【世界体操の男子個人総合・・・橋本大輝(20歳2ヶ月)は、五輪・世界の連覇、そして世界体操の最年少優勝記録(内村の20歳9カ月の更新を目指していたものの、中国の新鋭・張博恒(チョウハクコウ)にわずか0.017差及ばず、2位に終わった。
体操ファンなので、あえて厳しいことを言うなら、今回は五輪上位の選手が出ていないだけに、橋本が目標とする「絶対王者」になるためには、ここで2位に大きな差をつけて圧勝しなければならなかったのだ。<五輪後の取材やら何やらで疲れがあったり、練習が思うようにできなくても。>・・・でも、橋本はあん馬で張に付き合って落下(減点1)。つり輪はDがとれてよかった&他もまあまあだっけど。最後の鉄棒で着地が決められず、横に飛んで0.3減点されたのが痛かった。あそこでビシッと着地を決めてこそ王者。<小さな1歩でも勝てたのに~。細かく言えば、0.017なんて何かの競技の肘か膝の緩み一個にもならない違いだ。(ノ_-。)>
それにね。今回の1,2位の点数88点台では、五輪では4位になってメダルがとれない点数なわけで。もっとレベルアップしないと絶対王者にはなれないですよ~。<萱が個人総合出てたらいい順位に行けたかも。>
尚、女子の個人総合は、五輪銅メダルだったメルニコワ(ロ)が優勝。日本では、出場予定(予選4位)だった畠田瞳が、試合前の田違い平行棒の練習で落下して負傷したため棄権した。<ちょっと心配なケガ。大事に至らないことを願う。明日からの種目別では、結構、たくさん日本選手が出るので、ガンバ!o(^-^)o 】
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岸田官邸が、危機管理のために、首相のお泊り遊説をやめたという。(**)
衆院選の公示後、まず19日に北朝鮮が弾道ミサイルを発射した際にも、20日阿蘇火山の噴火が始まった時もm首相、官房長官とも選挙活動のめ官邸におらず。(参院議員なのでヒマな)磯崎官房副長官が対応したのだが。野党だけでなく、与党内からも危機管理上、問題視する声が出たからだ。(・・)
『政府の危機管理をめぐっては、衆院選公示日の19日、北朝鮮が弾道ミサイルを発射した際、首相と松野博一官房長官がいずれも東京都を離れていたため、野党の批判を浴びた。
発射時、福島市で遊説中だった首相は、そのまま新幹線で北上して仙台市を訪問。そこで選挙日程を打ち切ったが、自民党内から「なぜ福島だけですぐ戻らなかったのか」(関係者)と判断を疑問視する声が上がっていた。』
『20日の熊本県・阿蘇山の噴火でも、政府の対応は一貫性を欠いた。首相が第一報を受けた時間について、磯崎仁彦官房副長官は21日の記者会見で回答を拒否したが、翌22日の会見では一転して「午前11時58分」と発表。「国民にしっかりと説明するため、時間を明らかにすべきだと考えた」と釈明した。』
『岸田文雄首相は24、25両日に予定する衆院選の遊説について、一泊二日の日程を日帰りに変更した。
政府による最近の危機管理に、自民党内から「全然駄目だ」などと不満が出ていることに配慮したとみられる。複数の関係者が22日、明らかにした。』(時事通信21年10月21日)』
安倍官邸の危機管理能力はダメダメで<広島の豪雨災害の時に、連絡を受けているのに、ついゴルフのラウンドを始めたちゃったりとかね>。災害支援の仕方もプッシュ型の一方的なやっり方で、あまり役に立たないケースも見られ、野党はかなり批判を受けていた。
しかし、時は安倍官邸支配政権だったので、与党はスル~。メディアも批判は遠慮がちだったため、国民のために、正常な(まっとうな)国政が運営できなくなっていたのだ。
これを解消するには、与党がどちらであれ、与党と野党の数が伯仲することが必要だ。そうしないと緊張感もなく、圧勝した与党が不正も含めて、好き放題なことをやる可能性が大きくなるからだ。(++)
