維新は今回。初めて衆院議員になった人が、30人いるのだが。この中のひとり、 小野泰輔衆院議員が、「10月分の日割りの歳費と給与ですよね、それと文通費が10月分丸々100万円と。なんか数時間しかやってないのに、新人議員なんでこんなにもらってんだみたいな」と言い出した。
そうなのだ。今年は10月31日に衆院選が行なわれたので、8時頃に早めに当選しても、衆院議員として働いた人はほぼ皆無でしょうしね。<当選方向の電話通信代は公務と言えるかからないし。^^;>
そうしたら、「お~、おいしいネタだ~たとばかりに、維新の幹部、OGが次々と政府の批判、さらには他の野党を批判をしまくっていたのである。(@@)
ところが、何とれいわ新選組の大石あきこ衆院議員が「吉村知事が衆議院議員を退職した2015年10月1日。10月の文通費100万円を受け取ったか、衆議院担当部署に問い合わせたら『100万円受け取った』『返金してない』と指摘。
そう。吉村は市長選に出るために、1日にさっさと退職したのに、問題敵視もせず、1日分しか使っていない10月分の文書費100万円を使用していたのである。
大「ブーメラーーーーン!」かも~~~~。(@@)
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『吉村洋文府知事「これが国会の常識。おかしいよ」 衆院新人議員の文書通信交通滞在費『任期1日で満額100万円』…国民の理解得られるか
吉村洋文大阪府知事(46)が13日、ツイッターを更新。10月31日に投開票された衆議院議員総選挙で当選した新人議員に、わずか1日の任期で領収書不要の文書通信交通滞在費が満額の100万円が支給されたことに驚き「これが国会の常識。おかしいよ」と厳しく指摘した。
吉村知事が副代表を務める日本維新の会の新人議員、小野大輔衆院議員が12日、自身のnoteで「国会の常識、世間の非常識」として、特別国会初日に月給に当たる歳費と文書通信交通滞在費が支払われ、歳費は日割り計算(約3万円)だったが、文書通信交通滞在費は満額が支払われたことを明かした。衆議院事務局に問い合わせ、法律上1日でも任期がかかると満額が出る仕組みとの説明に「問題提起をして、制度を変えていかなくては」とつづった。
吉村知事は「維新の新人議員、小野さんから。なんと10月分の文書通信交通滞在費100万円が現金で満額支給されたとのこと。10月分? 選挙の投開票日が10月31日なんだけど。どうやら1日だけでも国会議員の身分となったので、10月分、100万の札束、満額支給らしい。領収書不要。非課税。これが国会の常識。おかしいよ」と強く憤った。(中スポ21年11月13日)』
そして、これまでこの月に1日でも議員であれば、1か月分の文書日が100万円全額払われるシステムは「おかしい」と。何故、、自公与党や他の野党はこれを問題にしなかったのかと、批判したのである。<維新nだって古くから国会議員をやってて優遇を受けている人は何人もいるんだよ。
『「これはおかしいのではないか、と衆議院事務局に確認したところ、今の法律では1日でも任期がかかっていると満額が出る仕組みになっており、日割りにはなっていないとのこと。しかし、これは世間の常識からしたらおかしいことです」とコメントした。
吉村知事は「『経済的弱者の救済を!』と声高に叫ぶ政党も、結局、自分達の厚遇に関しては、みんなで仲良く下向いて知らんぷり。真っ先に税金から非常識な分配を受けている。どこの政党も知らんぷり」と指摘していた。(報知21年11且15日)』
維新OB広報役の橋下徹氏も、松井会長も、野党攻撃のおいしい匂いをかぎつけて、この議論に参加して来た。
橋下徹氏は、11月14日放送の「日曜報道THE PRIME」(フジテレビ系)でこう声を荒げていたとのこと。
『橋下氏は、先月31日の総選挙で初当選した新人議員や復活当選した元衆院議員に対し、1カ月分の文通費が支払われたことを問題視。
「国会議員の給料とは別に、毎月100万円が領収書不要の経費として、しかも税金がかからずに年間1200万円がキャッシュで出ているんです。僕はそれ自体もおかしいと言ってるんですが、なんと10月31日の選挙で当選した新人議員や元職議員に、夜8時の開票から(日付が変わって11月になるまで)わずか数時間の在職期間しかないにもかかわらず、10月分として1人につきキャッシュでまるまる100万円が出ている。新人議員と元職議員が121人で、1億2100万円が支払われた」
「いいですか、国民の皆さん、国会議員121人はわずか数時間で、現金100万円を領収書抜きでもらってる。こんな国会の感覚で無駄遣いを改めるなんてできるわけがない」(FNN21年11且14日)』
『ツイッターでは、この問題に関する投稿を大連投中。国民民主・玉木雄一郎代表が制度改正できていないことを謝罪する投稿に向けて、「野党一丸となって至急制度改正してください」と求めている。
議員の身分や報酬などに関する改革は、動きが鈍いのが実情で、橋下氏は14日付投稿では、「立憲民主も国民民主もれいわも共産も起きてまっか?」と投稿。「山本太郎さんも…」と国政復帰したれいわ新選組代表に向け、「収入を丸取りでっか?」と投稿した。(デイリーs21年11且14日)』
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ところが、『ここでれいわ新選組の大石あきこ衆院議員が、「吉村知事が衆議院議員を退職した2015年10月1日。10月の文通費100万円を受け取ったか、衆議院担当部署に問い合わせたら『100万円受け取った』『返金してない』との回答でした」とツイッターで暴露』したころから、痛いブーメラン返しに(@@)
吉村代表はやしきたかじん氏や橋下徹氏の弁護士などを務めたあと、橋下氏にスカウトされて2011年に26歳の時に、大阪維新の会公認で大阪市議に当選。そして14年12月に近畿比例で衆院議員になるも、また10ヶ月で辞めて、今度は15年12月~19年3月まで大阪市長。そして、19年4月から約2年半にわたり、大阪府知事を務めている。<やっと落ち着いた感じ?)
