【昨日の午後は忙しかった~。NHK杯フィギュアが0時15分から9時半ぐらいまで4種目やってたし。豊島ー藤井の竜王戦もやってたので、右側にTV、左側のスマホで将棋中継を覗いていた。<競馬は最小限に。白毛ブチ馬のブッチーニが勝ってよかった。^^;>
NHK杯を2種目分・・・アイスダンスの優勝は、ロシアのシニツィナ・カツァラポフ組。圧巻の演技で215.44の高得点をマークして優勝。日本勢では、村元哉中・高橋大輔組が6位。小松原美里/ティム コレト組が7位だった。
高橋大輔はアイスダンスに転向してまだ2季めなのに、日本歴代最高点179.50点を出すまでに。(でも上位と点差ガ大きい。涙)もともと滑りや魅せる演技はうまかったのだけど、この1年で肉体改造をしたようで、リフトもこなせるようになって得点アップにつながっている感じ。村中のリード(笑)も効を奏しているかも。
全日本選手権3連覇中の小松原・コレト夫妻組は、急にビザの問題が起きて本拠地カナダに戻れなくなったり、「いろいろと受け入れられないこと、我慢できないことがあって」ストレスが溜まっている中、自己ベストを更新。北京五輪に向けてコレトも日本国籍をとったのに、ここで高橋組に抜かれたのは複雑な心境かも。<たぶんフィギュア・ファンもね。>ストレスの要因が、日本メディアや協会の高橋大輔組偏重でないことを願うばかりだ。(・・)
ペアは、ロシアのミシナ・ガリアモフ組が優勝。SP3位だった三浦璃来・木原龍一組はフリーでも好演技を見せ、計209.42と自己ベストを更新。<2位とは4点差だった。>米国杯に続き、GPで2回連続3位になった。NHK杯で日本選手同志のペアが表彰台に上がるのは1980年以来だという。<無良父がペアで出ていたらしい。記憶にない。尚、解説をしていた高橋成美もカナダの選手とのペアで、2回表彰台に上がっている。>
10歳も年の差がある2人だが、コロナの影響で1年4ヶ月もの間、カナダで2人で過ごしたことから、タイミングの相性が合うようになったとのこと。今季はリフトの上達に加え、スピンやジャンプの回り方もほぼ同期している感じ。まだまだのびしろがありそうだ。(^^)】
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この記事では、公明党の「政治とカネ」に関する問題を2つアップしておきたい。
まず、元公明党の衆院議員の遠山清彦氏(元財務副大臣・52)の日本政策金融公庫の融資の不正仲介に関与していたのではないかという疑惑が出ていたのだが・・・。
融資の不正仲介を主導した男は、遠山氏に6年間で2~3000万円を渡したと供述。そして、遠山氏自身も東京地検の聴取に対して「資金提供を含め、事業者から支援を受けたことがある」と供述したことがわかったという。(・o・)
この問題は衆院選の前からオモテに出ていたのに、メディアはあまり取り上げず。公明党は議席を伸ばしたのであるが。今頃になってから、出して来るのも何だかな~と思ってしまう。<公明党に対する逆圧力かな。>
『「少なくとも2000万円」遠山元議員に毎年現金提供と会社役員
遠山清彦元財務副大臣の元秘書らが違法な融資の仲介に関与したとされる事件をめぐり、仲介に関わった会社役員が遠山氏に対し、「毎年現金を提供し、少なくとも2000万円を渡した」と周囲に話していることがわかりました。
公明党の衆院議員だった遠山清彦元財務副大臣(52)の元秘書らは、日本政策金融公庫の融資の仲介に不正に関与した疑いが持たれていて、東京地検特捜部は、遠山氏や元秘書らの関係先を家宅捜索しています。
その後の関係者への取材で、この仲介に関わった会社役員が遠山氏に対し、「毎年、現金数百万円から500万円を手渡していた」「6年間で少なくとも2000万円以上は提供した」と周囲に話していることがわかりました。JNNのこれまでの取材に対し、遠山氏は「法には触れていない」と話しています。
特捜部は、この会社役員の手帳などを押収していて、現金提供の趣旨についても慎重に調べているとみられます。(TBS21年11月12日。<詳しい記事*1に>
『【独自】公明・遠山元議員、聴取に「資金提供あった」…融資仲介関与は否定
日本政策金融公庫の融資を巡り、貸金業の登録を受けていない事業者が行った仲介に公明党衆院議員の公設秘書らが関与したとされる疑惑で、同党衆院議員だった遠山清彦・元財務副大臣(52)が東京地検特捜部の任意の事情聴取に対し、「資金提供を含め、事業者から支援を受けたことがある」と供述したことがわかった。不正への関与は否定したという。
仲介に関わった疑いがもたれているのは、ともに遠山元議員の元秘書で、10月の衆院解散時点では吉田宣弘・衆院議員(53)(比例九州)の政策秘書や公設第2秘書だった2人と、太田昌孝・前衆院議員(60)の元政策秘書の計3人。
関係者によると、遠山元議員の元秘書2人は、東京都内で環境関連会社などを営む70歳代男性の依頼を受け、新型コロナウイルス禍で影響を受けた企業に対する特別融資などに関し、公庫側に企業の所在地にある支店の担当者を問い合わせたり、契約成立に向けた働きかけを行ったりした。この事業者の男性は、融資契約が成立する前後に「遠山議員事務所宛て」として現金を渡し、総額は2019年10月以降で少なくとも600万円に上るという。
特捜部の事情聴取は6日に続いて、7日も行われた。遠山元議員は事業者の男性とは以前から付き合いがあり、支援してもらっていたと説明したが、事務所として不正な仲介に関与したり、報酬を受領したりしたことは否定したという。
特捜部は8月4日、融資の仲介が貸金業法に違反する疑いがあるとして、東京・永田町の国会議員会館に入る吉田議員事務所のほか、遠山元議員が代表取締役を務める都内のコンサルティング会社などを同法違反容疑の関係先として捜索。聴取を始めた6日も改めてコンサル会社などを捜索した。
