立民、国民の合併交渉が大きく前進、安倍政権を倒すことが大事+ゆきぽよ安倍批判、小池薄給
2020年 08月 09日
まず4日の記事に、ゆきぽよが安倍首相のことを「かわいい」と言っていたと書いたのだけど。3日のサンジャポでは、ちょこっと安倍批判をしていたらしい。<頭のいい、バランスとりそうな(&世渡り上手っぽい)子だからな~。>
『ゆきぽよことモデルの木村有希(23)が2日、TBS「サンデージャポン」(日曜前9・54)で、新型コロナウイルス感染が日増しに拡大しているのに安倍晋三首相が多くを語らなくなったことを批判した。
「安倍さんの年収をちょっと調べてみたんですよ。そしたら年収4000万円もらってて」と独自調査の結果を報告。「よく考えたら4000万円に見あう働きをしてないなと思って」と指摘し、「ちょっと小池さんに分けてあげたらいいなと思って」と東京都の小池百合子知事を引き合いに出した。
爆笑問題の太田光(55)が「総理大臣の役割って一つはリーダーシップをとって、国民に向き合って、総理の言葉で今どういう状況かっていうのを話すというのが重要な役割だから。政治家にとって命じゃないですか、言葉ってね」と同調すると、ゆきぽよは「何のために総理大臣やっているのか」と斬り捨てた。(スポニチ20年8月2日)』
果たして、ゆきぽよが、小池都知事の給与を調べていたかはわからないけど。実は、小池知事の給与は、日本の知事の中で一番安い。<都知事の給与はこれまで145万6000円。ボーナスを含む年収は、2896万3480円だったのだが。小池都知事は、16年の都知事選で「身を切る改革」の公約を掲げたことから、都議会に給料を半減する条例案を出して可決。ずっと半額しかもらっていないので。>
ここに来て、菅官房長官らとやり合って、国と自治体と狭間で思うように動けなくなっているたこともあり、
圧勝で再選したのだから、ここは都民のために頑張って欲しい!o(^-^)o
ゆきぽよが、今後も時に鋭い政権批判を期待してみよう。(・・)
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ところで、どうやら立民党と国民党の合併交渉が大きく前進したらしい。(@@)
少し前に、この2党の合併がらみで、前原誠司氏のことを書いたのだけど。<『前原は、立民・国民の新党に不要。立民を使って保守政党は作らせない。維新とでも組めば?』>
もうこれ以上ブチブチ書くのは、当分やめようとは思っているのだが・・・。
やっぱ「小沢一郎氏はもういい」0「自分のペースで運営できないと、ごね始める」とという人が複数いたし。それこそ、小沢氏個人の支持者も今回はすぐに加わらない方がいいと言っていた。>
また「何だよ~。俺、山尾志桜里が立憲から出て行ったので、せいせいしていたのに。結局、またあいつと同じ党になって、引っ掻き回わされるのかよ」と嘆いていた男性がいて、つい大苦笑しちゃったりとかね。
あとは、無所属組も含めて、保守勢力がどう動いて、どれだけクチを出して来るのか、その点を懸念する人が多かった。<渡辺周氏、馬淵澄夫氏、野田佳彦氏、玄葉光一郎氏、森ゆう子とかand so onって感じ。>
まあ、今、立民党を支持している人の多くは、おそらく民主党の中道左派系の支持者だったのではないかと思うのだが。
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ただ、やはり日本には、自民党に対峙する野党勢力、政権交代し得る2つ以上の大政党が必要だ。
あんな安倍首相&仲間たちのように、偏った思想、自分勝手な理想しか持っておらず、さして有能でもない人たちが(多くの国民にはさして利益もなかったと思うのに)、日本の政権を7年半もの長期にわたって支配し続けたのは本当に悲劇だと思うのだが。
その大きな要因は、安倍内閣を打倒し得る力がある野党が存在しなかったからに違いない。
もちろん選挙によって、政党による政権交代を起こすことも大事なのだけど。野党が強いと、党内での政権交代も起こしやすい。
もし野党がいつ政権交代しても不思議でない力を持っていれば、安倍首相に何か問題が起きて、少しでも支持率が落ちた時に、「このままじゃマズイ」「安倍で選挙は戦えない」と、先に自民党内の方で「安倍おろし」が始まるはずからだ。
でも、そもそも09~12年に折角、政権の座を得ていた民主党は、12年の党内対立で小沢Gが離脱し実質的に分裂、野田首相(当時)の妙な判断で解散総選挙を行い、わざわざ安倍政権誕生を演出したのである。
