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日本がアブナイ!

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米国を守るためのイージス・アショア、秋田市の配備に知事や自民議員も反対。全国から後押しを


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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】  


 安倍内閣は、ミサイル迎撃のため、陸上イージスを秋田と山口に配備することを計画しているのだが。これは、米国のハワイとグアムを北朝鮮から守るためだという見方が強い。(@@)

 しかも、秋田県では、今年7月の参院選でイージス配備反対を主張した野党候補が勝利。さらに、地元の自民党の衆院議員や秋田県知事までが、秋田へのイージス配備の計画を白紙にして見直すようにと要求するようになっている。(++)
 
 それでも、安倍内閣は、沖縄県の辺野古基地の建設と同じように、地元住民の反対や選挙の結果を無視して、米国の要求に応じようとするのか・・・。
 全国各地の皆さんに言いたい。これは沖縄や秋田だけの問題ではない。明日は、わが身なのだ。それゆえ、是非、この件に少しでも関心を持って、全国から「強引な配備にNO!」の声を上げて欲しい。<わが東京にも、既にオスプレイが常駐するようになってる。(ノ_-。)>
 
* * * * *

 安倍内閣は、北朝鮮のミサイルを迎撃するためという大義名分で、陸上イージス(イージス・アショア)を秋田市と山口県の萩市にある自衛隊の演習場内に設置する計画を立てている。

 というか、政府は、オモテ向きは、他の地域も含めて色々と調査した上で、地元の理解を得てから、配備する場所を決めると説明しているのだが。実際のところ、もう9割以上、秋田と山口に決めていると言っても過言ではないだろう。(**)

 何故、秋田市と山口県の萩市に設置するのか。その最大の理由は、米国のハワイとグアムを、北朝鮮のミサイルから守ることにあるという。
 
 北朝鮮のミサイル基地からハワイに線を引くと、その下に秋田市が。グアムに線を引くと、その下に萩市が位置するのである。(゚Д゚)
<地図と関連記事・https://dot.asahi.com/aera/2018092600055.html?page=1>

 この辺りのことは、昨年、このブログに書いたように思ったのだけど。記事が見つからないので、改めて、ちょこっと書いておくと・・・。
 
『昨年五月、米国の保守系シンクタンク「戦略国際問題研究所(CSIS)」は「太平洋の盾・巨大なイージス艦としての日本」との論考を発表した。

 かつて中曽根康弘首相が「日本列島を不沈空母にする」と発言したことを引き合いに出し、日本政府が秋田市と山口県萩市への配備を計画している地対空迎撃システム「イージス・アショア」の「有益性」を論じた。

 「日本のイージス・アショアは、米国が本土防衛のために高価なレーダーを構築する必要性を軽減する」「ハワイ、グアム、東海岸、その他の戦略的基地などの重要地域を弾道ミサイルなどから守るため、イージス・アショアを使うことができる」

 この論考からもイージス・アショアが米国防衛に貢献するのは間違いないだろう。(東京新聞19年7月31日)』<ちなみにCSISには、小泉進次郎氏をはじめ自民党の保守系議員が、議員になる前に留学しに行っている。>

 実際、安倍首相は、今年7月に参院選の応援で秋田県を訪れた際も「国民の安全と命を守り抜いていく上において、イージス・アショアはどうしても必要だ」と語り、配備に対する理解を求めていた。^^; <防衛省は秋田に決めたわけじゃないと言っているのに。安倍首相が懸命に説得?>

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 防衛省は、北朝鮮のミサイル攻撃から日本全土を防衛するためには、秋田と山口に配備するのが適地だと説明しているのだが。その説明には疑問を呈する声が多い。

『もし首都圏に向けて発射されれば能登半島上空を通る。近畿地方を狙うなら隠岐諸島付近を経由する。弾道ミサイル迎撃には真正面から迎撃ミサイルを発射するのが理想的だ。角度が変わらず命中率が高い。目標が時速1万キロないし2万キロの高速で接近してくれるから、迎撃ミサイルは左右方向へのロケット燃料の消費が少なく、その分高い高度で迎撃できる。日本防衛に陸上イージスを配備するなら能登と隠岐に置くはずだ。』

