【先週、嬉しいことがあった。織田記念陸上の男子100mで山縣亮太(28)が、小池、桐生、多田を下して、10秒14で優勝したのだ。(*^^)v祝
mewは山縣を大学の頃からずっと応援しているのだが。近年、桐生、サニブラウンと若手が台頭する中、山縣は19年に肺気胸を患い休養することに。20年に復帰するも、今度は膝を負傷して思うように試合に出られず。もう東京五輪に間に合わないかな~と案じていただけに、喜びも大きかった。(^^)
残念だったのは、今回も風に恵まれず、五輪標準(10秒05)が出せなかったこと。同日の100mHの寺田は12秒96(追い風1.6m)、110Hで金井大旺が13秒16(追い風1.7m)の日本新を出しているのに。100m決勝の時は追い風0.1しか吹かなかったんだよね~。<100mの場合、追い風1mで0.6~7秒ぐらいタイムが縮まるらしい。山縣は10秒00を2回出しているんだけど。追い風は0,2、0.8m。桐生が9秒98を出した時は、追い風1.8mあったです。^^;>
まあ、本人も手応え(脚応え?)を掴んだと思うので、次のレースに期待したいと思う。求む・追い風!o(^-^)o】
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さて、新型コロナウィルスの感染拡大がさらに深刻な状況になっている。(-_-;)
大阪では、1日の新規感染者が過去最多の1262人に。治療中の重症者が415人となり、医療は崩壊状態にある。<また、この日41人の死亡が確認された。ただし、3月16日や4月5日、13日などに亡くなった人も含まれている。>
全国の重症者も、1月以来、1000人を超えたとのこと。3月の320人からら約40日間で3倍超に急増しており、変異株の影響が見られる。_(。。)_
どうやら菅首相は4月30日に、官邸エントランスで「あすから5連休に入ります。不要不急(の外出)、行楽、帰省、こうしたことを控えて頂きたい。国民の皆様に心からお願いを申し上げます」と呼びかけたらしいのだが。おそらくほとんどの国民が気づいていないだろう。^^;
<PR好きの安倍前首相なら、TVやネット広告で呼びかけたりしたかも。あまり出るとウザいけど。菅首相には、そういう積極的な姿勢が足りないかも。他のTVやネットの広告も全く目立たず、インパクトもないし。あれじゃあ、お金の無駄だよね。(-"-)>
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改憲推進派の安倍首相が退任した上、コロナ禍が深刻な状況に陥っていることもあって、国民は今まで以上に、憲法改正などにほとんど関心を持っていない感じなのだが。
<安倍前首相は先月、「枝野さんは『安倍晋三が首相の間は議論しない』と言っていた。私はもう首相ではないのだから議論しろよ、という感じだ」と煽っていたりして。(・o・)>
そんな中、自公与党+維国ゆ党は、4月下旬に衆参の憲法審査会を開くことを強く要求。さらに、改憲のための国民投票の改正案を、5月の連休明けに成立させるつもりでいる。(-"-)
これに対して、立民党や共産党などの野党は、「改憲議論は不要不急で、今、急いであるべきことではない」「改憲運動のCM規制なども改正案に盛り込むべきだ」などと主張しているのだが。与党はほとんどきく耳を持たないようだ。
いずれにせよ、今回の改正案についても、国民にはほとんど伝えられておらず。大事な憲法改正に関わる法律が、国民不在のままに数の力で作られることに、大きな問題を感じる。(`´)
自民党+αの改憲推進派は、本当は安倍政権の間に憲法改正を実現するつもりだったのだが。幸いに、具体的に改憲の動きができないまま、安倍首相が退陣することに。
ただ、自民党+αは、いつでも憲法改正の国民投票が行なえるように、07年、安倍一次政権の時に国民投票法を強引に創設。
そして、今回の改正案で、駅や大型商業施設の中に投票所を設けるとか、子供の同伴を認める、期日前投票や洋上投票の仕組みなど、主に投票の利便性を高めるための条項を付け足そうとしている。(・・)
立民党や共産党などは、「選挙活動のCM規制、資金や寄付の規制」などを提案していたものの、まともに審議されていないのだが。このCM等の規制をきちんと行なわないと、資金力、PR力のある方が有利になる可能性が大きい。
立民党は、修正を要求しているので、少なくとも付則には記しておいて欲しいところ。
また、野党は、何故、このコロナ禍の大変な時に、不要不急の国民投票法改正案を急いで通そうとするのか、強い疑問と不信感を示している。(++)
おそらく国民投票法案が審議されていることなどには気づいていないだろう国民からは、批判の声が出ようがないし。政府&自民党は今回、公明党だけでなく、維新や国民党も採決に賛成していることから、かなり強気になっている。(-"-) <維新や国民党は野党ではなく、自民党をアシストすることを厭わない「よ党」「ゆ党」だからね。^^;>
