【男子テニスのノベンティOP・・・57位の錦織圭は2回戦で、20歳の新鋭・52位のコルダ(米)と対戦。2時間40分の激戦の末、6-2,3-6,5-7で敗れてしまった。<ズベレフが負けたので、チャンスだったのに~。^^;>
本人は「勝てた試合を逃すのはもったいない。感触は悪くない」と前向きだった様子。ただ、全仏で酷使した影響もあってか、2~3週間前から右手首に不安があるとのこと。全英までに回復しますように。o(^-^)o
尚、現段階で、女子は大坂なおみ、男子は西岡良仁、錦織圭が東京五輪の出場資格を得ている。<錦織はマクワラン勉と組んでダブルスにも出場予定。>
とはいえ、錦織は「今はこういう状況なので、ニュース見ている限りはやるんでしょうけど、まだちょっと100パーセント前向きではないです。『どうなるんだろう』というのが頭の中にある」とまだ様子見モードのようだ。^^;
余談だが、昨年結婚した妻・舞さんが妊娠してからの変化についてきかれ、「僕自身が痛みとかがない分どうしてもやっぱりお母さんには実感としては負けます。ただちゃんとしないといけないなっていうところはあります・・・1日に何時間もゲームをする人生が終わるのだなっていうのはありますね」と答えていたのには笑った。<錦織はヒマさえあれば、ゲームが動画ウォッチングをしているので。>錦織らしい答えだけど。もう31歳なので、もう少しオトナに&いいパパになろうね。"^_^"】
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さて、菅内閣は17日、東京、大阪など10都道府県に出していた緊急事態宣言を解除。(沖縄は除く。)東京五輪モード、しかも1万人有観客もおOKの五輪モードに突入しようとしている。(@@)
しかし、東京は昨日も新規感染者数が452人で、2日連続で前週の同じ曜日を上回っており、今週で底打ちをして、またリバウンドする可能性が出て来た。(-"-)
しかも、東京は、入院、療養者の数なども含め、ほとんどステージ3で決して安心できない状況なので、16日には厚労省の専門家会議も、五輪を行なった場合に、また1日に1000人以上の感染者が出て、医療が逼迫する可能性があることなど、警戒すべき点をいくつも挙げていたし。17日の分科会でも東京の宣言を解除することにはかなり異論が出ていたとのこと。
でも、政府は、条件付ながら、東京の緊急事態宣言の解除を押し通したという。。^^;
<大阪や北海道なんかも、関せ者は減ったものの、まだステージ4の分野がいくつか残っているのに解除しちゃって大丈夫なのかな。それに、昨日、大阪で死亡した4人のうち1人は、20代女性だったとのこと。今後、変異株が拡大して、若い人の重症化、死亡が増えることが懸念される。(-_-;)>
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また、五輪を観客をどうするかについては、今のところ、21日に、政府・東京都・五輪組織委とIOC、IPCの五者協議を行なって決める予定なのだけど。昨日の記事にも書いたように、日本政府+αは、やはり1万人の観客入場を強引に実現させるつもりでいる様子。
16日には、IOCのデフランツ副会長が、「直接、日本の組織委員会と話をしていないが、上限人数は1万人になると思う」と発言。<じゃあ、組織委ではなくて、JOCと話したのかな。^^;>
17日には、ついに組織委の橋本聖子会長も、大会時の観客数について上限を1万人とする方向で検討していると明らかにしたとのこと。
さらに菅首相も会見で、「大会の人数上限はこうしたルール(政府のイベント入場者数の基準)を基本として決定される」と述べたという。(-_-;)
もしかして、日本の国民or都民は、1万人の有観客で東京五輪が開催されることを、このまま大きな抵抗も示さずに、実質的に容認してしまうのだろうか?_(。。)_
菅首相は17日夜、北海道、東京都、愛知、京都、大阪、兵庫、岡山、広島、福岡に出されている緊急事態宣言を解除すると発表した。<沖縄はステージ4が多く医療も逼迫していることから、地元の要請もあり、来月11日まで期限を延長した。>
尚、北海道、東京都、愛知、京都、大阪、兵庫、福岡については「まん延防止等重点措置」に移行。期限は先に「まん防」の対象になっていた埼玉、千葉、神奈川とともに来月11日までとなる。(・・) <尚、酒提供などの条件は次回以降に改めて。>
ただ、五輪を開催する予定の東京の緊急事態宣言を解除するかどうか、専門家の間でも、かなり議論が行なわれたようだ。(~_~;)
実は、16日に行なわれた厚労省の専門家会議でも、東京の感染者増加が懸念されていたのだ。
『16日朝、開かれた厚生労働省の専門家会議の冒頭、田村厚労相は、「東京もですね、やはり人流が非常に増えている。もう来週あたりは(感染者数が)どうも下げ止まる状況が出てくるのではないかと」と人流の増加に危機感を示しました。
厚労省アドバイザリーボード・脇田隆字座長も「問題は東京ですけども、(年代別に見ると)20代ですでにリバウンドしてきている状態が、見られますので、このまま人流の増加傾向が続くと、リバウンドが強く懸念される」と発言しました。
会議では、さらに、「オリンピック期間中、(7月後半から8月後半に)東京の1日の感染者が1000人をこえ、再び緊急事態宣言が必要になる可能性がある」とする試算も示されました。