 でも、米国のハワイ、グアムの防衛には最適なのである。^^;

 北朝鮮北部からハワイに向かうミサイルはおおむね秋田の上空を通過し、グアムに向かうものは山口の上空を通る。弾道ミサイルが加速を終え、惰力で放物線を描いて上昇中のところを、射高1千キロ以上の迎撃ミサイルは正面から狙える。米ミサイル防衛局は新型のイージス用ミサイルは大陸間弾道弾(ICBM)に対しても有効、と公表している。』(Aera dot.田岡俊次2018.9.27)』

* * * * *

 しかも、この件に関しては、当ブログにも何回か書いたが。防衛省は、とりあえず形ばかりながら、秋田市を含め近隣地域の調査を行なったのだが。
 何分にも形ばかりのためか、周辺の山の高さなどを実地測量せず、グーグル・アースの地図を使って計算したため、縮尺を間違えて、山の高さが何倍も違ってしまうことに。(~_~;)

 おまけに、秋田市の地元で住民への説明会を行なった際、壇上にいた防衛省の職員が居眠りをしていた(てか、まともに眠っていた)ため、住民の怒りを買うことになった。(-"-)

 7月の参院選で、野党系候補の寺田静氏が、イージス配備反対をメインで訴えて、自民党候補に勝利したのだが。そのような結果が出たのも、住民の怒りが高まっていたからであることは間違いない。(・・)

* * * * *

 ところが、岩屋防衛大臣は、参院選の結果にかかわらず、計画に変更はないとの方針を示した。

『岩屋毅防衛相は23日の閣議後記者会見で、参院選秋田選挙区(改選数1)で地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の配備に反対する野党統一候補の無所属新人が自民党現職を破ったことを問われ「弾道ミサイル防衛体制は、わが国の防衛にとって不可欠で大きな柱だ」と述べ、計画に変更はないとの認識を示した。

 防衛省は配備候補地の一つに秋田市の陸上自衛隊新屋演習場を挙げる。岩屋氏は「個別の選挙区の結果へのコメントは控える」と繰り返し言及を避けた上で「選挙期間を通じて厳しい指摘、意見があったことは承知している。しっかりと受け止めないといけない」と強調した。(河北新報19年7月23日)』

 防衛省は先月28日に早速、秋田と山口で再調査の説明会を敢行。(*1)27日には、岩屋防衛大臣がゼロベースで再調査を行なうと言っていたものの、信頼回復は困難だろう。^^;

『岩屋防衛相は、27日午前の閣議後の記者会見で「イージス・アショアの配備に関し、地元の指摘も踏まえてゼロベースで再調査を行って結果を報告して説明したい」と述べ、秋田と山口への配備計画を巡るイージス・アショアの配備計画をめぐる再調査について「できるだけ早く地元の理解を得て始めたい」と強調した。
 菅官房長官は「イージス・アショアの配備をめぐっては、与党含めて厳しい意見があり、真摯に受け止める必要がある。防衛省は測量や部外専門家を交えた再調査を行い、信頼回復に全力で取り組む」と述べ、信頼回復をキーワードに掲げた。(FNN19年8月27日)』

<『防衛省幹部は8月28日に秋田県庁を訪れ、秋田、青森、山形の3県の国有地20カ所について、6カ月半かけて再調査する方針を伝達。その際、青森と山形での調査は「予備的なもの」と説明した』って、「まやかし~!」(IKKO風に)>

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 しかし、このような安倍内閣&防衛省の強引な対応の仕方に、自民党の地元選出議員や秋田県知事まで、「もうダメ」「白紙だ」と反対の姿勢を示すようになっている。(@@)

『新屋配備は「もう無理」 自民・冨樫氏、防衛省へ伝える

 地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」を秋田市の陸上自衛隊新屋演習場に配備する政府の計画について、同市を地盤とする自民党の冨樫博之衆院議員(秋田1区)が防衛省に対し、「新屋への配置はもう無理」との考えを伝えていたことが25日、分かった。秋田県選出の自民党国会議員で、新屋配備への反対姿勢が明らかになるのは初めて。