その後、17年秋に野党共闘が安倍政権を追い込んで、自民議席激減のチャンスがあった時も、前原代表(当時)が共産党より小池希望の党と組むことを選び、民進党を解体。そこに除外発言が加わって惨敗したことで、安倍政権を延命させたのだ。(ーー)
今年6月にも、こんな記事が載っていた。
『党内抗争回避を 自民・鈴木総務会長
自民党の鈴木俊一総務会長は9日の記者会見で、報道各社の世論調査で内閣支持率が下落していることについて、「なかなか厳しい。これから先、心配だ」と述べた。その上で、「今こそ自民党は一致団結し、間違っても党内で抗争が起こることがないようにしないといけない」と指摘した。
内閣支持38%、不支持61% 新型コロナ対応、6割「評価せず」―時事世論調査
鈴木氏は、旧民主党政権に関し「国民の気持ちが離れたのは、野田(佳彦)前首相と小沢(一郎)氏らの党内抗争」が原因だったと振り返り、「不信を持たれる点があれば丁寧に説明し、適切な政策を打つことで信頼を回復する」と語った。(時事通信20年6月9日)』
もしかしたら、年内にも解散総選挙があるかも知れず。もうここで、また野党側がバタバタやっていたがために、安倍自民党に大勝などされたら、目も当てられまい。(/_\)
ここは日本の国、国民のために、日本の民主政治の発展のために、グッとこらえて、大きな心を持って、立民党と国民党の合併を暖かく見守り、応援しなければならないだろう。(**)
mewは、チョット大人になって、今回の2党合併を見て行こうと思っている。<多少のことは、グ~ッとこらえてね。(‥)o>
ただ、もしできるなら、立民側は新党の参加条件に「共産党と選挙協力していいと考える人」を加えるといいと思う。懸念していることの7割ぐらい解決しそう。(^^)
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立民党側は、かねてより合併の条件として、1・2党が解体して対等合併により新党を作る、2・党首は選挙で決める、3・党名は立憲民主党(通称・民主党)にするという3つの条件を提示。
それに対して、国民党側は1,2は了解したものの、3に関しては党名も投票で決めたいと主張。さらに、憲法改正や消費税減税など重要政策に関して事前に綱領などのすり合わせをしたいと希望した。
mewは、もし解体した上で対等合併を行う気なら、何故、立民党が「立憲民主党」という名を使うことにこだわるのか、ちょっと不思議な気もしている。
多少は除外された者の意地や「立憲主義」への思い入れもあるかも知れないし。まあ、もしかしたら、ある種の交渉カードにしたいという意図があるのかも知れないけど。^^;
<どうやら小沢一郎氏が枝野代表に掛け合って、党名の話を譲歩するように要請したという記事が出ていた。*1>
またmewは、憲法改正や安倍政権下での動き方に関しては、ある程度、意見を合わせておいた方がいいとも思うのだが。そこら辺は幹事長同士でうまくやれるのかどうか、ビミョ~なところだ。^^;
また政党を作った途端に「党内外で、改憲論議は積極的に行うべきだ」「集団的自衛権や敵基地攻撃も必要だ」とか言い出す人が出て来ると、あらら~ってことになるからね。
* * * * *
さっき、新党の参加条件に「共産党と選挙協力してもいいという人」を加えるといいと言ったのは、政治理念や政策面でも違って来ると思うからだ。(‥)
17年9月に前原誠司氏が、民進党を解体してでも、希望の党と組もうと思った最大の理由は、「共産党と連携するのは死んでもイヤだった」からだ。
その少し前に、死んでもかどうかわからないが共産党と組みたくない人が何人か離党して。希望の党にも参加していたのだが。うち2人は、既に自民党orその派閥にはいっている。^^;
まず、自民党と対峙する政党を本気で作りたいと思うなら、選挙区で与党vs.野党の戦いを制するために、社民党や共産党と選挙協力する必要がある。かつて民主党の保守系議員の中には、「共産党がだまって弱小候補を取り下げればいい」などと言っていた人がいたのだけど。それはあまりに失礼だろう。
弱小候補にも色々な問題や政策を訴える権利はあるし。共産党の場合は、各選挙区の比例票を集めるためにも、できるだけ多くの選挙区に候補を立てているのだ。(‥)
だから、新党は共産党ときちんと協議した上で、選挙区の割り振りや支援体制などを決めなければならない。
<mewは「共産党に応援されるのはイヤだ」という議員も失礼だと思うが。まあ、ギリギリ、応援を遠慮するということで許そう。>
