【将棋の日本シリーズJTプロ公式戦決勝。豊島将之九段(31)が、7連敗していた藤井聡太四冠(19)が95手で勝ち、大会連覇を達成した。(*^^)v祝
この大会は、持ち時間各10分の早指し。何かかつては藤井の方が早指しが得意だという(勝手な)イメージがあったのだが。負けが続いて考え過ぎていたかも知れない豊島にとって、今回は早指しだったのが効を奏したのかも。積極的な攻撃で、逆に藤井の迷いを誘い、95手での勝利だった。
今年、藤井さんと指すのは最後だろうと思ったので、良い形で終われたのでこれからにつないでいけたら」「迷いなく、とにかく前に出ていく将棋を指そうと」「諦めない姿勢を示せてよかった」とのこと。他方、藤井は感想戦の時など、かなり悔しそうだったという。来年も二人の対局が楽しみだ。(^^)
<藤井は王将戦の挑戦権も獲得。来年1月から、五冠めを目指して、渡辺明王将との七番勝負に挑む。それも楽しみ。"^_^">】
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立憲民主党の代表選や今後が気になっているのだが・・・。何か気になることがあり過ぎて&モヤモヤした状態が続いていて、なかなかブログに自分の考えをアップできずにいる。^^;
何分にもmewの理想と現実があまりにもかけ離れて来てしまっているし。<これは歳をとったせいなのか。でも、10~20代の人でも、考えが合う人が少なからずいるし。同年代の人も「あらら」の人が結構いるし。う~ん。(~_~;)>
ただ、総じて、政治に無関心な人、小難しい話は嫌いでイメージやパフォーマンスの方を重視する人、TVのコメンテーターの発言やネットの記事やコメントに影響される人が増えているのは事実だと思うし。
それを前提に考えると、今後の立民党のあり方とか考えても、どうすればいいのかわからない部分があって、モヤモヤしてしまうのだ。(ノ_-。)
ただ、mewは、以前から何度も書いているように、日本を保守二大政党制の国にしたくないのである。(**)
そのためには、何とか野党第1党の立憲民主党を、平和、リベラル志向の中道路線のまま、成長させなければならない。<真ん中を中心に穏健な右派(保守)、穏健な左派(革新)も包摂。>
今回の衆院選で、保守系の維新、国民党が議席を増やし、イケイケ状態にあるのだが。mewは、この両者が連携して、野党側でも大きな保守政党or集団を作ることを警戒している。
mewは、自由主義っ子で、株式その他の投資やギャンブルもやるし。<でも、競争、効率を過度に重視する新自由主義はダメ。>
絶対的護憲派ではないし。自国の防衛は大事だとも思ってるけど。<憲法は、国民の大多数が求める場合、(国民の利益のためになるような)憲法改正を認めているし。あくまで自国の領土等の防衛に専念し、先制攻撃や集団的自衛権行使を禁止も併記するのであれば、9条に自衛隊を明記してもいいと思ったりもする。>
でも、野党にも、自民党とさして考えが変わらない大きな保守政党ができてしまったら、国民の意思は十分に反映されず。憲法改正だって、軍事強化だって、人権差別につながるような規制作りも、国と大企業と一部の富裕層のみがいい思いをする経済政策などなども、思いのままだし。<自民党はますます不正だらけの政官財癒着&利益分配の政治を行なうだろうし。(-"-)>
それを防ぐためにも、何とか立民党の平和、リベラル志向の中道路線を維持させたいと。また、決して国民党や維新と連携を考えるような議員ではならないと。
となると、今回の代表選では、旧・希望の党や国民党に属していた保守系の政治理念もOKの議員を、立民党の代表にすることはできないわけで。
今回の代表選に出ている中では、希望の党&国民党の執行部を歴任していた泉健太氏は絶対にTOPにしてはならないし。小川淳也氏も(保守系の大串氏の推薦人を頂いて、出馬しているだけに尚更)、ちょっとアブナイのである。(-_-;)
ところが、昨日の読売新聞の記事によると、国会議員票では泉健太氏がリードしているとのこと。<リベラル系が2人出ている分、票が割れちゃうからね~。>
『国会議員の支持動向調査は、衆参両院の同党国会議員140人(衆院96人、参院44人)のうち、138人の意向を聞き取りなどにより確認した。1人2ポイントを持つ国会議員(計280ポイント)では21日現在、泉氏が78ポイント、小川氏が54ポイント、逢坂氏が46ポイント、西村氏が42ポイントと続いている。約2割の議員が、態度を明らかにしていない。
泉氏は自らが率いる「新政権研究会」(22人)と、小沢一郎衆院議員のグループ(約10人)の支持をほぼ固めた。小川氏はグループ横断的に支持を広げている。逢坂氏は党内最大グループ「サンクチュアリ」(27人)のメンバー、西村氏は推薦人の支持が中心だ。(読売新聞21年11且22日)』
<また、これは夕刊フジのアンケートなので、いつも保守寄りの結果になるのだが。19日に行なった緊急アンケートの結果は、「逢坂誠二元首相補佐官 12.5%、小川淳也元総務政務官 27.1%、泉健太政調会長 45.6%、西村智奈美元厚労副大臣 14.9%」だったとか。
正直なところ、今、立民党の党員やサポーターの構成が、どうなっているのかわからないのだが。<19年の合流前は、枝野代表が率いる立民党の方針に共感した人が多かったのだけど。国民党との合流で、保守系議員の支持者、共産嫌いの連合関係者が増えているかも。^^;>
先が読めないな~という感じ。(-"-)
もし泉氏が代表になったらと思うと、ぞっとしちゃうのだけど。mewには、その流れを止める術がないし。ここで、グチグチと言って、ひとりでも共感してくれる人を増やすしかないのかも・・・です。(ーー)