れいわの大石氏が指摘したのは、15年12月に市長選に出るように言われたので、さほど興味のなかっか衆院議員を辞めることになった際、10月1日でやめたのに、1か月分の文書交通費を100万円全部もらって、返さなかったというのである。(゚Д゚)
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吉村氏は、この事実を認め、ケジメがつきるため、6年前のことですが満額寄付を致しますと言っているのだが。
国会議員は基本的に「寄付行為」は禁じられていることお知らないのだろうか?
『15日になって吉村氏は改めてツイート。「僕自身、6年前に国会議員の身分を捨て、橋下市
長の後を受けて、大阪市長選挙に挑戦しました。その際、議員辞職日が10月1日だったので、記憶が曖昧ですが、文通費を受けています」と振り返った。
続けて「今回の文通費のおかしさを僕自身が取り上げています。ケジメがつきませんから、6年前のことですが、満額寄付を致します」とした。
当時、吉村氏は大阪市長選に出馬するために国会議員を辞めていた。
15日になって吉村氏は改めてツイート。「僕自身、6年前に国会議員の身分を捨て、橋下市長の後を受けて、大阪市長選挙に挑戦しました。その際、議員辞職日が10月1日だったので、記憶が曖昧ですが、文通費を受けています」と振り返った。
続けて「今回の文通費のおかしさを僕自身が取り上げています。ケジメがつきませんから、6年前のことですが、満額寄付を致します」とした。(東スポ21年11且15日)』
松井代表は「議員の寄付は違法」だと知っているようなのだが。何か変な提案をし出したのだ。
維新議員は、もらった100万円を維新の特別党費として集め、維新が集めたお金を被災地に寄付するというのだ。(・o・)
『松井代表「永田町は世間の非常識」 10月文通費寄付へ
日本維新の会の松井一郎代表は15日、10月31日の衆院選で当選した議員に対する10月分の文書通信交通滞在費(文通費)100万円を、原則として党所属議員から党に対する寄付として集め、全額を寄付する考えを明らかにした。大阪市役所で記者団の取材に答えた。
文通費は給与やボーナスとは別に、国会議員1人当たり毎月100万円ずつ支払われる。国会議員として月に1日でも在職すれば、日割り計算とはならず100万円全額を受け取れる。
松井氏は10月分が満額支給されたことに触れ、「永田町は世間の常識とかけ離れている」と批判。その上で、「全額国庫に返すべきだ。国会議員の第2の給料になっている。使わなかった分を懐に入れるのはおかしい」と主張した。
ただ、国庫への返納は寄付行為を禁じる公職選挙法に抵触する可能性があり、松井氏は「ルールがおかしい」として、未使用分を返納できるよう制度改正する法案を提出する考えも明らかにした。
先月31日の衆院選で初当選した議員には全額寄付を求めるが、解散された同14日まで現職だった議員からは使用分を除いて徴収するという。党からは被災地などに寄付するとした。(産経新聞21年11月15日)』
う~ん。政党から被災地にこういう形で寄付するのは、法律上、OKなんだっけ?<いくら被災地への寄付でも、「維新」の名を語って現金や物質を渡すのは、選挙上、買収、習慣を超え過度な行為とかになっちゃいますよね。
別に維新叩きをする気はないのだけど。あまり調子に乗り過ぎると、ちょっとカチンと来てしまうところがあったりして。
立民は当分動けそうにないし。いざという時のために、小さなゆ・よ党をしっかりウォッチしておこうかなと思うmewなのだった。(@_@。
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