脇田座長は「五輪で人流が増えれば、影響するだろうという結果、人流を抑える。それからデルタ(インド)株への置き換わりもなるべく抑えるという対策をしていかなければいけない」と指摘しました。(NNN21年6月16日)』
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17日に行なわれた分科会でも、東京の宣言解除には異論が少なからずあったという。
『政府の基本的対処方針分科会の尾身茂会長は17日、記者会見し、沖縄県を除く9都道府県について緊急事態宣言を解除することを了承した同日の分科会で、東京都の宣言解除をめぐり議論があったことを明かした。複数のメンバーから解除に否定的な意見が上がったという。
尾身会長は会見で、「(東京には)感染のレベルを上げる要素がたくさんある」と指摘。人流が増加していること、(感染者数が)一定の数よりも下に落ちない状態にあること、夏休みお盆を控えていることなどを挙げた。そして、「緊急事態宣言を解除してもすぐにまたリバウンドするので、もうしばらく宣言をした方がいいと言う意見があった」と述べた。
最終的には分科会側が(1)政府がステイホームの要請だけでなく具体的な方針を決めて予算を付けて実行すること(2)リバウンドが起きそうになったら医療がひっ迫する間に強い対策を打つこと(3)クラスターが起きやすい対象者に対するワクチンの戦略的な接種を行うこと――などの条件を付けたうえで東京の解除を了承したという。(THE PAGE21年6月17日)』
政府が、分科会から条件をつけられながらも、ど~しても東京の緊急事態宣言を解除したかったのは、五輪の観客入場の話を早く決めたかったからにほかならない。(~_~;)
21日には(東京の宣言が解除される翌日にすぐ)、政府、東京都、五輪組織委員会、IOC(国際オリンピック委員会)、IPC(国際パラリンピック委員会)の代表者による5者協議が行なわれる予定。そこで、観客を入れるか否か、入れる場合に人数を何人までに制限するか決めるというのであるが・・・。
正直なところ、もう答えは「会場の50%以下かつ1万人以下」に決まっていると言っていいだろう。<尚、各会場には一般の観客以外に五輪関係者も入場・観戦できるので、実際の観客はもっと多くなるという。(-_-;)>
16~17日にかけて、IOC副会長、五輪組織委の橋本会長、そして菅首相が、もうあたかも決まった話であるように(実際、水面下で決まっているだろうけど)、観客を最大1万人
入れることを公言していた。(++)
『フジテレビ系「バイキングMORE」17日の放送で、インタビューに応じた国際オリンピック委員会(IOC)アニタ・デフランツ副会長が「東京五輪の観客入場の上限は1万人になるだろう」と発言したことを紹介した。(略)
大会期間中に緊急事態宣言が再発令された場合の対応について「選手や関係者、日本人にとってどちらの安全も確保できる方法を選ぶ。目標は誰も傷つけないこと。そのための準備もしているし、自信もある」とした。
観客数については「直接日本の組織委員会とは話をしていないが、上限人数は1万人になると思う。観客も歴史をつくる一員となる。観客がゼロではない可能性が出てきて本当にうれしい」・・・』と語ったという。(中日スポーツ21年6月17日)』
『東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長は17日、産経新聞の単独インタビューに応じ、大会時の観客数について上限を1万人とする方向で検討していると明らかにした。(略)
政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会は16日、緊急事態宣言と蔓延防止等重点措置の解除後1カ月程度の経過措置として、スポーツなどの大規模イベントでは定員の50%以内であれば1万人を上限とするとの政府案を了承した。
橋本氏は「(今回示された上限規制も)無観客とはうたっていない」と強調。「有観客にしてほしい。それで5者協議に向かいたい」と明言した。(産経新聞21年6月17日)』
『菅義偉首相は17日の記者会見で、来月開幕の東京五輪・パラリンピック大会について、国内観客を入れて開催する意向を表明した。新型コロナウイルス感染対策として東京や神奈川、北海道などの大規模イベントの参加人数を最大1万人とする政府方針に触れ「大会の人数上限はこうしたルールを基本として決定される」と述べた。(共同通信21年6月17日)』
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mewは、尾身会長らが早めに専門家の立場から「五輪は無観客にすべき」という提言を公表して、政府など5者が簡単に観客の話を決められないようにけん制することを期待していたのだけど。
尾身会長は昨日の会見でも、20日までに提言を行なうと言っていたものの、もう遅いかも~。(ノ_-。)
<逆に言えば、上の3人はそれを意識して、敢えて尾身氏ら提言を出すより先に(16~17日に)次々と「1万人の観客を入れる」という発言が行なったのかもね。>
それに、国民もメディア(ネット含む)も、何か五輪の開催や観客入場にさして抵抗を示さないところを見ると、ここから菅内閣やIOCなどのやりたい放題になるのではないかと、強く危惧しているmewなのである。_(。。)_
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