【遅ればせながら、ソフトバンク、パ・リーグ優勝、おめでとございます。(*^^)v祝 <ちなみに、mewは愛工大名電ー西武時代、カリメロ工藤くんのファンだった。そう言えば、一番いい時にSBに移ってしまった元☆の内川がSBを退団するとか。☆に帰って来るのかな。(・・)>
そして、将棋の話を。今年は高校生ながら王位・棋聖と二冠を制した藤井聡太二冠(18)。B級2組でも5勝して単独トップ。今季、戦うレベルが上がっても、勝率8割以上と絶好調なのであるが。
しかし、最後に大きな壁がそびえ立った。今回、すごいメンバーが集まった王将戦挑戦者決定リーグ。藤井聡太二冠は、初戦で羽生善治九段、2戦めで豊島将之竜王に負けて、あとがない状態だったのだが。3戦めで「軍曹」と呼ばれる永瀬拓矢王座(28)と当たることに。永瀬王座もここは負けられないと思ったのか、3年ぶりにやったという四間飛車で藤井二冠のペースを狂わせ、164手で勝利した。
師匠も、脳が疲れて来てるかもと言っていたけど。今年は初めてのタイトル戦が続いたし。9月からは学校も本格的に始まったようなので、確かに、心身頭脳に疲労が蓄積しているかも。しかも、まさにTOPクラスの強い人たちが、どんどん藤井くんの研究をして対局に臨んでいるわけで。ここからがまた大変だと思うけど。自分のために(結果として棋普及のためにも)ガンバです。 o(^-^)o】
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さて、昨日から衆議院の代表質問が始まって、早速、立民党の枝野代表らと菅首相のバトルが始まった。
枝野代表は「政治に私たちは見えていますか」「あなたはどこを見て、誰の声をきいて政治を行なっていますか」と問いかけた。
『立憲民主党・枝野代表:「新型コロナウイルスによる雇用や経済への影響は、ますます深刻化している。今ほど政治の力が必要とされる時はない。ことさら“自助”を口にする総理に声を上げようにも上げられない。こうした実態が見えているのか。『政治に私たちは見えていますか』という声に、どう答えるのか」
菅総理:「今回の演説では、デジタル化、グリーン社会の実現、地方の活性化、すべての方々が安心できる社会保障、日米同盟を基軸とした積極外交の展開など、政策の大きな方向性を示した。その根本を貫く考え方が『自助、共助、公助、そして絆』。まずは、自分でやってみる。そして家族や地域で助け合う。そのうえで政府のセーフティーネットでお守りする」』(ANN20年10月28日)
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また、mewも心配していた、脱炭素化の原発依存についても質問した。<「原発依存はあってはならない」とも主張していた。>
『立憲民主党・枝野代表:「2050年の脱炭素社会において、発電における原子力の依存度をどのように見込んでいるのか」
菅総理:「2050年、カーボンニュートラルは簡単なことではなく、温室効果ガスの8割以上を占めるエネルギー分野の取り組みが特に重要であり、再エネのみならず、原子力を含めて、あらゆる選択肢を追及していく」』(同上)
<案の上、元経産相だった世耕参院幹事長は、27日に早速「現実問題として、CO2(二酸化炭素)を出さずに大量のエネルギー供給ができる電源はやはり原子力となる」「安全に最大限の配慮をしながら、原発の再稼働、新しい技術を取り入れた原発の新設の検討を進めることが重要ではないか」と言っていたけど。(-"-)(時事10.27)>
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枝野代表は日本学術会議の推薦者6人を任命しなかったことについて、「学術会議法7条2項は、『推薦に基づいて内閣総理大臣が任命する』と明記しており、推薦された方を任命しないことは、条文上明らかに違法です。任命しなかった理由は何なのですか? 明確にお答えください」と質問。
菅首相はこれに対して、このように答えていた。
『菅首相「必ず推薦の通りに任命しなければならないわけではない、という点については、内閣法制局の了解を得た、政府の一貫した考えです」
そして、首相がすっかりおなじみとなった、“あの言葉”を口にすると、議場は荒れた。
菅首相が「任命を行う際には、総合的、俯瞰(ふかん)的な活動、すなわち、専門分野の枠にとらわれない広い視野に立って、バランスの取れた活動を行い...」と述べていると、「独裁者!」というヤジが飛んだ。
菅首相「ちょっと静かにしてもらって。わたしが任命権者として判断を行ったもの」(FNN20年10月28日)
また菅首相は、立民党の泉幹事長代行が改めて任命を拒否した理由に質問した際には、須賀首相は、「個々人の任命の理由については、人事に関することで答えは差し控えるが、例えば(学術会議に)民間出身者、若手が少なく、出身や大学にも偏りがみられることも踏まえ、多様性が大事だということを念頭に、私が任命権者として判断したもの。今回の任命について変更することは考えていない」と答えた。(ANN10.28)
枝野代表は、『「(学術会議が推薦した)105人の名簿は見ていないのに、出身校などのバランスを取って自分が判断したという支離滅裂な答弁を堂々とした」と反発した。
