【29日の東京五輪・・・男子テニスの錦織圭は、準々決勝でジョコに完敗。でも、自分でも五輪でのテニス内容に少し自信が持てた様子。全米に向けて前進を!(・・)
体操女子の村上茉愛は、個人総合で史上最高の5位に。目標のメダルをとれなかったのは残念だったと思うけど。ここまでよく頑張ってくれたと思う。種目別の床に期待。
卓球の伊藤美誠。準決勝で中国選手に完敗。3位決定戦で勝って、女子初のメダルをとったものの悔し涙が先行し、ほとんど笑顔が見られなかった。団体でリベンジを。
水泳の男子200個メ準決勝では、瀬戸大也が3位、萩野6位にはいって、2人で決勝進出。萩野が「大也と一緒に決勝に出られるのは、神様の贈り物」だと号泣したのにはビツクリ200背の入江陵介も決勝進出。3人とも決勝で納得行く泳ぎができますように。
女子バドのダブルスで、世界TOPを争って来た福島由紀、広田彩花組と永原和可那、松本麻佑組が両方とも準々決勝で敗退したのは残念。
柔道は男子100kg級でウルフアロン、女子78kg級で浜田尚里がしっかり金メダルをとった。(*^^)v祝 みんな明日もガンバ!o(^-^)o】
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新型コロナウィルスの新規感染者数・・・東京は3865人と2日連続で最多更新。そして、全国でも午後7時時点で1万699人と初めて1万人を超えてしまった。(-"-)
菅首相は、前日から感染者が急増していることはわかっているはずなのに、29日の朝、記者にそのことを問われると「確認してから説明します」とツッケンな対応。今頃、確認してどうする?(・・)
昨日は「人流が減っているので、心配ない」とか言ってるし。それじゃあ、とても国民の共感を得たり、危機感を共有したりすることなどできまい。(>_<)
野党は首相の言動を批判。政府のコロナ対策を議論するため、閉会中審査に菅首相の出席を求めているのだが。与党は消極的な姿勢を示している。
『衆院内閣委員会の閉会中審査が28日開かれ、野党は新型コロナウイルスの感染が急拡大する中、人流(人の流れ)抑制などに有効な手立てが打てない政府の対応を批判した。これに先立ち、野党側は同日、「菅義偉首相は危機認識が足りない」(立憲民主党の安住淳国対委員長)として、首相が出席する閉会中審査を開くよう与党に求めた。発信力の弱さが指摘される首相に照準を合わせ、政府のコロナ対策の問題点を浮き彫りにする構えだ。
「『第5波』の感染拡大が止まらない。陽性率もかなり高い。緊急事態宣言の効果が薄れているのではないか」。立憲の玄葉光一郎氏は人流が十分に減っていないと指摘。27日に首相が東京オリンピック(五輪)を中止しない理由として「人流も減っている」と発言したのに対し、「正直驚いた。首相のメッセージの出し方はどうなのか。国民の気が緩む」と批判した。
首相がイスラエルなど外国のデータを基に繰り返す「人口の4割がワクチンを1回接種したあたりから感染者が減少する」との発言についても、玄葉氏はデータがデルタ株の感染拡大前の数字である点を指摘し、発言を修正するよう求めた。西村康稔経済再生担当相は「首相はご理解いただいていると思っているが、正確な情報を伝えるよう努力したい」と述べた。
玄葉氏は、首相が1回接種を受けた人の割合を7月中に全国民の50%にするとした目標が可能かについても質問し、河野太郎行政改革担当相は「全人口に対し、おそらく30~40%くらいだ」と答弁した。(略)
立憲、共産、国民民主3党の国対委員長は28日、国会内で会談し、感染状況が全国に拡大し、危機的な状況にあるとの認識で一致。来週中に首相が出席する閉会中審査の開催を与党に求めることを確認した。この後、立憲の安住氏は自民党の森山裕国対委員長と会談し、予算委員会か厚生労働委員会での閉会中審査を求め、森山氏は持ち帰った。また、安住氏は野党4党が憲法53条に基づき求めた臨時国会の召集についても、改めて森山氏に要請した。(毎日新聞21年7月28日)』
昨日も書いたが、政府は先週から各地の新規感染者数が急増しているにもかかわらず、なかなか動こうとしなかったのだ。(-"-)
東京五輪の最中に、新たに緊急事態宣言を発出するなど大きな動きをしたら、「やっぱり五輪がコロナ感染拡大させた」「五輪は中止すべきだった」と批判されるのが、イヤだったのかも知れない。^^;
『「これまで千葉、神奈川、埼玉県知事は、政府への緊急事態要請を出そうとして再三、協議してきました。しかし、西村(康稔)経済再生担当相に『その前に酒の停止とか、見回りとか、もっとやることがある』と要請を止められていた。千葉の熊谷(俊人)知事は相当、不満を募らせていました。
また、五輪でマラソンがある北海道は7月20日、26日、29日と3回、政府にまん防を要請し、ようやく認められました。北海道の鈴木(直道)知事は元々、たたき上げ同士で菅首相との蜜月を全力アピールしていましたが、 政府への正式要請を何度も行っていたにも関わらず、『北海道としての対策をちゃんとやってないじゃないか』と言われ、スルーされ、コケにされ続けていた訳です。今回も政府はまた後手を踏む形となりました」(官邸周辺者)(Aera Dot.21年7月29日)』
