【星野源さん&新垣結衣さんが結婚するそうで。2人のファン、特に「逃げ恥」ファンとしてはうれしい限り。(*^^)v祝 でも、2人が結婚で、続編を撮らなくなっちゃうとしたら残念。「夫婦を越えて♪」の続編希望。(@_@。
ちなみに、今シーズンは一番好きなドラマは「コタローはひとり暮らし」。前シーズンは漫画も好きな「おじさまと猫」にハマった。<初めは、あんなぬいぐるみを使ってドラマになるのか~と思ってたけど、見事になっていた!(・・)5月13日からBSテレ東で早くも再放送。"^_^"】
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愛知県知事リコール事件で、偽造の署名集めを行なった疑いで、愛知県警は19日、ついに署名活動団体「愛知100万人リコールの会」の事務局長で元県議の田中孝博氏(59)とその妻、次男、団体幹部の渡辺美智代氏の4人を地方自治法違反(署名偽造)の疑いで逮捕した。(**)
<ちなみに田中孝博氏は、21年2月まで「日本維新の会愛知5区支部長」。渡辺美智代氏は同支部の会計責任者。維新の吉村大阪知事も「リコールは簡単にはいかないと思いますが、応援してます」とツイートしたことがあるんだって。(・o・)>
田中孝博氏が事務局長を務める政治団体「お辞め下さい大村秀章愛知県知事 愛知1100万人リコールの会」(通称「愛知100万人リコールの会」)は、愛知県の大村知事の解職を求めて、43万人を超える署名を集めて提出したのだが。署名のうち80%以上のものが本人の署名ではない無効なものであると選挙管理委員会に判断。
田中氏らがアルバイトを雇い、関係のない名簿から(死亡者も含め)、名前を書き写させる形で偽の署名を集めていた疑いが濃厚となったことから逮捕されるに至った。(゚Д゚)
地方自治体では、住民の1/3の人数の署名があれば、解職するか否かの住民投票を行なう「解職請求」(リコール)という制度がある。これは、住民の力で首長を解職し得る、まさに重要な&民主主義的な権利だ。(++)
それゆえ、偽の署名を集めて、この権利を悪用する行為は、まさに民主主義を壊すような許されないものであるだけに、愛知県警はしっかり捜査して真相を解明して欲しいと思う。<訴訟時もそうだが、関係していた人のことも含め、全貌を明るみにして欲しい。>(・・)
逮捕された田中氏(高須氏が事務局長に任命)は、犯行理由を「高須氏に恥をかかせられない」と語っていたそうだが。大村知事の解職活動を先導し「リコールの会」の団体の会長となった高須克哉氏、名古屋の河村市長は、「偽署名集めのことは知らなかった」と発言。この団体のリコール活動に何人ものメンバーが関わっている「維新の会」も「同党とは関係ない」と言っている。_(。。)_
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そもそも、大村知事への解職請求がなされた背景には、このような経緯がある。
2019年、愛知県で行なわれた「あいちトリエンナーレ」に「表現の不自由展」なる企画コーナーが設けられていたのだが。そこには、通常時は表現しにくい天皇の写真を焼くかのような作品、慰安婦像のような作品が展示されていたため、名古屋市長の河村たかし氏をはじめ、(超)保守系の政治家や識者、ネトウヨなどから激しい批判が殺到。
展示中止を求める抗議活動が行なわれる中、一度はコーナーをお休みしたものの、大村知事は「表現の機会は奪えない」として、一回につき30人に限定しガイドツアー方式で展示を再開した。<mewは、この大村知事の姿勢を評価している。(・・)>
しかし、芸術祭の実行委員会会長お大村知事の言動(県の予算を愛国心に反する展示に使ったことも含む)を批判していた名古屋の河村市長や高須クリニックの高須克弥氏(美容外科)らが先頭に立ち、大村知事は辞任すべきだと主張。
20年6月に、2人が中心になって、政治団体「お辞め下さい大村秀章愛知県知事 愛知1100万人リコールの会」・以下「リコールの会」)が設立されることに。8月から、大村知事の解職を求める署名集めが始まったのである。(-"-)
『愛知県の大村秀章知事のリコール(解職請求)運動を巡る署名偽造事件で、県警は19日、署名活動団体「愛知100万人リコールの会」の事務局長で元県議の田中孝博容疑者(59)(愛知県稲沢市)ら4人を地方自治法違反(署名偽造)の疑いで逮捕した。
ほかに逮捕されたのは、田中容疑者の妻なおみ容疑者(58)(同)と次男雅人容疑者(28)(名古屋市)、署名活動団体幹部の渡辺美智代容疑者(54)(同)。
発表などによると、田中容疑者らは昨年10月、名古屋市の広告関連会社に依頼し、佐賀市内でアルバイトを使って、リコール運動の署名簿に有権者の住所や氏名を書き写させて、署名を偽造した疑い。
県警は4人の認否を明らかにしていないが、署名活動の中心人物だった田中容疑者が偽造を主導したとみている。田中容疑者は今月上旬、読売新聞の取材に対し、「広告関連会社に人集めは依頼したが、偽造は指示していない」と関与を否定していた。
署名活動団体は昨年11月、約43万5000人分の署名簿を市区町村の選挙管理委員会に提出したが、運動の参加者の一部から不正を訴える声が上がり、県選管が調査。その結果、全体の8割超にあたる約36万2000人分について、不正が疑われる無効な署名だったことが判明。県選管は今年2月、県警に地方自治法違反容疑で告発していた。
無効とされた署名の9割は筆跡から複数の同じ人物が書いたとみられ、酷似した指印が押されたものや選挙人名簿に登録がない名前も多数見つかった。また、少なくとも8000人分は、既に死亡した人物の名前が書かれていた。
