【男子テニス、シティOP(500)の準決勝。錦織圭は107位のマクドナルド(米)と対戦。2,3セットめは錦織らしいプレーも増えて、勝てそうな感じだったのだけど。最終セット5-6から最後にサービスを破られて、4-6、6-3、5-7で負けてしまった。(ノ_-。) マクドナルド(26)は慎重178cmで錦織と似たような体格。左右前後とよく動いてショットをつないだ後orリターンで一発狙って決めるという・・・何か何年前の上り調子の時の錦織を見ているみたいだった。(・・)
ただ、錦織自身は五輪からの2週間のプレーには満足していて。今年中にトップ30入り、ツアー優勝を目標に挙げていた。<ちなみに9日発表のランクは67位から55位にアップして、日本人TOPに返り咲き。(^^)>早くも次の大会に向かい、10日にも1回戦を迎える予定だ。全米に向けて、ガンバ!o(^-^)o】
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8月9日は長崎の原爆忌。長崎市で開かれた平和祈念式典が行なわれた。(・・)
菅首相は、今度は広島の時のようにあいさつの原稿を読み飛ばすというミスは犯さなかったのだが・・・。<ちなみに広島のケースは、原稿をつないだ糊が前の紙に貼り付いたため、その部分が開かなかったという事務方のミスによるものだと説明があったらしい。>
長崎では、着席した時間が、式典の開始時刻より1分遅れていたとのこと。(~_~;)
まあ、たかが1分とのことだし。これも事務方のミスが原因のようなのだが。何でこういう時に、長崎市民や国民の心を逆撫でするようなことをしちゃうのかな~と。
何か事務スタッフも含めて、官邸全体がダメダメ、グダグダのような感じがしてしまう。(-"-)
『首相は会場の平和公園に午前10時41分に到着。式典は午前10時45分に開始したが、首相が着席したのは、式典の開始が告げられた後の午前10時46分だった。首相が不在中も司会のあいさつなど式典は進行した。(朝日新聞21年8月9日)』<開始を待ってあげないのね。(・n・)>
『事務方による時間管理上の不手際だったということです。(NNN8.9)』
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そうそう。何かIOCのバッハ会長も、銀座を散歩していたのを目撃されちゃったそうで。(・o・)
まあ、伝聞情報によれば、コロナ禍でなければ、IOCの会長や幹部&その同行家族は、アチコチに行って、豪華な食事や観光などのおもてなしを受けられる予定だったらしいのだけど。
この人も言うこと、なすこと、国民の心を逆撫でするよね~。(~_~;)
『東京オリンピックの閉幕から一夜明けた9日、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長が東京・銀座を訪れ、人だかりができる一幕があった。
目撃した40代の女性によると、ポロシャツ姿のバッハ会長は午後4時過ぎ、警護がつく中で銀座の中央通りを散策した。近くの道路にはパトカーや五輪関係の車両が止まっていた。バッハ氏は通行人に求められて記念撮影にも応じ、「お疲れ様」と声をかけられると手を上げて応えていたという。(毎日新聞21年8月9日)』
『SNS上では「選手は観光禁止なのに」「これはさすがに違う」という指摘から「さっさと帰れ」という過激なものまである。
今大会は新型コロナウイルス対策の指針「プレーブック」で選手の外出は事前に「本邦活動計画書」で提出した場所以外は禁止。もちろん観光目的の外出は違反となる。また、競技終了後は48時間以内に選手村を離れて速やかに帰国しなければならない。(デイリースポーツ21年8月9日)』
話を菅首相のことに戻すと・・・。
首相は9日、式典後に被爆者と面会。そして、会見を行なった。(・・)
長崎の被爆者も、広島の黒い雨に準ずるような被害が生じているのだが。首相はあいさつでそのことには触れず。会見でも、慎重な姿勢を示していた。
安倍政権の時からずっとそうだが。国連の核兵器禁止条約の批准にも後ろ向きだ。(-_-;)
『広島への原爆投下後に放射性物質を含む「黒い雨」を浴びた住民らを被爆者と認め、被爆者健康手帳の交付を命じた広島高裁判決について上告を断念したことに関連し、長崎の被爆体験者への対応などを問われた首相は、「今なお、原爆の後遺症に苦しんでいる方がいらっしゃることを私自身としては胸に刻んでいかなければならない」と語った。そのうえで「長崎においては、現在も訴訟が継続中であり、その行方を注視をしていきたい」と述べるにとどめた。
一方、今年1月に発効した核兵器禁止条約については「米国を含む核兵器国、多くの非核兵器国からも支持を得られていないのが現状」とし、改めて「署名する考えはない」と述べた。締約国会議へのオブザーバー参加についても「慎重に見極める必要がある」とした。(朝日新聞21年8月9日)』
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また、五輪やコロナ対策に関しては、このように話していた。(++)<感染者の数が増えた反省もなく、ワクチン回数の1億回超え&その効果を強調するやつ。>
『菅義偉首相は9日、閉幕した東京オリンピックについて「さまざまな制約のもとでの大会となったが、開催国としての責任を果たして無事に終えることができたと思っている」と述べた。「国民の皆さんのご理解とご協力のたまものであり、心から感謝申し上げたい」とも語った。長崎市内での記者会見で記者団の質問に答えた。
