【昨日、大井競馬場で南関の東京ダービーが行なわれ、1番人気のアランバローズwith左海が優勝した。(*^^)v祝 同馬は昨年5月にデビューしてから全日本優駿まで5連勝。休養後の京浜盃で9位、羽田盃2位で「あれれ?3歳時はダメなの?」心配されたのだけど。本番はしっかりと逃げ切って、さすがという感じです。(・・)<ただ、2、3着に12,10番人気がはいって馬券は大荒れ。(時間がなくて買えず。ラッキー?)>
そして、大井のレジェンド・64歳の的場さまは、残念ながら、今年も10位とダービーがとれず。(ノ_-。) また1年、頑張っていただきましょう!o(^-^)o(今年こそ可能性のある2歳馬を託してちょ!)】
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菅首相は、G7サミットに初めて出席するため、今日10日から14日まで英国に行く。(・・)
今回のサミットでは、コロナ&経済の対策、中ロ対策などが主に協議される予定なのだが。菅首相としては、ここで6カ国の首脳に「五輪開催支持」のお墨付きを得て、帰国後の開催準備につなげたいようだ。^^;
さて、昨日9日には菅政権に代わって初の党首討論が行なわれたのだけど・・・。
菅首相は、立民党の枝野代表や共産党の志位委員長が「緊急事態宣言の解除基準」「五輪の開催意義」などをきいても、全く質問からズレた話を長々とするだけ。ほとんどの質問に対して、案の定、正面から答えようとせず、野党から「ゼロ回答」だという声も出ていた。(-_-;)
菅首相は、立民党の質問時間は30分しかないのに、安倍前首相以上に、延々ときいていないことを話して、時間を消費する「逃げ恥」のような策を展開。
枝野代表が、緊急事態宣言解除の基準についてきいているのに、突然「私自身の新型コロナに対しての考え方を述べます」と言って、大半はワクチンに関する自画自賛をダラダラと原稿読み。また、五輪に関する質問では、自分の子供時代に五輪を見た思い出(東洋の魔女、アベベ、ヘーシンクとか)を語り始めちゃったりもして・・・。(~_~;)
時間ははかっていないけど、30分のうち20分以上、菅首相がほとん注目すべき点&中身のないことを話しているような感じを受けて、正直なところ、かなりイライラさせられた。_(。。)_
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菅首相が話したことで、わずかながら注目すべき点があるとしたら、1・ワクチンを切り札だ&10~11月に国民の希望者全員へのワクチン接種を実現したいと言ったこと、2・10月に(解散はせず)衆院任期満了による選挙を行なう可能性を否定しなかったことだろうか。(・・)
<2つめは、維新の片山代表の「解散ではなく、任期満了の選挙をしては」との提案に、「コロナ対策を優先したい」と答えたもの。「よ党」維新は、官邸や自民党がオモテで言いにくいことを代わりに言ってあげる役目を担うことがある。^^;>
つまり、菅首相は、五輪開催を中止するつもりは全くないと。そして、五輪パラを強行しながら、6月以降も切り札であるワクチン接種も強引にどんどん増やし、国民に実行力をアピールし、総裁選、衆院選を迎えるつもりではないかと察する。(~_~;)
ただ、この辺りは、改めて書きたいが。菅首相の肝いりの自衛隊による大規模接種は、2クールめにして、予約が割程度しか埋まらず。1クールめも4千件以上の無断キャンセルがあったことがわかっているし。企業、大学などの活用も、すぐに実行できるのは一部に過ぎないようで。菅首相が考えているほど、ワクチン接種が早く進むとは思えない部分がある。_(。。)_
<菅首相は「昨日は100万件を超えて来た」と、1日100万件接種の目標を達成したかのように豪語していたけど、それも間違えみたいだし~。(後述)^^;>
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『今日もかみ合わなかった
今日の討論でもコロナについて枝野氏が、早すぎる緊急事態の解除がリバウンドを招くと、持論の「ゼロコロナ」を主張したのに対し、菅氏は「世界中でロックダウンしているが収束できなかった」と反論した上で、「ワクチンこそ切り札だ。昨日は100万人が打った」と局面が変わったことを強調した。
東京五輪についても枝野氏が「最大のリスクは五輪開催による感染拡大だ」と中止を求めたのに対し、菅氏は「国民の命を守れないならやらないのは当然」と答えただけで、その後は話を変え、57年前の東京五輪を高校生の自分が見て、東洋の魔女の回転レシーブや柔道のヘーシンクの立派な態度などに感動し、これを今の子どもたちにも見てほしいと語った。(FNN21年6月9日)』
『菅首相、五輪もコロナもゼロ回答 無関係の思い出話にしらけ切った党首討論
菅義偉首相VS野党4党代表による「党首討論」が9日、行われた。菅首相は東京五輪・パラリンピック開催、新型コロナ対策の補正予算、国会の会期延長など、すべてゼロ回答だった。議論とは直接関係しない1964年の東京五輪の思い出を語るなど、終始しらけた党首討論となった。これを受け、立憲民主党の枝野幸男代表は会見で、内閣不信任決議案決議案の提出を、野党党首会談を開催して協議するとした。
注目の党首討論は盛り上がるどころか、しらけ切っていた。菅首相は、五輪開催の強硬姿勢を崩さず、立民の枝野代表から五輪を契機とした感染拡大の懸念を指摘されたが、お決まりの「安心安全な大会」を繰り返す。さらに、本題と関係ない前回東京大会の思い出を振り返り、「当時、高校生でしたけど、いまだに鮮明に記憶している」と、女子バレーボール東洋の魔女の回転レシーブなど、延々3分も語り倒して、野党から批判が飛ぶ。枝野氏は「残念ながら57年前の思い出話は分かりましたが、あの時は平時のオリンピックだった」と切り捨てた。