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話は変わって、昨日の記事で、中国の政府高官との不倫を告白したテニス選手の彭帥さん(35)の行方がわからず、国際問題化しているという話を書いたのだが・・・。
IOCは、21日にバッハ会長と彭さんが約30分間のテレビ電話を行なったと発表。彭帥さんは、「無事で健康上の問題もなく、北京の自宅で暮らしているとの説明があった。今はプライバシーを尊重してほしいとのことだ」と説明した。(・・)
しかし、IOCはビデオ通話中の彭帥さんとIOC幹部が写った写真を出しただけで、映像は見せず。詳しい質問にも答えなかったという。^^;
そもそも彭帥さんの行方を案じて、メッセージを発していたのはWTA(女子プロテニス協会)だったわけで。彭帥さんもWTAにメールを送ったとされているだけに、何故、彭帥さんがWTAではなく、IOCと電話をしたのか疑問だし。何故、公の場所に姿を現そうとしないのかも、不思議なところ。(~_~;)
<昨日も書いたが、IOCは(東京五輪と同様?)、赤字を防ぐため、何が何でも五輪を開催したいという考えが強いので、信用されておらず。中国政府と結託しているんじゃないかなんて疑われたりもして。^^;>
WTA会長も、「これだけでは彼女の安全や他人から監視されたり、強要されることなく発言できるのかというWTAの懸念を払拭することはできない」とのコメントを出していた。(-"-)
もし中国政府や中国の五輪関係の機関が、この問題を解決したいなら、まずは彭帥さん自身をオモテに出すべきではないかと。外国人記者も自由に参加、質疑できるオープンな会見を行なって、本人の安全、自由を確認する場を設けるべきだろう。(**)
何か昨日は、今年7月に都民ファースト公認で再選した木下富美子東京都議(55)が辞職会見を開いたというニュースをかなり大きく扱っていて。国政や立憲民主党の代表選のニュースは、後回しでちょこっとしか取り上げず、何だかな~という感じが・・・。(-_-;)
都民mewとしては、この件に関して思うことは山ほどあるのだが。全国規模のメディアが何故、しょ~もない一人の都議のことを、これだけ大きく扱うのか。何故、国民がここまで関心を持つのか疑問を覚えるところがある。<小池&都ファ潰しもアタマにあるのかな?(-"-)>
木下氏は、無免許運転を繰り返していた上、交通事故も起こしていたことが発覚。(在宅起訴された。)体調不良だとして、事情を問おうとした都議会の呼び出しにも応じず、都議会にも出席せず。都議会で2度、辞職勧告を受けていた。
木下氏は22日の会見で、「ぜひ続けてほしい。また力を貸してほしいというお声があることも事実でございます」として辞職は拒んだのだが。小池都知事が、辞職を促したことから、ついに辞職を決意したとのこと。「議会を欠席していた3か月分の議員報酬は寄付をした」という。
辞職を決めた理由の一つとして「仕事がしたくて、議員継続を望んでいるにもかかわらず、仕事をさせてもらえないという現実が、先日の委員会開会拒否で明らかになりました。・・・議員継続を望んでいるにもかかわらず、議員として十分に仕事をさせてもらえない理不尽な現実に悩みました」と語った。(゚Д゚)hah?
ただ、国会議員にも、この都議に劣らず、言動に問題のある人はたくさんいるし。政府には、モリカケ桜、接待問題などなどを含め、いまだにきちんと解決されていない不正疑惑が色々あるわけで。
メディアは、どうせなら、もっと行政府や国会議員の不正や問題のある言動を取り上げるべきだし。国民はもっとそちらの方に監視や批判の目を向けるべきではないだろうか。(**)
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たとえば、自民党では、緊急事態宣言中に銀座のクラブで深夜まで遊んでいたことが発覚し、離党&落選した麻生副総裁の側近、松本純氏(元国家公安委員長)の復党を、党本部がトップダウンで決定。
自民党の神奈川県連は、「強い憤りを感じている」などとする茂木幹事長宛ての抗議文を提出したほどなのだが。そんな話を、ニュースは全く伝えない。(-_-;)
<ちなみに『党本部と地方組織の間では、細野豪志(静岡5区)、柿沢未途(東京15区)両衆院議員の入党も火種となっている。
無所属で出馬した細野氏は、党公認候補に勝利し、党本部が今月5日付で入党を認めたが、静岡県連が反発している。無所属で出馬して当選し、追加公認された柿沢氏を巡っては、東京都連が所属を拒否している。党執行部は、両氏を選挙区外の地方組織に所属させる方針を示している』という。(読売11.21)>
自民党は、政権与党だし。国民の税金から、311億円(21年度)も政党交付金をもらっている政党なのだし。国会議員の動き、党の扱い方も大切だと思うのだけど。何かメディアも国民も目を向ける方向が違って来ているような気がする。_(。。)_
ただ、もし国民の多くが、政府や政治家が清廉潔白であること、政治や社会が公平や公正であることなどを、そう強くは求めておらず。理念よりも雰囲気、イメージ、面白さ(興味深さ)の方を優先する社会になっているのであれば・・・。また、メディアもそれに迎合する道を選ぶのであれば、日本はもうアブナイ状態に陥っているのかも知れないと思うmewなのだった。(@_@。
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