与党が衆院で絶対安定多数(266)をとると、17ある全ての委員会の委員長ポストがとれる&委員の半分も占めることができるので、国政の重要な審議や法案のスケジュールは全て与党が決めて、野党と意見が異なった場合、その気になれば「強制採決」をすることが可能なのだ。
でも、仮に与党が過半数(233以上)あったとしても、与党と野党の数が伯仲していると、委員会の委員長や委員の数もかなり分けっこしなくてはいけないくなるし。与党は野党の質問や調査要求などにもかなり丁寧に応じるようになるし。野党の意見も取り入れて法案や政策を作るようにもなる。とうことは、多様な国民の声が、反映しやすくなるのである。(^^)
何か昨年から今年の世論調査の結果を見ていると、<安倍自民一強政治はやはりマズイと思ったのか?)国民も与党の圧勝は望んでおらず、与野党の議席数が伯仲した方がいいと考えている様子。
『今回の調査では、自民党の「1強」と言われる国会の与野党の勢力についても2択で聞いた。「与党と野党の差が小さいほうがよい」は77%で、「与党が野党を大きく上回っているほうがよい」17%を上回った。自民支持層でも「小さいほうがよい」が66%を占めた。(朝日新聞20年5月3日)』
『共同通信トレンド調査で、望ましい選挙結果を尋ねたところ「与党と野党の勢力が伯仲する」が45.2%あった。「与党が野党を上回る」は36.3%、「与党と野党が逆転する」は13.9%だった。(共同通信21年10月17日)』
『与党と野党、どちらの議席が増えた方が良いか尋ねたところ、「与党」と答えた人が44%だったのに対し、「野党」と答えた人は34%でした。(ANN21年10年18日)』
<ただ比例代表の投票先については民党が37.6%、立憲民主党が11.1%、公明党が5.4%、共産党が3.7%など。(同上)じゃダメかな~と。立憲が早く20%ぐらいにならないとね~。^(-"-)>
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もちろん比例選も大事ななのだが。まずは、与党、野党がもろに対決する選挙区での勝敗数が大きな鍵になる。<選挙区で勝てば、重複比例にならない分、多くの新たな議員を当選させられるしね。>
その中で、キーポイントとして、よく取り上げられるのが、立民党の菅直人元首相と自民党の長島昭久氏が戦うことになった東京18区だ。(**)
<19日の記事に・・・『個人的には、東京18区で立民党の菅直人氏が、民主党から自民党に移って、初当選の際に世話になった菅氏を潰すために、この選挙区から出馬することを決めた長島昭久氏に絶対に負けて欲しくないと願っている。東京18区の皆様、よろしくです。m(__)m』と書いたばかり。>
メディア記事でも『立民・菅直人氏と自民・長島昭久氏の元師弟が〝場外バトル"」『麻生太郎氏が痛烈「あちらは立憲共産党」応援演説で野党共闘批判』とかね。
2つめの記事にも「旧民主党時代に菅氏の愛弟子だった長島氏」って書いてあったけど。そうなんですよ。
長島昭久氏(59)は、石原伸晃氏の秘書をやっていたのに、自民党では出世できないと思ったのか00年に民主党から出馬して落選。03年に(当時はかなり人気があった)菅直人氏に支援してもらい、東京21区で民主党から初当選を果たした。で、菅氏に恩義を感じてか、最初は菅Gにはいっていたほどだった。
長島氏はすぐに前原、野田Gなどと移って、民主党内では保守勢力作りに力を入れていたのだが。10年には菅政権の防衛政務官に登用され、米国との連絡係りとして評価された。)
でも、何と長島氏は17年5月に、民進党の都連の幹事長だったのに、都議選直前に仲間の都議7人を引き連れて民進党の離党を結党。<都連はとても困った。>結局、細野豪志氏らと先に民進党をやめ、小池百合子中心の保守政党を作ろうとしていたのだ。そこで、17年秋、前原代表が民進党を解体して、小池新党に合流するも失敗。長島は最終的に、自民党にはいる道お選ぶのだ。