さらに、菅首相は五輪開催、補正予算案、16日に会期末となる国会会期の延長という重要課題は、いずれもゼロ回答だった。共産党の志位和夫委員長から「国民に長期間の我慢を強いながら、そうまでして開催しなければいけない理由を」と重ねて追及され、「国民の命と安全を守るのは私の責務。そうでなければできないと、申し上げているじゃないですか」と気色ばんだが、理由は最後まで答えずじまいだった。
党首討論を終えた枝野氏は、論戦に応じない菅首相の姿勢に枝野氏は「国民の命と暮らしを守る政府をつくるためには政権を代えるしかない」と、今後は野党党首会談を開催し、内閣不信任決議案について協議することを明らかにした。菅首相の後ろ盾である自民党の二階俊博幹事長は、内閣不信任決議案の提出されたら「ただちに衆院解散総選挙の決意は変わらない」と明言している。2年ぶり党首討論のデビューを果たした菅首相。その冷め切った討論が、逆に熱い政局への引き金となる気配が漂ってきた。【大上悟】(日刊スポーツ21年6月9日)』
<ちなみに、自民党の二階幹事長は8日、「覚悟を持って不信任案を出される場合は、どうぞひとつ、そういうお気持ちで対応して頂きたい。直ちに解散します」と野党をけん制していたのだが。本人も以前に言っていたように「解散の権限は首相の専権事項」であって。幹事長が「ただちに解散します」と言うこと自体、おかしいし。今、解散したら、勝ち目はないだろう。^^;
・・・いいですよ。都議選と一緒に衆院選をやってくれても。国民は呆れるだろうし。自民党の議席もかなり減ると思うけど。^^;>
尚、菅首相が党首討論でコロナのワクチンに関して、1日100万件を達成したかのように豪語していたのだが。それはどうも正確な話ではないようだ。(-"-)
『「1日100万回」目標達成? 菅首相、ワクチン接種で勇み足か 新型コロナ
菅義偉首相は9日の党首討論で、新型コロナウイルスのワクチン接種をめぐり、自ら目標に掲げる「1日100万回」を達成したと表明した。
ただ、集計のシステム上、1日当たりの接種回数をリアルタイムで把握するのは難しく、首相発言は「勇み足」と言えそうだ。
首相官邸のホームページ(HP)によると、8日時点の医療従事者と高齢者に対する接種の累計は約1937万回となり、前日比で約102万回増えた。これを踏まえ、首相は「きのうは100万回を超えてきた」と明言した。
これに関し、首相は「毎日、過去の(報告分)が上がってくるからどこで100万回というのは分からない」と認めつつ、「(累計の増加分が)正式に超えたからそう申し上げた」と説明。「私自身が予想したよりはるかに速いペースだ」と評価した。首相官邸で記者団の質問に答えた。
政府は、各自治体がシステムに登録した接種回数を公表している。これに関し、加藤勝信官房長官は9日の記者会見で「接種記録を後日まとめて入力する自治体もあり、公表日以前の接種回数も含まれる」と指摘。増加分が厳密には「1日100万回」を示す数字ではないと説明した。
実際、官邸HPで8日の接種回数を見ると、医療従事者と高齢者の合計は約64万回にとどまる。政府高官は「1日単位で正確な数字を把握するには時間がかかる」と釈明した。(時事通信21年6月9日)』
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また、菅首相は五輪の安全対策に関して「海外メディアについてもGPSなどを使った徹底的な管理をする」と指摘していたのだが。玉木氏に疑問を呈されて、あれあれという感じに。^^;<1日100万件のことも含めて、きちんとした情報がはいっていないのかも。>
『東京五輪取材のために来日する海外メディアについてGPSで行動管理すると言われていたが、訪日外国人向けの73億円のアプリからはGPSを取ったのではないか、という質問について、菅総理は「GPSで管理できると報告を受けている、確認したい。」と述べるに留まりました。政府内で意見が食い違う状況に、玉木代表からは「しっかりと確認をして下さい」と厳しい追及がありました。(yahoo/大濱崎卓真(21年6月9日)』
最も党首討論の場がなごんだのは、維新の片山代表との、このやりとりだったかも知れない。(~_~;) <これも自分たちが言いにくいことを、言ってもらったのかな?>
『東京五輪に関して、片山共同代表からは「開催都市は東京都なのだから、もっと小池都知事が全面に立って、菅総理は後ろなのでは」と問われたのに対し、菅総理からは「まさに私が言って欲しいことを仰って頂いた」と述べ、この合同審査会中初めて議場が笑いに包まれました。(同上)』
この党首討論でも、五輪開催について「IOC,IPC、組織委員会などで方向性を決めることとなっていますから、その中で決めていくことと承知しています」と語っており、あくまでも自分は権限がないことをアピールしてたりして・・・。
開催権限がどうであれ、安倍ー菅官邸が、東京五輪の招致や開催に強く関わって来たのは明白なわけで。<うまく行った時は、自分の功績にしようと思っているくせに。>
どうか五輪開催で問題が起きた時に、菅首相が責任逃れをしないように、国民の皆さんには、しっかりとウォッチしておいて欲しいと思うmewなのだった。(@_@。
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