると思っているのだ。(>_<)

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 映画作家の想田和弘氏が、このような状況を憂いていた。mewとかなり考えが合うので、ここにアップする。(・・)

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『「#自民党2019」でアピール 人気クリエーター起用、10代パフォーマンス動画も

 夏の参院選を見据え、自民党がインターネットなどを活用した新たな広報戦略「#自民党2019」プロジェクトを今月からスタートさせた。安倍晋三内閣の支持率は若年層で高いことに着眼し、SNSを通じ若い世代に訴えて支持拡大につなげたい考えだ。

 「首相から言われたのは『チャラいものにしないでくれ』だけ。とんがったものにはなっているけど、チャラいものになってない」

 プロジェクトのリーダーを務める甘利明選対委員長は8日、TBSのCS番組収録で新広報戦略についてこう強調した。動画投稿サイト「ユーチューブ」にダンサーらさまざまな分野で活躍する10代のパフォーマンスを披露する党公式動画を投稿。安倍首相も登場して「未来をつくりたい」と呼びかけ、新時代を切り拓(ひら)くイメージを打ち出した。

 人気ゲーム「ファイナルファンタジー」のキャラクターデザインで知られるクリエーター、天野喜孝さんによる屋外広告も製作した。侍姿になぞらえた首相ら7人の党所属議員を水墨画風に描いた。東京、大阪、名古屋、札幌、福岡の5都市に掲示し、SNSでの拡散も狙う。甘利氏は「参院選を見据えてはもちろんだが、党のブランドイメージをもっと国際ブランドにしたい」と語った。

 平成25年にネットの選挙活動が解禁されると、共産党はオリジナルキャラによる特設サイト「カクサン部」で話題を呼んだ。4月の大阪府知事・大阪市長のダブル選では日本維新の会が演説動画を素早くSNSに投稿し、支持を広げた。

 産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)の4月の合同世論調査で、安倍内閣の支持率は10、20代で56・2%となり、他の世代と比べ最も高かった。他党も積極的にSNSを活用する中、自民党もさらにネット戦略を進める予定だ。(今仲信博、写真も) (産経新聞19年5月8日)』

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『「令和おじさん」プチブームから見えるもの
By 想田和弘 マガジン9 2019年5月15日

 天皇の代替わりと新元号をめぐるお祭り騒ぎの中で、地味に驚愕させられたことがある。それは、新元号を発表した菅義偉官房長官がネット上などで「令和おじさん」と呼ばれ、「可愛い」「笑顔がいい」などと人気を博し、知名度を急上昇させた(らしい)ことである。

 菅氏といえば、記者の質問に対して超絶不機嫌な顔と態度でぶっきらぼうに答える姿ばかりが目に焼き付いている。だから「可愛い」という形容詞が使われたことに、まずは不意をつかれた。

 だが、それよりも驚かされたのは、彼がどうも「令和おじさん」として初めて日本国民の間に広く認知された(らしい)ということである。つまり菅氏が新元号を掲げる姿を見せるまで、その存在を知らなかった人々が大勢存在した(らしい)のである(だって、でなければ、まるで初めて表舞台に登場した人のごとく「令和おじさん」なんて命名されないですよね)。

 これはよく考えるとかなり重大な発見であり、深刻な問題だ。

 第二次安倍政権が誕生して、すでに6年以上が経過している。その間、菅氏は常に安倍内閣の官房長官として、日本政府のスポークスパーソンを務めてきた。ニュース番組を見ていれば、ほぼ毎日のようにテレビに映し出される顔だ。首相の次くらいにはメディア露出度の多い政治家だと思う。

 その菅氏の存在を知らないということは、その人はほとんど日本の政治に関心がないし、ニュースを追っていないということだ。つまり安倍政権がどんな政権で、何をやってきて、何をやろうとしているのか、ほとんど知らないということであろう。