遠山元議員は、緊急事態宣言下に東京・銀座の高級クラブで深夜まで知人と滞在していた問題で今年2月に議員辞職した。元議員はこれまでの取材に「ノーコメント」と答えていた。(読売新聞21年11月8日)』
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もう一つは、公明党選対委員長の高木陽介衆院議員(比例東京・62)の公設秘書が知人が顧問を務める会社の税務調査をめぐり、会社側の要望を電話で10回以上、国税庁に伝えていたという疑惑だ。(・o・)
税務関係者からの伝聞情報によれば、税務調査がはいりそうになると(orはいると)、対象になっている企業や人の依頼されてか、国会or地方議員の秘書から「XXの調査をしてるの?」「どうなの?」みたいな感じで遠回しの圧力がはいることが少なからずあるそうなのだが。
高木氏の秘書は、国税側と会社側との面会の場を設けたほか、同庁職員を議員会館に呼んで会社側の不満を伝えていたという。
<遠山氏は今年2月の銀座クラブ遊びで議員辞職させられたのだけど。(今から思えば、早めの疑惑者切りだったのかしら。^^;・・・こちらは現職の幹部ですからね~。(・・)>
『公明議員秘書、国税に再三要望 知人会社の税務調査巡り「顔立てて」
公明党選対委員長の高木陽介衆院議員(61)=比例東京=の公設秘書が昨年12月から今年2月にかけて、知人が顧問を務める会社の税務調査をめぐり、会社側の要望を電話で10回以上、国税庁に伝えていたことが関係者への取材でわかった。秘書は、国税側と会社側との面会の場を設けたほか、同庁職員を議員会館に呼んで会社側の不満を伝えていた。
秘書は朝日新聞の取材に、会社側の要望を繰り返し国税庁に伝えた事実を認めたうえで、「納税者の意見を伝えただけで、圧力をかけたわけではない」と説明。一方、個別の税務調査への介入ではないかとの指摘については「真摯(しんし)に受け止めたい」と答えた。
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東京国税局の税務調査を受けたのは、「若返りサプリメント」を販売する会社「健康医学研究所」(東京都新宿区)。
関係者によると、同社は、仕入れ時に支払った消費税が売上時に受け取った消費税を上回った場合に差額が還付される制度を使い、還付を申請していた。だが昨年8月に税務調査が始まり、申し立てていた消費税約1億円の還付手続きがストップ。同社の顧問は還付されないことなどへの不満を知人の秘書に相談した。
秘書は昨年12月下旬以降、調査中を理由に止まっていた消費税の還付を求める同社の要望を、国税庁に電話で繰り返し伝え、社長らと面会するよう求めた。国税側は同月24日に東京上野税務署(台東区)で社長らと面会。だが社長らが対応に不満を持ったため、秘書は同庁に「うちの顔を立てて下さい」と伝えた。その後、同28日には東京国税局(中央区)で再度の面会が行われた。(略)』
『■税務調査を巡る主な動き
<昨年>
8月 東京国税局が健康医学研究所への税務調査を開始
12月下旬 高木陽介衆院議員の公設秘書が国税庁に同社の要望を伝える
24日 東京上野税務署で同社と国税側が面会
28日 東京国税局で再度の面会
<今年>
1月27日 国税側が税務調査の中で同社に課税処分の可能性を示す
28日 秘書が国税庁の課長補佐2人を議員会館に呼び、同社の不満を直接伝える
4月 東京国税局が約11億円の所得隠しなどを認定、同社に約7億円の追徴課税
7月 同社が課税処分を不服として国税不服審判所に審査請求(関係者への取材による)
■高木議員「金銭的な授受も不当な働きかけもない」
高木陽介衆院議員は12日までに朝日新聞の取材に複数回文書で回答し、「秘書は、困っている方の市民相談に応じて、国税当局には公正かつ適正な対応を求めると共に、当事者に丁寧な説明をしてもらいたいと伝えました。もとより金銭的な授受もなければ、不当な働きかけや圧力をかけた事実もありません。『健康医学研究所』関係者とは、私は面識もありません」とした。
高木氏の事務所は12日夕、朝日新聞の取材に対し、公設秘書について「既に退職しております」と回答した。
■国税OB「こうした行為が許されれば、公平性が損なわれる」
国税OBの朝長英樹税理士の話 今回の公設秘書による一連の行為は、個別の税務調査に介入して特定の納税者が有利になるように口利きをしたと思われても仕方がない。こうした行為が許されれば、税制の公平性が損なわれることになる。(朝日新聞21年11月13日)』
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実のところ、公明党とは元来の政治理念(中道リベラル・平和主義)はめっちゃ合うので、悪い印象はなかったのだが。自民党と組んで連立与党になってから、どんどん変わってしまって。ついには、ずっと反対していた集団的自衛権の行使を認めるようにまでなったのには、本当にガッカリさせられたし。
自分たちが、全く理念の違う超保守タカ派&新自由主義の安倍政権などと組んでいたにもかかわらず、立民党の野党共闘は激しく攻撃するし。自民党に負けないような「政治とカネ」の話が出て来るし。
今は、オモテ向き(特に学会員には?)憲法改正に慎重な立場を示しているようなのだが。そのうち憲法改正もOKしてしまうのではないかと。いざとなったら自民党と袂を分かつ覚悟を持って、何とか最後に公明党の矜持&良心を示して欲しいと切に願っているmewなのだった。(@_@。
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