緊急告知・PSE法 ~ものを大切にしない国はアブナイ!~
2006年 03月 08日
2月中旬にはいって、急にPSE法(電気用品安全法)の問題が注目されるように
なった。それもあと一ヶ月足らずで施行されるのだという。
この法律は電気の安全管理を目的とし、漏電・火災・感電などの事故防止と 粗悪品
を排除してきちんとした電源部品で運用管理するという目的で制定されたものであり、
具体的には「PSEマーク」という安全確認マークを電気製品に付けて製造、販売を
義務付けるものである。このマークのつかない電気製品を売買すると、後述するよう
にかなり厳しい罰則が課せられる。
たとえば、今までのようにはリサイクルショップや質店などで中古の電気製品を売買
したりするのが難しくなるのだ。また音楽関係者、愛好者にとっては、楽器やアンプその他
のヴィンテージものや中古品を手にすることも困難になるという。
リサイクルショップなど中古品売買を扱う店舗は大きな打撃を受ける。また店舗で
売買できないと、まだ使える家電製品を捨てざるを得ないことにつながってしまう。
今、環境や資源の問題を考えて「ものを大切にしよう」「できるだけリサイクルして
活用しよう」というのが国の方針であり、国際的にも「もったいない運動」が広まり
つつある時に、それに逆行するような法律なのである。
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しかも大きな問題は、この法律は2001年4月1日に「電気用品取締法」から 変更
されて施行されたもので、5年間の猶予期間を経て、2006年4月1日・・・つまりはあと
1ヶ月弱で本施行されるというのに、今年2月頃までほとんど世間には知らされていな
かったことである。【特に中古品が含まれることは周知されていなかったという。】
もちろん法律だということは、国会で法案が議決され公布されるという過程を経ている
ので、注意深い人なら知り得たのかも知れない。だが、あえてこのような言い方をすれば、
政府はコソッとこの法律を決めて、本施行間際の今年にはいって、いきなり広報活動を
始めたというような感じがある。
【この法律には、中古品に関する文言が全く存在しない。ざっと規定を見る限り、新たに
製造される電気製品やその販売、輸出入を対象にしたものに見える。だが、たまたま昨年末
たまたまある業者が念のために「中古品は含むのか否か」の問い合わせを行なったところ、
経産省側が「中古品も含む」との解釈を示して、2月10日にその旨をHPに載せたため、
中古品を扱う業者や消費者から疑問や反対の声が相次ぐようになったという経緯があるようだ】
経産省は、以前からPSE法についてホームページについて載せていたというが、
具体的に販売やマークのつけ方などを示したQ&Aをアップしたのは今年の2月10日
になってからであり、2月15日以降になって「周知が不十分であったということで、
警察庁を通じて中古品販売店関係業界団体に対してその制度周知のための事務連絡を送付
またその他の製造販売関連業界団体96団体及び販売事業者200社以上に対して制度
周知のための事務連絡を送付した」という。(3月1日の国会質疑での回答)
これを知った中古販売業者や消費者はあわてて、反対運動や署名活動などを行ない
始めている。映画「ラストエンペラー」でアカデミー賞の音楽賞を受賞した元YMOの
坂本龍一氏やギタリストの高中正義氏なども、日本シンセサイザー協会等の音楽仲間と
共にPSE法に反対する署名活動を行っていた。
そして何とか4月の本施行にストップをかけるべく、超党派の国会議員のグループも
作られて、とりあえずあと2年の猶予期間を伸ばし、その間に法律の再検討を行なう
ことを政府に提案しようとしているようだ。(3/9に議員会館で集会の予定。)
【9日には日本テレビ系のザ・ワイドでも特集するらしい。】
実は私はやはり2月中旬頃、TVでこの話を知ったのだが「そういう法案の話がある
のかな~」とぐらいに思っていたところ、こちらにTBをつけて下さった「そぞろ日記」
さんのブログ<コチラ>の記事を読んで「え?もう本施行なの?」と驚いてしまった。
それで、あわててにわか勉強をしたのであるが、是非「そぞろ日記さん」のブログも
読まれた上で、疑問や反対に思われる方は署名活動や種々の活動に参加して頂きたい。
まだ勉強不足なので、よくわかっていない部分もあるのだが・・・どうもこれは、消費
者が電気製品を安全に使えるようにという目的よりは、それを名目にして電気製品の
製造、販売を行なう企業の利益を考えたり、PSEマークに関わる経産省の権限強化を
はかったりしているような面もありそうな気がする。いわゆる新自由主義政策の一環の
ように感じられるところもある。<でも、小さな政府にはならないが?!>
何故パソコンや通信機器は対象外なのかも疑問に思う。
【しかも、またまた経産省指定の検査機関とかが登場しているのも、何だかな~という感じが
する。官僚の天下り先や電気メーカー社員の再就職先になっていないでしょうね~。】
私個人はものもち(一度買った物を長持ちさせて使うこと)自慢で、電気製品など
の部品の保存期間が7年しかないため、ちょっとした故障でも修理できずに愛用品を
捨てなければならないことを、いつも残念に思っているタイプである。また学生時代