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結局、菅首相らはやむを得ず、新たな対策をとることに。(・・)
既に緊急事態宣言が出ている東京、沖縄の期限を8月22日から31日に延長。
埼玉県、千葉県、神奈川県、大阪府の4府県に対し、8月2日から31日まで緊急事態宣言を出すことになった。
そして、北海道、石川県、京都府、兵庫県、福岡県に、新たにまん延防止等重点措置を適用するという。
ただ、宣言や重点措置の中身は不確定であるとのこと。政府としては、あまり厳しい措置をとることは望んでないようなのだが。今までのように緩い内容では、宣言の効果はあまり出ないと思われ・・・。
実際のところ、どうしていいのかわからないのが実情らしい。^^;
『いずれにしても、解除に向けた展望が描けないなかで、“宣言”という最後のカードを切るわけです。政府高官は「説得力がなければ、効果はない」とまで言い切るなど、迷いさえも感じます。
(Q.具体的な手立てはあるのでしょうか)
政府分科会の尾身会長も「感染を下げる要素はあまりない」と言っているように、すぐにこの状況を改善できるかといえば、まさに“打つ手なし”というのが、現在の総理官邸の雰囲気です。夜の酒を伴う飲食をやめてもらうことを徹底する以外には、ほとんどの手は尽くされていると考えているからです。
政府分科会の尾身会長も「感染を下げる要素はあまりない」と言っているように、すぐにこの状況を改善できるかといえば、まさに“打つ手なし”というのが、現在の総理官邸の雰囲気です。夜の酒を伴う飲食をやめてもらうことを徹底する以外には、ほとんどの手は尽くされていると考えているからです。(ANN21年7月29日)』
結局、菅首相はワクチン接種に頼るしかないようで。29日も「ワクチン接種を進めながら各地域でしっかり対応して、病床の逼迫(ひっぱく)をまねかないように対応していきたい」と述べていた。^^;
確かにワクチンは重症化、死亡率を下げることができるのだが。今は、ワクチンを打ちたくても、製品の供給が不足しているため、なかなか予約がとれないのが実情だ。(-"-)
『自衛隊が運用する大阪市の新型コロナワクチン・大規模接種センターで、新規予約1万5000人分が募集開始から6分で定員に達しました。
自衛隊の大規模接種センターで来月2日から4日までの新規予約をきょう午後6時から受けつけたところ、大阪会場では1万5000人分が開始6分で受付終了となりました。東京会場は3万人分が1時間2分で定員に達しています。(TBS21年7月29日)』
<政府はワクチン接種の普及に向け、人気漫画『ゴルゴ13』とコラボした看板を東京と大阪の大規模接種センターに設置。河野ワクチン担当大臣は、記者から「Kからの依頼」の内容をきかれ、「それはゴルゴ13の依頼ですから内緒です。迂闊なことを口走ると、消されちゃいます」(河野太郎行革相)とおチャラケていたのだが・・・。
ゴルゴ13の使用権が有料か無料かわからないけど。予約申し込み過多なのに、看板の制作費も含めて、こんなの作る必要があるのかという感じ。(-"-)>
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で、何と政府は、5月に副反応に問題があることから国民への使用を見送ったアストラゼネカのワクチンの接種を行なうことを検討し始めたという。(・o・)
『7月28日現在、ワクチンの2回接種を終えたのは、総人口比でわずか27%。厚生労働省は接種が見送りになっていたアストラゼネカ社製のワクチンの臨時接種について40歳以上を対象に検討。近く専門家会議で意見を聞くという。
「アストラゼネカのワクチンは海外で接種後、極めてまれに血栓症の報告がされ、今年5月に国内での製造販売が特例承認されたものの、使用は見送りとなっていました。いま、そのアストラゼネカに依存せざるを得ないのは、メディアは言及しませんがファイザー、モデルナのワクチン不足が解消されていないからです。河野大臣は『供給の見通しがついた』と言っていました。五輪開会式(23日)の日、菅首相と河野(太郎)ワクチン担当相がファイザーのブーラCEOと会談し、追加要請をしましたが、進展しなかった証左でしょう」(厚労省関係者)(Asahi dot.21年7月29日)』
アストラゼネカ社のワクチンは、発症を抑える率が70%で、90%台のファイザーやモデルナ社のものより効果が劣る上、血栓症など重篤な副反応の例がある。
それゆえ、日本政府は国民への接種を見送って来たし。『同社製のワクチンは海外でも推奨年齢がさまざまで、英国では基礎疾患がない40歳未満には別のワクチンを推奨。ドイツでは60歳以上に限って使うことにしている』とのこと。(毎日7.29)
ん~。・・・もし日本で使用する場合は、リスクなどもきちんと説明した上で接種するようにして欲しいし。もし重篤な副作用が出た場合は、すぐに対応できるような体制も講じておいて欲しいところだ。(++)
ただ、今からワクチン接種の準備をしても、この第5波の感染拡大を止めることはできないわけで。重症者や死亡者が増えないうちに、医療崩壊が起きないうちに、まずはこちらを食い止める努力をして欲しいと思うmewなのだった。(@_@。
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