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日本がアブナイ!

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安倍、辻元らの追及に困窮。私を信用できないなら委員会が成立しない+検察定年は法務省のせいに


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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】  

 17日、衆院予算委員会の集中審議が行なわれた。(・・)
 
 この日、安倍首相は、12日に立民党の辻元清美氏に「意味のない質問だよ」と野次を飛ばしたことについて、謝罪をすることになっていたのだが・・・。

 安倍首相は、委員会の冒頭、いかにも「仕方ないので、謝罪する」という感じで(謝罪させられてる感を出しながら)、ずっと目を原稿用紙に落としたまま、かなり早口で謝罪文を読み上げて、軽く頭を下げて、すぐに席に戻った。

『安倍首相「不規則な発言をしたことをおわびします。今後、閣僚席からの不規則発言は、厳に慎むよう総理大臣として身を処してまいります」』

* * * * *

 ただ、先に言えば、mewは17日、もっとビックラするような安倍首相を言葉をきいた。それは、「私が首相として答弁していることが信用できないなら、予算委員会は成立しない」というものだ。(@@)

 日本はいつから「安倍首相さまの言葉は、すべて真実だ、信用すべきだ」、「首相の言葉を疑う質問を行なったら、国会の審議が成立しない」などという独裁国家になってしまったのか。
 昨日も書いたが、やはり安倍氏は、自分がたかが三権の一つである行政府の長に過ぎないことを、理解できていないのだろう。_(。。)_

* * * * *

 冒頭の謝罪の2時間ほど後、辻元氏が質問席に立ち、「野党が厳しいことを言って、行政府を監視することが必要だ。立法府に対して、行政府の長が謝罪したと受け止める」と発言。
 その後、「桜を見る会」の「前夜祭」に関して、安倍首相をかなり追い込むような質問を行なった。

 辻元氏は、13、14、16年に前夜祭が行なわれたANAインターコンチネンタルホテルに、文書にて明細や領収書に関して質問をしたところ、このような回答が文書で寄せられたというのだ。

『「桜を見る会」前夜の夕食会をめぐり、野党は17日に改めて、過去の明細書や領収書を出すよう安倍総理に迫った。
 安倍総理はこれまで「明細書はもらっていない」「会費は参加者一人ひとりが支払い、そのままホテルに渡った」「ホテル側が、宛名が空欄の領収書を発行した」と説明していた。

 しかし、ホテル側に直接、問い合わせたという立憲民主党・辻元議員は「過去7年間に見積書や請求明細書を主催者側に発行しないケースはなかった」「代金は主催者からまとめてお支払い頂く」「宛名が空欄の領収書を発行することはない」と回答があったと追及した。(ANN20年2月17日)』

『広報担当の回答では、見積書や明細書を主催者に発行しないケースはなく、手書きで宛名が空欄の領収書も、発行しないと説明。参加者個人から会費形式で代金を受け取ることもないとしている。いずれも首相の主張と正反対の内容で、政治家や政治家関連の団体でも対応を変えたことは「ございません」と記されていた。

 辻元氏は午前の質疑で、午後までに矛盾を調べるよう要請。首相はこわばった表情で応じたが、午後に質問に立った小川淳也氏に「あくまで『一般論』で答えたとのことだった。個別の案件は営業の秘密にかかわり回答に含まれていない」と、事務所を通じてホテル側が回答したと主張した。  
 ただ、首相はこれまで領収書は空欄だったとしてきたが「一般的に『上様』として発行することがあり、上様としていた可能性がある」と微妙に修正。いずれにしても同じホテルから2つの主張が生まれる、不思議な事態となった。(日刊スポーツ20年2月16日)』

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 安倍首相は、事務所の者にホテルに連絡して確認させると言っていたのだが。安倍氏の秘書は「本当に辻元にそんな文書を出したのか」「これまでの主張(ストーリー)と違うことを言っては困る。これ以上、余計なことは言うな」として、改めて打ち合わせをした(圧力をかけた)かも知れないと思ったりもして。^^;

 午後になって、安倍首相は、事務所がホテルに問い合わせをしたところ、「あくまで『一般論』で答えたとのことだった。個別の案件は営業の秘密にかかわり回答に含まれていない」と主張。
 辻元氏は、広報に問い合わせたので、ホテルは一般論を述べたが、安倍事務所は営業と話をしているとか、わけのわからない説明もしていたのだが。

 それでは信用できないので、首相も文書での回答を示して欲しいと小川淳也氏が迫ると、安倍首相はかなり困った様子。<かみかみ早口になってた。^^;>

『辻元氏の流れを受けて質問した小川淳也議員は、「ホテル側は辻元氏に対し、ホテル側の信用にかけてきちんと書面で回答している。総理も書面で照会し、書面で返答を受けるようにしてほしい」と述べ、辻元氏と同様に、書面で回答するよう求めた。

 しかし、首相は「(確認作業のために)努力を重ねて、私の口から述べているのに、信用できないなら予算委員会は成立しない」となど述べ、疑問があるなら、野党側がホテル側にあらためて問い合わせるべきだと述べた。