 冨樫氏は同日、秋田魁新報社の取材に対し「1年以上かけて説明をし、最終的に大事な場面で(報告書のずさんなデータ、説明会での職員の居眠りという)誠意を欠く対応をした。私の考えとしては、新屋に配置するのはもう無理。立地環境などからも賛成できない」と語った。昨年7月の取材時点では新屋配備に「どちらかといえば賛成」との立場を示していた。(秋田魁新報19年8月26日)』

『・・・地元選出の冨樫博之衆院議員(秋田1区)は24日、「防衛省の説明が誠意を欠いた。もうダメだとはっきり言ってある。前に進めることはできない」という考えを明らかにした。秋田県能代市で朝日新聞の取材に語った。

 冨樫氏は7月の参院選で自民党現職が敗れた責任から、自民党県連会長を辞任した。この日の取材に対し、「防衛省はあまりにお粗末。(秋田で)あんなものいらないという話になって、参院選に大きく影響した」と指摘。そのうえで「会長を辞めてはっきり言える」とし、新屋演習場への配備に反対する姿勢を鮮明にした。
 さらに「(日本の)防衛上は秋田県にイージス・アショアは必要だが、もっといい場所があればそちらにつくるのが当たり前だ。仕切り直し、白紙だ」とも強調した。(編集委員・藤田直央)(朝日新聞19年8月24日)』

* * * * *

『秋田知事、防衛相を批判 イージスのゼロベース発言

 地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の陸上自衛隊新屋演習場(秋田市)配備計画を巡る再調査について、岩屋毅防衛相が「ゼロベースで行う」と述べたことに関し、秋田県の佐竹敬久知事は2日の記者会見で「最初から新屋ありきで、ゼロベースではない。これで『最後はやっぱり新屋』では話にならない」と批判した。

 同時に「最近の岩屋氏の発言からは『地元が拒否しても強行するぞ』と感じられる」と指摘。今後、秋田市と協議し政府に抵抗の意思を示す方針を明らかにしたが「最終的に拒否権はなく、簡単に覆すのは難しい」とも述べた。(共同通信19年9月2日)』

『陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備計画をめぐり、秋田県の佐竹敬久知事は2日の定例会見で、防衛省が再調査の方針を表明した後も秋田県と山口県を最適地としていることについて、「地元の理解(が配備の前提)と言っておいて、理解が全然ない状況で『やっぱり秋田』。怒りを禁じ得ない」と述べた。(朝日新聞19年9月3日)』

 佐竹知事も富樫氏も、おそらく安倍内閣が(米国を守る目的もあって)既に秋田と山口への配備を決めていると知っているのだろう。それは「防衛上は秋田県にイージス・アショアは必要」「最初から新屋ありき」「最終的に拒否権はなく、簡単に覆すのは難しい」という言葉からも伺える。(~_~;)

 でも、沖縄動揺、秋田でも選挙で反対派が勝っている上、首長や議員までが反対しているのに、安倍内閣のゴリ押しを許すとすれば、もはや日本は民主主義の国家ではなくなってしまうわけで。ここは、全国の国民がしっかりと後押しする形で、計画見直しに追い込んで欲しい思うmewなのだった。(@@)

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陸上イージス、再調査に半年超=秋田、山口両県に防衛省説明
8/28(水) 19:22配信 時事通信

 陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」に関する配備予定先への説明資料に誤りがあった問題で、防衛省は28日、候補地の秋田、山口両県に今後の再調査の具体的な方針を説明した。

 秋田県には調査結果が判明するまで6カ月半かかるとの見通しを示した。政府が目指す2023年度の運用開始は一層困難となりそうだ。

 政府が選定したのは、陸上自衛隊の新屋演習場(秋田市)とむつみ演習場(山口県萩市)の2カ所。28日の説明によると、新屋演習場の関係ではほかに候補地として挙げられた青森、秋田、山形3県計19カ所の国有地で外部業者による航空機を使ったレーザー測量を実施する。9月にも入札を開始し、調査期間は6カ月半とした。

 むつみ演習場では、付近の高台の標高を測量する。結果判明までの期間は2カ月とした。 

by mew-run7 | 2019-09-04 04:05 | (再び)安倍政権について

by mew-run7