また、「日本をどんな未来へと導こうとしているか」という質問への首相答弁が「説明になっていない」と批判。「(記者出身の)柿崎明二首相補佐官が(答弁の)原案を書くのかなと思ったが、役人が書いたのだろう」と推測した。(産経新聞20年10月28日)』<柿崎氏は原稿は書かないのかな?^^;>
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話は変わって・・・。先週、西村経再大臣(コロナ担当)が、コロナの拡大防止するため年末年始に「1月11日まで連休か、分散休暇をとるように配慮求めたい」と言ったことが、ちょっとした騒動に発展した。
突然の西村大臣の発言(要請?)に、企業や店舗経営者、学校関係者などはビツクリ。国民も「えっ?」と戸惑いを隠せない感じだった。<もう年末年始のスケジュールとか決める時期なので、尚更に。^^;>
学校に関しては、萩生田文科大臣が27日に、キッパリ「学校はムリ」とお断りをしていた。
「西村大臣から相談があった段階で、『学校は無理ですよ』ということをあらかじめ申し上げておきました。ことしは、もうすでに全国一斉休校を含めて授業時間が足りないということで現時点において文科省から学校に対して休業の延長等を要請することは考えておりません」(FNN20年10月28日)』
しかも、菅官邸から自民党の方に、何の根回しもしていなかったことから、二階幹事長らの党幹部の怒りを買ってしまうことに。
最初に記者が二階幹事長は、カメラの前で、思いっ切り不満げな顔をして「聞いていません」と突っぱねた。(~_~;)
『自民党・二階幹事長「まだ西村経済再生相から聞いておりませんから、真意がどこにあるのか、まだ十分理解しておりません」
先週、西村経済再生相は、新型コロナの感染拡大を防ぐため、年末年始休暇の延長を提案しました。この発言について、複数の自民党幹部は「いったい、どうなっているんだ」「西村経済再生相から報告は全くない」などと不快感を示しました。(NNN20年10月27日)』
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西村大臣は、あわてて二階幹事長のところに行って、説明を行なったとのこと。それを受けて、二階幹事長から「やってみましょう」のお言葉をいただいたものの、下村政調会長からお叱りを受けたという。<何サマかって感じだよね。>
『永田町では、解散総選挙の日程の一つとして、来年1月の通常国会冒頭での解散がささやかれています。休暇が伸びれば、通常国会の召集日にも影響が出る可能性もあります。二階幹事長は27日、西村大臣から直接説明を受けました。
二階幹事長:「いかなる時でも解散が必要な時には解散するから。そのこと(休暇分散)とは関係ない。(分散休暇について)やってみた結果、『これは、なるほどいい』というのと『これは、こう考えたらいい』という意見が出れば、それに対応する。まあ、やってみましょう」(ANN20年10月28日)』
『自民党の下村博文政調会長は28日の党新型コロナウイルス感染症対策本部会合で、年末年始休暇を来年1月11日まで分散取得するよう呼び掛けた西村康稔経済再生担当相に苦言を呈した。会合に出席した西村氏に対し「連続休暇のような発信がされて非常にフォローが大変だった。十分に党と調整しながら正しい発信をしていただきたい」と述べた。
西村氏は「与党としっかり連携して取り組んでいきたい。改めて強く胸に刻んで対応したい」と陳謝した。(共同通信20年10月28日)』
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年末年始は、帰省や旅行、初詣などで出かける人も多いし。インフルエンザも流行し始めているだろうし。長期休暇や分散休暇を勧めるのは、悪くはない提案だとは思うけど。
安倍ー菅政権は、コロナ対策に関しては、今春の学校の一斉休校に始まって、ともかく場当たり的にやり過ぎ&国民を混乱させ過ぎ!<最近のGo Toキャンペーンも、きちんと細かいところまで決めたり、計画を立てたりせずに実行するから、次々とトラブルや不公平な扱いが(不公正な利用も)生じているしね。(-"-)>
また、安倍政権では、何か「安倍さま」をカリスマのように崇める人たちも多く、官邸の体制もしっかりしていたので、「安倍一強」「政高党低」ムードが強くて、トップダウンもしやすかったし。おそらくは菅官房長官やスタッフがうまく党側と調整して(時ににらみをきかせたりもして?)党幹部がオモテに不満をあらわすのを防いでいたのだけど。
菅首相にはカリスマ性もないし。官邸に目配りや根回しができる人をするいなくなって、自民党や公明党との意思疎通や連携がスムーズに行かないことが増えて来ているようにも見える。(・・)<公明党の受験生に2万円案はアウトに。二階派の国民に5万円も麻生財相が拒否。Go Toトラベル延長期間の案もバラバラ、などなど。>
残念ながら、国民は学術会議の任命の問題への関心が薄いようなのだけど。(ノ_-。)
コロナ対策やGo Toキャンペーンで閣内や党との関係がバタバタすると、メディアもかなり取り上げるし、一般国民も疑問や不信感を抱くようになると思われ・・・。菅政権のボロがどんどん出て来るといいな~とひそかに願っているmewなのである。(@_@。
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