【女子テニスのストラスブール国際・・・1回戦で元全米女王を破った83位の日々野奈緒が準々決勝で、今度は17年の全仏女王のオスタペンコ(ラトビア)と対戦。7-6(2)、7-6(4)のストレートで破り、ベスト4に進出を果たした。(^^)<本人は「クレーは得意ではないので、驚きだ」と言っているそうだ。>
ちなみに今は、イタリア国際の決勝をTV観戦しながら書いている。ちびっこ代表のシュワルツマンがクレー王者ナダルに勝って決勝に上がって来て、出だしで2ブレイクしてリードしたのだけど。結局、ジョコがしっかりストレート勝ちして、優勝したのよね。今、見てても相変わらず、強い&うまい!(・・)】
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昨日24日、菅首相は韓国の文大統領と電話で会談を行なった。もし日本側の発表が本当であるなら、菅首相はかなり強気の姿勢で対応したようだ。(・・)
『首相、徴用工問題「放置してはならない」 日韓首脳電話会談で要求
菅義偉(すが・よしひで)首相は24日、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と電話会談した。首相は文氏に対し、韓国最高裁のいわゆる徴用工判決について「このまま放置してはならない」と述べ、韓国国内における日本製鉄(旧新日鉄住金)の資産(株式)売却を阻止するよう求めた。
会談終了後、首相は官邸で記者団に「さまざまな問題に関するわが国の一貫した立場に基づき、今後とも韓国に適切な対応を強く求めていきたい」と強調。一方で「日韓両国はお互いにとって極めて重要な隣国であり、北朝鮮問題をはじめ日韓、日米の連携は重要だ」と語った。
文氏は首相就任に祝意を伝え、首相は「新型コロナウイルス問題をはじめ、さまざまな課題にともに取り組んでいこう」と呼びかけた。
会談談は韓国側が申し入れ、約30分間行われた。(産経新聞20年9月24日)』
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問題は、菅首相が今日25日に行なわれる中国の習主席との電話会談で、何をどこまで言うのか、また春からずっと延期している国賓招待の話をどうするのかということだ。(@@)
安倍前首相は昨年末、習主席と会談した際、今春にも国賓として来日して欲しいと招待した。安倍前首相は、東京五輪の開催を控えて日中関係を改善すると共に、悪化し始めていた米中関係を取り持ちたいという思いもあったと言われている。
しかし、今年にはいって中国で発生したと見られる新型コロナウィルスが日本でも感染拡大していたこともあり、日程の延期を要請。結局、そのままになっている。^^;
結局、コロナ禍により東京五輪も延期に。中国との間では、国民の出入国も制限されたままだ。
そして、何と習主席の来日延期が決まった後、今年4月14日から8月2日まで1111日も連続で中国公船が尖閣諸島周辺海域を航行し、日本の領海内に長時間の侵入を繰り返したのである。
南沙諸島周辺でも問題行動が続いており、先月には対艦ミサイルの発射実験を行なったという。
また、この間に米中関係はさらに悪化。既に米ソの東西冷戦に近い状況にあるとまで言われている。
しかも、中国が国家公安法を成立させ、香港の民主化運動を力で抑え込もうとしていることに、世界各国から批判が集まっているような状況にある。(~_~;)
自民党内では、安倍前首相の超保守仲間である議員たちが、何度も習主席の国賓招待を中止するように強く要求。それもあって、(もともと自らも中国を敵視している)安倍前首相もこの招待の件について先送りするような感じがあった。^^;
昨日も、日中首脳の電話会談を前に、保守系議員の団体が、国賓招待の中止を求める決議を行なったという。
<ちなみにこの団体は、稲田朋美氏の「伝統と創造の会」をやめた議員が作ったもの。もうひとりの代表世話人は、安倍っ子の(コロナに感染してしまった)高鳥修一氏だ。>
『自民党の保守系有志議員でつくる「保守団結の会」(代表世話人・城内実衆院議員ら)は24日、中国の習近平国家主席の国賓来日取りやめを求める決議文をまとめた。25日に政府などに申し入れる。
決議文は、中国公船による沖縄・尖閣諸島周辺海域への相次ぐ侵入を念頭に、「わが国の安全保障への脅威が深刻化の一途をたどっている」と批判。習主席は新型コロナウイルスの感染拡大の責任を負っていると指摘した上で「国賓招聘(しょうへい)など笑止千万であり、正式に取りやめるべきだ」と求めた。(時事通信20年9月24日)』
『自民党・城内実元外務副大臣:「武漢発のウイルスの拡散、その隠蔽によってこれだけ世界中が大被害を受けているにもかかわらず、反省の色が全く見られない。本来は謝罪すべきではないでしょうか」