署名活動は、美容外科医の高須克弥氏(76)らが主導。名古屋市の河村たかし市長も「応援団」を名乗り、高須氏らと街頭に立って署名協力を呼びかけていた。
◆リコール(解職請求)運動を巡る署名偽造事件=2019年の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」の企画展の展示内容について、美容外科医の高須克弥氏らが問題視。実行委員会会長だった大村秀章愛知県知事の解職の賛否を問う住民投票の実施を求め、20年8月に署名活動を始めたが、偽造が疑われる大量の無効署名が見つかった。(読売新聞21年5月19日)』
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『大村秀章・愛知県知事に対するリコールのきっかけになったのは、2019年8月に開幕した国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」だ。昭和天皇を含む肖像群が燃える映像作品や、慰安婦を表現した少女像などに抗議が殺到。河村たかし名古屋市長も、「日本人の心を踏みにじる」などと強く批判した。
企画展は3日間で中止に。河村氏は「血税でやるのはいかん」と、芸術祭実行委員会の会長を務めた大村氏にも矛先を向けた。大村氏は「表現の自由」を掲げ、展示の可否を公権力が判断することは「検閲になる」と反論。実行委のメンバーでもある名古屋市が負担金を払わなかったことで、県側が市を提訴する事態に発展した。
「県民の税金を、県民の喜ばない方向に使っている」。リコール署名を集めた初日の昨年8月25日、運動団体の会長を務めた美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長は、愛知県庁前でこう訴えた。(朝日新聞21年5月19日)』
田中氏は、「高須先生に恥をかかすわけにはいかない」と。高須氏は、署名偽造は知らなかったが、「田中氏を見捨てない」と話している。
『田中孝博容疑者(59)は逮捕前、毎日新聞の取材に「広告関連会社に署名収集は依頼したが、偽造は依頼していない」と関与を否定。一方で「事務局長として(偽造された署名を提出した)責任はある。逮捕されるのは間違いない」と語っていた。
また、リコールの会会長の高須氏が署名期間中、「(リコール成立の)可能性が見えてきた」とSNS(ネット交流サービス)に投稿したことから「高須先生に恥をかかすわけにはいかないと思った」と話した。(毎日新聞21年5月19日)』
『美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長は田中容疑者らの逮捕を受け、本紙に「真実が明らかになるのを見守りたい。捜査には全面的に協力する」と語った。署名偽造について「全く知らなかった」と改めて関与を否定したうえで「偽造したとすれば彼のやったことに怒りを感じるが、自分が任命した事務局長を見捨てるようなことはしない。全責任は会長の私にある」と話した。(東京新聞21年5月19日)』
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河村市長は、何だか他人事のような言い草。維新も距離を置こうとしている。
『運動を支援した名古屋市の河村たかし市長は、同市東区の事務所前で報道陣に対し「逮捕は予想通り。これで全容が明らかになり、(自身の)関与がなかったことがはっきりする」と述べた。署名集めに協力した人や市民に対し「犯罪に気づけなかったことは申し訳ないし、情けない」と謝罪した。(同上)』
『(維新の会の)の馬場伸幸幹事長は19日、国会内での記者会見で「非常に遺憾である。おわびを申し上げたい」と陳謝した。
馬場氏は、田中容疑者からリコール運動への参加を相談された際、「日本維新の会として協力、参加するつもりはない。協力するということであれば、一個人という立場で参加してください」と応じたと明かした。田中容疑者は問題発覚後の2月、公認を辞退した。すでに離党しているため、この件での処分は考えていないという。
リコール運動をめぐっては、大阪維新の会で代表を務める吉村洋文・大阪府知事もツイッターで「リコールは簡単にはいかないと思いますが、応援してます」などと投稿したことがある。ただ、馬場氏は「(吉村氏が)リコール運動に何かしらの大きな影響を与えたかといえば、そうではない」との見方を示した。(朝日新聞21年5月19日)』
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偽の署名によって解職請求をされそうになった大村知事は、この活動を主導していた河村市長や高須克也氏の責任を問うた。(++)
『リコールの対象とされた大村秀章知事は取材に「捜査当局には事件の全容解明と関係者の厳正な処断をお願いしたい」と期待。さらに「河村氏と高須氏が(リコール運動の)首謀者。人ごとのような言い逃れは通用しない。河村氏はすべて事実を明らかにして責任を取るべきだ」と強調した。(東京新聞21年5月19日)』
果たして愛知の県民や名古屋市民は、ひいては日本の国民は、この件をどう受け止めるのだろうか?(・・) <河村市長は先月、市長選に再選しちゃったばかりなんだよね~。^^;>
改めて、この問題の全容が解明されることを願うと共に、今後の様々な選挙に備えて、この民主主義、表現の自由に砂をかけるような行為に、どんな政党や人々が関わっていたのか、是非、覚えて欲しいと思うmewなのだった。(@_@。
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