には、リサイクルショップや質屋などで電化製品を買った経験もある。
それゆえ、近時のように何でも新しい物を買って来て、いらなくなったらすぐ捨て
るという風潮は好ましくないと思っている。中古製品の安全性を確保する方法は必要
であるとは思うが、まだ使えるものは使ってくれる人がいる限り、できるだけ使って
行けるような形は広く残しておくべきだろう。
PSE法は個人間の売買は禁じていないというが(オークションは規制の対象になる
場合がある)、一律に中古品販売に規制をかけることは望ましくないと考える。また、
実際、音楽愛好者や昔の家電の愛好者にも困るような規制になると思われる。
急遽書いた記事なので、わかりにくい点や不備や誤りがあったらお許し頂きたい。
とりあえず、関連サイトのリンクを貼っておきたいと思う。
*経済産業省 PSE法のページ
http://www.meti.go.jp/policy/consumer/seian/denan/
*PSE法問題に関するページ
http://antipse.org/index.html
*日本シンセサイザー・プログラマー協会のページ
http://www.jspa.gr.jp/
ある大手電機メーカーが、家電の部品を開発し、台湾の会社かなんかに委託し、大量に生産し、そのシェアは、世界に及び、日本で販売されているほぼすべての家電にいきわたった。ところが、その部品(名前は忘れたけれど)は、欠陥商品で、発火する恐れがあり、それがわかると、大手電気会社は、賠償責任を問われ、総つぶれになるって。それがわかって改善したのが2000年以後。だから、その前のは、販売禁止にして、良いようにとれば、危険回避。わるくとれば、隠蔽工作?その尻拭いは、庶民にさせる?かな?
本当は、業界関係者は、皆知ってるらしい。
私も中古の愛用者。署名しました。でも火を噴くのはまずいかな?もし本当なら、どの程度の危険率なのか、正直に教えてほしいですよね。家電の種類によっても違うでしょうし。
もったいないのアフリカのなんとかさんが、今頃逆立ちしてびっくりしているかもしれません。日本って信じられないって。
この法案に賛成した党は賛成理由をもっと明らかにしてもらいたいです。いまさらですが・・(笑)
取締法から安全法に変わったから「安全を重視した法律」である。な~~~んて、ヤですよ^^
大手電機メーカーの話はわかりませんけれど。
いずれにせよ、中古品の販売が難しくなると、メーカーを利することは
事実だと思います。
ともかく対象になる品がかなり多いですしね~。
新製品も中古品も安全性は重要ですけど。では、PSEマークがつけば
本当に安全なのかというのも、怪しいですよね。
もしかして経産省は、中古品の存在のことはアタマになくて、
「おい、中古品に関する問い合わせがあったけど、どうする?」
「う~ん、考えてなかったな~。まあ、でも電気製品には変わりはないん
だから、やっぱ対象に入れておく方がいいだろう。
そうしないと新製品を新古品みたいに扱って、法の潜脱が行なわれる
かも知れないからな~」
「じゃ、中古品も入れることにしましょ~」
てな感じで、決まったのかな~と思ったりもして。(・・)
ttp://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-02-26/2006022601_01_0.html
レトロゲーム好きとしてはチト困りますな。でも、今さら中古の機械買わな
くても現役稼動のファミコンやスーファミがあるんで、ACアダプターのような部品だけ欲しい時に困るかも。部品取り用の為に投売りしてる奴を確保しておこうかな。
結構いいものいっぱいあるのに。ストーブだって、昔のような乾電池1個でOKのものの方が、停電でも使えるし、緊急時には役に立つとおもいます。
有識者より、庶民のほうが、庶民のことは知っている。と思います。
早速の情報、有難うございます。
天下り。。。月収100万円以上かよ~~~!<さま~ず三村風ツッコミ
ACアダプターはアダプター単独ならOKだったような気が。
本体の付属品だとダメみたいです。
何か秋葉原あたりで、大投売りが行なわれそうな気もしますね。
もしさきほどのコメントの欠陥部品だけが問題なら、こんな何百種類もの
製品まで禁止にすることはないかな~という気もします。
何か色々な思惑が関わっているのかも知れませんね。
急にマスコミが取り上げ始めたので、もしかしたら市民運動みたいな
ものに発展する可能性もありますね。
こういう時こそ野党議員も庶民の声をくみとって頑張って欲しいです。
子供でも
やはりおそらくはこの法律は、新しい電気製品の製造、販売に関して
企業側が自己責任を持つような形を作りたくて、立法したのではないか
と思っています。<いわゆる小さな政府化>また外国資本の検査機関も
参入可能にするための規制緩和の意味もあったかも知れません。
彼らは、シェア的に小さな中古品売買や個人売買のことは、ほとんど
頭にはなかったのではないでしょうか?
ただ中古品をOKすると、法の抜け道を利用されそうなので、事業としての
売買は全て禁止してしまおうと。
国民の安全なんて、二の次の話のように思えます。
やはり、高額の天下り幹部が何人もいるようですね。
何だか耐震偽装事件の民間機関の問題と、ダブってくるような感じに
見えて来ました。