自民党の保守議員のグループは、対中政策を根本から見直すべきだとする決議をまとめ、25日に官邸に提出します。決議では中国は「ウイルスをまき散らし、日本国民を苦しめた」として、習主席の国賓来日を正式に取りやめることや海洋進出を強める中国に対抗するため、日本の防衛力を強化することなどを求めています。
一方、自民党の幹部からは「日中関係は先人が努力を重ねて築いたもので、好きだ嫌いでどうこういうものではない」などと冷ややかな声が上がっています。(ANN20年9月24日)』
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ただ、菅氏が官房長官時代から手を組んでいる二階幹事長は、有名な親中派。二階氏は、早期の国賓招待を求めているという。
先週も、習主席の招待について、こんな話をしていたという。<早くも石破茂氏のパーティーに出て講演しちゃうというのがスゴイよね。^^;>
『自民党の二階俊博幹事長は17日、石破派のパーティーの講演で、延期されている中国の習近平(シーチンピン)国家主席の国賓訪日について「中国とは長い冬の時代もあったが、今や誰が考えても春。訪問を穏やかな雰囲気の中で実現できることを、心から願っている」と述べた。
習氏の訪日は4月の予定だったが、新型コロナ禍で延期。香港国家安全維持法の導入などで、年内は困難な情勢となっている。親中派として知られる二階氏の発言は、菅政権の対中政策が注目される中、早期の訪日実現に期待感を示したものだ。
二階氏はさらに、習氏訪日の際には、新たな日中関係を定義する「第5の政治文書」が必ず結ばれるはずだったと指摘。「世界の平和と繁栄を日本と中国が中心となって共に成し遂げる、いわゆる『共創』という決意を固めることになっていた」と明らかにした。(太田成美)(朝日新聞20年9月18日)』
それもあって尚更に、今日、菅首相が何をどう言うのか、興味深く思っているmewなのである。(++)
ところで、菅首相は、安倍政権の政策を基本的に継承すると言っていたのだが。菅内閣の基本方針に東日本大震災や東京電力福島第1原発事故に関する記述がなかったことがわかり、問題視されている。(@@)
安倍前首相は、第二次政権の当初から「復興なくして再生なし」をスローガンにしており、国政選挙の際には(いかにもという感じで)、福島から選挙活動を始めたものだった。<実際にどこまで復興に力を入れていたかは「う~ん」なのだが。>
政権運営の基本方針にも、東日本大震災からの復興について「まず何よりも、『閣僚全員が復興大臣である』との意識を共有する」などと掲げていた。
菅首相は16日に行なった就任記者会見でも、東日本大震災からの復興に一切触れず。同夜の初閣議で決定した政権運営の「基本方針」にも、東日本大震災からの復興に関する事項は盛り込まれなかったというのである。(-_-;)(詳しい記事は*1に)
残念ながら、TVなどがあまり取り上げてくれないのだが。<ある意味では、デジタル化やハンコ廃止より大事な話だと思うのにな~。>
平沢復興大臣や加藤官房長官は、会見で記者からの質問を受けて、釈明に追われているようだ。
<福島育ちの平沢議員は早速、現地に行って、そこでも「軽視していない」とアピールしていたのだけど。・・・でも、字数の都合で「たまたま」ってね~。(-_-;)>
『「復興」が消えたのは「たまたま」? 菅内閣苦しい弁明
菅内閣が16日の初閣議で決定した「基本方針」で、安倍内閣で掲げていた東日本大震災からの復興に関する記述がなくなったことをめぐり、政府側が苦しい弁明を続けている。平沢勝栄復興相は「たまたまそういうことになった」と釈明。加藤勝信官房長官は基本方針に「安倍内閣の取り組みを継承」との文言があることを理由に問題とはならないとの立場を強調した。
平沢氏の「たまたま」という釈明は23日に記者団に語ったもの。真意を問われ、「(基本方針の)字数とか、いろんなある中で、あれしたけれども」としどろもどろになりながら、「福島の問題を軽視しているなんてことはまったくありません」と述べた。
加藤氏は24日の記者会見で、安倍内閣で復興が「一丁目一番地(の課題)だった」ことを紹介しつつ、菅内閣の基本方針に「『安倍政権の取り組みを継承し、更に前に進めていく』としっかり記載されている」と説明。「そこはしっかり継承するということは、そこからも明らかだ」と語った。「継承」の文言を支えに、姿勢は変わっていないと主張した。(朝日新聞20年9月24日)』
来年3月11日で、震災から10年を迎えるのだが。政府主催の追悼式は21年以降はやらないとのこと。被災地では政府が復興に力を入れなくなるのではないかと懸念する声も出ているときく。
そして、さらなる復興再生のために頑張っている被災者に大きな不安を与えないように、与野党もメディアも、誰より国民が、菅内閣にもっと強い圧力をかけるべきではないかと思うmewなのだった。(@_@。
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