安く粗悪なアベノマスク~契約に疑問多数。菅は低予算を主張し、中止する気なし
2020年 04月 25日
【朝、プチPCをちょっと借りることができたので、プチ記事を!(^^♪
mewも1個、持ち運べるのが欲しいな~。10型は軽いけど、あまりにちい~っちゃいので、目と肩が疲れそう。】
「遅い」上に、「安かろう、悪かろう」の結果になってしまい、国民からの不信感が募り始めている。(mewから見れば、これでも十分に高いし。正直、不要な施策だったよね。(-_-;))
4月中旬になって、いわゆるアベノマスクは、早速、諸施設、妊婦、そして一般国民にとマスクが配られ始めた。
このマスクは、マスク不足に悩む国民が新型コロナウィルスの感染拡大の防止ができるように、国民の安全、安心を守るために配布することになったのだが。
残念ながら、配布開始からたった数日で、カビや汚れが付着したようなものの含めて約8000枚もの不良品が見つかり、回収されることに。(-"-)
まあ、諸費用は低いに越しもしかしたら政府は、マスク1枚200円の予定を数十円の安物に変えてしまったため、業者が製造、検品をコストをケチったかも知れず。<やっぱ海外で作ってたらしい。政府に無理強いされて、コストを削減せざるを得なかった可能性もあるかな。>
何で政府が急に、マスク代をケチろうとしたのかわからないが。<布マスクに高額予算だと批判されるのを機にしたのか、浮かした分を他に回したかったのか>
菅官房長官は、最初の半分の費用が安く済んだと語った(自慢した?)上、問題や批判、疑問があれこれ出ているにもかかわらず、布マスクの配布は中止しないと明言したという。(+o+)
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先に送り始めた妊婦を含め、国民に配布されたマスクの中には、サイズが小さい、ひもの長さが左右違うという形質的なものだけでなく、カビや汚れがついている、ゴミや虫のようなものが混入しているなど衛生面で問題のある製品もはいっていたとのこと。
厚労省はこの報告を受け、マスク業者に回収、調査を要請した。(・・)
<あのN国党の丸山穂高議員の議員宿舎にもマスクが届いたのだが。ゴミか虫のようなものがはいっていたという。^^;>
先日の記事に書いたように、厚労省はなかなかマスクの製品業者を公表しようとしなかったのだが。社民党の福島みずほ党首がようやく書面での回答を得た。
それによれば、契約を行ったのは興和が54億8000万、伊藤忠商事が28億5000万、マツオカコーポレーションが7億6千万円であるという。<
尚、当初、4社と契約と報じられていたのだが。公表されたのは3社だった。これも、謎?>
しかも、政府はアベノマスク配布に233億円X2で、計466億円の予算をとっているのだが。この3社の受注費用の合計は、仮に最初の233億円の分の契約だとしても、90億9000万円しかない。
厚労省は、各社が受注したマスクの数を公表すると一枚当たりの価額がわかって、調達や営業活動に支障を来すとして、オモテに出さないのである。<国の予算=国民の税金or國際を使っているのだし、軍事上の機密事項とかじゃないんだから、ちゃんと公表しないとダメだと思うのに。(ーー)>
このようにアベノマスク配布は、粗悪品の混じった&疑惑の多い施策になりつつあるのだ。(^^;
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新型コロナウイルスの感染防止策として政府が配る布マスクに汚れがあった問題で、マスクを納入した興和(名古屋市)と伊藤忠商事は23日、未配布分を全て回収すると発表した。検品体制を通常よりも強化する方針も示した。
汚れなどの不良品は妊婦への配布分で相次ぎ発覚。その後、全世帯用でも配布前の確認作業で見つかっていた。これまでの厚生労働省の説明によると、2社はどちらについても納入している。
『政府が配布している布マスクについて、興和と伊藤忠商事は、未配布分を回収する。
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ここからが菅官房長官の会見。
『菅氏「安く早く調達すること努めた」 布マスク回収うけ
新型コロナウイルス感染拡大防止のために政府が全世帯に配布する布マスクをめぐり、納品した興和と伊藤忠商事が未配布分を回収すると発表したことについて、菅義偉官房長官は24日午前の記者会見で「(配布が)予定より遅れるのは事実だ」と述べた。一方で「なるべく早く配布できるよう取り組んでいきたい」と語り、配布自体は見直さない考えを示した。
