高市の「右翼扱い」は正しい。靖国参拝に固執。国内投資の強化はＯＫ＋自民若手が派閥拘束嫌う

　コロナＶ拡大で生活も仕事も大変になっている＆ストレスが貯まっている人が多いと思いますが。感染に気をつけて、前向きな気持ちで、めげずに頑張って行きましょうね！ o(^-^)o　

　また、コロナＶと戦う医療関係者やリスク大の中で働く福祉関係者に感謝の拍手を！( ^^)//

頑張ろう、東北＆関東！そして、熊本、北海道の震災被害、全国各地で豪雨被害を受けた方々も。

　　　　　・・・過去を嘆くより新生活の幸福を見つけて。一歩一歩、復興実現を！o(^-^)o

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【＊１、＊２などの関連記事は、記事の最後にあるＭｏｒｅの部分にあります。】　　

　新型コロナウィルス・・・東京の新規感染者数は１０６７人。２１日連続で前の週の同じ曜日の人数を下回り、順調に減っているのだが。

　８月下旬ぐらいから学校が始まったこともあってか、０～１９歳の新規感染者数は、２３８人と２割を超えており、２０代の２５４人とほとんど変わらなくなっている。＜都内の高校で教師１人、１～３年生の生徒４３人のクラスターが起きたとの報道もあった。(-_-;)＞

　全国の新規感染者数も７２０７人とかなり減ったが、重症者の数は２０１０人とまだ２千人を超えている状態だ。自宅療養者数もいまだに１０万人を超えたままだ。(-"-)

　菅内閣は、自民党の総裁選とは関係なく、しっかりと現状への対策や（先日ブログに書いたような）冬に感染増加した際の準備を進めて欲しいし。

　総裁選の候補は、もし首相になったら、まず、すぐに、どのようなコロナ対策（特に今、問題になっている自宅療養者の対策）を行なうのか、具体的な考え、計画をきちんと示して欲しいと思う。（＊＊）

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　この土日も自民党の総裁選候補が、あちこちのＴＶなどに出捲くっていたようなのだが・・・。

　昨日、高市早苗氏が「私が右翼扱いされてるような気がして仕方ないんですが」と言っていたのには、笑った。(^^)

　「気がする」じゃなくて、ちゃんと右翼扱いされてますよ。だって、実際、自民党の中でも、最も右側の立場にいるのだがら・・・。（＊＊）

＜何かテレビ朝日の玉川徹氏も「高市さんは保守の中でも右側なんですね。要するに右翼、右翼層を河野さんから取るっていうことだと思う。河野さんも結構右翼層の支持があるんですよ。それをいかに高市さんが奪うか」と言っていたとか。（発言部分、東スポ２１年９月８日より。＞

　しかも、ＴＶでも「電磁波を使って敵基地攻撃を行なう」とか、「靖国神社の参拝は続ける」とか言ってるんでしょ？(･･)

『高市氏は１０日放送のテレビ朝日の番組で、弾道ミサイルを相手国領域内で阻止する「敵基地攻撃能力」の保有をめぐり「敵基地を一刻も早く無力化した方が勝ちだ。使えるツールは電磁波や衛星ということになる」と述べた。

　続けて「向こうから発射の兆候が見えた場合に限る。こちらから仕掛けたら駄目だ」と強調した上で「強い電磁波などいろいろな方法でまず相手の基地を無力化する。一歩遅れたら日本は悲惨なことになる」とも断言した。

　斬新な〝電磁波〟を使った自衛手段にネットは沸騰。「ＳＦ映画の世界」「本当に可能なのか」「実現できたらすごい」と様ざまな声が飛んでいる。（東スポ２１年９月１１日）』

『高市早苗前総務相（60）はフジテレビ番組で、首相に就任した場合の靖国神社参拝について「私にも信教の自由がある」と述べ、改めて意欲を示した。「なぜ米国が反対するのか理解できない」とした上で、米国や中国に対し「国のために命を落とした方に敬意を表し合おうという働き掛けは一生懸命にやる」と語った。（時事通信２１年９月１２日）』

　１３年の暮れに安倍首相（当時）が靖国参拝を強行した際、米国政府が「日本の指導者が近隣諸国との緊張を悪化させるような行動を取ったことに失望している」という批判的な声明を在日米大使館のＨＰに掲載したのだが。安倍首相の超保守仲間は、米国の批判にかなり怒っていたのだ。^^;

　でも、何故、米国が反対したのか理解できない人、他国に配慮せずに自分個人の信条を押し通そうとする人には、とても日本の安保外交は任せることはできまい。(ーー)

　　

　１２日のフジテレビ系「日曜報道 THE PRIMEに出演した高市氏の発言を。

『（岸田文雄氏や河野太郎氏が、持論と異なる政策を発表したという話を受けて）

　高市早苗前総務相:個人的に政治家として思うのは、私は割と幅広く皆さんに愛してもらおうというよりは、日本の未来のために今これをやっておかなければ間に合わないという思いで次々議員立法をやってきた。内閣総理大臣は過酷な仕事で、国会論戦にもさらされる。もしも自分と信念と違うことを明確に説明しようとすると、相当大変なことだ。（ＦＮＮ２１年９月１２日）』

『高市前総務相:私みたいにちょっととんがっているというのか、なんとなく地上波（テレビ放送）を見ていると、私は右翼扱いをされている気がしてしかたがないが...。

松山キャスター:保守という見方が強まっている。

高市前総務相:こんなに優しく生活者に寄り添った政策をいっぱい構築しているのに、なぜなのだろうと思う。しかし、譲れないところは譲れない。ここは信念を持っていかないと、国会論戦には耐えられないし、国民に自分の言葉で語りかけることが難しくなるんやないかなと思う。』

