【先週行なわれたJRA安田記念は、8番人気のダノンキングリーwith川田が優勝した。(*^^)v祝<GI・ガチの1番人気じゃなき気楽に乗れる川田はコワイ?^^;>
1番人気のグランアレグリアwithルメールは、囲まれてたこともあり、終盤でもたついた感じ。最後は32.9の末脚で追い込んで来たものの、アタマ差で負けてしまった。3着にNHKマイルで勝った3歳馬・シュネルマイスターが。安田記念はマイル路線でかなりの古馬メンバーが集まるので、過去20年、Rインパクト以外、3歳馬は5着までに来ていないのだが。ここで来るということは、かなり力があるのかもです。(・・)】
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初のG7サミット(英国)に出席している菅首相は、11日夜、五輪開催への意欲を表明。各国首脳に、選手団の派遣を呼びかけた。(・o・)
菅首相は、サミットでG7首脳から五輪開催への支持を得たことで「お墨付きをいただいた」ものとして、帰国後、どんどんと五輪開催の準備を進めるつもりでいる。^^;
<日本政府は、サミットの合意文書に五輪開催への支持、期待を示す文を盛り込みたいと考え、ウラで奮闘中だとか。・・・20日に緊急事態宣言を解除した後、五輪開催決定に言及する可能性がある。>
IOCも日本政府や組織委も、早い段階から「五輪を開催する」と決めてはいたのだが。今週15日には、IOCにコーツ調整委員長らが開催の打ち合わせのため来日するのだが。そうなれば、もはや後戻りできない状況に。(-_-)
率直な話、現実的に見て、2020東京五輪は(それこそアルマゲドンでもない限り)、開催される可能性が極めて高いだろう。(@@)
東京その他でPVの準備をしていたのも、6月にはいって五輪出場予定の選手にワクチンを打ったのも。都庁の展望台で、五輪スタッフにワクチン接種をを行なうことに決まったのも。五輪開催を前提にしてのことだ。(-_-)
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IOCや日本政府、組織委、東京都は、ここから開催を前提にして、今度は「観客を入れるか否か」「入れるとしたらどのくらいの規模にするか」協議をが行なう予定なのだが。どうやら、彼らは既に制限つきながらも観客を入れる方向で話を進めている様子。<コーツ氏も先週、それを予告するように「私も選手も観客が見たい」とか公言してたし~。(-"-)>
でも、mewは、スポーツファンとしては残念ではあるけど・・・。もし五輪開催を強行する場合、選手やスタッフだけでなく、一般国民の間での感染拡大防止を考えて(&それを強く懸念している人や五輪開催を反対していた人にも配慮して)、観客を入れるべきではないと思うのだ!<あと後述するように、五輪開催の責任の所在をはっきり示して欲しい。(**)>
<このコロナ禍の下、「五輪を開催する」だけでも大きな譲歩だし、感染がリスクが高まるというのに。「観客も入れよう」、「聖火リレーやPVで盛り上げよう」とかまでやるのは、自分勝手過ぎるでしょ~。(`´)>
日本政府は完全に国民をナメている感じで。どうせ国民は、五輪を開催して観客を入れても、始まってしまえば盛り上がって、すべてを容認すると。うまく行けば、菅内閣を評価するかもとさえ考えているかも知れない。(ーー)
おそらく今週中にも、分科会の尾身会長ら専門家が、何とか開催中に感染を拡大させないように、五輪の無観客または厳しく観客数を制限することや市中の人々の行動制限などに関して、提言する予定なので、そちらも頑張って欲しいところ。
でも、ここはIOCや日本政府、大会関係者に好き勝手させないように、国民の力で、しっかりと「五輪開催するなら無観客に!」という要求を強くアピールすべきだと思うし。また尾身氏ら専門家の提言を後押しできたらと思う。(++)
『首相、サミットで五輪開催の決意「最高の競技を」…各国に「強力な選手団」の派遣呼びかけ
【コーンウォール=藤原健作】菅首相は11日午後(日本時間11日深夜)、先進7か国首脳会議(G7サミット)の討議で、各国首脳に今夏の東京五輪・パラリンピックへの選手団の派遣を要請した。開催に向けた決意も改めて表明した。
首相は、「安全安心な大会の開催に向けて、万全な感染対策を講じて準備を進める」と強調。その上で、「世界のトップ選手が最高の競技を繰り広げることを期待している。強力な選手団を派遣してほしい」と呼びかけた。
大会の意義について、「世界が新型コロナウイルスという大きな困難に直面する今だからこそ、世界が団結し、人類の努力と英知によって難局を乗り越えていけることを日本から世界に発信したい」と語った。
日本政府によると、首脳の一人は「全員の賛意を代表して東京大会の成功を確信している」と述べ、支持する意向を示した。(読売新聞21年6月11日)』
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『5000人超も視野、政府が描く有観客シナリオ 高官「五輪危ないは感情論」
(前略)「5千人はいける。もっと入れることも検討中」
「プロ野球だって全国から人が集まる。五輪と一体、何が違うのか」。6月に入り、官邸関係者の間には国内のスポーツイベントと五輪を同列視する発言が急に目立つようになった。つまり、東京大会だけを縛るような特別な観客規制は必要ないことを意味する。
現在、プロ野球やJリーグなどの観客数は、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の対象地域で「上限5千人か、収容定員の50%以内の少ない方」などとなっている。これらの規制は、宣言発出地域などでは6月20日などその期限まで、それ以外の地域は6月末までで切れる。