首相は、大会でとられた新型コロナウイルスの感染防止対策に関し「海外からは『厳しすぎる』との声もあったが、『日本だからできた』と評価する声も聞かれている」と強調。「ようやく(大会を)招致した国としての責任を果たすことができたのかなと思っている」と述べた。
また、史上最多のメダルを獲得した日本選手団については「大活躍だったと思う。念願のメダルに手が届いた人も、そうでなかった人も、たくさんの選手から感動をもらった」と語り、「素晴らしい大会になった」と総括した。(毎日新聞21年8月9日)』
『新型コロナウイルスの感染対策について「今週からお盆の時期を迎える。感染力の強い変異株により、かつてない感染拡大が進んでいる中で極めて大事な時期だ」と強調した。その上で「帰省、旅行も極力避けていただき、やむを得ないときは検査をしながら身近な人と小人数で行くなど若い人たちにも協力していただければ」と語った。
首相は新規感染者に占める30歳以下の割合が7割を超えているとして「若い人の対策が極めて大事だ」と指摘し、ツイッターや動画投稿サイト「ユーチューブ」でワクチン接種を呼びかけているとした。また、「若者から家庭への感染が広がっているという指摘がある。若者でも重症化のリスクが高まっているし、後遺症がある方も出てきている。若いから影響がないということではないということも認識いただきたい」と述べた。
首相はまた、総接種回数が1億回を超えたとし、65歳以上の高齢者の8割以上が2回接種を終えていること説明した。さらに「1日も早く2回接種を進めていくことが感染拡大、重症化防止に大いに効果がある。そうした目標を立てながら全力で取り組んでいる」と語った。』
若者にワクチン接種を呼びかけるのも大事だけど。まずは、いかにこの1ヶ月で感染拡大を止めるのか、その対策をもっと講じてくれないと。昨年からずっと言われているように、国民が日常的に無料で検査できる体制も作ってくれないと。
現状では、やむを得ず帰省や旅行をする前に、検査するのも大変なんだよ。(-"-)
どんどん増えて行く自宅療養者を、もっと中間施設でケアしたり、スムーズに入院させたりする方法も考えないと・・・。
『先週には、都内で、自宅療養中の50代の女性が死亡しました。感染確認から3日後に、容体が急変しました。自ら救急搬送を要請し、病院に運ばれましたが、その日に亡くなったということです。(NNN21年8月9日)』
死亡に至らずとも、自宅療養中にどんどん病状が重くなったり、急変したりするケースが増えているとのこと。(-"-)
「世界ふしぎ発見」や「バイキング」(古くはいいとも青年隊)でおなじみのタレント・野々村真さん(57)も先月末にコロナ陽性が判明。自宅療養をしているうちに病状が悪化したものの、すぐに救急搬送や入院ができなかったという。^^;(「俊恵」は野々村真の妻ね。>
『野々村は7月30日にPCR検査を受け、陽性が判明。38度の発熱、せき、倦怠感の症状があった。同31日に感染を公表。40度近い高熱が出ていたが、自宅療養となっていた。
俊恵によると、4日には酸素飽和度が90にまで下がり、救急車を呼んだ。しかし、救急車到着時には93や96の数値に戻っており、都の入院基準「96未満」を満たしていないとして、入院できなかったという。しかし、翌5日にも90になり、再び、救急に連絡。ようやく保健所の指示で入院できたという。(略)
野々村は5日に入院。検査では両肺が真っ白で「重度の肺炎」と言われたという。現在はマスク型の酸素吸入器と心電計をつけ、ベッドから動けない状態で、医師からは「重症化の瀬戸際にある」と伝えられていることも明かしていた。(デイリースポーツ21年8月9日)』
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以前、感染者の急増に対応するために、中国の武漢では1000床分の大規模なコロナ専用の仮設病院を10日間で建てたり、米ニューヨークではテニスの全米OPを中止して、大きな屋根つきの会場を臨時の入院施設に使ったりしていた話を書いたことがあるのだが・・・。<英国では今春、「エクセル展覧会センター」に4000床を設けて対応。>
何と日本でも福井県では、体育館を利用して、無症状や軽症でも感染者を収容する施設を準備しているとのこと。(・o・)
『福井では無症状者も含めて全陽性者を病院や宿泊施設で受け入れてきた。現在も「自宅療養させず」を貫いている。県地域医療課の担当者が言う。
「自宅療養では容体が急変しても直ちに対応できない。感染判明後、すぐに医師の診療を受ける体制も必要なため、臨時施設を稼働させました。陽性者を速やかに隔離すれば、感染拡大の防止にもつながります」
病床が逼迫する中、県は福井市内の体育館に軽症者向け臨時病床を100床設置。常駐する医師と看護師が対応に当たる。6月に約5000万円の補正予算を組んで感染拡大に備え、今月2日から受け入れ可能となった。(日刊ゲンダイ21年8月7日)』
これは素晴らしい!(^^)
今すぐにでも、全国各地で、急変した時に対応できるよう&入院の要否を判断できるように医師、看護師が常駐するような施設を設けるように努めるべきだろう。特に宣言や重点措置が出ているところは、必要早急で!<ここは国が、ワクチンの大規模会場の時のように、ど~んとお金を出して、会場選びや人集めも手伝わないと!(**)
コロナ対策では失敗続きの菅政権なのだが。ワクチンだけでなく、感染拡大防止、検査の増加、自宅療養者への対策にももっと意欲を見せて、(最後に?)少しは国民の役に立って欲しいと思うmewなのだった。(@_@。
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