共産党と野党共闘していいという人は、仮に憲法改正には絶対反対(いわゆる絶対護憲)ではなくとも、慎重な人が多い。少なくとも、何とか改憲実現をという人はいない。
集団的自衛権の行使や敵基地攻撃などなど、安保軍事面を拡大したいと考えている人もほとんどいない。
消費税についてはチョット違う部分が出て来てしまうかも知れないが。少なくとも共産党と選挙協力をしてもいい人には、弱者切り捨ての新自由主義の人はいないだろう。
たぶん男女や障碍者、LGBTなどなどで、人権的に不当な差別をする人もいない。メディア支配をして、報道の自由を抑え込もうともしないだろう。
そういう人は、ほぼほぼ同じぐらいの中道路線におさまる。保守派でも、いわゆる「穏健な保守」に。左派でも、現実的な部分が大きい人が多いので、そこそこうまくまとまれそうな感じがするのである。(++)
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あと、何分にも民主党が96年から20年かけて作った全国の組織や資金を、全部、国民党が持って行ってしまったのでね。
立民党はゼロから始めてまだ3年だけに、本格的に全国展開するだけの組織も資金もないので、つらいところだった。<本当は立民党に半分、組織と資金を分けてもいいのではないかと思ったけど。>
もともと民主党の議員や党員だった地方の議員や党員の人も、立民党か国民党か選びづらくて困っている人も結構いた様子。<立民から出たいけど、地元に支部がないし、公認料が出ないかもなんて話もきいたりして。^^;>
新党にとって、また元民主党が長年かけて作った組織と資金が活かせるのは、大きな武器になると思う。"^_^"
<国民党もお金はあったけど、何故か議員の知名度や政党の支持率がないからね~。そこら辺をうまく補完できれば、相乗効果も生まれるかも。>
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何と昨日は、もうこんなところまで、話が進んだらしい。(・o・)
『立憲、党名投票容認 「最大限の譲歩」 国民と合流
立憲民主党の福山哲郎幹事長は7日、国民民主党の平野博文幹事長と両党の合流について国会内で協議し、国民が求めていた「党名を投票で決める」との案を受け入れる考えを伝えた。国会議員による代表選と同時に、党名も選ぶという。ただ、国民の玉木雄一郎代表は「地方議員の声も反映させたい」と述べており、なお合流協議の成否は見通せない。
福山氏によると、11日をめどに幹事長・政調会長間で代表選規定や党規約、綱領の策定作業を終え、それを旗印に新党参加を呼びかける。参加議員が確定した後に行う代表選では、代表名と党名を1枚の投票用紙に書き込む。最も多かった党名に決める方針だ。(毎日新聞20年8月8日)』
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そうそう。ここで、またゴチャゴチャ時間をかけていると、国民に「やっぱ、あの二つの党は、本当は気が合わないんだ。どうせまたもめるに決まってる」って思われちゃうからね。
ともかく合併する時には、スンナリと決めて、スムーズにコトを運ばないと。(・・)
もし自公維の与党勢力から「野合」だとか「選挙目当て」だとか言われたら、「国民軽視の安倍自民党政権を倒すという点で、一致しているからOK!」(Here we go!EXIT風の元気なノリ)と言い返してやればいいと思うmewなのだった。"^_^"
<何分にも、自公の性格と政策の不一致、野合、選挙目当てぶりもスゴイからね~。野党のフリした維新は論外。>
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2020.8.6 産経
国民民主党の小沢一郎衆院議員は6日、立憲民主党の枝野幸男代表、福山哲郎幹事長と国会内で会談し、両党の合流協議で焦点となっている新党の名称について、投票で決めるべきだとの考えを伝えた。会談後、小沢氏は記者団に「話し合いがつかなければ、構成員の投票で決めるのが民主主義の基本だ」と述べ、「お盆前に基本の合意ができればいい」と語った。枝野氏は「考えさせてもらいたい」と応じたという。
小沢氏は「何度も何度も同じお願いをしてきたが、(今回は)ある意味で最後のお願いだ」と強調。「もうお盆、夏休みだ。これをまたいで議論を続けるのは国民のひんしゅくを買い、期待を裏切る」として、早期決着を求めた。
国民の玉木雄一郎代表が党首会談の開催を求めていることには「どういう決断になるか分からないが(最終的には)どちらにせよ党首会談をやらざるを得ない」と語った。