そこで、最近の全国的な新規感染者数の減少やワクチン接種の加速、宣言解除の方向性といった有利な材料を前提に、世論と専門家の理解を得ながら、東京大会期間中を含む7月以降の有観客規制を決めようというのが政府の戦略だ。ウイルス「第4波」が猛威を振るっていた時期には「五輪の無観客開催」に相当傾いた政府だが、現状は「5千人はいける。もっと入れることも検討中」(官邸筋)とのムードとされる。
「雰囲気なんて勝手にできあがるもんなんですよ」
(略)東京大会について、首相は党首討論などで「国民の命と健康を守ることが開催の大前提」と繰り返し、政府高官は「観客上限も決まっていないのに、どのような根拠やデータを基に『危ない』と言えるのか。感情論にすぎない」と専門家をたしなめる。最終決断の時が近づく中、「(五輪の)雰囲気なんて勝手にできあがるもんなんですよ」(官邸筋)との声もある。(久知邦)(西日本新聞21年6月11日)』
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また、IOCのコーツ委員長(副会長?)などの幹部が、今週15日に来日し、7月23日の開幕まで日本に滞在して最終準備にかかわると発表されたのだが。
コーツ氏は、早くもこんな話をしているという。(-"-)
『IOCのコーツ副会長はオーストラリア・シドニーで記者団の取材に応じ、「私も選手たちも観客を見たいと思う」と語った。
日本のスポーツイベントが有観客で行われていることを強調し、「日本政府が決めることだが、(観客数は)会場ごとに異なると思う。全て同じ割合ではないだろう」とも話し、東京五輪では会場別の上限を設定するとの見解を示した。(スポニチ21年6月12日)』
五輪組織委も妙なデータを出して来て、観客を入れることに問題がないとアピールしようとしているのだけど。全く説得力がない感じ。(~_~;)
『組織委 有観客五輪へ自信のデータ提示「観客人流は夏休みで減少する通学人流より少ない」
デイリースポーツ東京五輪・パラリンピック組織委員会は11日、新型コロナウイルス対策についての専門家会議の第3回会合を開催し、有観客に向けた自信のデータを公開した。
観戦については東大医科学研究所のシミュレーション結果として、五輪開会式において、換気、マスク、手洗い等の対策を行った場合、「対策なしと比べて、感染リスクを99%低減可能」とし、産業総合研究所のJリーグなどでの調査結果として、試合中の観客のマスク着用率平均95%で、座席間隔の確保、マスク着用、消毒、手洗いの対策実施により、「感染リスクが94%削減される」とした。
観戦に伴う人流については、全競技会場の最大収容人数に対し、現在の販売済み分は42%とし、7月31日のピーク時で観客による人流は22・5万人。都の昼間流入人口や、敢行・出張などの都外流入全体と比べると、観客の占める割合は1割以下、定常人口を加えて考えると1%強とした。「オリパラ観客による人流の増加は夏休み期間で減少すると見込まれる通学者の人流よりも少ない」と、まとめた。(デイリースポーツ21年6月11日・・・敢行は観光の誤りか?)』
いやいや。そもそもオリパラの観客と通学者を同列に見るのが間違えでしょ~。
たぶん尾身会長なども警告するのではないかと思うけど。オリパラの観客は、単なる通学者とは違って、家族や友人などとスポーツ観戦(ある種のイベント参加)を行なう分、一緒にいる人の数も構成も、動き方も違うわけで。全体的な人数だけでは、人流の影響を考えることはできないのだ。(・・)
それに、会場によっては、部分的に混み合って、密になる場所もあるだろうし。<スポーツや競馬の観戦も、かなり密になって不安になるような時もあるときいた。>試合が終わった後、帰りに打ち上げやお祝い気分で飲食をする人も多いだろう。
興奮すれば、通常より騒いでしまうケースも少なくないだろうし。観戦やその前後の感染リスクは、通学者よりはるかに大きいに違いない。
さらに、彼らが作り出す五輪ムードが、一般人の警戒を緩ませることも懸念されている。(~_~;)
<まさかだけど。ワールドカップの時みたいに、五輪観戦カフェとかバーとかがアチコチにできて、ワイワイやらないでしょ~ね~。(・o・) >
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mewは何より、もし東京五輪・パラを開催する気があるなら、もし何かコロナ感染の問題が起きた時に、日本側で、誰が五輪開催の責任をとるのか、はっきりさせておくべきだと思う。(**)
五輪の開催によって、選手やスタッフが感染したらor国民の間で感染拡大したら、一体、誰が責任をとるのか。「私(or私たち)が五輪を開催すると最終的に決めた。何かあったら責任をとる」「私が観客を入れると最終的に決めた。その責任はとる」と明言する人が必要だと思うのだ。
そのような言葉がないまま、何とな~く五輪開催を決めてしまうのは、あまりにもヒキョ~かつ無責任な行為であって、国民も納得が行かないと思うし。実際、何かあった場合も、責任を押し付けあうことになって、目の前の問題を解決することがさえ難しくなるだろう。(-"-)
菅首相は、先週の党首討論で、小池都知事がオモテに出るべきだという見解に(嬉しそうに)賛同しながらも、「私も逃げる気はありません」と明言していたのであるが。果たして、五輪開催決定やその責任を自らのクチで発表するのか。「首相は五輪開催に関する権限はないから」と逃げて、小池都知事や橋本五輪組織委会長に譲る(=責任を押し付けるのか)、その辺りにも注目したいと思うmewなのだった。(@_@。
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