その時に、自民党(二階派)にはいる条件として、自分の地元の東京21区は自民党議員にい譲り、元師弟である菅直人氏を潰すために、18区に出馬する条件を出されて、飲んだのである。(-"-)
菅氏は本人から挨拶はなかったという。長島氏の妻はチョット悪いと思ったのか、謝罪の手紙を送ったらしい。^^;
『長島氏は民主党出身で新人時代は菅氏の支援を受け、民主政権期の菅直人内閣で要職も務めた。その後、自民に移り今回は東京21区から国替えしての挑戦。・・・長島氏は本紙の取材に、今回の国替え出馬について昨年元日、府中市内でのイベントで菅氏に「正式に報告とあいさつをした」と説明した。だが、菅氏は本紙に「一切、彼からきちんとした話は今に至るまでありません。菅直人が反故にされた」と言い切った。(サンスポ21年10月21日)
『菅氏も黙っていない。長島氏は90年から3年間、自民党の石原伸晃元幹事長の秘書だったが「『ぜひ民主党でやらせてくれ』と言ってきた。東京21区は私も一生懸命(長島氏を)連れて歩いた」と明かし「一番問題なのはお世話になった有権者に対する冒涜(ぼうとく)だということ。裏切ったという自覚を、しっかり持たないといけない」と激しく応戦する。(日刊スポーツ21年10月22日)』
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自民党の保守派にしてみれば、菅直人氏は自社さ政権の厚生大臣で注目され、民主党拡大に寄与したことでも、何より日本国の首相をサヨクの缶直人氏が務めたのは許し難いことで。さっさと潰して、政界から追い出したいところ。<彼自体が自民党にとって暗黒の存在かも?
そこであえて、裏切り者扱いされる長島昭久氏を担ぎ出して、戦わせてみせようとしたようなのだが。もう最初から、次々と閣僚級が応援に来て、菅民主党バッシングに励んでいるという。(・・)
『自民党の麻生太郎副総裁(81)が22日、自民党の長島昭久元防衛副大臣と立憲民主党の菅直人元首相の“東京18区ストリートファイト”に参戦した。京王線府中駅近くで行われた長島氏の演説を応援。「私たちは政権選択を戦っている。あちらは立憲共産党になっているじゃないですか。これが事実でしょう。政権選択選挙だと覚えておいていただきたい」。野党共闘で応戦する立憲民主党を痛烈に批判した。旧民主党政権を「悪夢のような3年半」と称し、年金問題を引き合いに「年金基金が5兆円減ったんですよ」と連打。強い雨の中、熱弁を奮った。(日刊スポーツ21年10月22日)』
<麻生くんですら、相変わらず共産党がどうのとしか言えない。あれ、年金基金で問題を起こしているのは、どこだっけ?>
自民党は、公示前から菅義偉前首相、石破元幹事長、河野広報本部長など“大物議員”を続々と投入。あまり幹事長も来た。安倍っちも来るという話も出ている。(**)
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実は、東京18区は人口調整のため、選挙区の地形がかなり変わってしまい、菅の地元(家もある)三鷹市が消えたため、以前より苦戦気味なのだが。それでも、比例込みながら、ここまで13回頑張って来てね。本当はそろそろ引退すべき年齢なんだけど、脱原発とか食料自給とかまだまだ役に立つことがたくさんし。
何より絶対に、何度も管氏と民進党を裏切ったを勝たせるわけには行かず。<mewなら、自民党にはいりたくても、18区からの出馬は断るもん。ひとりの人間としてね!>
というわけで、改めて与野党伯仲、東京18区は菅直人氏の勝利を願っているmewなのだった。(@_@。
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