 そういう主権者が、日本には大勢いる。その実数はわからないが、少なくとも菅氏が「令和おじさん」と呼ばれ、プチブームになる程度には、政治に無関心な人がたくさんいるわけである。

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 僕はこのことが、実は日本の政治の最も根本的な問題なのではないかと思っている。

 デモクラシーとは、国王や皇帝が政策や方針を決めるのではなく、主権者である民衆自身が決めるためのシステムである。それが適切に機能するためには、民衆一人ひとりがある程度政治に関心を持ち、情報を集め、勉強することが不可欠である。でなければ国の方向性や政策の良し悪しを判断したり、自分たちの代表を適切に選んだりすることなど、不可能だからだ。

 そういう意味では、今の日本の状況は、あまりにも多くの主権者が主権者としての責任を放棄した状態であると言わざるをえない。もっと厳しい言い方をするなら、「衆愚政治」に陥っているとしか言えないのではないか。

 安倍首相や自民党は、そういう状況をよく理解しているのみならず、歓迎しているのだと思う。そして人々が政治に無関心であることを、自らの権力を維持するために積極的に利用している。

 例えば、自民党が夏の選挙に向けて若者をターゲットに立ち上げた「#自民党2019」というプロジェクトには、そのことが典型的に現れている。

 このウェブサイトには、人気ゲーム「ファイナルファンタジー」のキャラクターデザインなどで知られる天野喜孝氏が描いたイケメン武士に、「第二十一代・第二十五代 自由民主党総裁 安倍 晋三」とのキャプションがつけられている。

 その厚顔無恥さに、ソーシャルメディアでは呆れる声が上がったが、首相の行為を厚顔無恥だと思う人は、政治に関心を持ち、安倍政権の危険性や酷さを知っている人である。だが、政治に関心がない人で、ファイナルファンタジーを好きな人は、ほぼ間違いなく自民党や首相に対して好感度を上げるであろう。

 そして好感度を上げる人は、好感度を下げる人よりも、たぶん多い。いや、少なくともそう睨むからこそ、自民党はこのようなサイトを立ち上げたのである。

 また、5月12日、首相はTOKIOの人たちと食事をする写真とともに、次のようなツイートをした。

 「TOKIOの皆さんと再会しました。福島 復興のために頑張ってくださっています。話に花が咲き、本当に楽しいひとときを過ごすことができました!」

 TOKIOファンのなかに菅氏を知らなかった人、つまり政治に関心がない人がどのくらい存在するかは知るすべもないが、TOKIOファンという分母が大きいことを考えれば、ここにもやはり、かなり多くの「政治無関心層」も含まれていると想定してよいだろう。彼らにとって、大好きなアイドルと仲良く写真におさまる安倍首相の好感度が上がることは、ほぼ確実だ。

 これも実に効果的なイメージ戦略であり、選挙運動だと思う。

 けれども、当然のことながら、安倍自民党が良い政治をするかどうかは、天野氏やTOKIOと仲が良いかどうかとは全く関係がない。そういう意味では、安倍自民党の戦略は、政治の本質とは全くかけ離れた部分で得点を稼ぐ「騙しの戦略」だと言える。しかし当の主権者が政治に関心を持たない「衆愚」であれば、それが詐術であることを見抜くことはできまい。

 日本のデモクラシーは、かなり重篤な病気にかかっているのだと思う。それは独裁的な首相の首をすげ替えれば治るというようなものではない。なぜなら主な病巣は、私たち主権者にあるからである。』

 日本がまた知らないうちにアブナイ国にならないために、本当の民主主義を実践できるように。そのために国民がもう少し政治に興味を持つように、何とかならないかな~と、ついついぼやいてしまうmewなのだった。(@@)

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by mew-run7 | 2019-05-17 05:07 | (再び)安倍政権について

「平和で平穏で楽しい生活が一番!」 今はアンチ超保守&安倍政権の立場から、mew基準の(時に偏向した?)視点で、政治や競馬、スポーツなどについて書いています。写真は溺愛馬トロットスター


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