＜生活者に寄り添った政策をしてるから、右翼ではないってことにはならないだろう。

　バリバリの超保守（戦前志向の国家主義思想を持つ）安倍氏の祖父の岸信介元首相とか、安倍氏のアニキ分の平沼赳夫氏とか、自民党の最右翼＆超保守だったけど、経済的にはリベラルだったし。（平沼氏はアンチ小泉新自由主義だったし。国民の生活を保護する社会政策を重視していたもの。

　しかも、高市氏は、国民の間での経済・生活格差を広げた新自由主義的なアベノミクスを継承したサナエノミクスを提唱しているわけで、生活者に寄り添っているとは言えない気がする。(-_-;)＞

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　唯一（？）、高市氏と考えが合いそうなのは、この考え方かな？＜ここは新自由主義っぽくない。国家主義が買っている？^^;＞

『これだけデジタル化が進んでいたら電力不足も絶対に起こる。気候変動により、土木建築と農業（のあり方）も変わってくる。自給率をどうするか。感染症発生後、中国にマスクの7割を依存していた。さまざまな医療機器も足りなくなった。国産体制をどう構築していくか。日本には政治に強制力はない。もし治療薬、ワクチンを日本で作ってもらえるなら、そのための投資、国費を使ってもいいとと思う。

　いま本当に必要な危機管理投資を先手打ってやっておく。これにより海外にも展開できる製品、技術、サービスができる。イコール成長投資にもなる。必ず税収としても取り戻す。多くの人に所得や雇用の場を増やしたい。（同上）』

　これは民主党の菅政権が力を入れていたことなのだが、ｍｅｗは農林水産物＆食料の自給率をもっと上げるべきだとずっと思っているし。再生可能エネルギーにもどんどん投資すべきだし。昨年、コロナ禍が始まって、日本がマスクやワクチンを自国で賄えないことがわかって失望を覚え、それらの製造や研究にも（その他の医療や様々な分野の研究にも）もっと国費を提供していいと思うし。

　それが海外輸出で利益を得たり、国民の雇用や所得増加につながったりすれば、国にもプラスになるのだし。

　高市氏以外の人が首相になっても、必要な危機管理投資を先手打って、成長投資につなげて欲しい。(･･)

　　

　また、今回の総裁選では、「ＯＯ派はＸＸ候補を支持」というように、幹部の指示によって派閥の議員全員が特定の候補者を支援したり、投票したりする形にはならず。

　細田（安倍）派、麻生派の二大派閥は自主投票になる見込みなのだが。実際のところ、若手議員は、投票する候補を決める際、懇意の幹部や先輩の顔色を見ざるを得ないところがある。^^;

『ある派閥の幹部は以前、「ピーピー言っているヒヨコをどうやって餌でもって、こっちだよと誘導するかが勝負だ」と言っていた。ヒヨコとは若手議員のことだ。

　ヒヨコの餌とはポストだ。ポストに就かなければ、政策は実現できない。（デイリー新潮２１年９月１０日）』

　

＊　＊　＊　＊　＊

　

　そんな中、福田元首相の息子である福田達夫氏らが中心となり、若手国会議員有志による議員連盟「党風一新の会」を結成。総裁選で投票先を派閥の方針で決めないことを要求し続けるようだ。(･o･)

『自民党の派閥横断の若手国会議員有志による議員連盟「党風一新の会」は１０日、オンラインで設立総会を開催した。呼び掛け人は、細田派の福田達夫、竹下派の津島淳両衆院議員ら。当選３回以下の９０人が入会し、党総裁選候補者と若手の意見交換の場を求める提言をまとめた。近く党執行部に提出する。

　会合では福田氏を代表世話人に選んだ。提言は「安定政権が続く中で強引とも取られる政権運営などに批判も聞かれるようになった」との問題意識を示した。

　福田氏ら若手は会合を重ね、党総裁選では投票先を派閥の方針で決めないことを求めてきた。福田氏は総会後、記者団に「派閥一任で総裁選の行方を決めないことはほぼ達成できた」と振り返った。（時事通信２１年９月１０日）』

『議連は「自民党の意思決定過程の透明性に対する不信感が指摘されている」として、「党改革を通じた政治改革を断行し国民政党としての信頼回復をはかるべき」などとする緊急提言を取りまとめました。

　議連は今後、総裁選の候補者に対して提言を提出するとともに、議連のメンバーとの討論会を実施するよう求めていく方針だということです。また、投票にあたっては“派閥に縛られることなく議員１人１人が判断することが望ましい”という認識で一致しているということです。（ＴＢＳ２１年９月１０日）』

＊　＊　＊　＊　＊

　自民党の衆院１～３回生の多くは、安倍首相の人気に乗じて当選した安倍チルドレンだ。彼らの中には、さして苦労せず、なんとな～く当選してしまった人が少なくないためか、「政治家としての基本的なふるまいができない。問題ある言動も多い」と党の内外から言われているのだが・・・。

　ただ、その分、自民党的な政治、党運営などに染まっておらず。派閥に過度に拘束されるのも好まないor当然とは思わない人が増えているかも知れない。

　しかも、福田氏は、ついつい世襲を重視してしまう細田派の中で、プリンスと呼ばれる存在らしい。

『福田のように選挙の心配がない議員は理想論を言えるが、他の若手や中堅は目の前に餌をぶら下げられて食わない勇気があるだろうか。（同上）』という見方もあるとは思うが。

　将来のリーダー候補が、どんどん派閥にとらわれない言動を行なうのは望ましいことだし。彼らは１０～２０年後、幹部クラスになるまでに、民主主義を妨げる悪しき派閥政治の伝統を壊して行って欲しいと思うｍｅｗなのだった。(@_@。

　ＴＨＡＮＫＳ

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