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『国民投票法「早急に審議、採決を」と自民 参院憲法審、3年ぶり討議
参院憲法審査会は28日午前、今国会初の審査会を開いた。
実質的な憲法論議は2018年2月以来、3年2カ月ぶり。自民党の石井正弘氏は、衆院憲法審で審議中の国民投票法改正案について「参院に送付されたあかつきには、速やかに審議を行った上で採決すべきだ」と訴えた。
同党は大型連休明けの早い時期に改正案の衆院通過を図る構え。同日の参院憲法審は、付託に備えて環境を整備する狙いがある。
公明党の西田実仁氏、日本維新の会の松沢成文氏も早期成立を主張。国民民主党の矢田稚子氏は、改正案の課題を指摘しつつも、採決は容認した。
これに対し、立憲民主党の小西洋之氏は「CM規制の議論を放置しての改正は許されない」と反論。「投票環境を後退させる欠陥法」として撤回、修正を求めた。共産党の山添拓氏は「国民が改憲を求めない中、審査会を動かす必要はない」と述べた。(時事通信21年4月28日)』
『小西議員は最後に「国難のコロナ禍において、憲法13条の尊厳尊重、25条の生存権確保がなされず、今日明日の衣食住に事欠く国民、必要な検査・医療等が受けられない国民、自宅療養等で投票権が行使できない国民――等が多数生じています。国難下の国会議員の役割は、必要火急の『改憲の立法事実』が認められない『不要不急の改憲論議』を行うことではなく、憲法の理念、規範を具現化し、国民を救う立法の実現等に全力を挙げることである」と結びました。(立民党HPより)』
こちらは立民党の修正要求の話・・・。
『国民投票法、立憲が修正要求 連休明けヤマ場、自民回答へ
立憲民主党は28日、憲法改正国民投票の利便性を高める国民投票法改正案の修正要求をまとめ、自民党に提示した。
自民は大型連休明けの5月6日に回答する。両党が修正で合意できるかが焦点で、2018年から継続審議を繰り返してきた改正案の議論はヤマ場を迎える。
立憲は28日、党憲法調査会を衆院議員会館で開き、自民党と修正協議に入ることを了承。立憲がこれまで主張してきたCM規制や外国人寄付規制について、改正案の付則に「改正法施行後3年をめどに検討を加え、必要な法制上の措置を講ずる」と明記するよう要求することで一致した。
衆院憲法審査会野党筆頭幹事の山花郁夫氏(立憲)はこの後、与党筆頭幹事の新藤義孝氏(自民)に要求を伝達。新藤氏は検討する考えを示した。自民党幹部は協議レベルを幹事長間に格上げする可能性に言及した。
自民党は協議不調の場合でも5月6日に衆院憲法審で採決する構えを崩していないものの、1週間先延ばしし、その間に立憲と修正協議を進める案も水面下で出ている。
ただ、立憲側は付則に明記する文言に「施行後3年間はCM規制などの論議を優先する」との意味を込めている。改憲自体の議論を棚上げにする狙いが見え隠れすることから、協議が難航する可能性もある。(時事通信21年4月28日)』
『改正案の採決後、立民は衆院憲法審で、CM・資金規制に関する議論を優先するよう求める方針だ。
枝野幸男代表は28日の記者会見で、CM規制が規定されていない国民投票法は「欠陥法」だと主張。「レールが敷かれていないのにどういう列車を走らせるか議論しても意味がない」と述べ、投票法にCM規制を盛り込む再改正を行わない限り、憲法改正に向けた議論を本格化させるべきではないとの考えを示した。(産経新聞21年4月28日)』
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前段にも書いたのだが。mewが最も問題だと思うのは、憲法改正の国民投票という、まさに国民の主権に関わる法律の議論の中身が(議論をしていることさえ)、ほぼ全く主役であるはずの国民に伝わっていないことだ。(-"-)
憲法改正に賛成か反対か、人ぞれぞれ意見が違っても構わないのだけど。相当量の正しい情報を得られなければ、国民同士でまともな議論をしたり、自分で色々と考えて判断したりすることもできない。
安倍ー菅政権の8年間余り、どんどんと非民主主義的な独裁支配、数の力の政治&書類や情報、メディアの操作が行なわれるようになって、国民の政治への関心、参加意欲がかなり麻痺、or鈍磨してしまったように見えるのだけど。
安倍晋三氏&改憲推進勢力(維新や国民の一部もね)は、ここから本腰を入れて憲法改正に取り組む姿勢を見せているだけに(明日の記事で取り上げる予定)、コロナ禍で大変な時ではあるけど、国民の方もしっかり準備をしておく必要があると思うmewなのだった。(@_@。
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