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日本がアブナイ!

平和で平穏で楽しい生活が一番!・・・脱アベ・スガからガラガラポンの政界大編成を希望。左右問わずmew基準で、政治や競馬、スポーツなど。写真はトロットスター・・・↓PC画面のリンク1~5は無効

自公の連立の方がおかしい~立共の選挙協力を批判する前に考えよ!+大島、赤松、引退の言葉


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* * * * *

 さて、いよいよ(実質的に)衆院選がスタートした!(**)

 何だか、自公は早速、野党共闘に共産党がはいっていることを大げさに取り上げて、ディスろうと懸命になっているようで。

 自民党の甘利幹事長は、「自民、公明両党による自由と民主主義を基本とする体制か、日本の政治史上初めて共産主義が政権に入る体制を選択するかだ」とか言ってたりして。^^;

 公明党の山口代表も、『14日の東京都内での街頭演説で「共産党は日米安保条約廃棄、自衛隊は違憲、天皇制は憲法違反、廃止。こういう政党と閣外協力すると言っても、極めて安定感のない政権に他ならない」と訴えていた』という。(時事通信21年10月15日)

<これには『共産党の小池晃書記局長は15日の記者会見で、公明党の山口那津男代表が共産党は「天皇制は憲法違反」と主張していると発言したことに関し、「全くのデマ発言だ。撤回を求めたい」と反発した』ようだ。(同上)>

 もう野党側の議席がちょっとでも増えたら、日本が共産主義の国になってしまうような言い方をしているのだが。
 安心してください!(安村風に)

 そもそも野党共闘の中心にいるのは立民党であって、もし政権をとったら、共産党は閣外協力にとどまるわけだし。
 共産党の志位委員長も、こう行っている。

『社会主義、共産主義といっても、潰れてしまったソ連や今の中国みたいな自由もなければ民主主義もない、人権もないという社会ではなくて、資本主義の下で、みんなの力で勝ち取った自由や民主主義、人間の個性をみんな引き継いで豊かに花を開かせる社会を目指します。』(withnews21年10月15日)』

 mew自身、日本が社会・共産主義の国になることには絶対反対の立場だけど。野党側が政権をとっても、そうはならない確信がある。(++)

* * * * *

 っていうか、そもそも自民党と公明党がもう20年近くも連立政権を組んでいることこそおかしいのだ。(~_~;)

 自民党の中には麻生太郎氏をはじめ、「憲法の政教分離に反する」「恫喝的な勧誘行為を行なっている」とか公明党バッシングを行なっている議員が結構いたし。公明党も、自民党のタカ派を批判しまくっていたのだから。
 自公が連立するときいた時、何で政治理念の違う批判し合っていた2党がと驚いた人も結構いたのである。(@@)

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 これは、公明党のHPに載っている2018年11月14日の記事なのだけど・・・。タイトルが『「中道」こそ時代の要請 公明新聞論説委員会~<生命・生活・生存>最大に尊重する人間主義で「平和・共生」社会構築へ』

『公明党は17日、結党54年を迎える。今日に至るまで、公明党を営々として支え、支援し、見守ってくださった党員、支持者、創価学会員の皆様、そして多くの国民の皆様に心より厚く感謝を申し上げます。
 公明党は結党以来、党の理念・路線として、「中道」(中道主義・中道政治)を掲げている。「人間性の尊重」「人間主義」をその基軸とした。結党記念日を迎えるに当たり、改めてその意義を確認し、その宣揚を期してまいりたい。』と言っていたりして・・・。

 立憲民主党の方針とほとんど変わらないのである。(~_~;)

* * * * *

『公明党が自民党との連立政権に加わったのは1999年10月で、「保守・中道」の自・公連立体制は・・・単に「政治の安定」だけならば、数的な“補完”勢力となってしまう。「改革のリーダーシップ発揮」こそ公明党の連立参加の主目的である。「中道政治」実現の格好の機会・舞台としての連立参加である』というが・・・。

 公明党だって、わかっているはずだろう。公明党は、自民党にとって、選挙活動で利用できる政党(学会要員)、国会での数の補完要員にしか過ぎないのだ。(-_-;)

 もともと公明党が、自民党と連立政権を組んだ最大の理由は、小選挙区制度の対応に苦戦していた上、98年の民主党結党によって、さらに苦境に立たされることを懸念したことにある。
 要は、自民党が全選挙区に候補者を立てたら困ると。自民党とうまく棲み分けをしないと、自民と民主か共産の争いになり、小選挙区ではほとんど当選者が出せなくなることに危惧感を抱いたからだ。^^;

<確か99年の時点では、自民党側がいずれ中選挙区に戻すことも前向きに検討するとお約束したここともあって、連立合意に踏み切ったはずだったのだが。小泉政権に反故になされたと怒っていたと報じられていた記憶がある。(・・)>

 しかも、公明党は、9条改憲反対、海外派兵も反対のはずだったのだけど。<郵政民営化にも消極的だった気が。>小泉陣営に押し切られて、イラクへの海外派兵も郵政民営化も認めてしまったのである。