政府は布マスクにかかる約466億円の経費のうち、2020年度の予備費で233億円を確保し、さらに同年度補正予算で233億円を計上する方針。現在は予備費分で、全世帯向けの半分にあたる約6500万枚の配布を進めている。17日から東京都で配布が始まったが、一部に不良品が見つかり、政府がメーカーに検品体制の強化などを要請していた。
菅氏は会見で、使い捨てマスクの品薄が解消しないなかで、布マスク配布は「国民の不安解消の政策目的」だとした上で、「必要な対応であり、代替できる手段はない」と強調。現在の予備費233億円を使った配布についても「より安く早く調達をすることに努めた結果、マスク調達費用が積算よりも低い90億円に収まる予定だ」と述べた。
会見では、補正予算で233億円をかける予定の残りの布マスクの全世帯配布を取りやめ、希望者への配布に見直すべきではとの質問もあったが、「そうしたことは考えていない」と述べ、あくまでも当初の予定通りに全世帯への配布を続ける考えを示した。(菊地直己)(朝日新聞20年4月24日)』
『マスク調達は予算額より少ない90億円に収まる=菅官房長官
[東京 24日 ロイター] - 菅義偉官房長官は24日午前の会見で、布製マスクの家庭への配布予算について、より安く早い調達を目指した結果、マスク調達積算額より少ない90億円に収まる予定だと述べた。残りの金額はマスク配布には使用しないという。
政府の緊急経済対策ではマスク事業費に充てられる予算額466億円だが、菅官房長官は1枚200円程度と説明してきており、全世帯分への配布事業費としては大きすぎるとの批判の声がネットなどで上がっていた。(ロイター20年4月24日)』
『アベノマスク回収で配布遅れ 菅官房長官、中止など「見直し考えず」
菅義偉官房長官は24日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染防止策として政府が配る布マスクに汚れがあり、納入した2社が未配布分を回収すると発表したことを受けて、配布日程が予定より遅れると明らかにした。配布中止などの計画見直しは「考えていない」と否定した。
未配布分の回収を発表したのは、興和(名古屋市)と伊藤忠商事。政府に世帯向けの布マスクを納入しているのは計3社で、残りの1社分から不良品は確認されていない。
菅氏は布マスク配布について「マスクの総量が不足する中、国民の不安を解消する政策目的で必要な対応であり、代替できる手段がない」と説明。世帯向けの配布について「メーカーによる検品に加え、納入された商品を確認した上で配布している」と述べた。
政府は3月以降、高齢者施設や小中高校の児童生徒、妊婦らに布マスクを配り、4月17日から1世帯に2枚の配布を始めた。しかし、妊婦向けで数千枚の不良品があったほか、世帯向けでも配布前の確認作業でカビの付着などが見つかった。政府関係者によると、確認された不良品はいずれも海外から輸入されたものだという。5月中に全国への配達完了を目指していた。
政府は、2019年度予算の予備費約233億円と20年度補正予算案に計上した233億円の計466億円を使用し、全住所への計1億3000万枚のマスク配布を計画している。このうち19年度予算分で調達したマスク6500万枚の調達費は約90億円(1枚当たり約138円)で、菅氏は「より安く、早く調達することに努めた結果、マスク調達費用が積算よりも低く収まった」と説明した。政府は当初、調達価格を「1枚200円程度」と見込んでいた。【秋山信一】(毎日新聞20年4月24日)』
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何でこの3社が受注したのか。金額や契約内容は妥当だったのか。利権が絡んではいないのか。逆に無理強いをしたのではないかなど、色々と疑問が湧き出て来てしまうのだけど。<4社受注のはずだったのに、4社めはどこに消えたのかも気になる~。>
いずれにせよ、果たしてこんなことに、多額の予算や時間や労力をかけていいのか。もっちとやるべきことがあるのではないかと思うし。
国民やメディアがどんどん意見や批判をぶつけないと、結局、自分たちが損をしてしまうことになるので、有効なコロナ対策をやってもらうために、もっともっと声を上げて欲しいと思うmewなのだった。(^^♪
THANKS