「午前中に、辻元氏から『書面で回答を』という要求はなかった」「答えたら、また新たな要求が次から次へと来る」と不満を述べ、自らの主張をホテル側に書面にしてもらうことには、一貫して難色を示し続けた。

 ただ、野党側は、明細書や領収書など、首相にかけられた疑惑を晴らす証明となる文書がこれまで一切出ていないことを踏まえ、今回辻元氏が、事実関係が文字に残る書面で問い合わせたことを踏まえ、首相も書面で立証責任を果たすよう、求めた。

 一方、首相は、辻元氏の問い合わせ先が、広報推進室だったことに触れ「業務をしているのは営業で、われわれは営業と話している」と発言。小川氏は「ホテルの広報が正確でないことを言っているような言い方は、ホテルに失礼だ。(回答に当たっては、広報セクションが)営業に確認しているに決まっている」と、首相の答弁に疑問を呈した。(日刊スポーツ20年2月17日)』

* * * * *

『主要野党は首相答弁が「曖昧だ」と主張し、ホテル側に書面で提出させるよう要求。首相は「これ以上、要望することは今の時点で考えていない」と拒否し、山井氏ら続く野党議員にも同様の回答を繰り返したため、退席した。

 山井氏は退席理由について記者団に「野党がホテル側から書面で回答をもらっている以上、もし否定するのであれば書面で否定しないと水掛け論になる。首相が口頭で『私を信用してください』と言っても、申し訳ないが、信用できない」と批判し、書面での回答を強く求めた。

 与党が予算委終了後、書面回答も含めて対応を協議すると申し出たことを受け、主要野党は質疑に復帰した。(産経新聞20年2月17日)』
 
 政府与党は、予算成立を急いでいるため、早く「桜を見る会」の問題に決着をつけたいところ。果たして、与党は書面での回答要求を呑むかどうか興味深いとこだけど。安倍陣営は、絶対OKしないんだろうな~。(・・)

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 話は変わって・・・。安倍内閣が、強引に法解釈を変更して、東京高検検事長の定年延長を行なったことも、大きな問題になっているのだが。

 これもビックラした&呆れたことに、安倍首相は、この法解釈は森まさこ法務大臣が行なったものだと、森大臣&法務省のせいにしようとしているのだ。(・o・)
 
 ただ、森大臣は、法解釈の変更が決まったのは1ヶ月前だと答弁。となると、やはり黒川東京高検検事長の定年が決まる誕生日が迫っていた(黒川氏を総長にするため、辞任を要請していた現総長がOKしなかった?)ので、急いで法解釈を変更したのかな~と邪推したくなる。

『森法相「見直したのは先月」検察官定年延長

 東京高等検察庁の黒川検事長の定年延長をめぐり、森法相は、検察官の定年延長ができるよう法解釈を見直したのは、先月だと明らかにした。

 黒川氏の定年延長が閣議決定されたのは先月31日。検察官の定年延長をめぐり、政府は過去の国会答弁で、国家公務員法の定年制は検察官には適用されないと説明していた。こうした中、安倍首相は先週、「検察官の勤務延長については、国家公務員法の規定が適用されると解釈することとした」と答弁した。野党側は、政権に近い黒川氏の定年を政府が恣意(しい)的に延長したと批判しており、17日の衆議院予算委員会で、法解釈を変更したのはいつなのかとただした。

国民民主党・奥野議員「黒川氏の定年延長をするために、わざわざ法解釈をつくり出したんじゃないかと。(解釈変更したのは)いつですか」

森法相「最終的に、政府内で是としたのは、本年1月というふうに認識しております」

 また、内閣法制局は先月、法務省から相談があり、「十分可能な解釈であるということで、了とした」と説明した。

 国民民主党の奥野議員はさらに「検察の人事に政権が手を突っ込むのは三権分立の死だ」と指摘し、黒川氏が検事総長に就く可能性についてただした。これに対し、安倍首相は「人事は適切に法務省で判断されるべきもの」と述べるにとどまった。(NNN20年2月17日)』

『(森大臣は)黒川弘務・東京高検検事長(63)の定年の半年延長を決めた閣議決定は1月31日で、解釈変更はその直前に行われたとの答弁だ。質問した国民民主党の奥野総一郎氏は「(首相官邸の評価が高いとされる)黒川氏を残すための解釈変更だ」と批判した。(毎日新聞20年2月17日)』

* * * * *

 安倍官邸が、ここまで独裁的な政権運営を行なうことができているのは、自分の手下となる官僚の人事を掌握しているからだという見方が強いのだけど。検察官の場合は、法務省の管轄下にあるものの、司法権を担う検察官は、一般の公務員と違って、行政府から独立した存在でなければ、三権分立は守ることができないわけで。

 日本の政治のあり方という視点に立てば、実のところ、安倍内閣は検察官の定年の法解釈を勝手にこそっと変更したことは、一番アブナイ、大きな問題だと思うmewなのだった。(@_@。

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by mew-run7 | 2020-02-18 05:22 | (再び)安倍政権について

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