* * * * *

 それでも、mewは、自民党が99年頃から、どんどん右傾化しつつあった中、平和主義を強く唱えていただった公明党が歯止め役になってくれればと願う部分もあったのだ。

 特に創価学会の「プリンス」と呼ばれていた太田昭弘氏には、期待していたところがあった。同氏は女性会員から大人気で、早くから公明党の幹部になったのだが。TVその他で見た学会の会合や演説会で、「9条改憲は絶対に反対」「集団的自衛権の行使は容認できない」と訴えていたことから、何とか自民党の暴走を止めてくれないかな~と思っていたのだ。(++)

 ところが、太田氏は06年に公明党代表に就任したものの、安倍政権の愛国心を書き入れた教育基本法改正や憲法改正国民投票法案に賛成。<法律の文言の表現は多少もめたけど。>しかも、09年に衆院選で落選してから(12年に再選)、公明党自体も太田氏も、何か人が変わったようになってしまった。<太田氏は顔も変わってしまった感じ。>
 そして、公明党は、何やかんや抵抗は示したものの、結局、集団的自衛権行使を容認する安保法案にも賛成してしまったのである。(ノ_-。)

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 また、公明党は12年に何と大阪維新と選挙協力を行なうことにも合意。公明党の現職が出馬する大阪、兵庫の選挙区に維新が候補者を立てず。その代わりに、いくつかの選挙区で維新の議員を応援する」という約束をしたのだ。
 さらに、当初は反対していた大阪都構想の住民投票実施にもにも協力するなど、「選挙のためなら、何でもあり」という姿勢を臆面もなく示すようになった。(~_~;)

 実は、旧プリンスの太田氏が、ついに今期で衆院議員を引退することになったのだが。そのコメントを見て、少し驚いてしまったところがあった。(・o・)

『公明 太田昭宏氏「選挙に勝つことが大事」・・・衆議院東京12区選出で、8回の当選を重ねた、公明党の太田前代表は、党の両院議員総会で「多くの方に本当にお世話になり、きょうを迎えた。党として選挙に勝つことが大事であり、公明党の勝利を祈りつつ、私も戦いたい」とあいさつしました。(NHK21年10月14日)』

 まあ、これだけをはなしたわけではないのだろうけど。<でも、新聞も、この言葉を取り上げてたんだよね~。>もう公明党は、平和も中道もへったくれもなく、ともかく選挙が大事な政党になってるのかな~。_(。。)_

 mewは、平和主義維持、9条改憲反対、集団的自衛権の行使反対、男女その他の差別廃止、(夫婦別姓も賛成なのよね)、生活困窮者や障碍者の保護、中選挙区制の復活などなど。公明党を支援できる部分はたくさんあるのにな。
 もし公明党が立民党と組んで政権をとったら、めっちゃいい国になりそうなのにね~。(**)

* * * * *

 そうそう。今季で、衆院議長だった大島理森氏(自民党)と副議長だった赤松広隆氏(立民党)も衆院議員を引退するとのこと。
 大島議長は、野党側の声もきいて、暴走する安倍自民党政権を押さえようとしてくれたことも何回かあって、自民党にしてはいい議長だったと思う。<森友問題では、18年に安倍政権に反省と改善を促す異例の議長所感を出したりもしたしね。(^^)>

 赤松広隆氏(旧社民党のプリンス?)は、意を決して社民党を離党し、民主党結成に加わってくれたことを高く評価&感謝したい。もしそれがなければ、その後の民主党の発展はなかったと思う。(++)

 大島氏は、引退に当たって(立民党の顧問になって欲しいぐらいの?)立憲主義&民主主義重視の「国会のあり方」について語ってくれていた

「国会は国権の最高機関で、内閣の選任や立法・予算の成立、行政監視機能を担っている。一方で政権を目指す権力闘争の場でもある。できるだけ公正、公平な舞台をつくるのが議長の役割だと自問自答しながらやってきた」「与野党の激しいやりとりを国民が鋭く見抜き、選挙で判断するのが民主主義だ。与党も国会の活性化のため、行政監視の重要性は忘れないでほしい」
「コロナ禍で世論の一部に強いリーダーシップを求める意見もある。だが、歴史を見れば権威主義の政治、独裁政治が生まれてくるわけで、警戒しないといけない。民主主義は多様な意見を発露させ、議論し、合意点をつくるもの。手間暇はかかるが、国の運営には最も良いと確信している」(東京新聞21年10月12日)
 
 また、赤松氏は「議会制民主主義なので、最後は多数で決めるにしても、少数意見でもよい意見があれば法案の修正などに生かされていく国会であるべきだ。ぜひ次の時代に向かって、新たな国会の在り方、望まれるべき姿を実現してもらえるよう期待したい」とコメントしていた。(NHK10.14より)

 大島氏は最後に「一番心配しているのは投票率の低さ。投票は民主主義を支える基本的な行為だ。政治は自分たちのものだという認識を持って、主体的に1票を投じてほしい」と語っていたのだが。
 是非、今度の衆院選こそは投票率が上がって欲しいと。コロナ禍で大変な時だからこそ、しっかりと民意を示して欲しいと願っているmewなのだった。(@_@。

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by mew-run7 | 2021-10-16 11:15 | 民主主義、選挙 | Comments(0)

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